ボリューム多めの抜きゲー。ヒロインが多いので何人かは気に入ると思う。マイナス点はシステム面やモザイクの大きさ辺りか
テックアーツのアダルトゲーム撤退を受けて、MBS Truthのおそらく最終作になるであろうタイトル。
Hシーンのある女の子は2桁をゆうに超える大作である。
ボリュームは体験版以降で7hほど、体験版含めて10hくらいだろうか。
ストーリーはVRが発達した世界で主人公が卓越したハッキングスキルを振るいつつ女の子を次々と手駒にするというもの。
導入にあたる体験版部分こそ大人しいものの中盤以降は怒涛のHシーンラッシュである。
期間は学園祭終了までの29日間で、学園祭の後に各ヒロイン(10人)のアフターストーリーを見ることができる。
とはいえHシーンに毛が生えた内容なので期待は禁物だ。
2日間に渡る学園祭期間中は30分毎に行動選択が、また19日目~学園祭前夜に当たる27日目までは夜な夜な女子寮に潜入し女の子を食べることになる。
多い時で10人/日も食べるなど類まれなる持ち主の主人公だ。
なおタイトルに冠されている「校則違反」はフレーバー程度のニュアンスだと思ったほうがいい。
また、道中マップ選択以外で唯一存在する選択肢の結果によって先生・未海エンドに入ることができる。
主人公は実はマイクロチップを埋め込まれて秘密裏にコントロールされていた、というストーリー。
Hシーンについて。
シナリオライターが単独なせいか似通ったシチュエーションが大半を占める。
パイズリ、フェラ、アナル、おしっこ、クンニなどは多めか。
変化球はあまり無いが、「H後お風呂場に移動して精液をシャワーで掻き出す(遥香)」「後輩との百合Hに主人公が乱入(姫夏)」が好み。
特定のシチュエーション担当といったヒロインも基本的にいない。
どちらかというとキャラクターの背景で差別化を図っているようで、LIVEチャットを悪用する海広やレズっ子の姫夏は面白い存在だった。
はじめは渋々Hしたヒロインも最終的に落とし前はつけているので陵辱という体ではない。
ただモザイクが大きい点は残念。
回想の枠数については他の方が書いておられるので割愛する。
アニメーションは数自体は多いものの、一部分がループするのみであまり期待するものでもないかと。
放尿や唾液にも1シーンずつアニメーションが割り当てられている。(ヒロインはそれぞれ海広、沙霧)
個人的にはシステム面が少し不満。
やや重めで動作がもっさりしていた。
機能面もノーウェイト不可、セーブ/ロードでの上書きのみの確認ダイアログ設定不可、「既読文章自動スキップ」のフラグが曖昧なところなど今一歩。
ざっとこんなところ。
MBS Truthのタイトルでは珍しく体験版があるので、気になった方はまずそちらを手にとってはどうだろうか。