houtouさんのお気に入りユーザーの新着コメント

houtou

点数は5点刻みで。面白かった、つまらないで単純に点数つけます。

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69ココロネ=ペンデュラム! (Clochette)
安全・安心・安定でお馴染みのクロシェット印の萌えゲーであるはずが、ブランド色の雑種化を実感することになろうとは思ってもみなかった。闇鍋風味の萌えゲーと言うには大変な語弊があるけれども、少なくとも、ブランドの長所であるはずのポーズ差分を疎かにしてしまっては、並み居るクロシェッ党員からの万全の支持は得られない。自由度の高い異能を十分に生かしきれなかった未練の残る作品。この作品では、ブランドの実力の半分も出せていないように感じる。 → 長文感想(3830)(ネタバレ注意)(2)
80姫と穢欲のサクリファイス (Escu:de)
エスクードと言えば「優れたゲームデザインと個性的なシナリオ」で知られるブランドだと思うが、実のところは「確かに優れたゲームデザインであるが、そのゲームデザインとは妙に歪なシナリオを描くブランド」と言った方が正しくて、今作も御多分に漏れない。調教SLGとしては、一本道に等しく自由度が少ないとはいえ、豊富な差分テキスト&調教コマンドと弩エロCGによって「既読スキップの嵐にならない」常に新しいエロ進行を満喫できるゲームバランスを実現しているのは高評価だし、シナリオも復讐物語をメインとしながらも、其処彼処に漂う復讐の寂寞感も良く描けており、悪魔ヒロインと一緒におこなう3P調教も素晴らしくエロい…のだが、どうにもこの「調教エロゲ」と「復讐物語の寂寞感」が妙にズレているというか、意図的にズラしてるような、このエスクードらしいバランスは評価が些か分かれそう。昔の調教ゲーのサブエンドルートみたいな作品か。 → 長文感想(10821)(ネタバレ注意)
70イブニクル2 (ALICESOFT)
前作のよかったところ(メインヒロインたちを全員嫁にするハーレムファンタジーRPG世界観の構築)をそのまま受け続きながら(+90点)前作にはなかった悪かったところ(経験値稼ぎを要求するRPG難易度上昇や英雄病の蔓延)を考えなしに付け加え(-5点)前作の悪かったところ(お笑い系のエロや肝心の複数エッチのスルーやお約束エロの追加)を数倍にしつつ(-5点)トドメとして単純にメインプロットが超劣化している(-10点)故に「最終的に萌えゲだけが残った」のがこの「イブニクル2」である。前作ファンとしては「ハーレム世界観」だけは満足に味わえるので、そこまで不満は無いのだが、エロ系軽視やシナリオの劣化等々と「あからさまに劣化してる」部分は否めず流石「ソシャゲに全力投球する」と宣言したアリス様は自社ファンに対する「手の抜き方が巧いなぁ」と感心させられる逸品だ。アリスファン以外は別にやんなくてもいい作品だろう。 → 長文感想(13969)(ネタバレ注意)
89BUKKAKE! ドシコリングMINUKIマックスアクメしてもいいですか? ドエロいポーズして貰って見抜きぶっかけしたらお互い興奮がドチャクソヤバイです (Hending)
実に頭のいい人が考えた最っ高に頭の悪いタイトルと、怒涛のように扱かせてくれるエロいテキストとシナリオ。単なる抜きゲーに留まらない“MINUKI”の極致。ありそうでなかった「キャラ抜き」の快作である。ヒロインが段階的な「誘い」と「恥じらい」と「脱衣」を兼備することで、それに応じてユーザーの射精上限も上がってイく点は秀逸の一言。「ライブチャット」や「相互オナニー」という言葉にピンときた人は、手に取る価値があるだろう。惜しむらくは、パンツを脱いで全裸オナニーする一連の描写がない点と、個別ルートに入ってからの相互オナニーチャットが発生しない点か。そこは作品のテーマ的にも欲しかったが、各ヒロイン+複数の浮気3P+ハーレムルートという大ボリュームにも関わらず、その全ての続編を所望したくなる希少な抜きゲーである。見抜きの際は是非フルスクリーンで、ヒロインの肢体を食い入るように見つめるくらいの勢いで頼む。
