名作になれたかもしれたかもしれない佳作
絵は問題なく、むしろ上手いと思われる。
キャラもそれぞれ個性があり、好き嫌いや好みはあるだろうが問題はないと思う。
「では、シナリオは?」と問われると「う~ん」な作品というのが正直な感想である。
こういうと悪いように思われがちなのだが、実際は逆である。面白いのだ
ハマりもしたし、萌えも燃えもできたのである。
ただ、なんというか・・・
非常に惜しいのである。「このゲームはもっと面白くなれたんではないか??」と思わせる要素が多々あるのである。
こんだけ面白い設定を作って、こんだけ面白いシナリオにして、こんだけ面白いキャラにしたのに・・・・
すごいもったいない感じがするんですよねぇ~
あるいは、人によってはFeteと比べて劣らないような評価をしたかもしれない。
そういう作品になり得たかもしれない・・・と個人的に思ってしまう。
面白いのは面白い。
駄作ではけっしてないと思う。でも、良作か?と問われれば・・・
良作ではあるんだけど、個人的には良作の中の佳作といった評価になってしまう。
長々と書いてしまったが、この作品は『続編希望』というより、同じスタッフでリメイクして『完全版希望』と熱望してしまうような作品である
どうしても“未完成”じゃないの!?と思わせてしまう惜しい作品。
下手に面白いのが仇になった作品と思うなぁ