これ、こういう作品を求めてたって訳ｗ
おそらくチャプター通りの進行で、
綾→夜→シロクマ→希→Graduation
評価としてはもちろんGraduationが圧巻。
化け物ヒロインは小坂井綾。
√の格付けでは①桜②綾③夜④希⑤シロクマ
①玉樹桜(Graduation)
シナリオ S+
キャラ S+
こいつのせいで2,3日涙が止まらずに寝れない夜を過ごした。このキャラのシナリオ、かなり評価されているが、なによりもこのキャラと過ごした時間の長さが感涙のボーダーラインをビチビチビチビチ引き延ばしてきた。おそらく「主人公を想う事」に関してはトップクラスのヒロイン。
②小坂井綾
シナリオ A+
キャラ A+
彼女は過去編、現在編の二つのENDが用意(二つに分けていいものなのかはわからないけど)されていて、彼女の過去編が後に爆発する。まかのろん、Graduation編の彼女でも泣いた。危うくキャラ評価Sになる女。
③あずま夜
シナリオ B+
キャラ A+
キャラがマジで可愛い。桐谷華が好きな自分の大好物。シナリオもただあずま夜とイチャイチャしてスケート大会に出るという平凡な話ではあるが、ED後のエピローグはとても良かった。おそらく主人公、河野はつゆきから多くの物をもらったヒロインなんじゃないかなと思う。
④東雲希
シナリオ B+
キャラ B+
「友情からの恋愛昇華」型で、後輩俺っ子巨乳とパイズリのおかげでBに＋が付いた女。このシナリオでのラスボスなる存在は意外性があり、それなりに楽しめた。ただまぁ、最後のシーンは賛否両論になると思うし、自分はどちらかというと否であった。
⑤シロクマ
シナリオ C-
キャラ C
この作品の-14点ぐらいはおそらく彼女のテキスト。グルルルルシロ！の意味不明なやり取りは正直眠かった。しかも萌えゲーであるのに関わらず唯一はつゆきに好かれず終わる女。まぁ希√終盤を見るために歩む道だと思ってもらって良い。オナニーを小坂井綾にバレるはつゆきを見たときは流石に
///＾＾///
って顔したけど…。声と成長後の彼女の性格とビジュアルは好みだったけど…。
サガプラはなんだかんだ初プレイでゆずと並ぶ、萌え豚ワッショイゲームかと思っていたが、このゲームをプレイして本当に度肝を抜かれた。スケールは小さく、単に二人の少年少女の本懐を雪の降る冬から春にかけて描いた話なのだが、そのヒロインの心に抱えているもののメッセージ性が強く、主人公やヒロインの存在理由や舞台となった内田川邉の過去が次々に解明されていくその展開に魅了された。
全てのルートが決してBADENDではないのですが、完璧なHAPPYENDが無く、どれも切ない。
ちょっと寒々しい学園でのコントによって情が沸き、その切なさも、より一層深まり、心に気持ちのいいわだかまりを残した作品。少しポエム調なテキストもあって、好き嫌い分かれるだろうし、読むペースを落としてしまう(自分も一度積んでしまった)かもしれませんが、本当に最後の最後でボロ泣きできるので、是非に。