40白恋サクラ*グラム (NanaWind)
「鳴かぬなら/泣かせてみよう/エロゲーマー」を地で行く作品で、近年稀に見る欠陥作である。このゲームほど「CGが美しい地雷」というPOVが似合う作品も数少ない。本編が冗長なのは本ブランドの悪しき傾向だが、ファンディスクでぶひぶひ鳴かせてもらえれば問題ない……私はそう考えていた。極端な話、大胆なデザインの水着を発売前に印象付けていたのだから、抜きゲーに寄っても殆ど文句は出なかっただろう。だが、肝心の水着Hは全キャラ未実装で、愚かにも前作のHCGを流用した上、悪びれることなく追加無料アペンドを告知するという傍若無人のトリプルコンボ。蓋を開けてみれば、商品として何ら成立していないという体たらくである。この内容では、ユーザーはおろかイラストも泣いている。体験版が最大瞬間風速で、ファンディスクにもかかわらずファンを地獄に突き落とす所業は、全くもって期待外れという他ない。
86はぴねす!2 Sakura Celebration (ういんどみるOasis)
いまや日本人のストレスを一身に浴びた血塗れとげぬき地蔵とさえ言ってもいい「けものフレンズ2」のスタッフが参考にしたと(俺の脳内では)される「ウィザーズコンプレックス」というヘルジャパンエロゲの決定版を生み出したどみるが、ウィザコンの反省を踏まえ送り出したのが、このどみる最高傑作とさえ言っていい「はぴねす2」である。前作のオマージュどころか、共通ルートでは前作のヒロイン配置やシナリオ構造を6割型コピーするという「前作もそんな感じだったようなデジャブ感」を連想させつつ、個別ルートではそれを踏まえつつ全く新しい物語を生み出しながらも、それでいてどこか温泉まんじゅうのようなむかしのエロゲの暖かい雰囲気を醸し出す。グランドが実質ハーレムなのに3Pがひとつしか無かったり、あまりそれを生かせてなかったりと多少の弱点はあるものの、まさに昔を振り返りながら、令和の新しいイチャラブエロゲを提示した傑作なのだ。 → 長文感想(45929)(ネタバレ注意)
80妹を汚した記憶 (はむはむソフト)
主人公のド畜生としての才能を生かした抜きゲー。理解できないからこそ、背徳感は増幅する。はむはむソフトの可能性を感じさせた力作。 → 長文感想(3057)(ネタバレ注意)
79オモカゲ ~えっちなハプニング!? なんでもどんとこい!~ (あかべぇそふとすりぃ)
可愛い系の絵柄では珍しく、何気にHシーン回想数の多い優秀な萌え抜きゲー。シナリオの薄っぺらさは冒頭で把握できるため、合わない人はストーリーをある程度流し読みしてほしい。実用性は高い。 → 長文感想(1500)(ネタバレ注意)
80メタモルファンタジー (Escu:de)
「理性的な純愛」と「野性的な凌辱」。相反する要素を詰め込んだエスクードの出世作。 → 長文感想(3488)(ネタバレ注意)
80てにおはっ! 2 リミットオーバー ~まだまだいっぱい、エッチしよ?~ (root nuko+H)
刺さる人には刺さるSМフルプラ作品の雄。ファンディスクなのだが、そんなことすら忘れてしまうぶっ飛び具合がここにある。今後のブラッシュアップは必要だが、作品の良さをに残しつつ、性癖特化路線をこのまま究めていってほしい。 → 長文感想(1906)(ネタバレ注意)
79封緘のグラセスタ (エウシュリー)
装備強化やクエスト消化など、やることが細分化されている分だけ作業量は多いが、特化した分野に欠けている器用貧乏なRPGという印象。次第に硬質化していく戦闘と最適化されていない封緘、および鑑定の操作性が最大のネック。どんなゲームでも、快適なプレイングなくして真の楽しみ方は味わえない。 → 長文感想(4133)(ネタバレ注意)
