マルセルさんのコメントで投票されたもの

マルセル

ども、淫乱雄ネコ萌え奴隷系オタクのマルセルといいます。無闇にながい文章を書いたり、時には一言コメントしか書かなかったりといい加減な活動ですが、皆さんの方もいい加減に読んでくださると僕が助かります。

>えー、近況報告を少々。ここ最近いろんな所で更新が途絶えていますが、どうにもこの一年は色々と忙しくてですね。エロゲも月に2~3本しかクリアできていないので、月刊マルセルでエロゲを語るような立場にはなれないかなーってところが現状ですね。今年の前半一杯は去年から引き続いて結構デカイことを言い続けていたので、そこらへんの総括を含めて何か書きたいところではあるんですが、自分がやって面白いと感じたエロゲのレビューもロクに書けていない状況ですので、来年の3月あたりまでそこらへんを消化するまでは「業界論」めいたことは封印しようかなとは思っているのですハイ。

まぁそんな状況でありながらも、自画自賛めいたことを書いてしまうと、去年の終わりと今年の前半に書いた業界論を修正する必要もあんま無いので、基本あんま書くことは無いかなーというのが根っ子にはあるんですけどね。エロ助や2Chのエロゲ板といったかつてエロゲのメタ言説の中心だったところが凋落していき、そこで語られていた言説スタイルそのものの凋落するので、エロゲ全体のメタ言説の生産量つまり「話題性そのもの」が一時的に減退する。それと同じように、有象無象の同人エロゲの数が商業エロゲを遙かに上まわっていくことで、今まで作品評価のなんとなくな規範であった典型的な「商業エロゲ」イメージそのものの崩れてはいくが、同人エロゲが商業エロゲを食いつぶすほどの勢いが生まれるわけでは無く、相対的には既存の商業エロゲの方が依然として力は持っているものの、それは今まである程度は固有ユーザーや固有信者を持つメーカーに限られるので「ボツボツといろんな同人エロゲが登場しているのに、依然として話題の中心にあるのは既存の商業エロゲ」であるという 現実そのののが、嘗ての取りあえずエロゲの多様性ガーとか低価格エロゲガーと言っておけば通ぶった態度を取れるような嘗てのエロゲのメタ言説の欺瞞性を浮き彫りにする。つまるところ、同人であれ商業であれ、今のエロゲが置かれているエロゲの現実とその現実を解釈する以前のメタ言説のフレームが乖離していて、そこらへんの現実と言説のギャップがエロゲを語りにくくしているナーっていう診断はあんまり変える必要はないと思うんですよね。僕が思っていたよりも早くかつてのメタ言説の死滅が進んでいるような印象を受けますが、そこらへんを含めて来年の葱板のベストエロゲ投票が良いリトマス試験紙になってくれそうかなーと。

まぁこういう状況ですから、僕がイチイチ去年まで見たいに「最近のエロゲは長い」みたいなルーチン化されたエロゲ糞メタ言説に突っ込む、みたいなことをやる必要もやる意欲もあんま起きないというのはあるんですよねー。そういう糞言説は今年にも何個かあって、今のエロゲ声優はデビューのきっかけがない!みたいなアホ言説に突っ込みを入れようかと思いましたが、そんなのハイハイ同人音声でも聴いていれば?みたいな突っ込みは、去年の時点では必要だったかもしれないけど、今年の時点で同人音声の存在を知らないような人に何を無駄じゃね?みたいな雰囲気はあるじゃないですか。ここらへんを含めた「エロゲメタ言説空間の転換」というのは、実はここ1~2年でかなりのスピードで起こっているとは思っていて、そこらへんをネタにするっていうのは何度か思いつきましたけど、それについても良く考えたら今年の初めに語っていたし、もうそういうのは事実確認的に「これこれこういうことが起こってます」という形で書くのでは無く、そういう言説空間の転換を前提にして新人の同人声優の何とかさんの逆NTR音声作品最高だよねーみたいな形で書いたほうが良いんじゃ無いかってところまで来ていると思うんですよね。まぁそこらへんを含めて、新しい形での雑談ネタの描き方とかレビューの描き方を色々と考えながら、今年の積みゲエロゲを消化せんとしているマルセルたんでありましたさ。
https://www.youtube.com/watch?v=7L8AFJnY3js

