Sek8483さんのコメントで投票されたもの

Sek8483

2006年よりプレイ。

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81キミへ贈る、ソラの花 (Cabbit)
カレーを作りながら、まつりは言う「いやー。玉ねぎ切っても涙が出ないとかいいね。感動的だね」。あっちこっちの可哀想なエロゲヒロインに涙するうち、目にしみるオピニオンでもって泣かされてんのかもと疑心暗鬼になってきたわたしに、彼女のささやかな言葉はありがたいものとなりました。 → 長文感想(21689)(ネタバレ注意)
2018年01月03日

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dov
この感想を読むこと4度目か……もしかしたら5度目にして、ようやく殻を割って中身を味わえた気がします。読んでいて楽しかったです。(2018/01/03投票)
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83BackStage (TJR(THE JOLLY ROGER))
演劇を描くふりをしながら、そもそも役者を描くつもりしかなかったバックステージもの。光明や京香がマジメに創作論議を打ち上げてはみても、天然アイドルゆとり猫が茶化しきっちゃうのがご愛嬌。やや作りには甘いところがあるので、そっと埋もれていて欲しくもなるようなエロゲです。 → 長文感想(13536)(ネタバレ注意)
2016年11月17日

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vicinityofobscenity
どこまで計画されてたんでしょうか いまだにゆとり猫ときくとにやける病気です
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84サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- ()
幸福と不幸にひとつながりの意味を見るなかで、生の意義を知ろうとする物語。人のつながりをゆったり見渡していくためか、稟たちのみならず、香奈や桜子たちまでも愛らしくなりました。 → 長文感想(39998)(ネタバレ注意)
2016年11月02日

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tokunaga
vostok
自分はあまり素直な感想を書けなかったので、特に凜に関するくだりに救われました。久々に起動して凜の回想シーンで瞑想しました。あと凜の枕カバーを飾ることに踏み切れました。いい娘ですねえ。ありがたやありがたや。
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2016年11月02日

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akagamiizumo
ジャワ
tokunaga
fst1246
oku_bswa
mizuku
凄まじい熱量と知見を得られた感想でした。ありがとうございます
merunonia
ポイントごとにしぼった感想でわかりやすかったです。参考になりました。
thundere
vostok
暑くなってきたらすば日々ですね。ざくろちゃん枕カバーを引っ張り出してきて飾りたくなるような素晴らしき文章でした。自分は皆守とかの後半パートにあまり入り込めなかったクチなのですが、後半をただのきれいごととみてしまうようではまだ至りには遠いなと。なので※10のご指摘は参考になりました。それにしても味わい深い作品ですね。9月の次回作とそのご感想も楽しみです。
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71マイくろ ~オレがワタシでボクがアタシで~ (abelia)
干物みたいに潤いがないキャラ描写。けれどよく噛めばシナリオに味があるTS作品です。以前から百合川真冬の姿だけ目にして可愛いなぁと思っていたわたしは、背後から刺されました。 → 長文感想(13258)(ネタバレ注意)(6)
2016年10月27日

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amaginoboru
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80ゆきこいめると (FrontWing)
冬に全力で取り組むふりしつつ、甘いシナリオの中心にすえられた変態エロでもって目的だとかは溶かされてしまう。そうしてベッドでは全開ドMのたるひだけども、お外ではきちんと常識人やって見栄っぱるひ。時と場合に応じてあたまゆるい、段取りがよくつけられた作品です。 → 長文感想(13859)(ネタバレ注意)
2016年09月18日

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イチャラブしたい
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80こころナビ (Q-X)
仮想と現実をつなぐはずのストーリーラインには綻び。キャラも確固としておらず、あんなにクールな凛子なのにプールに連れてこられるとはしゃぎ出しちゃう。ところが彼女が表情をほころばせると、手にも触れそうなほど生き生きとして見えて。キャラ造形に不思議な奥ゆきをもったエロゲです。 → 長文感想(10210)(ネタバレ注意)
2016年08月28日