75きゃらぶれーしょん! ~乙女は恋してキャラぶれる~ (あかべぇそふとすりぃ)
女装主人公物なのにHで女装してるシーンが各ヒロイン一枠づつしかないとか何の為の女装主人公だ
85VenusBlood:Lagoon (DualTail(DualMage))
そのニッチな性癖から決して主役を張れる存在ではないが、 エロゲー界の「遊べるゲーム」として、何物にも代えがたい存在感を放つ続き物の一作。 組み合わせの妙味をこの上なく生かした、シリーズ屈指の名作ではなかろうか。 → 長文感想(2609)(ネタバレ注意)
82闇染Revenger -墜ちた魔王と堕ちる戦姫- (Escu:de)
エスクードと言えば、物語と融合したゲームシステムと、選択肢より物語への感情移入を巧みに操作するようなゲームナラティブによって世評の高いメーカーであったが、今作はそうした既存の魅力に加え「闇堕ち恋愛イチャラブエロゲ」とでもいうべき、新しい方向性の悪堕ちにチャレンジし見事に成功を収めたと言えよう。主人公が正体を隠しヒロインと接するジャンルのお約束を踏襲しつつ、その中で主人公が普通の恋愛ゲのようにヒロインの悩みを知りながら、ヒロインの悩みを突いて裏ではヒロインを凌辱し自分のモノにする「ヒロインを凌辱したいが、しかしそこまで酷い事はしたくないし、最終的には独占してイチャラブしたい」という非常に都合のいい純愛凌辱願望を満たしてくれてありがたや。そういう作品なのに、闇堕ち後のイチャラブエッチや描写がやや少ないという弱点もあるが、今までの闇堕ちゲーには純愛凌辱が足りないという人には垂涎モノの良作だろう。 → 長文感想(21314)(ネタバレ注意)
35こねこねこねこ (SkyFish poco)
CGは美麗だがそれだけ。特にボリューム不足が甚だしくぼったくりの印象が拭えない → 長文感想(237)
85かりぐらし恋愛 (ASa Project)
パンツを履き替えるって大切な事だと思うんです → 長文感想(915)(ネタバレ注意)
30金色ラブリッチェ (SAGA PLANETS)
[ネタバレ?(Y2:N1)]長文感想(46)(ネタバレ注意)
70ぱらだいすお~しゃん (PIXEL MINT)
エロ助のPOVに「大作なり損ね」というものがあるが、まさにその名にふさわしい作品だ。この作品は大きく分けて「ゲーム性部分」と「シナリオ部分」の問題があり、前者は「内容云々以前にその作中の位置づけからして間違って」おり「シナリオに連動しない単体ミニゲーム」という位置づけなのに、トゥルーを見るためには必ずクリアしなければならないという苦行っぷりが酷い。後者のシナリオは「描写不足」と「個別ルートのトゥルーエンド伏線化」によって作品が意図したような広大な物語を構築できていない。個別の積み重なりが、トゥルーエンドのテーマ性に繋がるような構成なのに、その個別ルート自体が描写不足且つ「肝心な描写はトゥルーのネタバレの為にスキップ」されるので、個別ルート自体がどうしても中途半端になってしまう。ヒロイン描写とエロと電波トゥルーシナリオは結構面白いので「大作風味」味をスナック感覚で楽しみたい人にはアリだろう。 → 長文感想(19794)(ネタバレ注意)
85幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO- (インレ)
事実は小説よりも奇なり。時を経て熟した歴史的事象と完全な創作による夢のコラボレーション……だったが、今回に限って言えば、いい塩梅で融合しきれなかったようだ。正史と創作が融合した「誠の道」の先に、それぞれのヒロインに焦点を当てただけの道を枝分かれさせたため、そこまでに至る秀麗なストーリーが台無しになってしまった。歴史好き垂涎の貴重な作品であることは間違いないが、前々作以上の尻切れトンボぶりは、やはり画竜点睛を欠いた感が強い。 → 長文感想(3161)(ネタバレ注意)
