「不満無し!」とまでは言わないが、完成度の高い低価格抜きゲー
【良かった点】
●ほぼ描写されない『ヒロイン達の背景』・如何にも低価格抜きゲー的な『導入の不自然さ/強引さ』などはあるが、
冴えない青年主人公に積極的な無知っ子が愛らしい。
●褐色/日焼けはムッチリ・色白はポッチャリと体型の描き分けが出来ており、塗りも肉感的。
●いわゆる『紙芝居』の域は越えないが、下手な商業タイトルよりシーン差分は豊富。
※差分についてのマイナス要素もアリ(【良くなかった点】にて)
●《青年主人公1人・ロリっ子ヒロイン2人》いった関係性の作風だと、
青年主人公がヒロインを(或いは逆)絶対支配下に置き、自分好みの雌奴隷に調教していく『ダークな展開』が多くを占めており辟易していたが、
本作はそういったアイデンティティを踏みにじるようなシーンは、1つのENDルートの1シーンを除いて無い。
(【良くなかった点】参照)
●アヘアヘ・「んほおおお」系のシーンが無く、担当声優さんの演技も自然。
●物語終盤で『母乳』アリ。でも、噴出量は少なめ。
【良くなかった点】
●無知っ子だが、CG的な幼さは無い。 フィクション的なデフォルメで、『ロリ巨乳』とは別物。
私はロリも熟女も巨乳もちっぱいも好きで、『ロリなのに身体は大人』も好きではある。
しかし本作は2人ともそうだったので、出来れば2人とも“腰のくびれ”はもう1~2段階くらい抑えて、
褐色/日焼けっ子の乳形状を横から見て≪成熟した“し”寄り≫から≪蕾的な“<”寄り≫にすると、
Hについて無知で開花前なキャラクター性を、より活かせたと思う。
●乳首の勃起差分は乏しい。 色白っ子に勃起差分は存在しない?
褐色/日焼けっ子は陥没乳首でもあるが、出る/出ないの2通りしかない。
陥没の名残“―○―”があるのは好印象(無いシーンもある)だが、2人とも「もう1段階欲しい」が正直なところ。
●ENDルートの1つが『主人公ほったらかしで村人達と乱交』。
それまで全くと言っていい程、村人への/からの『そういう描写』が無かったのに、いきなり差し込まれた印象で違和感が強かった。
ヒロイン同士の関係性を≪超仲良し≫から≪仄かなライバル≫にして『青年主人公をテクニックで取り合う』とかじゃ、ダメだったんですかね…
【総評】
低価格帯の商品特有の「属性を絞って、価格内でやりたい事を好きにやった」作品と言えるでしょうか。
多くの要素で私の嗜好とマッチしましたが、甘さもあり、合わなかったものはトコトン合わなかった点が相対評価を下げた理由です。
販売価格は上がってもいいから、もう一声欲しかったですね。