投票されたコメント

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87あぶのーまるらば~ず (とるてそふと)
エロゲのエロとシナリオの関係においては、だいたい三つの位階を設けることが出来る。一つは「単純に物語にエロシーンがくっついてる」だけの作品で、大半のエロゲシナリオがこれに該当し、エロの配置は良くも悪くもユーザーがそこに意味や劣情を見出すものとなり、今作では幼馴染の姫兎が該当する。二つは「物語がエロの傾向に結びついてるもの」で、ジャンル抜きゲや、エロ導入に拘ったイチャラブエロゲがそれに値し、兄姉近親相姦を懐かしく巧みにSM物語に接続する暁乃や、未知なる感情と性癖に悪戦絶頂する鏑城もこの中に入るだろう。そうして最後の三つは「人間とエロの関係それ自体について」挑もうとする勇者であり、さらに、この作品の瀬利ルートは第二位階の「誘惑エロヒロイン」という昨今性徴目覚ましいジャンルを見事にエロゲながらも、その論理的な帰結としてのエロに病んで愛はパンツを駆け巡るを走り切ってしまう小池百合子シナリオの傑作だ。 → 長文感想(61427)(ネタバレ注意)
2018年02月03日

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ogosikan
凄いよく分析されてると思います。自分もあぶのまに関してはエロコメディ系の傑作クラスだと思っていたので、うれしい分析でした。
ktwcca
感想6万文字……? 脱帽です
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82スクランブル・ラバーズ (Aries)
スクランブル・ラバーズとは実に作品内容とよくあった適切なタイトルだとおもう。まずスクランブルなのは各キャラルート毎に変わる各視点と物語のありようだ。棗ルートは基本主人公視点中心の「初恋」に相応しい、お互いの気持を確かめ合うドキドキ感が語られ、更紗ルートでは初っ端から更紗の一目惚れと籠絡意思が更紗視点でネタバレされたのち、しかし以降は主人公中心視点に戻り、更紗の天然気味なお上品エロ発言にドキドキするようなソフトM御用達シナリオへと逸れていき、桜子ルートでは桜子視点のドキドキだけが伝わってくるようなお話になって、優衣ルートでは主人公視点と優衣視点が双子のように分割され、お互いに思い合う気持が日常の中でゆっくりと語られていく。ただ、中心となる共通イベントやテーマ変奏によって各ルートはゆるく結ばれており、いい意味で萌えゲらしい夏時間が、全ルートの不器用な恋人たちから涼しげに伝わってくる良作である。 → 長文感想(25408)(ネタバレ注意)
2018年02月03日
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85感覚の鋭い牙 (WINTERS)
平井次郎氏のエロゲから漂ってくるのは圧倒的な貧しさである。べつだん経済的な貧しさが作品のテーマとなっているわけでも、OHPが殺伐としているからそう感じるわけでもなくて、切りつめられ凝縮されているというよりも「ただそれしか語ることがないから」寡黙たらざるをえないテキストと、ノイズ系音楽が好きと言うよりも「自分の持っているCDがそれしかないから」という理由で鳴っているようなまさに「ノイズ」でしかないBGMの宙ぶらりんな二重奏が、全てが四畳半のブリーフのフルボッキに支えられているような「取りあえずエロいことぐらいしかやることがない」世界観をしゃりしゃりと噛みしめさせる。そうした「貧しさ」が一番伝わってくるのがこの作品だろうか。序盤の「ただ他に相手がいないから兄姉相姦」と言った感じのダメ共依存関係は、アホな中学生が見るようなSF淫夢世界に呑み込まれながら、生に病んでエロは荒野を駆け巡るのであった。
2017年10月21日

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tutumg
tamana
vostok
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65ニュートンと林檎の樹 (Laplacian)
「テンポよく読み進められるエロゲ」は「チンポよく勃起できないエロゲである」し「マンコよく突っ込みたくなるヒロイン」も描けないような「よぉく読むとちっとも良いシナリオではない」を立証してしまった作品だ。「一日くらいでコンプリートした」人が評価が高くなるのは頷ける。確かに「引き込む力だけ」で「細部の雑な部分」をスルー出来る力は持っており、軽妙なテキストは常に予想外の方向に進んでいくプロットにスムーズに繋がっていくしなやかさは、これら全て「共通ルート」への美点となり、そうして「個別ルート」においては全て地獄に堕ちてゆく。個別ルートが通常エロゲの半分以下の長さで、更には葉鍵時代を思い出されるような恐怖のエロイッカイズツに等しい構成は、ヒロイン感情移入だけではなく、実は「シナリオ重視」にもマイナスであり「ぜんぶ童貞のせいだ」は「早漏だから前戯が上手いだけのふにゃちんシナリオ」を隠蔽してるに過ぎない。 → 長文感想(28523)(ネタバレ注意)
2017年06月04日