90Succubus Rhapsodia (Dreamania(同人))
この作品自体が二次創作で生まれたという運命は連鎖していき、サキュラブ誘惑スキーたちがMODに大集合した結果、オリジナルのエロテキストどころか、エロCGも20枚以上追加され、今現在も更新が途絶えないような「サキュバススキー紳士の創作場」になってしまったという特異な作品というか、誘惑エッチやハーレムエッチといった最新の同人エロを適切に表現できる二次創作プログラムである。RPG形式を利用しながら、作品世界の輪郭を世界地図MAPのように明確に描写せず、物語と世界の断片を絶妙に彷徨い繋げるような本編も面白いが、やはり今作最大の魅力は「サキュラブの誘惑エッチやハーレムエッチ」を徹底的に極めんとしてるMOD版だろう。BFのシステムを用いながらも、商業エロゲのエロシーンと同じくらいの尺が用意され、いま現在の商業エロゲでは味わうことのできないサキュバスたちの未知なる誘惑ハーレムがあなたを待ち受けているのだ! → 長文感想(62322)(ネタバレ注意)
75あるいは恋という名の魔法 (おもちそふと)
「御上品であるが故にとってもエロい萌えゲ」というのが、僕の適当な感想なのであるが、「御上品」は人によって解釈の幅があるとは思うので「表現やヒロインの性格や物語の幅がノーマイライズされた」と言えばわかりやすいだろうか。萌えゲそのものが、ノーマライズされた表現を用いるジャンルだが、この作品はそれ以上に小学生の絵本のように振れ幅が小さい静かな世界で、それが故のユーモラスな台詞があったりと多少の工夫もあるが、基本的には退屈気味な萌えゲと言う評価は妥当ではあるだろう。だが、この作品は紳士と盲愛モードというシステムを導入しており、これが実に素晴らしくエロいというか「絵本の世界の王子さまになり切ったようなエッチと、純粋な王女様に性的に尽くされまくるようなエッチ」という絶妙な夢心地を表現している。細かい設定とか世界観よりもプリキュアみたいな子供教育ファンタジーでエッチしたいという人にはお勧めできる逸品だ。 → 長文感想(35765)(ネタバレ注意)
87あぶのーまるらば~ず (とるてそふと)
エロゲのエロとシナリオの関係においては、だいたい三つの位階を設けることが出来る。一つは「単純に物語にエロシーンがくっついてる」だけの作品で、大半のエロゲシナリオがこれに該当し、エロの配置は良くも悪くもユーザーがそこに意味や劣情を見出すものとなり、今作では幼馴染の姫兎が該当する。二つは「物語がエロの傾向に結びついてるもの」で、ジャンル抜きゲや、エロ導入に拘ったイチャラブエロゲがそれに値し、兄姉近親相姦を懐かしく巧みにSM物語に接続する暁乃や、未知なる感情と性癖に悪戦絶頂する鏑城もこの中に入るだろう。そうして最後の三つは「人間とエロの関係それ自体について」挑もうとする勇者であり、さらに、この作品の瀬利ルートは第二位階の「誘惑エロヒロイン」という昨今性徴目覚ましいジャンルを見事にエロゲながらも、その論理的な帰結としてのエロに病んで愛はパンツを駆け巡るを走り切ってしまう小池百合子シナリオの傑作だ。 → 長文感想(61427)(ネタバレ注意)
78桜ひとひら恋もよう (Parasol)
普通なパラソル作品である、とはいえ大半のユーザーは「パラソル作品そのもの」が良くわからないと思うので説明すると、まず悪い意味からいえば、体験版でいわれたような「糞シリアス」は本編においては殆ど関与しない、というのは「マイナス要素」であって、これは逆を言えば「共通のシナリオ要素が個別ルートには殆ど関係がなく」実妹の紗矢ルート以外は「個別入ったらあとはシナリオとは関係ないイチャラブオンリー」でしかない。もちろんそれを「良い部分」という事も可能で、千歳ルートは恋愛シナリオとしては結構ブヒれるし、美綾ルートの永遠と甘やかしエッチさせられ続けるシナリオも好きな人には良いのだろうが、そうなってくると「なぜ学園合併シナリオを共通に置いたのか?」昨日機能断絶となり、結局この作品は実妹の近親相姦を盛り上げるためのシナリオ設定の為に他を犠牲にしたというシスコンファーストが、パラソルの「普通」となる。 → 長文感想(32809)(ネタバレ注意)
79ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド 榊マドカ編 (Pure-Liquid)
ほとんど期待通りの内容で、抜きゲーとしては十二分に満足できる出来。前作の長所である絵の美麗さと構図の豊かさはそのままに、キャラクターを入れ替えることで、汎用性の高い抜きゲーを構築していると思う。続編にも期待したいところだが、一点、コスプレという二次創作的要素を持ってきたのは減点。対象となったであろうキャラクターは今でも人気の高い存在であるとは言え、いささか時代的にも作品コンセプト的にも合っていない気がする。それに、ヒロインである榊マドカ嬢の造形を考えるなら、敢えて原作で茶髪のキャラクターのコスプレなどを持ってこずとも、オリジナリティを生かした方向で攻めてよかったのではないかと思える。そうは言うものの、紛れもなく実用性はピカイチなので、今後も、このシリーズにはお世話になりたいところだ。絵や声の質、テキストのエロさ、濡れ場の尺の長さ、回想数24を総合的に鑑みれば、良質な抜きゲーと言える。
80ヴィーナスリゾート 巨乳乱交アイランド 迫川悠生編 (Pure-Liquid)
とにかく絵が綺麗でストレートな抜きゲー。二次元における企画ものAVを鑑賞しているような感覚。DMMでのダウンロード販売のみという限られた販路は、ユーザーとしてはあまり歓迎できないが、内容そのものはとても質が高い。豊富な淫語、迫力タップリの美巨乳、張りつやのあるお尻、ユーザーを飽きさせない構図や体位など、抜きゲーとしての要諦を満たしていながらも、回想数も25とたいへん充実している。ストーリー分岐もあってこの低価格というのは、なかなか侮れない。キャラクターの好き嫌いを除いては、さして文句の付けようがない出来だと思う。パッケージや紙の説明書がない分だけ安価になったミドルプライス抜きゲーと考えれば、この上なく実用的な作品と言える。夏、水着、調教、輪姦……これらのキーワードにピンときた抜きゲー好きは手を出してもいいのではないか、と思える作品であった。続編の金髪娘には期待大。
75交姦の虜たち… (Waffle)
ライトで肯定的なスワッピングもの。背中を駆け上がる背徳のカタルシスを味わえるが、如何せん物足りない。それもそのはず、スワッピングとしての一つの到達点である“パートナーを交換しての中出し”で、物語が閉幕してしまうからだ。それゆえ背徳的なシチュエーションの余韻が長く続かず、幕引きも尻切れトンボのように映ってしまう。中出しは、形式的には目指すべき頂点であるが、その後の展開が気にならないと言えば嘘になる。視点変更という背徳感を増長させる仕掛けを取り入れているだけに、もっと中出しに対する葛藤や嫉妬、中出し後の乱痴気騒ぎを描いてほしかった。スワッピングに関しては、空白をプレイヤーに想像させるよりも、下衆な事実を容赦なく突きつけたほうがインパクトは強くなる。露骨なシーンカットも減点対象で、ミドルプライス相応の内容なのはつくづく惜しい。ただし、描写が濃くないぶん、スワッピングの入門には最適な一本であろう。
90景の海のアペイリア (シルキーズプラスDOLCE)
良作。シナリオゲーには珍しい「楽しんだもの勝ち」の作品である。軽妙なテキストに引き込まれ重厚な物語を目で追ううちに、悔しいかな、不思議と作品の虜になった。独特の口癖や下ネタによる台詞の応酬は実にエロゲーらしいが、本作ほど主人公の利発さと意図的な愚鈍さを露骨に、かつ巧みに使い分けた作品は数少ない。そうやってお堅くならない程度のレベルまで素材を練り込み、一見ふざけているようで、その実とても緻密に計算された作品へと仕上げている。また、主に下ネタのせいで会話にキレが生まれているが、ただ一点、クライマックスに代表される頑固な説明書調のテキスト群によって、エンタメ感を少し損ねてしまった……。それ自体は残念だが、おかげで衒学者の域までは達していない。ライターならではのバランス感覚がうかがえる。理解度が没入度に比例せずとも、そこは好奇心でカバーできる。いやはや、うまく擽られた。タイトルの読み方も◎。
