soulfeeler316さんの新着体験版コメント

soulfeeler316

幻想世界に伝承怪奇、叛逆精神や自由奔放のこよなき愛好者
か弱き存在に対する愛を忘れず、優しさと純粋さを何より尊ぶ社会不適合者
脳内整理と発想、考察、意見を伝達する困難に苛まれながら、批評を書き続ける新参者
それがワタクシ、soulfeeler316でござい。
以後見苦しき面体、お見知りおかれまして、恐惶万端ひきたって、宜しくお頼み申します。

好きなシナリオライター:荒川工、海原望、虚淵玄、桜井光、瀬戸口廉也、田中ロミオ(山田一)、トノイケダイスケ、七星電灯、星空めてお、希【随時追加予定】
好きなブランド:Innocent Grey、Liar-soft(rail-soft)、Little witch、NitroPlus、OVER DRIVE【随時追加予定】

少しばかり批評を行って気付いたのですが、あまり細かい点数を付けてしまうと、評価が変動してしまう可能性が高くなる事に気付きました。
生粋の自信の無さが点数にまで反映されて、頻りに移り変わると言うのは、参考にして下さるお兄ぃさん、お姐ぇさんに対して大変失礼
したがって私の批評は基本、5点毎に点数を表示している次第
結果、○○と同じ位には面白かったと、基準が明確になって分かりやすく、そこまで一個人の評価が変わる事もないでしょう。
ただし一部、悪くないと思いながらもシナリオ量の短さ等によって、泣く泣く低くつけた作品(主に非18禁)があります故、結局は一言感想読むのを推奨

また、本批評はリメイク版やコンシューマ版、追加要素を含めた完全版について語る際、元々の原初たる作品にも点数をつけています。
元の作品と追加要素を入れた作品、両方の内容は基本同じ(文章構想能力の乏しい自分の不才による結果)
点数もあまり変わる事はありません(いくら後から付け加えても、ベースは変わっていない作品の方が多い)
しかし、例外とは少なからず存在するからこそ、例外となるもの
レビュー内容の変更及び追加、そして点数の増減が発生する事(作品自体が加筆修正や演出変更で評価が変わる場合、前に書いた批評を再構成して簡潔にしたい場合 etc……)も充分ありえるかと思いますので、その点はどうか御理解の程、宜しくお願い致します。

一言感想であれ、長文感想であれ、内容を噛み締められたら、必ず本気のコメントを述べましょう。
遅筆な身の上、どうか末永く御見守り下さい……
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何でも一生懸命読まなきゃ駄目だ。
詩でも小説でも作者は命懸けで書いているんだ。
だから読む方だって命懸けで読まなきゃ失礼なんだ。
そうでなければ字面ばかり追うだけで本当の宝物は作者は見せてくれないんだよ。

成田三樹夫『鯨の目』
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新着体験版コメント

必ず購入
80海と雪のシアンブルー (CUBE) (2021-04-30)
「嬉しい誤算」と、この場合は語れば良いのでしょうか。体験版をプレイして実は結構衝撃を受けたんですよ。トノイケダイスケ氏が活躍していた時代のCUFFSのような、あるいはCUBE処女作『夏ノ雨』の頃のような、そんな過去に紡がれていた丁寧な「関係性」を本作でも見事拝見出来たんですから。父母の再婚によって新しく出来た義妹、七との生活から始まる義兄、青野志音の視点から紡がれる物語。まず驚いたのが、主人公の思考変化過程をさり気無く丁寧に描いている点。卒業間際。上京間近。残り日数も少ない中、他者との関係構築に少々のニヒリズムを感じていた青年が、七と暮らし始めた事で、徐々に変化していこうとするんですね。本作のヒロイン達は、七を含めたそれぞれが「大人」で他者を配慮出来る娘達ばかり。それ故に抱えている「生き辛さ」もあります。しかし、そんな彼女等に対して起こす彼の行動が、周囲取り巻く世界を構築し始め、『遠慮』の要らない関係性を提示していき、思わぬ所で予期せぬ感傷を齎していくんです。相手に対する「無知」を切に痛感した彼が、もっと他者を知ろうと歩み寄る過程。それはキャラゲー色を出しながらも要所要所できちんと展開を締めており、物語を蔑ろにしない真摯さでキャラの魅力を全面的に打ち出す、そんな絶妙のバランス感覚をエロゲの中で上手く作り上げていました。これが実に見事。とても素晴らしかったです。またそういったストーリーを作り上げるにおいて、著名な純文学の数々や色とりどりの花言葉、その上超名作ドイツ映画(僕も大好きな作品です)を描写推理や展開発展の要素として絡め、物語を彩っているのも実にGOOD! そして何より、この主人公が凄く良いヤツなんですよ。悩みながらも誰かの為に動き、独り善がりじゃない思慮を相手へ与えられる好人物。特に七の事を凄く気にかけながら、彼女の為にあろうとする姿勢は、兄貴として全く文句無し。「ああ、コイツは好きになれそうだ」と純粋に思えた主人公でした。さて、最後にヒロインの話。仲良くなっていく攻略対象は前述したように全員好感が持て、誰が魅力的かも各々意見が分かれるかと思います。個人的感想。僕のベストスリーは衣良先生、夢、そして七です。まず衣良先生は合理的思考で世を渡っていくキビキビした部分(でも、凄く優しい)を持ちながらも、要所要所で不意に紡がれる可愛い台詞にやられた次第。「ギャップ萌え」と言う一観点だけで見たら、この方は恐らくトップオブトップ。他の追随を許さない最高のヒロインとして君臨するでしょう。こんな先生が居たらなあ、大嫌いだった数学も頑張れたかもなあ……それはさておき、次は夢。彼女は偏に会話が面白い。志音が遠慮無く発言を叩き込み、変人の夢が応酬する対等な関係性がとても素晴らしかったです。そして何より彼女は卑怯。その意味は最後までプレイすれば自然と分かる事でしょう。また、白雪碧さんは本作で「佐本二厘」「秋野花」「沢澤砂羽」と言う神々に並ぶレベルの個人的最強ボイスアクターとして登録された事も此処に報告しておきます。マジで可愛すぎるから注意しよう! そして、七。兄とは須らく皆シスコンなり(義妹も含む)と考える僕にとって、彼女の存在は揺らぐ事無く光を放ち続けていました。そんな義妹との関係構築から始まって、次第に彼女の想いも知っていって、大切な繋がりとしてあり続けたいと希う。過保護に至るのも何ら吝かではないと思える兄と、その気持ちを歯痒く思いながら嬉しく応える素敵な妹の姿が、そこにはありました。最近碌な兄妹関係に巡り会えていなかった自分ですが、そんな過程も全肯定出来そうな関係性の妙を色濃く感じたこの展開。彼女の存在だけで本作を十二分に楽しめそうな、そんな予感を強く植え付けてくれた最高のヒロインと感じさせてくれたのでした。さて、どうやら見た所、これが今年購入する初めてのエロゲとなりそうです。彼等が最後に辿り着く『卒業』の道程。強く期待した輝かしき心情を胸に秘め、快く待望すると致しましょう。P.S. 『海と雪のシアンブルー』をプレイしていて、トノイケダイスケ氏の『永遠』を思い出したのは、僕だけで良い。