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tanukick
tto0502
ogosikan
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90Evenicle -イブニクル- (ALICESOFT)
オタクが、増えすぎたエロゲをソシャゲーに移住させるようになって、既に5年が過ぎた。膨大なソシャゲーはオタの第二の故郷となり、エロゲオタは長年の尊厳と引き替えにデレマスで刹那の尊さを得て、そして、死んでいった。西暦2015年(だぶるおーせぶんてぃーないん)、アニメ自爆を経てもケッコンカッコカリは止まらず、オタは自分の艦むすゲームナラティブを共有生産する集団二次創作乱交体制を樹立し、母たるエロゲの独占生セックスから独立を宣言。エロゲ連邦の最古国アリスは新兵器の開発に着手する。巧みなゲームバランス調整で無駄のないキャラ育成&バトルを実現させたRPGによって、フィールド上にあらゆるサブイベントシーンを配置し、ゲーム性体験とストーリーをシームレスに繋げることで、エロゲの豊潤な物語とイチャラブを見事に融合させるケッコンカッコトゥルー嫁ハーレムエロゲのレゴンギスタを目指して……その名は「イブニクル」だ。 → 長文感想(59338)(ネタバレ注意)
2017年04月30日

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LNT
ryosui
tyomoranmantyobi
toname
ライス定食たべにきた
spica0613
trump
しもじぃ~
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45トラベリングスターズ -Traveling Stars- (HOOKSOFT(HOOK))
自傷HOOKが設立15周年記念作品として放っちゃった新感覚「イスラム国ゲー」の傑作である。無論イスラム国がイスラム教と全く関係ないように、この作品もHOOKを自傷しているものの本来のHOOK作品と全く関係が無いばかりか、過去のHOOK作品の要素を恣意的に悪用し正反対の愚作を作り上げたという点では、イスラム国以上のツラ汚し作品と言えるだろう。「まったり日常」は共通ルート個別ルート共に「ヒロイン以外のサブ・モブテキスト」に奪われて「イチャラブ描写」は減少気味な上にシナリオがイチャを殺しており「山場に頼らないシナリオ作り」は糞バトル展開や糞トラウマ展開や糞泣きゲテンプレシナリオを多用しつつも最終的に「テンプレシナリオとしても崩壊してる」という自爆テロでHOOKユーザー&メーカーもろとも木っ葉微塵じゃあ。このHOOK新体制の堂々たるHOOK遺産の大爆破を前にしては萌豚の正義の脱糞を下すほかは無い。 → 長文感想(37670)(ネタバレ注意)(1)
2017年03月24日

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AKERU
76421
残響
シナリオ構造がいかにしてクライシス、いかにして詐欺か。そしてブランド文脈においてこの作品がいかにアレなのかを細かく分析したレビュー。愛か。HOOK愛ゆえの悲劇か。もう恋なんてしない!
Weather report
アミーゴ
watarou
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83キミトユメミシ (Laplacian)
七月ダークホースゲー扱いされている今作。発売前は声優陣が豪華な抜きゲーっぽいと言われ、それが歌も豪華だが内容はワカランゲーへと変わり、体験版が公開されたら思わず便秘少女も荒野を目指してしまうくらいの変幻自在ギャグ十字砲で期待のバカゲーへと祭り上げられたものの、実際は今どき珍しい地味な「ヒロインと一緒に頑張ろう青春ゲー」だったでござるよ。大半ルートは序盤から、早くもヒロインと主人公の目標が決まり、後はそれに向けて様々な問題を解決しながらも、基本は日々の努力をイチャラブしながら続けていくのみ。ヒロインの夢を覗き見する一方関係から、ヒロインの未来への夢を共有していく「キミトユメミシ」ダブルミーミングを生かした時雨ルートは処女作とは思えないクオリティなのに、ブツ切りが目立つ他ルートや、淫夢ネタをギャグ以外の特にエロに上手く生かしていない等々、処女作らしい荒削りさと新鮮な推進力に満ち溢れた良作だ。 → 長文感想(14697)(ネタバレ注意)
2016年12月23日
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82QUINTUPLE☆SPLASH (Parasol)
パラソルっていうメーカーは、昔からわりと作風がコロコロ変わる不安定なメーカーで、さらに今作からは看板ゲンガーだった「ちこたむ」画伯も抜けて、なんかウリ要素あるんですかこれぇ?みたい微妙雰囲気が漂っていた今作だが、こういう時に限って良作がポンと出たりするからエロゲっていうのは面白い。水泳大会展開になりながらも、最後まで本当はもっと楽しいことをしたいー、主人公にいいカッコを見せたいだけーと、だらけイチャラブする亜美ちゃんシナリオや、アニキからお兄ちゃんまで兄妹の関係性の変化をシリアスを交え丁寧に描きつつも、根本的な所ではいつもお兄ちゃんに子供のようにじゃれ合っている姿を見逃さないい巴シナリオといった、イイ話や成長頑張りました話には収斂されない「水と弾けるようなイチャラブ」の毎日を軽やかに描いてる。貧乳ボディを煽り立てる着エロや何気ない日常仕草からのエロ移行といった、間接エロの強調も素晴らしい。 → 長文感想(40870)(ネタバレ注意)
2016年11月21日