70ワガママハイスペックOC (まどそふと)
原作はファンディスクがなくてもやっていける。だが、ファンディスクには原作が必要だ。原作なくしてファンディスクなし。その意味を問うならば、この作品は原作の強みを最大限に生かすべきだった。 → 長文感想(2486)(ネタバレ注意)
85お家に帰るまでがましまろです (ま~まれぇど)
自分たちのできる事とできない事を、誰よりも把握する。多少の短所を気にして委縮するのではなく、誉められた長所を伸ばそうとする。この作品からは、ブランドの割り切った姿勢が垣間見える。ちょっとだけ背伸びできる条件は整った。 → 長文感想(3908)(ネタバレ注意)
65春音アリス*グラム (NanaWind)
ダックスフントのような胴長な構造。一周目の共通ルートがおそろしく長く感じられ、惜しくも作品が間延びして見える。大量のTIPSや選択肢はゲームの流動感を阻害しており、作品の構成が一時代前のそれに近い。■テキストは全体的に安定しているものの、Hシーンは画一的で盛り上がりに欠ける。主人公がヒロインに卑猥な単語を言わせようとしているのは印象に残るが、いずれもワンパターン化して、回を追うごとに既視感が強くなってしまった。人格の統一はともかく、もう少し表現に幅が欲しいところだ。■この作品はイラストの美麗さ、声のかわいさ、キャラ造形、そしておっぱいという四本柱でもっている部分が大きい。そのため、『ALIA's CARNIVAL!』と同様に、ファンディスクが出てこそ輝くタイプであると言える。本編が前座として機能することになるが、キャラクターの魅力を引き出せるのならば、そういう作品があってもいいだろう。
85蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1 (sprite)
キャラクターを前面に押し出した至高のファンディスクの一つ。ブランドが狙った通りの、そしてユーザーが求めた通りの、お手本のような後日談。実に甘く、美味しゅうございました。 → 長文感想(1117)(ネタバレ注意)
55天結いキャッスルマイスター (エウシュリー)
売り家と唐様で書く三代目。クソゲーをエロで誤魔化すエウシュリー。 → 長文感想(1508)(ネタバレ注意)
65ニュートンと林檎の樹 (Laplacian)
「テンポよく読み進められるエロゲ」は「チンポよく勃起できないエロゲである」し「マンコよく突っ込みたくなるヒロイン」も描けないような「よぉく読むとちっとも良いシナリオではない」を立証してしまった作品だ。「一日くらいでコンプリートした」人が評価が高くなるのは頷ける。確かに「引き込む力だけ」で「細部の雑な部分」をスルー出来る力は持っており、軽妙なテキストは常に予想外の方向に進んでいくプロットにスムーズに繋がっていくしなやかさは、これら全て「共通ルート」への美点となり、そうして「個別ルート」においては全て地獄に堕ちてゆく。個別ルートが通常エロゲの半分以下の長さで、更には葉鍵時代を思い出されるような恐怖のエロイッカイズツに等しい構成は、ヒロイン感情移入だけではなく、実は「シナリオ重視」にもマイナスであり「ぜんぶ童貞のせいだ」は「早漏だから前戯が上手いだけのふにゃちんシナリオ」を隠蔽してるに過ぎない。 → 長文感想(28523)(ネタバレ注意)
--9-nine- ここのつここのかここのいろ (ぱれっと)