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vostok
結局、Sekさんにいざなわれた感じで私もプレイしてしまいました。やってよかった。そしてSekさんの語りに頷くことしきりです。
まつ
凛子の魅力をここまで噛み砕いてくれるとは、感服しきりです。「うんうん」頷きながら読ませていただきました。『リンコ弁当バンザイ』のくだりは私も大好きで、そのホワイトボードに二人だけの時間と空間が凝縮されてるように思えます。 また、(この感想では触れられてませんが)凛子がボクっ子である理由についても、小春の口からサラッと漏れるだけに片付けてしまって、自ずから悟ってくれと言わんばかり。別段突っ込んだ説明はせずとも成立してしまう「良き兄妹シナリオ」、そして、彼らの在るがままで居ることだけを綴った「催促をしない物語」というのが胸にストンと落ちるところです。こころナビ本編とセットで、折につけて読み返したくなる感想でした。
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75夏雪 ~summer_snow~ (Silver Bullet)
淡々とした書き口がやさしい物語。各場面の描き込みはいまひとつ足りないため、キャラ心情が遠めになって臨場感に欠けてくる。ただ、その遠い観点ゆえに、夏ねーちゃんの細っこい腕に抱きとめられてた記憶だけ残せた気もしてます。 → 長文感想(12786)(ネタバレ注意)
2016年08月15日

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amaginoboru
唐突すぎるイベント群を無理やり呑みこんだ私に「"喜劇" の遠さ」という理解得心を与えてくれた感想でした。ありがとうございました。また桜沢グラのドM感、「那有多ルート世界の純葉と恋がしたい」、「夏ねーちゃんは話を聴かない」などにも共感です。特に夏ねーちゃん。シナリオとキャラの乖離がユーモアなその一言に纏められていて、何ともお見事でした。
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76相思相愛ロリータ (夜のひつじ(同人))
自分のおもらしを、幼女にきれいに飲み干してもらう。「とってもお喉が渇いてたの。ありがとう」って微笑まれてしまい、キミはこんなものに感謝しちゃいけないんだよと抱きしめたくなる。そんな汚辱的なお話。妖女まこちゃんの、フラットな声づくりが印象的です。 → 長文感想(13286)(ネタバレ注意)
2016年06月12日

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vostok
■声を荒げたりせず、慎重に、丁寧に言葉を発していた作中の幼女と青年ですが、それに劣らず慎重で丁寧なSekさんの文章、まるで幼女を大切に扱う紳士のようで恐れ入りました。自分などは「はすかい」といわれて、メルロ=ポンティのキアスムの概念とロシア詩の押韻や統辞法におけるヒアズム(キアスム)の対応を妄想して悦に入っていた学生時代を思い出して若干居心地の悪さを感じつつ、どこまでもあちこち筋張った社会人もどきである自分の手が我ながら鬱陶しいのですが、Sekさんはサリンジャーの作品との重ね方もとても丁寧で、引用や引喩を作品を傷つけない形で読み解いて言葉にしてくださるのはとてもありがたいです。(ついでに、大昔に読んで特に感じるところのなかったサリンジャーの小説にこんなにロリっ娘が描かれていると分かったのも勉強になりました。)■ はじめのイベントCGは印象的でしたね。自分は背が高いほうで、猫背気味なこともあり、大抵は視線を下のほうに向けて生活しています。最近はあったかくなってきたので、そうしていると道行く人や電車の中で女性の胸元に自然と目がいく煩悩まみれのおっさんになってしまい嫌なのですが、たまに視線を上に向けるのは、遠くのビルとか木とか空とかをふっと見て目を休めるときくらいです。それ以外の面倒な日常は基本的に下向き。その下方向、しかも通勤電車という日常そのものの空間にまこちゃんが顕現していて、沼池にも蓮の花という感じで微笑まれたりすると、うっかり成仏しかねないですね。上を見たら美少女というケースは、エロゲーだとパンチラ的なシーンか、あるいは踏まれているようなシーンがすぐ思い浮かびますが、いずれも非日常的な視点や視点の高さです。下を向くという日常の中にまこちゃんがいることは、なんでもないようでいて劇的なのだなあと思いました。■ またの投稿を楽しみにしています。
Accord4312
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76駄作 (CYCLET)
頭のおかしな物語。しかし手もとは的確でした。活け造りのような手さばきでヒロインの個性を削り出してゆき、その薄汚れた血をインクにして、理解しがたい遠い夢を描いていく "駄作"。でもアリスはそのあたり完全に失敗してると思うのです。 → 長文感想(10310)(ネタバレ注意)(2)
2016年05月29日