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ima-ero
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80こんなアタシでも… (WINTERS)
エロゲ神学議論の一つに「意味なし非処女」というのがある。これを理解するには「意味あり処女」という正反対の言葉を考えれば良く、要はエロゲの大半の恋愛物語においてヒロインの処女性が「意味のあるもの」にされているのであり、「小さい頃からずっと主人公を想っていた」幼馴染みが非処女だったら確かにギャグにしかならないわけだ。こういう次第で、エロゲの非処女にも所謂「物語必然性」が要求され前述のような言葉が生まれるのであって、この作品の主人公アツノリ君も「真冬がラブレスセックススキーなのは何故だろう?」と真冬のトラウマを追求するばかりか、作品までもが「真冬以外のヒロインを選んだら真冬惨殺」というカノン神学構造フラグを採用し真冬の救済と真実を追求しちゃう。むろん、雪が降ることに何も意味がないように、真冬がセックスすることに食事以上の意味は無く、救済と真実は真冬の小便の暖かさによって浄められるしかないだろう。
2016年06月04日

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yknk_moi
深いですね(深い)
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80ランス・クエスト マグナム (ALICESOFT)
こういう修正パッチともDLCともリメイクとも取れる不思議な形態の商品は、たぶんエロゲでは初めてのやり方なんで、「こういう作品」だとまず始めに決めつけ、で、その基準からこの作品の完成度は如何ほどなものかーとゆーような、点数評価の基本的なやり方がなかなかやりにくいんじゃないかと思うのだが、僕としてはまぁ「修正パッチ」としては90点ぐらい、「DLC」としても85点ぐらいと高評価、んでもリメイクとしては70点ぐらいとキツイ点数をつけちゃいそうだ。まぁ大雑把な言い方をするとゲームシステム並びにバランス関係は非常に素晴らしい改善を示している。経験値稼ぎとレアアイテムゲットと特殊スキルの育成がテンポよく進んでいくので、ヤリ込みゲオタ以外の人でも周回プレイが楽しく感じられるだろう。ただシナリオに関しては「続編への伏線ばらまき」がより濃くなっているだけであり、FDとでも割り切らなきゃキツイのは変わってない。 → 長文感想(14363)(ネタバレ注意)
2016年01月23日

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ljdafj
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84Fate/stay night (TYPE-MOON)
この作品をやると2CHによく貼られる「キモオタ」のAAを思い出す。これは別に笛のファンがあんなキモオタだとか、或いは作者がそうであると言いたいわけではない。そうではなく、あのキモオタが「どうだっ、俺の考えたこの設定はすごいだろっ!」と、本当に楽しそうにFATEという物語をぺちゃくちゃかたる風景が目に浮かぶのである。夢枕獏という作家はオタクの本質を「凶暴、純情、劣情」と言ったが、この作品はそれらのおもちゃ箱といっていだろう。ちょっと冷静に読めば、物語のテーマと物語の行為がズレまくっているのに気がつくのだが、そんなん気にするほうが馬鹿馬鹿しくなるくらい、あるいは自分が馬鹿でもいいや♪と開き直ってしまうほどオタ妄想のドライブ力に満ち溢れた故郷のような作品だ。この作品を全然楽しめないという人は、ちゃんとした一般人に復帰できる可能性が残されているので、今日から一日四時間を目標にこれをやり直すべきだ。
2015年12月11日