多分購入
70恋愛×ロワイアル (ASa Project) (2020-11-27)
『恋愛、借りちゃいました』が存外気に入ったので、激戦区発売でも体験版はプレイする事に決めたASa Projectの新作。しかしながら、あくまで現時点における個人的感想を申すなら「まあまあ」の仕上がりだと言わざるを得ません。ヒロインがかなりアクの強い代わりに、主人公は中々に凡庸と過ぎ去る、近作以前の作風に回帰した印象。主人公が気に入ればどんな作品も楽しめる僕にとって、これが少々入れ込み辛い部分であり。彼に関しては、意図的に隠された過去や押し隠している秘密の部分が多くの要素を占めるので、気に入るかどうかも判別つかないってのが正直な感想。だから、僕としては正直彼の性格や特徴、どうしてここまで好かれるのかもかなり理解し難く、大嫌いって訳じゃないけど特段好きでもない、つまらん中途半端な第一要素と相成ってしまったのでした。無念なり。さて、対照的に個性の強いヒロイン勢の話。好感触の部分に惹かれたのは、まりと蓮菜位かな。特に後者は、多重投票の行末か正当な審査結果かは分かりませんが、根強いファンが居る理由?も少々垣間見えた始末(十中八九、外見 or ブリっ子初心の部分が多くを占めるんでしょうが) 彼女が陥っている状況ってのは、冷静に考えるとかなり辛い。だから僕みたいな負け組は、こういう澄ました顔してながらも色々抱えていて、内心懊悩するヒロインが報われて欲しいと希いますし、逆に由奈のような何考えているか分かんねえスター街道驀地の世渡り上手を自然と嫌悪する方向にあります。由奈はこの先少なからず重要な立ち位置となるんでしょうが、現状はサブで良かったとしか思えなかったのが、凶悪捻くれ者の本音でしょう。まりは素直に好意を表明する真っ直ぐさが良いですね。主人公を好き過ぎるせいで、対極的に他キャラを蔑ろとする性根は少々苛つきますが、恋愛が戦争だってんならしょうがない。最重要要素満載ヒロインっぽいので、適度に頑張って欲しい所。生徒会長とメイドは、ポンコツかぐやと毒舌度の増した早坂。妹は1番ヤバくて怖い。好きになる方がいるのも分からなくはない両ヒロインでした。さて最後に、僕が1番気に入ったキャラクターの話。それは主人公の親友、影近良徳くんでござい。正直、コイツが主人公だったら迷わず予約していました。根暗な者同士、要所要所で共感出来る箇所がありながら、察しの良さと友情を大切にする心根には、同じ男として甚く信頼を抱けます。そんな彼と鬼灯さんの掛け合いは、本作の中でもかなりお気に入りの部類であり。キャラクター的に作中で愛されている彼の活躍と、本質的にはとても優しい委員長の可愛さがもっと多く拝見出来るなら、後日になっても買いたいと思えた体験版なのでした。P.S. 由奈が個別ルートガッツリあると言う有難い情報を戴きまして、購入に一歩遠退いたのはここだけの話。恐らく僕だけだと思うんですけど、無様さを発揮せず飄々と容易に主人公を掠め取りそうな天然の性悪を好きになれるか、ルサンチマンからは何とも言えませんので。【2020年10月26日15時25分50秒記載済(過失消去による再投稿)】
多分購入
75ユキイロサイン (Wonder Fool) (2021-03-26)
まずプレイして驚いたのが、綴られたシナリオが実にエロゲっぽくない事。主人公の視点を中心に、イベントを通してヒロインや友人達と仲良くなる過程を描き、攻略していくモノと勝手に考えていた節があったんですが――仲良くなるのは決して間違いじゃないですけど――これはどちらかと言えば青春群像劇スタイル。羽染宗冬は体験版時点だと「1人の登場人物」としての役割しか持ち合わせておらず、彼が目立っていたかと訊かれれば「本当にお前はエロゲの主人公か?」と、逆に聞き返して疑ってしまう程。寧ろ複数視点を駆使して、個々のヒロインそれぞれが仲良くなる描写(勿来美玖とスヴェトラーナ・グルチェンコは「親子か!」って位に仲良し)や、男同士の関係をかなり丁寧に描いていたのは「本当に俺はエロゲをプレイしているのか?」と、逆に自分のしている行動へ自問自答を繰り返した始末。この仕様が思っていた以上に効果的。リアリティ溢れる物語と仕上がっており、どこぞの青春小説をゲーム化したような好印象と映えたのでした。そんなエロゲっぽくないエロゲ『ユキイロサイン』は、主人公グループが仲良し小好しで居る所に、高萩香子がやってくる場面から幕を開けるんですが、その際の彼女視点は「くだらない面白み」がイマイチわからなかった自分にも共感を与え、仲良しグループのノリに付いていけない「ユーザーの気持ち」も上手く代弁しており、冬野どんぶく氏がかなり気を遣って関係性を描いているのを察せられます。そんな彼女と彼等が仲良くなっていく過程を、小ネタ(「アンドレ・ウーヴレダル」を話題に挙げる作品は初めて)も交えながら、要所要所で落ち着いて流れる良質なBGMを背景に、穏やかに優しく飽きない形で、地味ながらも上手く示している、確かな力量を感じた体験版と思えたのでした。そして、最後にヒロインの話。攻略対象3人は全員自然と好感が持てる作りになっていて申し分ないのですが、これがエロゲとして実に遣る瀬無い所。好感を持てたからといって「全員を攻略したいか?」と問われたら、素直に「はい」と応えられないのが実に悔しい。前述した仕様も相俟って、美玖とスヴェは「友人としての魅力」は大いに描かれていましたが「友達としか見れない」問題にも発展した次第。本当にこの2人は攻略対象なのか? Hシーンを観るまでは疑ってしまう程の関係としか言えず、今後展開されるだろう個別ルートシナリオ(美玖は「主人公の過去に関係した話」スヴェは「彼女の父母に関する話」になると予想)も、そこまで興味を惹かれないと言わざるを得ませんでした。ただ、香子ちゃんは南逢瀬へ来た理由の1つに主人公も少々絡んでおり、お隣同士の関係ってのもあって個人的交流は他2人より多く、彼等の間で恋愛・結婚話も出てきたので、ヒロインとして充分に観れた次第。展開されるだろうシナリオも「自分自身の選手人生をどのように選ぶか?」と言う苦悩の中、自らのコンプレックスや陥った境遇に対して、主人公と共に向き合いそうな俺好みの内容になりそうで、個人的には100点満点。要するにさ、香子ちゃんだけ凄え攻略したいんだよ。16000円かかるけど(通常版も出るらしいので、特典が無くても良い人はそっちで!) 可愛すぎるこの娘の為に16000円払うだけの愛が俺にあるか!? 今は目下検討中。本作で紡がれるテーマの1つにあるのは「才能」であり。もし購入出来たのであれば、苦心惨憺の中にいる彼と彼女、似た者同士が交流した事で見出せた「折り合い」と、そこから見つけられる「印」に期待したいです。(後、昔の幼馴染設定も上手く生かしてくれていると嬉しいなあ……)