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残響
アリス大好きですね! リアリティに対する考察は唸りました。
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75灰被り姫の憂鬱 (MBS Truth)
世界全体でボタンのかけ違いが起きているので、狂っているのはプレイヤーただひとりという不条理作品。執行委員というヒエラルキーの雲上にいると思っていた存在が、実のところ小役人のようにもがいてたの"かも"しれず、最後まで戸惑いっぱなしの読感。クラス内投票で決めた女子を男子たちで輪姦するのだけど、ちゃんとヤらないと監視役の女子に「ちょっと男子ぃー、真面目にやりなさいよねー」くらいの気軽さで殺られてしまう"かも"しれないので必死に腰をふる。ルールは存在していて特権階級の手に秘密として委ねられているのだけど、立ち位置の不安定な主人公にはそれが明かされず、誰に賄賂を渡せばよいのかすらもわからん状態。ましてプレイヤーだなんて最下層民はそこから永遠に排除されているのが面白い。手足も満足に伸ばせない作品世界にいると、校庭の鉄棒にぶら下がるとき見えるだろう開けた景色がとても魅力的な気がしてきます。
2016年04月23日

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DameUdon
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84木洩れ陽のノスタルジーカ -Raggio di sole nostalgico- (STREGA)
音声まわりに粗があり、SF考証はいろんな意味で甘いし、個別ルートはちょっとチグハグ。でも「問題じゃないさ」。あまねく物語で、しねまは笑いかけると笑い返してくれる。この子の機械の手が冷たいことで自分がまだ温かいことを思い出させてくれる、ひたむきに優しいおとぎ話です。 → 長文感想(22136)(ネタバレ注意)
2016年04月17日

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shishou9119
amaginoboru
長所を限界まで捉えきったレビュー。「作品の良さを伝える」ってこういうことなんですね。大好きな作品なので素晴らしい感想が付いた嬉しさも格別です。本当にありがとうございました!
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72ひとりのクオリア (10mile)
新しいおもちゃを見せびらかすようにギミックや伏線をばらまくも、そのお片づけをしないまま、キャラ心情のみをつづった百合ゲーです。目の毒となる周辺要素や、花梨に課せられたお役目のせいで、話はまとまりに欠ける。ただ、そのばらばら感が『ひとりの』という主題に沿ってはいたのかもしれません。 → 長文感想(9439)(ネタバレ注意)
2016年04月03日

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kazami
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83夏ノ雨 (CUBE)
主人公の母である桜井夏子は作品に愛されたキャラクター。であるので、憎むことも簡単。彼女を始めとする普通にダメな人たちをどうにか愛そうとして、シナリオが採った“描かない”手法は、弱点を削って綺麗にまるめられたこの作品の数少ないユニークな持ち味です。 → 長文感想(23796)(ネタバレ注意)
2016年02月29日

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Rance_poke
lighthouse
興味深い考察です。作品に興味が湧いた。
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2016年01月05日

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vostok
毎度ながら楽しい感想ありがとうございます。Sekさんのこころナビの感想のおかげでこの作品に出会えたので、その点でも感謝しております。あと、こちらは起動するとヤナ君がタイトルコールすることが多いので羨ましいです。
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77好き好き大好き超管理してあげる (夜のひつじ(同人))
奈々那がマジで女神様。けったけったと笑いながら射精管理したり、妹ちゃんにさせてあげたりの手並みに見とれるうち、愛について諭されていました。言葉によって安らかな思考を満たされ、快楽をもって安らかな無思考に満たされる、そんな天国のお話です。 → 長文感想(10762)(ネタバレ注意)
2015年06月01日

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えび
意味深な点数の77点ですね
oku_bswa
vostok
素晴らしい。
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80朱 -Aka- (ねこねこソフト)
砂漠の旅を日常とする物語。たえず砂塵が吹きつけてくるから口を閉ざしておくしかない、つまらない日々がくり返される。しかし、口を開いたところで面白い喋りの続くわけでもないつまらないわたしに、その砂嵐は恩寵とも感じられちゃいました。ただ黙ってアラミスと手をつないでた時間が懐かしいです。 → 長文感想(12223)(ネタバレ注意)(4)
2015年04月16日

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vostok
残響
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75Strawberry Nauts (HOOKSOFT(HOOK))
PITがおどけて「すっぱい苺だ、すっぱい苺なんだ」と唱え続けるうち、なぜか苺はボヤケた甘さに変わってしまっていたような。もとの品質は決して悪くないので、プレイヤーが熱いコンデンスミルクをかけるとおいしい作品。ただ、橙子のラジオ番組はありのまま聴いてみたかったように思います。 → 長文感想(17087)(ネタバレ注意)
2015年04月11日