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koikoiking
konoq
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70らぶらぶ♥プリンセス ~お姫さまがいっぱい! もっとエッチなハーレム生活!!~ (ぱじゃまエクスタシー)
「期待は失望を二乗する」という名言があるが、怒りを覚えるレベルの作品はそれまでにマイナス分に相当するプラス面白さがあったとも言えるわけで、この作品は「ハーレム期待を裏切るハーレム作品」としては 傑作に達した至高のガッカリゲーだと言ってもいい。共通ルートが素晴らしいのに、個別ルート短すぎるという早漏れシナリオに加え、一部ルートではエロすらも早漏れというハクオロとーじーぼーの先には「誰得シリアスシナリオ」をハーレムシナリオのテーマ性の為に壮絶な勘違いをぶちかましてくれ、良作ハーレムゲーを期待したユーザーを絶望の海に叩き落としてくれようぞ。メインヒロインそっちのけでBBAサブヒロインが活躍する「ハーレムスキーなら嫌いなヒロインも幸せにしろよなww」アンチハーレム嫌味も最高だ。エロCGや一部エロやハーレム日常描写は良いので抜きゲとしてはわりと評価できるが、故に ツラミも増してしまう難儀な作品じゃ。 → 長文感想(23493)(ネタバレ注意)
2015年08月18日

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kabugiko
6章の糞っぷりに挫折してましたが、メーカーのやりたかったことが分析されており続きを進めたくなる良いコメントでした。頑張ってみます!
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84Clover Point (Meteor)
[ネタバレ?(Y1:N0)]長文感想(51678)(ネタバレ注意)
2015年07月08日

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8yosuga8
oyariwa
irtelish
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80夏めろ (AcaciaSoft)
これは萌えゲーでも純愛ゲーでも抜きゲーでも陵辱ゲーでも寝取られゲーでもない。いうならば新鮮とれたてのエロがたっぷり入った「発情ゲー」である。OHPの謳い文句「まったり系・日常ADV」というのはやや誤解を招く可能性がある。「まったり系」の定義が曖昧なのは事実だが、これをHOOK系列の作品と捉えるなら回避推奨。それを名乗るには個別テキストが物足りないし、基本的にHは全て主人公との和姦とはいえるが、とっても不健康でいやらしくいけないえっちな和姦がおおすぎるからだ。起承転結の承をすっ飛ばし、お約束を放棄し偶発性と未完性に依存するシナリオ、通り魔のような凶悪さで唐突に突き刺してくる激濃厚なエロシーン等々、どっちかというと「人を選ぶ作品」に属すると思うが、体験版をやって、萌えだけではなく、微かに漂う淫靡な匂いを嗅ぎつけてしまった人は、充分にこの変態的な作品をやる価値があると僕は思う。 → 長文感想(10489)(ネタバレ注意)
2015年06月27日
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79恋する姉妹の六重奏 (PeasSoft)
基本的には良く出来ているものの、肝心なところで足りていないような惜しい作品。物語構成はなかなかよくて、主人公激ラブな姉とツン隠れラブな妹との主人公姉妹、基本的に良い友達の紗香とたまに主人公を意識してる優香の美浜姉妹、主人公のクラスメイトで異性問題に弱い真面目な真衣と耳年増で主人公を挑発するまゆとの牧ノ瀬姉妹といったように、主人公に対する好感度が「友だち」くらいの関係からスタートしながら、夏休みに至る前でお互いを徐々に意識するようになっていく恋愛描写は夏間近のナマ暖かい雰囲気がふわりと伝ってきて、牧ノ瀬姉妹はやや青臭い成長物語ふう、美浜姉妹はほっこり良い人たち話、主人公姉妹は基本イチャラブオンリー展開とルート毎に変化を加えながら姉妹ハーレムもいれちゃうサービス精神も高評価。ただ共通のウェイトが高すぎ個別入ってすぐ告白という構成が、友だちからの恋愛の発展という基本物語を弱めてるのが残念だった。 → 長文感想(12488)(ネタバレ注意)
2015年06月27日