様子見
60さくらの雲*スカアレットの恋 (きゃべつそふと) (2020-09-25)
期待しすぎたかなってのが第一印象。こういった時代背景を取り扱う作品において、僕がまず重視するのは「どれだけその世界観を巧みに表現できているか」って事なんですけど、あくまで此方で遊んだ限りでは、本作はその個人的水準にまるで達していない印象を受けます。大正期を基準とするなら常道な要素を取り入れ、時代背景に忠実であろうとしている努力は汲み取れますが、肝心のそれらを表現する筈のテキストは、深みがまるで無いと言わざるを得ないのが正直な所。そもそも、取り入れた「要素」とやらも良く言えば王道、悪く言えばありきたりなものばかり。浅草出るなら凌雲閣、大正時代で加藤大尉と言えば『帝都物語』が出るのは自明の理でしょうが、ただそこに出しただけで大正世界が再現される訳では無いのです。そこを補う高雅で気風に満ちた表現こそが実となって世界を形作るのであり、その点につきましては、同じ大正浪漫である『帝都飛天大作戦』『帝都奇譚~道士探偵の事件メモ~』『御神楽少女探偵団』『WW&F~大正帝都伝奇譚~』と言った秀逸描写作品と比べても、あまりに顕著な力不足と過ぎ去ったのでした。さて、世界観の話は終了として、次に主人公の話。「現代知識を披露する頭が良いヤツ」って触れ込みを事前に耳にしていたのですが、プレイした感じは「普通じゃね?」と。寧ろ、大正の通貨基準を全く知らなかったり、宮沢賢治は知っていても『双子の星』をまるで知らなかったり、情報のパラドックスも考えないで不用意に未来人を広言しようとしたり「愚鈍じゃね?」と。これは「ミステリィ」としてかなり痛い所。役立たずの金にだけがめつい襤褸糞無能所長の代わりとして活躍するだけの説得力を持ち合わせていないんですから。梶井基次郎が著した『櫻の樹の下には』の初版年数と合わない時点で、この大正世界が元の現代世界と同位でない事に気付かないニブチンを「ミステリィ解決」のメインと据えるのは、全体がお遊戯会の様相を呈しているようで耐えられなかった次第。ヒロインに関してはメリッサと蓮が兎角可愛い。お嬢様の遠子も悪くありません。所長は少しイラっときました。ただ、サブキャラに関しては男女共に文句無し。どいつもこいつも良い性格しています。男性陣は全員キャラ立ちの妙が際立っていて素晴らしいのは言わずもがなですが、やっぱり魔人加藤の魅き付けは破格(荒俣宏からの引用なので魅力的なのは当たり前なんですけど) 女性陣だと雪葉が結構好きですね……ってな訳で僕個人の感想。独特に魅せる作風が体験版時点だと少々欠けているエロゲ。エヴェレットの多世界解釈に基づいた世界のねじれを修正させるのは良いんですが、その本質へ至るまでの彩に難ありな印象。この先ガラリと雰囲気が一変する可能性もありますが、今の所は趣向を凝らしたキャラゲーに過ぎないと感じた言及。これから遊ぶ方はどうかプレイスタイルを間違えず、あくまで「キャラゲーっぽい作品である」事を念頭に据えた上で、シナリオゲーとしての驚きを、期待せず待って読み進めれば宜しいと感じた体験版なのでした。P.S. 好みど真ん中なジャンルでここまで興味持てなかったのが偏に驚愕。正直、逆に感心してしまった次第。ただ、本作をきっかけに傑作揃いの荒俣作品へ夢中になる人が増えるのなら、これより嬉しい事は無いと思います。「天災は忘れた頃にやってくる」
必ず購入
80アインシュタインより愛を込めて (GLOVETY) (2020-10-30)
原点回帰。『アインシュタインより愛を込めて』をプレイし終えて、俺が思い浮かんだ四字熟語。スタッフ面子で『恋×シンアイ彼女』の再来と憂いている方が多い感想ですが、寧ろ本作は先の方も仰っていたように、サガプラ時代の気風を意識して強く取り入れている印象を受けます。「ある目的の為に部活再建」「他人の気持ちが分からずに生き急ぐヤサグレ主人公」「隣の部屋に住むふーりん」「一人じゃなくても独りだと感じる孤独」「切なくも虚しく過ぎる雰囲気」と、要素だけでも選り取り見取り。そして「人間の弱さ」を突きつけてくる作風ってヤツが本当に久しくて。同窓会の如き雰囲気を、本作で俺は味わった次第。思うに、新島夕氏が企画&単独ライターだった唯一の作品『はつゆきさくら』が好きだったら、同じ状況であるこれも意外に抵抗なく受け容れられるんじゃないかと。安易な自論。無論全てが同じじゃないし、主人公の人間性も少々違う。河野初雪をより理屈っぽく陰湿で根暗とさせたのが、彼より魅力は薄い愛内周太ですしね。ただ、イチイチくだらねえ事で論争かましてるのに嫌悪感を抱く日々、どれだけ他人と接しても淋しさを抑えられない孤独、たった1つの大切なものを追い求める為だけに生きたいとする生き様等、理解出来てしまった部分も結構あって。更に部員集めへ奔走しても受け容れて貰えない姿勢や、周太が忍さんにした失敗ってのも、恥ずかしながら同じような経験があるので、あまり他人とは感じられなかった次第。「心がないように見える」と言われた事がある俺だから、同じく理解出来たのかもしれません。「感情移入」の点においては、個人的に苦も無く過ぎ去った主人公でした。さて、嫌な事を思い出したので、ヒロインの話。現時点では「忍さん、超好き!!」って感想しか無し。それと「西野は良いヤツ」って所見もあった。後の2人は判断材料に欠けており、特に唯々菜は可愛さよりも「不気味さ」の方を強く感じた始末。「一目惚れって観点で言えば、忍さんの方がそうじゃね?(相手へお誘い的な意味で)」と思ってしまった辺り、彼の精神性は度々理解出来ない所もあるんですが、だからこそ本作を読んで思ったんです。「他人の気持ちがわからない」って、一体何なんだろうなって。昔、ある漫画のヒロインは言いました。「ときどきりくつにあわないことするのが人間なのよ」と。昔、あるエロゲ主人公は元カノに言われました。