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cyokin10w
こういう作品の内容を楽しく思い出せる感想っていいですね。久しぶりにプレイしたくなったので、みかもんの鎖骨を確認してこようと思います。
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75ひのまるっ (WHEEL)
「肩の力を抜きなよー」と語りかけながら自らも率先して肩の力を抜いてしまう、ゆるいコメディ作品。ブラウン管のなか、調子っ外れの歌を熱唱するルル・セアブルをぼけっと眺めてると、なんかもう全て世は事もなしと思えてきました。 → 長文感想(10511)(ネタバレ注意)(2)
2015年01月03日

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vicinityofobscenity
どこにでもありそうなあのゆるさというかなじみやすさが特別なものに思えたりでもそこまでしっかり成立してるでもなくなんと言うか何らかのスキマにぴったりと収まっている気にさせられるゲームでした
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73うちの妹のばあい(はぁと) (イージーオー)
「お兄ちゃん……わたし、やっぱりチンポには勝てなかったよ」呆けた笑顔を見せつけてくる優香がエグい。萌えゲーのお約束をことさらプレイヤーの目の前で破り捨てるようなマネをしてるのに、稚気のある……もとい頭のネジのゆるみがちなテキストからは萌えゲーへの愛着もまた感じれてしまうあたり不条理な作品です。 → 長文感想(13618)(ネタバレ注意)(2)
2014年12月10日

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残響
萌えNTRゲー(?)として語りながらも、その実しっかりと「闇」性に足をずぶっといってる筆致に恐れ入りました
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92神樹の館 (Meteor)
とても親しくさせてもらったエロゲです。不思議だけど難解ではないシナリオと主人公・工月の視点が快適で、お酒を唇につけながらにもよい、物語の世界。泉鏡花(マイラブ) や上田秋成(先生ナニCiv5出演してんすか?ww) の名前がちらついたりはするけど、おきらく洋館ファンタジーなので、むしろ梨木香歩『家守綺譚』やジョン・クロウリー『リトル、ビッグ』あたりのよしみ。ナボコフ先生の小説みたいに捉えきれない含意にビビる必要なんて無く、欠かせない説明はおいおい付いてくるし、綾取りみたいなストーリーもひたすらキャラを愛でるためのもの。ナボコフ先生を呼びつけたくなるくらい双子はロリぃくて、肉の薄い、妖精みたい。麻子は真珠邸まで手を引いてくれたし、年上・おっぱい・メイドというワタクシ的三重苦を抱えてたはずの紫織さんには本を撫ぜる手つき一つでほだされてしまいました。わけても、竜胆ねえさんがうつくしい。
2014年07月12日

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dov
「綾取りみたいなストーリーもひたすらキャラを愛でるため」そして「不思議だけど難解ではない」ことを言い切ってくれてる感想って驚くほど少ない。わたくし、ロミオ作品の中では本作が圧倒的に好きなのに、批評空間ではこのゲームのタグに「インテリ」「一般人に勧めない」が多く付いててぐぬぬしてる一人です。食わず嫌いされずもっと知られて欲しい。――実は本感想における麻子の扱いの軽さに苦笑いを浮かべてしまったり。間違いなく可愛くて良い子であるはずなのに、本作のヒロイン達の濃さに押され埋もれてしまった感がやや。そんな憐れみも含んだ一票。(2014/07/12投票)◆civ5はBNW出てから手を出したんですがほんとに上田先生いましたねー。もうciv6も出てますが! ……あ、そうそう他が思いつかないんでこんなところで私信しますが、ミックスベリーの花束( http://novel18.syosetu.com/n0049cv/ )ちゅーなろう系SSが『神樹の館』『腐り姫』に近しい雰囲気を持ちつつエンタメへ寄せた塩梅で、自分すげー楽しめたんで、Sekさんの感想が聞いてみたい。(2016/12/4追記)
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77蜜柑 (C’s ware)
物語についての物語。なのだけど文章は淡々としていると言うか、ちょっと無味乾燥。硬い言葉づかいをしてるわりには含みを持たず、また響きも良くはない。あるいは読者を読者の立場に釘づけにしておきたかったゆえ、物語に入り込むことを必要以上に拒んでしまったのかも。その低い没入度をもって見るから結末も弱すぎてガッカリ。ただ舞台設定はとても心地よくて、物語空間がちょうど好みの狭さでした。何というか、子供の頃とかの物置に閉じ込もりたい欲求が満たされて、そこで勝手に妄想を膨らませるのはやっぱちょっと楽しい。また、エロシーンの活きる構成は良い。適度にバラけさせた配置であり、始めはどうにもほぐれてなかったのが情の深まってくる後半ではエロく感じれたし、そこにはそれぞれの物語が侵食し合っていく様もおそらくは影響している。そして声優さんとはいえ喘ぎ声にはそうそう幅が無いから、各々の顔の接点にもなっていたような。
2014年07月11日