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ger30mi45spmfepmgepds
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77MeltyMoment ミニファンディスク すみれ&千恵美Ver. (HOOKSOFT(HOOK))
本編メルティのすみれ√からのアフターシナリオだと思えば、普通のアフターFDとは言えるのだが、なんだか妙にモノ足りない作品だったりする。まずは良いところから褒めると、すみれのCGは本編以上にこれまた素晴らしい。一枚絵になると巨乳化するのはHOOK伝統だから許すとして、すみれの照れながらも上目遣いで此方を誘っている表情とか、オナニーCGの惚けた表情とか、本編以上にすみれの素直クールデレデレ萌えからエロへと移り変わるサマを見事に捉えており、ガーリートキングのすみれの妄想っぷりも相変わらず素晴らしい。問題なのは、本編のそういう「萌え描写からエロシーンまでの移行」の繊細な描写に比べて、移行のエロシーン展開が雑すぎる点だろう。まいかいまいかい突っ込んでから「ああんダメだけど気持ちイイ」を一方的に大声で喘がせているだけなので、これじゃあガーリーのすみれの妄想エロシーンの方が萌え豊かじゃんと思ってしまう。
2014年10月01日

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Sakurano
全く同意だ
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77花嫁と魔王 ~王室のハーレムは下克上~ (Escu:de)
確かに穴の多い……否、穴だらけのエロゲではある。まず、致命的なのはバトルシステムとストーリーとエロが全然絡んでおらず、ゲーム性とそれらが別個の要素としてほぼ孤立している点。王位継承戦や下克上システムと言った、ヒロインとの様々なエロ(敗北逆NTRから誘惑エロまで)を連想させる枠組みを作っておきながら、バトル選択結果はエロシーンに全く影響を与えない体たらくっぷり。さらにその「バトルゲーム性」自体も微妙で、一周目はルールを理解出来なくても簡単に勝てる難易度でユーザーを油断させながら、二周目以降は劇ムズになるといトラップ系難易度もさることながら、基本的に運に左右されがちな労多くして楽しみ少なしゲーになってしまっている。とはいえ、基本シナリオはそんなに悪くはなく、ヒロインとのイチャラブもなかなかで、何よりも最強エロCGによるルシエラ様のエロ誘惑プレイを前にしては同好の志に激しくお奨めせざるを得ない。 → 長文感想(23676)(ネタバレ注意)(1)
2014年09月14日

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hsuke
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44下級生2 (elf)
下級生2と言えばそりゃもうたまきんと相場は決まっているわけだが、おそらく大半のエロゲオタはただ単に風評でモノを言っているだけに過ぎないのではないか。もちろん、この「たまきんシナリオ」は相当に酷いシロモノであり、さらにはこの「下級生2」という作品も相当に酷い作品なので、やらずにバカにしても超OKな作品ではある。とはいえ、実際にプレイしてみるなら、風評とはまた斜め60℃ぐらい違う、二股とか浮気とかNTRとかとは違う意味で酷いシナリオを満喫することができるだろう。こうしたシナリオから、どうして「たまきんは史上最悪のクズヒロイン」という風評が立ったのか、いろいろ考えてみるのも暇な御仁にはいいかもしれない。また、ゲーム性の改悪といった点でも、この作品は反面教師として非常に優れている。前作を改善しようとする変更点がそのまま前作の魅力を大幅に殺しており、続編モノを考えるうえで参考にすべき失敗作品である。 → 長文感想(31182)(ネタバレ注意)
2014年06月29日

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kaimi
LOSTMAN
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80恋剣乙女 ~再燃~ (eufonie)
良くも悪くも本編の内容に忠実なFDだ。悪い意味から言うと「コトナ討伐編」がわりとそのまんまの意味で本編のコトナ設定の補完シナリオでしかないところ。まぁヒロインエロ無しというのが最大の問題点なんだが、物語内容もコトナ設定と誠一の真能力開示という「燃えゲシナリオのお約束」を満たすだけに作られたような内容で、萌えやエロとちっとも関連しないあたり本編とは正反対ながらも同じ杜撰さだと言えよう。良い意味で言えば、別ライターながらも本編の細かい設定を逝かした丁寧なシナリオ作りや、最後はバトル解決するお約束ドラマツルギー展開を採用しながらも、あまり恋愛方向ではグダグダにはならずにスッキリ纏め、物語の盛り上がりを巧妙にエロまで引っ張るアナザーシナリオ群。そして本編の物語を生かしながら本編以上のイチャラブを生かした、特に透子さんシナリオの恋人以上夫婦未満描写はアフターイチャラブシナリオの傑作だからみんな買え! → 長文感想(17441)(ネタバレ注意)
2014年05月06日