単純に販売方法と作品の相性が悪い。一話完結型のエピソードでない作品を分割したために、本来は無用であったはずの批判を招いている。一時的な外見でも、現時点では中身の一番外側になる。露出した部分に、より気を遣うべきだ。 → 長文感想(1160)(ネタバレ注意)
80初恋*シンドローム (Campus)
総合力の高いロープライス作。設定や物語には大小の疑問が残るし、場面転換も煩わしいほど多い。それを踏まえた上で敢えて高く評価した理由は、総合力が高いことに加え、価格を忘れそうになる商業作がまだ数えるほどしかないからだ。全年齢版(無料)の存在は構成力の高さを暗に示しており、初心者や若年層をターゲットにした作品づくりも垣間見える。それにもかかわらず、玄人にもヒットしそうな絵柄をチョイスしているあたり、「そこに目をつけるとは流石だな!」とその狙いに唸らざるを得ない。ただし、物語上の意味合いや大人の事情のせいで、有料版をプレイした方がモアベターなのは詮無いところか。個人的には満足のいく内容で、さらに価格帯やプレイ時間を加味するならば、“5ルートもやってられないプレイヤー”にはエクセレントな一作となりうる。コンビニスイーツではないが、“ちょっとリッチなロープラエロゲー”としてプレイしては如何だろうか。
70はるるみなもに! (Clochette)
イマイチな作品の続くクロシェットの不調を物語るようで、今回もどことなく煮え切らない。実用性を追求した18禁要素が高まりを見せた事は手放しで喜びたいが、物語上における18禁要素……物語の上でも“大人向け”という意識をプッシュしすぎたせいで、この2つが盛大に喧嘩してしまった。作中最大のミステイクの象徴は、「子を成すことの意味」を読者に印象付けようとしたことに尽きるだろう。機械的に統一されたエンディングは、ヒューマンドラマとしての魅力の無さをまざまざと露呈しており、シナリオとエロのバランスは著しく不安定。全編を通してそこかしこに顕出する主題推しが、作品づくりの無用な障壁と化している。クロシェットの悪癖と言うべきか、主題を重く捉えすぎて、気軽に読める特長をフイにする傾向が強く出ている。憂慮すべきである。 → 長文感想(2958)(ネタバレ注意)
85彼女と俺の恋愛日常 (Parasol)
パラソル作品では、前作に次ぐ「普通に楽しめるレベルのイチャラブゲー」+「異常なほど可愛い妹ルート」ゲーと言えよう。このブランドは毎回エロだけでは鉄板で、今作も幼馴染みにメイドご主人様プレイとか、萌えゲのエロ王道を解っていて素晴らしいのだが、今作はそこにシナリオブーストがきちんと適切に掛かっているので隙が少ない。ちこたむヒロインのシナリオは、ヒロインの悩みを、恋人後の恋愛のなかで少しずつ解決していくという構造によって「シナリオのテーマ進行」と「主人公に感謝デスイチャラブ」を反復させていくという、イチャラブ描写とテーマ進行を危なげなく進めていく丁寧な作りなのに、そんな鉄板を隕石によって打ち破っていくのが実妹シナリオだ。シリアスやシナリオが逆に欲しくなるような、兄妹のふたりだけの世界が最初から最後まで展開されており、近親相姦シナリオというよりも火星人の恋愛のようなイチャラブショックの清々しさよ。 → 長文感想(37648)(ネタバレ注意)
75お兄ちゃん、キッスの準備はまだですか? エッチの準備もまだですか? (Tinkle Position)
いわゆる“お兄ちゃん向け”の素晴らしく甘ったるい作品であるが、如何せん痒いところに手が届いていない。ライティングを一本化した影響か、正編の単語と異なる表記を用いていたり、(分岐を考慮しない場合)妹たちが特定の淫語を口にする機会がなかったり、テキストをよく見ている人にとって、気になる取りこぼしや不満点がいくつかある。エッチシーンの構図は視覚的に新鮮味を感じさせるものの、反面、“夏”を魅せるイベントや附随する一枚絵に欠け、季節ものとしての印象は薄くなっている。よりコアなユーザーがプレイしがちな作品としては、監修不足が否めない。ただし、妹たちの造形や性格は言うことなし。背徳感を封じ込めた分だけ味わえる糖度の高さも、自慢していいと思う。筋金入りのシスコンに捧げられるべき一作であることに、もはや疑いの余地はない。内容はこの上なく甘いが、同時に詰めの甘さも露呈する、うっかりタイプの作品と言えるだろう。