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Yan B. Kern
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76星空のメモリア -Wish upon a shooting star- (FAVORITE)
なかひろ作品の特徴のひとつに、ツッコミ待ち態勢があると考えます。主人公を始めとしたキャラたちにウザいほどまで誇張した善意や感傷をふりまかせつつ、さらに"恋愛講座"やら"宗教的善意"やらのうろんげな道具立てを物語に加えてそこへと絡ませ、まずプレイヤーに「ねーよ!」と言わせる。そこから、その道具立ては取り下げつつ「うんうんやっぱりそこ否定されるよね、でもこれくらいは……」とセンチメンタリズムを通してしまい、彼女たちのたあいない弱さや傷口だけは何とか守ってあげる。そんな、熱湯を浴びせた後にぬるま湯を妥当なものと思わせるような手法に妙があります。ところが今作では感傷的な語りが直球にされていて、わたしは及び腰になってしまいました。丁寧なシナリオ作りであるものの、"メアの存在"が見慣れ過ぎたファンタジーなために例の道具立てとしては働かず、キャラの暑苦しいふるまいが悪目立ちしたままとなっていたような。
2014年07月07日

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dov
わたくし、なかひろ氏の作品はコレしかやってないので、「感傷的な語りが直球」「暑苦しいふるまいが悪目立ち」が常なるライターだと思い込み、すっかり食わず嫌い(一口嫌い?)に陥ってました。よく考えてみれば、この作品でも冒頭の千波ウザ攻撃に耐えきった後には、彼女のいかなる行為も「ははは可愛いやつめ」と笑顔で受け入れるお兄ちゃん力に目覚められた気がします。『夏めろ』や『水月』の物語がいよいよ動き始める七夕の夜に、それらと並び称されるおしっk……夏ゲーの視野を広げて下さりありがとうございます。 (2014/07/07投票)
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83向日葵の教会と長い夏休み ()
詠がおりこうだったように、雛桜が大人の事情に聡いように、色んな要素を考慮しつつ必要なところをちゃんと満たした作品。必要に応じておりこうに削られた細部とか、大人の事情もあって後回しにされたエロなんかが、ちょっと惜しいように感じられます。 → 長文感想(21333)(ネタバレ注意)(4)
2014年06月20日

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くるくす
本作は各編ですこしずつ焦点がずらされているようで、私も「テーマの登場の仕方はややアンバランス」と感じました。4編とも基本的に互いに独立した物語ですから、無理して最大公約数を抽出するべきではなくて、多分「いらん子の呪い」と「ママの呪い」の2本立てで解釈してよいのでしょう。他、「魚を捌くシーンが多い」、「陽介が雛桜に向けた視線は少し健全すぎた」あたりも同感。
amaginoboru
プレイ時見えていなかった部分が色々理解できて、楽しく読ませていただきました。エロシーンの扱いについて話が及んでいたのも嬉しかったです。
mizuku
vostok
長文感想を書いてくれるのを期待していたら、ちょうどほしかった作品に書いていただいてありがたいです。丁寧に読み込まれていて楽しませてもらいました。自分もこれくらい語ってみたかったけど、お話や雰囲気に流されて満足してしまっていたので。
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76俺が♀で彼女が♂に!? 気弱美少年と完璧美少女がChange! ~出さないで! 自分のカラダで妊娠させられてイっちゃう!~ (Norn)
ただただ有名どころばかりをプレイしてきたぬるぬる萌えゲーマーです。こちらの作品で、TS童貞……というかTS処女を散らしました。 → 長文感想(3957)(ネタバレ注意)(2)
2014年06月11日