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s0meok
コトナのエロなし、だと……。 orz
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65麗華の館 ~催眠遊戯への招待状~ (しすたーそふと(同人))
確かにプロットは基本的に誘惑ゲーやMゲーの雰囲気で、実際体験版もそういう内容だったのに、メーカー紹介のページに「後半の逆転劇もあり?」とか書いている時点でまぁ「怪しい作品」だったワケではある。しかしこの作品は「前半だけ楽しめれば良い」とか「逆転劇の途中に誘惑分岐あるだろうし(実際は一本道です)」な「そこそこM期待」、または「いや俺はSシチュも楽しめるからそこにも期待」な「そこそこS期待」といった、あらゆる客層の予想や期待をパーフェクトに転覆する、ある意味すげぇオチを用意してる2014年度誰得ゲーグランプリ優勝候補作品だったのだぁ! それらの「エロシーン自体」は結構エロイが、そのエロシーンの物語的エロさを的確に全破壊するこの作品の精度は製作者が絶対に狙ったものであり、シナリオゲースキーならその完膚なきまでのエロ破壊に喝采を、誘惑Mスキーなら完膚なきまでに自分の性癖を裏切られて怒りの生贄を! → 長文感想(2507)(ネタバレ注意)
2014年03月23日

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yknk_moi
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84らぶでれーしょん! (SMEE)
昨今の主人公に求められる単語と言えば「大人」「勤勉」「誠実」であり、なんかもうすべての主人公の名前は二宮金次郎でよくね?って感じであるが、この「主人公」は金次郎の背中にコソーリ接近し薪にチャッカマンしそうなイカしたヤツだ。無論、ただの御巫山戯が面白いわけじゃない。この「主人公」という変な名前と、らぶでれーしょんなエロゲ空間が絶妙にマッチしているのだ。複数ヒロインと主人公の「仲良しグループ」描写で、各ヒロインの特徴と物語を描く普通のエロゲとは違い、この作品は始めから最後までヒロインと主人公ふたりだけの日常描写を徹底する。すると、「主人公」のボケ&突っ込みトークを通じてヒロインの特徴が浮き彫りになり、自ずとふたりで恋愛を創りだしていくような独特の密着感が生まれるのだ。とってつけたような山場で密着感を壊すこともなく、ハーレムシナリオも異常にエロ狂っており、まさにタイトル通りの傑作と言える。 → 長文感想(19414)(ネタバレ注意)(1)
2014年03月22日

投票した方々

blankname1234
satokake
melodicarc
dov
マルセル氏の感想の中でも傑作だと思う。目から鱗がボロボロ落ちた
k-p
コメント最終投票日
84VenusBlood -GAIA- (DualTail(DualMage))
「2割増しの面白さ」という公式コメントは良くも悪くもその通り。良い面から言えば、九尾お得意のゲーム性は順調に5割ほど進化している。前作まではほぼゼロだった戦術性、VBAでは全く生かし切れていなかったタワーディフェンスも大幅に改善され、前作から引き継いだエンカウントバトルをさらに奥深いものにしている。編成を組むだけで軽く一時間ぐらい経ってしまう「レギオン」の組み合わせや、ノーマル難易度でもハードクラスに難しいのだが、良く考えれば出口は見つかるゲームバランスの妙も相変わらずだ。とはいえ、シナリオテキスト全般は7割パワーダウンといっても大袈裟ではあるまい。たぶんVBシリーズにおいて最低の出来であり、いろいろと文句はあるが端的にシナリオもテキストも薄っぺら過ぎ、また前述のレギオン関係もキャラと物語の印象の薄さに拍車を掛けている。天は九尾にあくまで二物を与えないつもりか。ふたなりはたくさんあるのに。 → 長文感想(17528)(ネタバレ注意)
2013年12月06日