20猫忍えくすはーと (Whirlpool)
ユーザーとブランドに対する嫌がらせでライターはわざとつまらなく書いたんじゃないかって疑うレベルのシナリオ。どうやったらここまでつまらない話を考えてしかもそれを書いて剰え人に見せる事が出来るのだろうか。本人はあれが面白いと思っているのだろうか。周囲の人は出来上がったシナリオを読まなかったのだろうか。読んだとしたら修正しようとは思わなかったのだろうか。謎は尽きない。 → 長文感想(1455)(ネタバレ注意)
総プレイ時間 : 4h
75お兄ちゃん!! 射精の管理は妹に任せて!! (アトリエかぐや)
良くも悪くもいつものアトリエかぐや。タイトルのわりに妹は二人だけなのは残念だけどそこさえ問題無ければいつもと同じように楽しめる。
85近親交際倶楽部 (ぱちぱちそふと黒)
シンプルな構成ながらも近親相姦の背徳さをエロスと絡めて上手く描けていた。巨乳娘と一緒に入るお風呂シーンとかそこはかとないエロス。 → 長文感想(233)(ネタバレ注意)
50なつえっち ~めいといなかのなつやすみ~ (フェアリーテール)
F&Cが凋落したからこういう作品になったのか、こういう作品作ってるから凋落したのか。多分両方だと思う → 長文感想(109)(ネタバレ注意)
45みにっ娘ハーフ ~ないしょのあのね~ (perle)
面白いとか面白くないとか以前にクオリティが同人未満。思わず定価と発売日を確認してしまうレベル。 → 長文感想(186)(ネタバレ注意)
79彼女と俺の恋愛日常 (Parasol)
単純に力作と思う。Parasolは、“絵”と“キャラクター”と“個別ED曲”以外ではこれといった特徴に欠けがちな不安定なブランドで、局所的なセンスの良さを除けば、作風の変化に耐えきれない作品が多かった。琴線に触れるストーリーよりも中の下あたりの益体のない話のイメージが脳裏から離れず、迷走している感すらあった。ところが、この作品は主題と中身とで均整がとれている。登場人物たちが大なり小なり抱えている悩みを解決していくコンセプトは一見重そうだが、学園生活やイチャラブでそれを相殺しつつ、うまく課題と向き合っている。さらに、おかしな方向に展開しないおかげで、全体が“いい話”として纏まっており、中でもアリスルートは実に読みやすい。18禁の要素はやや強引な導入こそあれど、体内の描き込み具合やモザイク処理の精度など、可愛い系の絵にしては頑張っており、しかもアナルは全員完備。声も合っており、総じて侮れない。
59星恋*ティンクル (きゃべつそふと)
ちがうちがう。そうじゃない。なかひろというライターさんは、世界観を絶妙な加減で練り上げ、そこにキャラクターを上手く寄り添わせ、綺麗で洒落た物語を紡ぐことに長けていると思っていた。けれど、この作品は会話の応酬そのものを楽しむ傾向にあるから、世界観にたいした深みを感じ取れない。その上、ちぐはぐなシリアスのせいで雑な印象を強く抱くほか、斜め45度ほどズレた超展開が、見事なまでに読後感を悪くしている。また、セイイキシリーズの担当は思えないほどエロの取り扱いはお粗末。挿入描写はアバウトだし、本編外で18禁要素を水増ししている体たらく。氏の作品としては力点らしき力点が見当たらず、絵ゲーと化している感は否めず、構成力の弱さが気になる。ただし、かくいう絵も、梱枝さんの絵にしては肌をテカらせすぎて、自然な柔らかさを損なっている。ネームバリューが先行しただけで、随所に不整合が見え隠れする残念な作品だと思う。
--1000文字探偵(BROWSER)(非18禁) (しの(同人))
この作品は作品ではない何かだ。私は点数は投じたくない。 → 長文感想(1000)(ネタバレ注意)