「他人もみんな裏があると思ってる」「本当は自分のことばっかり考えてる」「理屈としては正しいことを言ってるのかもしれないけど、言われたくないことをたくさん言う」「大事なことでも、言うときによってコロコロ変わる」と。これまで理屈に合う事しかしてこなかった愛内周太。エゴイズムに溢れ、論理だけを重視し、適当に生きて、他人を「信じる事をやめた」愛内周太。この体験版で彼が行ってきた振舞いを「他人の気持ちが分からない証明」とするなら、それは結局「人の心がない証拠」とも言えないでしょうか。「他人の気持ちが分からない」とは「人の心がない」証明。これは、そんな彼が死を意識した事によって、生きる意味を求め、信じる事を選び、その最中に恋をして、多くの経験をして、本当の知識を得る物語なんじゃないかと。アインシュタインが唱えた言葉「情報は知識ではない。知識の唯一の源は経験である」になぞらえて、彼が理屈だけに囚われない『人間』として幕を閉じる物語なんじゃないかと。そんな偶感をプレイ中に覚えた作品『アインシュタインより愛を込めて』 そしてこれは、アインシュタインからの精一杯の愛を受け取ろうと決めた、無知じゃなくなったユーザーの戯言。この、くそったれな世界で、忍さんを好きになった人間による「心ばかりの感想」なのでした。
多分購入
65ハミダシクリエイティブ (まどそふと) (2020-09-25)
ただ只管に「ノリがキツい」としか言いようがなかった冒頭。どうも僕は今の時流に乗れた人間でないので、ソシャゲやギャル語のネタ、唐突な歴史ネタで話を振ってこられても呆然とするか、精々失笑位しか湧かないんです。生徒会長に対する責任も碌に果たしてねえ先公含む学園の態度や、口先だけは一丁前に喧しいモブ共の振る舞い等、こんなクソみてえな奴等しかいなかったら、そりゃ不登校児も増えるわと妙に納得してしまった始末。だから、本作は途中放棄案件かと正直覚悟していたんですけど、華乃が登場してからは普通に読めるようになったのが自分でも驚き。やっぱり秋野花さんは最高と言う事なんでしょう。万歳。ヒロイン勢は屡々ムカつく箇所もあり、微妙に食指が動かない部分もあったんですが、華乃とあすみが凄く良いなと。華乃は不必要に煽ったり生意気だったり攻撃的だったりする部分もあるんですけど、根っこでは義理堅く、一本筋の通った優しさも秘めている良いヤツです。メンタルが弱いながらも不器用な生き方を体現し続け、主人公を信頼する際は物怖じする事無くそうしている。その姿は偏に僕の心へ響き、物語を盛り上げる存在として作中で1番目立っていた次第。あすみはもう、本当に可愛い。唯一本作でムカつかなかったヒロインであり、彼女との関係性の変化は作中で最も気になる部分です。この娘の可愛さを知ってもらう為だけでも、本作をプレイして欲しい位におススメと断言出来ます。そして何より、この2人は共に「学校へ通う」と言う行動に対して、複雑な不振の感情を抱いています。それが今後欠点と成り得るかもしれない展開を、相殺からプラスの方向へと動かしてくれると信頼出来たのが実に大きい。「支えたいと思わせたら8割勝ち」ってのがヒロインの鉄則とすれば、正に合格点と称する事の出来る2人なのでした。声優の妹は会話があまり面白くないけど性悪じゃないので普通。三浦大根は僕の好みじゃない故、チェンジで。そして最後に主人公。声優の妹に膝枕されながら「○○ちゃんの声でヤってよ!」と甘え頼み込む場面だったり、ヒロインに向けたテンション高めの心中描写だったり、度重なる際どい歴史ネタの応酬だったりと、普通にキツかった智宏くん。兄妹の関係性を兎角重要視する身として、僕が妹に惹かれなかったのは兄らしく振舞えていないクズオタクのコイツにも原因があると感じました。しかしそんな彼でしたが、妹への優しさに満ちた対応をした場面と、仲間の為に主張を貫き通した終盤からは良かった次第。体験版以降の活躍に乞うご期待……出来たらいいなあ。
必ず購入
100BETA-SIXDOUZE (Liar-soft(ビジネスパートナー)) (2020-08-28)
『ALPHA-NIGHTHAWK』から、何もかもがアップグレードを果たしていると感じた続編です。濃密でボリューミーな物語、魅力に満ちたキャラクター、根幹を抑えながらも工夫に溢れた設定、熱いのも切ないのも選り取り見取りだった高水準BGMと、正直ワクワクしないの無理じゃねえか?と思わざるを得ない体験版に相成っています。不器用でも自身の生き様を貫き通す性格が格好良い箱根羊介や、明朗快活剽軽キャラクターながらも読んでいて超良いヤツって思えるジャン・バルジャン、自身の抱える孤独を覆う純粋無垢が堪らなく愛おしいハナコに、ミステリアスおバカキュートな所が実に素晴らしいアントワーヌ・ド・サガンと、メインは元よりサブキャラの面々まで、魅力に関しては言う事無し、味が濃い人ばかりだった次第。新要素として、本作ではロジックパートなるものを使っており、体験版だとハナコパート(箱根羊介パート)とアントワーヌ・ド・サガンパート(ジャン・バルジャンパート)に分かれて、キャラクターの関係性を深掘りしていく群像劇スタイルも追加されていた模様。これもまた、久し振りにダブル主人公?で進む面白さを感じさせてくれて、実にGOODでした。本作は、前作を読んでいるからこそ、思わずセンチメンタルになる事も多い変化を見事遂げていますが、そこにある「大切なもの」はまるで全く変わっていません。時代や場所、人間が変わっても、決して変わる事は無い「大切なもの」を求める少年少女の物語。未だ輝く星を更に響かせようと動く、彼等の眩き冒険譚が更に楽しみとなった体験版でした。
必ず購入
100徒花異譚(非18禁) (ANIPLEX.EXE) (2020-06-19)
第1章、花さかじいさんの回まで描いた体験版。この「物語」の結末は2通りあるので、取り敢えず最後までやったからはい終了と、画面を閉じる事のないように。さて、物語を読もうと起動したらば、夜汽車のシーン、夢見心地の私が「物語」を齎す彼と語らう場面から幕を開ける訳ですが。汽車とは文学史上、多くの不可思議な物語が齎される場でございます。本作は『徒花異譚』と言う物語を起動した矢先、1人の男から『徒花異譚』と称された「物語」に導かれ、その中で数多くの「物語」に触れるという『物語』の三重入れ子構造方式と相成っていました。それはまるで、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」のよう。尚且つそこに、記憶喪失となった白姫の過去の想い出も同時並行で絡んだ内容となっており、読む手(マウス)が止まらなかったと言うのが僕の正直な感想と言えましょう。「ものがたりとは おもいでの つらなりです。おもいでと おもいでが おもいだしあって おもいでに なっていくのです。おもいでを のこしておかなければ わすれてしまうのです」と、どこぞのカエルは語りました。物語とは、1人1人の人生であり、辿って来た過程であり、失くした者が取り戻してこそ、肯定も否定も可能な道となります。物語を失った少女が様々な「物語」を渡り歩く中、どのように自らの『物語』を掴み取っていくのか。その傍らで安らか且つ冷静に見守る少年は、彼女の軌跡をどのように受け止めるのか。そして、彼等の『物語』の結末は、どうなるのか。相変わらずの素晴らしいシナリオとテキスト、黒と白を基調とした色彩豊かな描写とタッチ、荘厳華麗な和風音楽、それらが折り重なった一大芸術の妙でした。『徒花異譚』の行方には、この先期待しか持てません。取り敢えず、子供の頃に奥へと閉まった絵本を取り出す作業から始めようと思います。
