あまりにもありきたりで、心に残る”ありきたり”
序盤かなりダラダラプレイしたものの、後半からはそのヒロイン同士のやりとりに尊さを感じ、ハイテンポでプレイしてしまった。
真里花⇒律佳⇒夏希⇒透子⇒美砂⇒そら の順番でプレイ。
好感度としては ①そら②律花、透子④夏希⑤真里花、美砂
①逢坂そら
シナリオ A
キャラ S
…この評価で問題ない。
個人的にこのゲームで一番好きなキャラ。少女らしい恥じらいもありつつ、むっつりキャラ特有の臆面もないド直球なアプローチに悶絶した。特にAfterでは他5人とは別方向に進む主人公が見れるので、主人公、ヒロイン共々好きになれるシナリオだった。
②鳴沢律佳
シナリオ A
キャラ A+
このゲーム最強の"大和撫子"。誰も引き付けない孤高の存在のように思われる彼女だからこそ、くっついた瞬間のエクスタシー、やばい。垣間見える独占欲に蕩けます。シナリオも起伏が激しく、6人の中では断トツによかった。
③雪村透子
シナリオ A
キャラ A
おそらくシナリオは律佳と透子の二強。School編は「うーん」感が凄かったものの、Afterはなんというか「彼女らしいシナリオ」で心が温まった。本編と並行して成長していく、彼女の「女の子になっていく感」は本当にドキドキさせられた。あとエロシーンの喘ぎと生々しいテキスト…マジで捗ったなぁ。特に猫耳の…
④瀬川夏希
シナリオ B
キャラ B+
彼女の「友人(というより仕事仲間)からの恋人昇格」が良かった。Afterではその流れがうまく引き継がれ「恋人兼ビジネスパートナー」として、本来のこのゲームの楽しさを実感できるシナリオであった。
また、このシナリオでの主人公のノリが良かった。OP前の瀬川の異性の好みにフォーカスが定められていて、二人の「カレーピザ」のようなやりくりを素直に楽しく読めた。
⑤篠崎真里花
シナリオ C+
キャラ B+
個人的には「チュートリアル」。このゲームのフローチャートを教えてくれるキャラ。なんというか、スタンダード過ぎて嫌いではないものの、残りのメンバーのシナリオを読むと記憶が薄れた。ただAfterラストエロシーンは彼女のみの特殊シチュエーションで、正直刺さる人には刺さるキャラだった。
⑥沖原美砂
シナリオ C+
キャラ B-
うーん。付き合う前までの「俺は好きだけど、彼女は俺の事どう思ってんだろ」っていう感情で読み進めたものの、特に主人公に惹かれていく美砂を見れずにくっついてしまった気がしてのこのシナリオ評価。Afterで垣間見えた「お嬢様なのに少し所帯じみた考え」は個人的には好感触だったものの、エロCGが微妙だったり、主人公の心配を差し置いて海外に行きたいと怒った事は評価を下げるポイントだったので、キャラ評価「B→B-」に落ちてしまった。
割とどのヒロインも「いそうだけど、絶対いない最高の彼女」感が凄いので、万人受けするゲームだと思われ。
真里花√をプレイしてみて、好きだな思ったヒロインを最後にプレイするのがベストかも。
また、シナリオライターも各ルートごとに違うので、導入エロゲとしては、エロゲの良さを楽しめる良いゲームだと思います。