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Accord4312
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80Quartett! (Littlewitch)
クラシックが良くも悪くもひきずる "高尚な"という印象をテコに、楽屋裏にはカネにも困るしクソもする生きた人間がいるのだと強調することでドラマには影をつけていく。しかしそこから、簡潔にイメージを並べたて、きっぷの良い言葉をキャラに叫ばせて、ひたすら軽快な選曲のみして、しゃらくさい理屈を蹴っとばしながら彼らの音楽をただ善きものと示してみせたのは良かった。ハンスのエピソードと、メイの啖呵とか好きです。感情と勢いでもってエンディングへと滑り込んでおり、綺麗なイメージを見せるために色々と置き去りにしてしまっている気はするものの、FFDが視覚的な緩急をつけられることを活かすにはうってつけのシナリオ。当時、漫画表現をひきずるFFDを見て「これはマンネリな再解釈にしかすぎないけど、次に来るものは素晴らしいかも」と思えたこととも少し似ていたシナリオ。
2014年05月18日

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dov
この感想は凄い。作品の特徴を見事に要約しすぎて、「なんかもう作品やらなくても、音楽だけ聴いてこの感想読めば良くね?」とか本気で錯覚するレベル。この短い感想の中に作品の特徴が凝縮されすぎて付け足しが思いつかない。マジで。この感想はヤバイ(2014/05/18)
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82StarTRain (mixed up)
麻衣子はTVやネットからの借り物のネタで、微妙にスベリながら友達を笑わせようとする。作品はまず、そんな若者たちがするそこら辺にも転がってそうな泥くさい恋愛を描くのだけど、いざ大切な主張をしようとすると足は地面から離れ、恋をしてる自分自身だけの "お花畑" に飛んで行ってしまう。その最たるが七美ルート。自分に手の届くモノだけじゃもどかしくて、背のびしながら「幸せ」とか観念ばかりふりまわして、物語そのものが若者の主張を体現しちゃう。そうして描かれるのはごく普通の思春期とは別モノの歪んだ何かなのだけど、プレイヤーはその何かから思春期をひしひし追想することができる。そんなデフォルメが魅力ある作品。でもその見方をしたとき、奏だけは "お花畑" に入って行かず、あの変てこで、なんかもう微笑ましいバストアップマシンを使う。だから何?って話だけど、物語が過ぎると彼女はとても綺麗になってました。
2014年05月04日

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vicinityofobscenity
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73はるかぜどりに、とまりぎを。 (SkyFish)
温暖化→食糧難→戦争とかではなくサトリ病なあたり、なんともキレイな世界。"心地よい破滅"ものと言えなくもない設定をもしマジメに受け取るなら、傷ついた世界で生きる登場人物たちの淡々として明るい情動は、プレイヤーの目から見てやや不気味です。テーマは「沈みかけの世界でも人々は普通に恋をする」だろうけど、SkyFishに「普通に恋をする」とか言われつつハーレム・SM・露出プレイ等々を見せられるのは奇妙な気分。ところが、その奇妙さと "心地よい破滅" が持つ違和感が妙にマッチし、キャッキャウフフをひたすら外から眺めるようなSkyFish独特の読感とも結びついていて面白い。プレイヤーの倫理観が入り込めないほどのエロ肯定には、周りが壊れつつも人心の安らかな、こんな世界が似合っている気もします。ついでに泣き要素はできたし、綺麗な水面だって描けた。
2014年04月19日

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カラス
確かに、雰囲気とエロとが妙にマッチしている部分がありますね。
armchair
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84ナツユメナギサ (SAGA PLANETS)
オールクリア後に思い返す美浜羊ルートエンドが好きです。ネタバレが面白味を削ぐ作品なので長文感想には特にご注意を。 → 長文感想(12706)(ネタバレ注意)
2013年06月23日

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dov
「『ナツユメナギサ』はそんな忘れられがちな物語のことを愛しているようにわたしには思える」という指摘に同意。おそらく『はつゆきさくら』もそのような物語を狙っていると感じた。が、その指摘以降の記述には少なくとも共感はできない。強烈な恋愛劇を描いておきながら「虚構でした。男には彼女がいたし女は顔半分が焼け爛れてます」というのは失望を覚えるなという方が無理な話だし、羊が「現実世界」で彼氏を手に入れるのは常識的に考えてほぼ不可能だろう。「物語から何かを得られたから意味はあるんだ」という、ある意味では言い訳を用意しなければ納得出来ないということ自体が、逆説的にこの物語の不完全さを証明しているように私には思える。「お前褒めたいのか反論したいのかどっちだよ」と言われそうですが、顔真っ赤にして反論したくなるくらい良い感想です。