様子見
70神様のような君へ (CUBE) (2020-03-27)
まず最初に、システムUIや最初の注意勧告が『俺の姿が、透明に!? 不可視の薬と数奇な運命』とかなり似ていて……と言うかほぼ全く同じで驚愕しました。この2作品、合同イベントなんてやってましたし、意外と密接に関わってんだなあ……スタッフ&広報的な意味で。とまあ、そんな戯言感じてたら見事体験版終えた訳だけど、これは非常に心苦しい。裏設定が予想の範疇を超えなかったのは地味に痛いな。SFとして期待していた面が僕自身結構強かったんだけど、あまりそこの所は深堀りされず、超技術的に押し切られている感を強く感じた次第。アンドロイドとかハッキングとかバーチャルアイドルとか、どれも既存のありふれた形で表面的にしか設定が作られていなかったです(体験版時点) 確かに、SFで近未来の発達した技術なんて一言一句解説する作品の方が少ないのは事実だけど、それでも裏側に「進化・発展による変化」を感じさせてくれるSFが多いのも、また事実。本作はあまりその「凄み」を感じなかったと言うのが率直な感想です。ただ、此処については、昨年の個人的傑作SFエロゲ『Missing-X-Link~天のゆりかご、伽の花~』をプレイしてたのも大きいし、期待を重ね過ぎた個人的嗜好による影響の産物なので横へ流すのが割りと賢明。問題は、設定だけならまだしもストーリーが予測の範疇を超えなかった事。これが派手に痛かった。「コイツしかいねえだろ」って思ったのが普通に犯人だった時の虚しさよ。そりゃ唐突に再登場したり、意味深な台詞吐いたり、そもそも登場人物自体少なけりゃ、簡単に予想はつくってなもんで。しかし、その「犯人」が分かっていても面白ければ全然文句無しなんですが、問題はそこまで面白くない事です。驚愕させる為に最後あのような引きにしたのかもしれませんが、個人的には全くの逆効果って形で幕を閉じた読後感でした。後、アイキャッチが矢鱈と多いね。最初はテンション上がったんだけど、読み進めるにつれて、テンポ阻害に首突っ込んでいる面も多々感じられて、正直ちょっとクドかった。ただ、ここからは良かった所。カントク氏の絵が途轍もなく素晴らしい。ツクヨミのクオリアが欠如している感じはかなり上手に表現されていた。そして、バーチャルアイドルに関しては『神様のような君へ』の方がもう一方のあれより、遥かに魅力が伝わった次第。ヒロインは皆さん大変可愛く描かれているので、3人とも基準値高めなんだけど、特に霧香の魅力がズバ抜けていたなあ。この作品、ぼっちで狼狽えやすい彼女との掛け合いは中々面白いんですよ。担当ライター誰だ?と思って調べたら、案の定、三河ごーすと氏でした。年下キャラを魅力的に描くのが、やっぱり上手えなあこの人は。僕と波長が合うのかもしれない。この方が担当したこの娘のルートだけ、プレイしてみるのも悪くないと今は思えます。本作の中で最大の謎である主人公、城前塊斗について明かされるなら、後で購入しようと思いました。
必ず購入
80俺の姿が、透明に!? 不可視の薬と数奇な運命 (Hulotte) (2020-03-27)
『Oh!透明人間』エロゲ版。いやあ、笑った笑った。テンポの良さとテキストの妙で、終始笑いながら楽しめた。待雪晴季君が面白過ぎて、今回プレイした3月発売エロゲ主人公では1番好きだと確信しました。僕はこういう馬鹿でエロに忠実だけど、根っこの純粋な主人公が堪らなく好きなんです。それは、亜芽ちゃんへ起こす反応からもう丸わかりで。この主人公、亜芽ちゃん(の裸)好きすぎだろと。彼女へやり過ぎちゃった時の、彼女を意識し過ぎて動くそれは好意の表れだろと。思わず微笑ましくも爆笑してしまった。その結果、可愛すぎる亜芽ちゃんを僕も1番好きになっちゃった次第。主人公とヒロインの掛け合いで、互いに魅力を向上させている、実に素晴らしき相乗効果です。最 of 高。また、快楽主義者にして刹那主義者となった主人公の「原因」も、コメディで進む中へ潜む強いスパイスとなりそうで。体験版時点で何が起こったかはある程度予想出来たけど、どう描写されるかの一点だけで買っても良いと思える具合でした。だがしかし、少しばかり個人的懸念事項がありまして。それはヒロインについて。彼女等は「ほぼ全員好き!」と断言出来る程、魅力的な好人物ばかりだったんだけど、チトセの魅力だけが正直よくわからなかったんだよね。出番が体験版時点で他ヒロインより少ないってのもあるけれど、バーチャルアイドルネタの面白みはよくわかんなかったし、キャラクターもそこまで好ましく思えた訳じゃない。秘密道具を与えてくれるお助けキャラ的立ち位置がメインってよりサブキャラっぽい印象も相俟って、そこまで深く入り込めなかったのが素直な所だった。本作、階段型脱落形式の可能性がある為、もし仮に先の方が仰った通り、チトセが真ヒロイン的立ち位置だとしたら、正直僕は結構キツイ。普通に亜芽ちゃんメインであって欲しいってのが実直な感想。しかし、それでも全体としては魅力に溢れた素晴らしき作品となっていたので、特攻覚悟で戦場へ赴くのも悪くないかな?と、前向きに捉える事の出来た体験版でした。
様子見
50LOVE・デスティネーション (JADE) (2020-02-28)
