四苦八苦を受け入れる少年少女の物語
作品を進める中で彼女たちが四苦八苦（仏教における4つのうまくいかないことと4つの苦しみ）を受け入れ、最後には逝く姿を見ました。
そして、「私は何のために生きているのだろうか。そしてこれらの苦を少しでも和らげて生きていくにはどうしたらよいのだろう」という思いになりました。
私も祖父母がいますが、10年先一人も欠けないでいる保証はありませんし、ほぼ確実にそれは叶わないと思っています。だからこそ誰かが老いていく姿を見るのは辛い。こんな苦しみをこの作品からも感じました。
生きていく中での苦しみが凝縮されたものだと思います。
自分のこれからがわからない等、今を生きることに悩みを抱える人にはぜひおすすめしたい作品です。