新規ブランド一作目と言う事で「頑張ってほしいな」って安らかな気持ちでプレイしたんだけど、凄く歯痒いね、これ。ユーザーライクな視点で寄り添おうとしているのは感じたし、好感も抱ける。個人的には応援したく思うので、出来るだけ高評価で迎えたい所なんだけど「いや、そこまでは望んでないかな」って気遣いも多々見受けられた。あそこまで文章に振り仮名つける必要はないし、ルート固定モードって望みのヒロインへ自動的に辿り着ける機能は、少々ユーザーを配慮し過ぎていて、正直要らないと感じた次第。しかも、好感度がどう変わるか選択肢の中に表示まで出来る訳で。すっげえ優し過ぎる甘甘システムで、特に振り仮名問題はかなり由々しい感じなんだけど、まあ、ルート固定モードはハッピーエンドを迎えると開放される仕様(製品版)らしいし、選択肢のヒント機能もON/OFFに出来るから、全体的には合格点な印象だった。ただ、サブキャラへ音声が入ってないんは今時のプレイヤーからしたらちょっときついでしょう。ヒロインにしかボイスがつかないって事を熟知してなかった故、真優梨ママが登場した時は体験版仕様かと思ったけど、公式サイト見るに違うね、最初からついてないね。あの母さんのハイテンション振りが音声無しで過ぎ去っていくんは、他キャラがほぼついている分、流れが分断された違和感として地味に残ってしまってよ、興が殺がれちまった。そしてここからシナリオ面。テキストが……なんか、主人公の地の文とか天の声の台詞とか、やっっっったら抽象的で回りくどい。でも、決して「下手」って訳じゃない。明かされちゃいけない要素を隠す為、抽象的となるのは分かるし、主人公の「事勿れ主義」を体現するに足る十分な説得力が、その面倒臭いテキストで充分描かれている。でも、最初の未来描写でかなり設定面を説明台詞みたいな会話で流していたんは悪手だと感じた私情。そしてここから極めつけ。メインのアイって娘のルート以外、全てダブルヒロイン攻略制になってるのが、個人的に1番頭を抱えた始末。いや、分かるよ? 1人より2人、2人より3人って行きたい気持ち。ハーレムとか男の夢ですよ? 女の子は多い程攻略甲斐ありますよ? ただね、最初からハーレムしかないエロゲなら兎も角、誰かを攻略したいと思って選ぶ中に正直、あんま興味ない片割れがおまけでついたら、僕は結構萎えるんだ。選ぶんだったら、その娘へ一途で生きていたいんです。純粋無垢すぎて面倒臭すぎエロゲーマーの成り果てですけど、少なくとも僕は、その娘だけを愛して助けて幸せな日々へ歩みたいんです。せめて、未来で関わりがあった真優梨だけは、純粋に単体のルートとして攻略したかった……!と、実に歯軋りした次第。そう、そんな風に思えた事から分かるように、決して見所が無い訳じゃない。一部ヒロインの魅力ってヤツはかなり伝わって、真優梨と瑞希は凄く好きになれそうだと思ったし、シナリオ自体も要所要所にある上手い描写や未知なる中身の残酷性から、可能性を感じさせてくれている。CGだってかなり好きだ。しかし、だからこそ迷ってしまう。To buy or not to buy, that is the question.ってなもんで、発売日間近まで苦悩の日々になるであろう事を予感させる体験版でした。
必ず購入
80きまぐれテンプテーション (シルキーズプラスWASABI) (2019-09-27)
かずきふみ、シルキーズプラスWASABIはやっぱりこうでなくっちゃな。妖怪モノはイチャイチャ萌え萌え~なんて一寸で良いんだ、重要なのは鬼気森然にして奇奇怪怪な世界観。そしてそれに付随したドス黒いシナリオこそ、恐怖の面目躍如ってヤツでしょう(まあ、そうは言ってもE-mote超凄いけどね。あんなに動くのは私、初めて見ました) 事件内容的にはデヴィッド・フィンチャーのあれ、思い出しますが、そこに彼の独自色が加わる事で新たなミステリーとなる予感をヒシヒシ感じた次第。低価格に見合わない重厚な作品となる事、大いに期待しております。 P.S. ご懐妊おめでとうございます。
多分購入
75ココロネ=ペンデュラム! (Clochette) (2019-07-26)
意外にシリアス?だけど基本は通常運行な体験版。巨乳好きにとっての希望の光、Clochetteは今日も変わらずおっぱいと能力を我々に放出し続けています。本作の主人公もおっぱいが大好きな以上に、妹の事凄く好きなんだなあ……って伝わりますね。私も嫌いじゃありません、寧ろ大好きの極みでござい。ヤマザキ一番!改めナズナ一番!と言っても過言じゃない本作。人間、成長から至る変化も大事ですが、此処が出してくれる変わらない概念、おっぱい能力妹への愛に安心する気持ちも、忘れたくないものです。妹を主人公と同じく大好きになったのなら、買っても良いと思いますよ♪
必ず購入
80恋愛、借りちゃいました (ASa Project) (2019-07-26)
原画(SD含む)とシナリオ、双方が良い仕事している体験版。ASa Projectの作品って今回初めてプレイしたんですけど、こんなに面白いモノだったんですね、ビックリ驚嘆致しました。まず主人公、文句無し。自らの生活を犠牲にしてでも妹の為に生き抜くその覚悟。大切な彼女を幸せにする一心で、金以外の不要な全てを切り捨てるその姿勢。実に好ましく、素晴らしい決意だと感じます。人間を形成する上で最も重要な魅力を「信念」と考えている私は、例えこの先彼が「独り善がり」と誹られようと、変わる事無く最高の兄貴と思えるでしょう。そして、妹の月ちゃんはそんな彼の行動をしっかり熟知しているってのがまた良い。理解しているからこそ、兄の為に自らも強くあらねばいけないと自立を目指す。お兄ちゃんへの愛に溢れた想いの姿勢、素晴らしい事この上ないじゃないですか。以上2人の、不器用ながらも微笑ましく想い合う「愛」を見れただけで既に満足な話なのに、気に入ったヒロインも一部登場したので、更に美味だった次第。天満と泉姉妹(特に妹)、彼女等は良いキャラしてますね。前者は、魅力がこの先存分に発揮されるであろう事を示した圧倒的真打の貫禄。あの最後のシーンだけで、この娘の為の物語かもしれないと感じた程。展開を予想する藪蛇は避けますが、間違いなく本作の根幹を成すメインでしょう。後者は、双子ヒロインの相違が紡ぎ出す魅力も然る事ながら、サブキャラも関わって生まれるストーリーが、結構私好みでした。妹(仮)と仲良くなる前に兄(熊)と仲良くなってしまったのは、予想出来ていながらクスッと笑ってしまった始末。仲よきことは美しき哉。新海兄妹も泉従兄妹も雛森兄妹も、等しく仲良く愛を育んで欲しいと思えた体験版でした。取り敢えず、ヒロインの誰かしらを気に入ったら言わずもがな、とりわけ天満をお気に召したなら、買う価値充分の作品でしょう。と、勝手に予測立てて一言終了。新生アサプロに挑む初挑戦者は、天満と泉姉妹の成り行きと結末を楽しみに、到着を待とうと思います。 P.S. 某エロゲだったら、冒頭3人娘はA子B子C子と割り振られ、糸使いグリリバの良い判断材料にされてたぞと思ったのは、ここだけの話。陵辱ゲーじゃなくて良かったなお前ら。
必ず購入
90Missing-X-Link ~天のゆりかご、伽の花~ (Fluorite) (2019-04-26)
QP3分クッキングが圧倒的メインヒロイン、以上……で閉じたらあまりに一言過ぎるので、真面目にやる。疑問、関心、驚愕、絶句。本作を読んでいく中で私が辿った変遷だった。純粋に「凄い」作品に触れたと思う。デモンベインを買おうと決めたモノの、他作品は諸般と言う名の個人的事情で購入断念余儀無くした4月。もう買うか買わんかで悩む事無いだろう、残っていた体験版プレイにて余暇を潰そう、この選択を後悔する日が来るとは夢にも思わなかった次第。最初の時点では面白い試みをしている、実にその「程度」の作品だったんだ。話の展開も良い意味で疑問符。何せ「未来へと口づけるSFADV」の癖に、変わりに変わった世界観説明が一切されず、ユーザーは主人公の想い出に4時間ばかり(個人差あり)付き合う事となるんだから。ただ、SFを少しばかり齧った身からすると、近未来の発達した技術なんて一言一句解説する方が少ないので、其処は別に良い。問題なのは後者。従来の王道を擦る物語であったら、この共通ルート展開って物語の中盤位、主人公やヒロインに慣れ親しんでから紡がれる如き内容である。鬱屈した主人公がヒロインと出会い、癒されていく中で心の傷に向き合う、それが定石。しかし、その展開は共通ルート内であっさり消化(消火)、序盤で終わらせる在り得ない類、感情移入させる気がまるで無い。しかもこの長きOP手前、主人公以外で登場するは、ヒロイン1人(姿形含めれば2人)にサブキャラ2人と言う異例の挑戦度。これだからもう関心抱いちまったよ、どんだけストーリー長えんだって。そしてOP後、其処からもう夢中と驚愕の連鎖。あっさり解決した想い出問題、序章に過ぎなかった。「転」構成なる転校生登場、途轍もなき大波乱の幕開けであった。ドス黒い展開の連続、18禁をプレイしていると思わせてくる瞬間だった。姫風露と晶さんの「スキ」を示す相違は深めれば深める程面白いし、父や伯父、「優灯」との会話で齎される価値観は、はっきり言って脱帽。そして事件の行方、先進的科学技術の発展が生み出した悲惨劇の真相……私の脳内は「絶句」の言葉が揺蕩ったのだった。愉快愉快。数多く出た設定を、緻密な伏線で連鎖的に膨らませる力量、実に凄まじい。体験版時点でこんな事言うのもあれだが、雪丸仟氏かなり頭の良い人だろうなと感じる。この作品は「SFに慣れていない人」「あまり物事を考えたくない人」「哲学的会話を楽しめない人」はかなりキツイ。ただ、左記の条件に該当しない方は今からでも遅くない、体験版をやって本作を熟考して欲しく思う。こんなに気持ち悪い程大絶賛するとか、クスリ飲まされ頭狂うたかとも思うがしょうがない、嘘はつけない。完璧演出、傑作シナリオ、魅力的キャラクターが個人的思考を「買わない」じゃなく「買わなくちゃいけない」と混乱させた。貴方はどう思うか。残り少ない日数で、是非とも判断を乞う。P.S. 際立った文章がとにかく多い。某人物の発言「利己と悪意を混ぜあわせて煮つめれば、『自由』がそこにできあがる」はガチで痺れた。後、ディズニーは私も大好きです。
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100ALPHA-NIGHTHAWK (Liar-soft(ビジネスパートナー)) (2019-03-29)
面白えなあ……ってのがプレイ終了後、思わず口に出てしまった感想です。シリーズやリメイクが絡まない、新規としてはおよそ3年ぶりに出たLiar-soft作品『ALPHA-NIGHTHAWK』『時計台のジャンヌ~Jeanne à la tour d'horloge~』や『大迷宮&大迷惑-GREAT EDGES IN THE ABYSS-』にはなんでか点数をつけていないと言う愚行を犯している私ですが、これは文句無しに付けられる期待値100点。最初の演出及び表現描写に思わず『forest』を思い出してしまう始まりは見事。そこから往年のカルトSFや昔のSF小説の数々を想起する内容、本当にワクワクが止まらなかったです。それらを観て、読んで、興奮冷めやらない良質な時間を、まさかエロゲでも同様に体感出来るとは夢にも思わなかった次第。この数時間プレイしただけで、キャラクターのほぼ全員に愛着が湧いてしまったのは、本作の力量に確かなモノを感じた証明です。ミリヤ良い娘! ナユタ良いキャラ! フロッピー優しい! アメ可愛い! ツユ超可愛い! ヴァネッサエロい! リュネット超エロい!と、自分がケモナー気質なのかもしれないと言う衝撃の事実に慄いた女性陣は基より、男性陣も凄く格好良い。レグルスはもうお馴染みなので言わずもがなですが、一蔵とゴンの声、凄え良いなと思わず感慨に浸ってしまいました。惜しむらくはこれがミドルプライスである事。どれ位の長さがあるんだろうと言うのだけが懸念材料ですが、短くても締りのある良質な物語をプレイ出来る予感はヒシヒシと感じます。興味あったら是非ともプレイして欲しい、新しき息吹を感じた体験版でした。
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80捻くれモノの学園青春物語 ~俺と彼女の裏表~ (りびどーそふと) (2018-12-21)
本体験版をプレイし終えて、生じた言葉は「意外」の一言。コメディ:シリアス=8:2の割合。「青春」における光と闇、「スクールカースト」の齎す弊害と言うのを根底に据えているのに、感想が「楽しかった」で閉じられるとは思いも寄りませんでした。人間社会には、どうしようもなく存在している「格差」ってのがあって、それを真正面から見据えた場合だと、自然、心へ靄がかかるのは必定。しかし、本作はその片鱗すらもまだ多くを見せていないのだから驚きです。部活結成までが「意外」とあっさりだったり、作中展開速度が「意外」と早かったり、元ネタの作品に「意外」と似せていなかったりして、驚いたのも確かなんですが、それ以上に「意外」と楽しめたと言う娯楽性が、場を席巻する形と相成りました。「表」には見せない「裏」のギスギスを覚悟して起動した私が、まさか拍子抜けるとは思わなかった次第。思わず声を上げて笑ってしまう事も多々ありました。しかし、少ないながらも要所要所で挟み込んでくるシリアスは、後半の展開を濃い物にさせているであろう期待感を与えてくれます。重点的にシリアスへ突入しても問題なく読めるだろうと言う確信は、本体験版で間違いなく貰えました。そういった娯楽性とメッセージ性の違和感無い共存に期待して、唯ちゃんと朔夜ちゃんの可愛い部分には更に期待して、届くのを楽しみに待つ事と致します。
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100MUSICUS!(非18禁) (OVERDRIVE) (2019-12-20)
沸き起こったのは、只々の追懐と郷愁。夏の暑い中、エアコンもつけず、夢中になって読み進めたキラキラな情景が、本作体験版をプレイして見事甦った次第でした。お前出るのかよ!!とか、ここ過去作のモチーフっぽいね?とか、彼女は今でも頑張ってるんだなあ……とか、思わず某作品小説版のあとがきを思い出してしまう邂逅ですねとか、まあ、そんな戯言。作中で語られた要素に思いを馳せられた時間。でも、決してそれだけじゃない。それのみで終わっていない。花井是清と対馬馨、彼等のような新しいけれど普遍的な人間が出てこそ、瀬戸口廉也氏の作品は真価を発揮するんだなと、思わず唸ってしまったのです。本作をプレイしていた日々は、そんな当たり前の事を改めて当たり前に思えた、幸せな時間でもありました。出会いと言う運命で紡がれた、相反と相似が折り重なる2人の人物像。そんな彼等を含めて作り出された音楽が『ロック』と呼ばれる現代の迷子多産風景にどんな情景を植え付けるのか。主人公はその中でどのような道へと歩み、逆風へと挑んでいくのか。そして、今の所私の1番お気に入りヒロイン、尾崎弥子ちゃんの今後の出番は果たしてあるのか(笑) 今から非常に、非常に楽しみにさせてくれる体験版でございます。気になっている方は是非とも早めのプレイを。終わってからでは……遅いですよ?
多分購入
75みにくいモジカの子 (NitroPlus) (2018-07-27)
ここまで短い体験版と言うのは初めてです。プレイ時間:30分、現時点での新記録。しかし、短いながらも込められたインパクトが凄まじい。主人公の視点で全てが進む本作は、見えている敵を見ない振りのまま過ごすFPSが如し、当然敵にやられまくりです。俯きがちな彼と同じ世界の共有は、ただ只管に絶望の怨嗟を伝えてきます。フランケンシュタインの怪物が性格の良い象徴なら、怪物染みた汚い本性こそ人間の象徴と言えるのかもしれない。だとしたらこれは、なんと人間らしい物語でしょうか。そんな皮肉が浮かんでしまう程、悲哀と悲憤と悲愴に支配された読後感でした。1番欲しかった愛情が、叶わずに歪んでしまう物語、その新世紀が見れる事に期待したいと思います。
必ず購入
90消えた世界と月と少女 (ひよこソフト(2008年~)(株式会社トゥインクルクリエイト)) (2018-03-23)
うん、かなり面白かったです。寝食忘れて夢中でプレイする位に。本作を語るにおいてとにかく1番言及しておきたいのは、グラフィック全般の素晴らしさ。もう超綺麗で、超美麗で、後、超怖い。私はいつも、こういうゲームの際は態と部屋を暗くして雰囲気を作り上げるのですが、見事に成功。途中のCGでは思わずびっくり、喫驚の声を挙げた次第です。良い奴主人公が同じ良い奴等と仲良くなっていく過程を、きちんと描いていってからの落差。そんな正しくホラーの醍醐味と言うのをこの作品は見事に作り上げています。途中展開における過去事件の話やつばめトリック等、某虫が鳴く作品を想起させる要素もありましたが、あくまでそこは本題ではなく、かぐや姫伝説の謎といった部分こそを本筋に組み入れて追及しているので、割り切って読める事でしょう。しかし、見る所によると、本作のジャンルは「和風伝奇ファッションミステリー」との事。ああ、成程。体験版をプレイすると、この「ファッション」の意味も少しばかり得心するってなもんです。まあ、よく考えると別に可笑しくもない。元々の題材としている物語にだって、少なからずこの要素は含まれていますから、特に気にもなりません。見目麗しのCGに屡々ビビりながら、素晴らしい和風音楽にまどろみながら、私も見事、楽しめた次第でした。本番はこの長い体験版以降だと言う事で(輝久夜ちゃん談)、可愛い幼馴染と優しいお姉さんへの高まりを糧に、届くのを楽しみに待つ所存です。 あ、後、これから本作を購入したいと思った、若しくは体験版をプレイしようとしている方、公式サイトの購入特典欄はあまり隅々まで見ない方が良いでしょう。今更言っても遅いかもしれませんが(笑)
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85夜巡る、ボクらの迷子教室 (SAMOYED SMILE) (2017-11-24)
素晴らしい。導入に少しばかりの入り込みにくさがありましたが、そんな序盤が気にならなくなる程、尻上がりに夢中になっていくストーリー構成だったと思います。全体的に雰囲気が良く、その理由の一端としてあるのは間違いなくBGM。私の好きな曲調の物ばかりであり、空気形成に一役どころか大役を見事担っていて、至極大満足でした。ただ、場面転換に途中が抜けたかと疑問符を浮かべてしまったシーンが1つだけありました。まあ、そこは本番で補完されるやもしれませんし、私が理解出来てない馬鹿なだけかもしれませんので、語るのは詮無き事でしょう。唯一「秘密の共有」をしたあの娘のルートに、主人公の根幹となる問題が大きく絡んでくるのかなあ…と、期待に胸を膨らませつつ、ゲームが届く日を心待ちにしたいと思います。どうか、彼等が望んだ物を私も見つけられますように……
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--時計台のジャンヌ ~Jeanne à la tour d'horloge~ (Liar-soft(ビジネスパートナー)) (2016-03-25)
プレイしてみた第一の感想は良く調べているな…という感心の一言。歴史物は時代考証がしっかりしていないと根底から破綻するジャンルですが、体験版時点では違和感は感じなかったです。第二次世界大戦の描写は第1章で終わりなのかは気になる所…また私達もよく知る神話に出てくる魔剣や聖剣を何故キャラクター達が使っているのか? これも気になる所ですが、それは体験版以降で解説されるのではないかと期待しています。ミレディなんて怪しげな女も出てきたしね。体験版部分は第1章のみという事で大まかな世界観説明とキャラクター説明、情景描写を少しの展開を交えて説明していた印象。しかし、その表現もくどくなく分かりやすく書いてるなあと感じました。本格的な盛り上がりは2章からだと思うので、安心して予約しようと思います。

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