投票した方々

yukinecos
ikozima
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87妹スパイラル (まかろんソフト)
「シナリオはイマイチだけど妹属性が好きな人にはお奨めの作品」であるが然しこの作品のシナリオはサイコーである。まずそれを順接的に言えば、傑作ロリシナリオが犇めく今年においても凜火のロリ妹っぷりは、お兄ちゃんに無自覚におしっこしーしーさせてぇと誘惑してくるほどの破壊力を保持しており、もはやギャグに等しいツンデレ妹キャラ霞空も今年で一番笑える駄忠犬妹っぷりを披露してくれるだろうが、それを逆説的に言えば、妹スマイルが義妹的テーマを用いた作品であり、妹スタイルが実妹的テーマを用いた作品であるとするならば、この妹スパイラルはエロゲならではの「可能世界妹」に照準を合わせている。複数の個別シナリオの別世界を無理矢理ひとつの世界に次元融合させ、その別世界での記憶や能力を持たない兄とそれらを持つ妹との恋愛物語から、いろんな夢を見続けるようにして、兄妹関係の新たなイチャラブ可能性を描く異次元規模の傑作なのだっ! → 長文感想(31866)(ネタバレ注意)(3)
2013年10月16日

投票した方々

まさに宇宙まさちゅー
素晴らしい
残響
やっぱりしとろん、という安心感でした
blankname1234
凜火ルートの考察というかプレイ感はまさに仰る通りです
コメント最終投票日
88ワンコとリリー (CUFFS)
トノイケダイスケの作品にはイベントらしいイベントがないとか、物語らしい展開が少ないと言われがちではある。これは相対的な評価、つまり「他のエロゲと比べた場合の特徴」という意味では正しいんだけど、その作品そのものを見た場合にそのように評価できるか?と言われたら結構むずかしい話ではある。もしも、正確に定義してみるなら、トノイケダイスケにおける物語とは「発展しない」「展開しない」物語、或いは「循環する物語」や「変奏する物語」というべきものだろう。登場人物たちが巻き込まれる状況であるところの物語空間は存在するのだが、それがある一定の方向をもって「進み」はせずに、前に進んだりうしろに戻ったり、方向がわからなくなってその場で昼寝をしたりする。この作品の「お散歩」のように、お散歩に目的地は必要かもしれないが、お散歩は目的地にたどりつくためにするものではない。それはただあるいて誰かとなにかを話す物語である。 → 長文感想(38720)(ネタバレ注意)(7)
2013年06月24日

投票した方々

oku_bswa
irtelish
dov
同意できたのは10%ほどだが、その10%を他に書けた人がいなかったので
imota
vostok
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80百花繚乱エリクシル (AXL)
この作品を一言で表現するなら「AXLらしい良作」ということになると思うのだが、これは意味論的には「AXLらしい駄作」と大して変わらず、その「AXLらしさ」がどのようにして駄作になりまた良作になるのかを説明するのはとても難しい。この作品も個別ルートはカトレア以外は全部「最後あたりの2クリック」で誰もが思いつく解決を最後まで引っ張り続ける話で、あまり褒められる内容ではない。ただ、この作品はそれがあまりマイナスにならないのだ。ひとつには、次々とファンタジー的な事件を起こしてシナリオを進めていくやり方のおかげで、前述の茶番な悩みがあまり前面に出ずアクション中心で進むこと。ふたつには複数視点を多用して主人公とヒロイン以外のキャラがお話によく絡んでくるので、仲間の協力で問題を解決していく共通ルートの雰囲気が終始保たれていること。サクサクすぎる嫌いはあるものの、安心して食べられるスナック萌えゲの良作だ。
2013年05月30日

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AKERU
dair
shino_erg
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75魔導巧殻 ~闇の月女神は導国で詠う~ (エウシュリー)
大作だし力作だし意欲作だしギリギリ良作とは言えるものの決して傑作とは言えない作品。いつでも全ての国に宣戦布告出来る自由度の拡張や、細かい選択肢によって細かい物語変化が生まれるなど前作以上に「ゲーム性と物語分岐」を深化させようとしており、なるほど、確かに一周目は往年のアリスを予感させる傑作かと期待させてしまう。とはいえ、二周目以降はそれが失望とまでは言わなくともハリボテ気味に思えてくるのも事実だ。いつでも宣戦布告できるといっても、覇王エンドを除けば基本的に中心ルートが二つに収束されるのは仕方がないのだが、その基本ルートの物語やキャラとその他イベントが(分岐の都合上)完全に別れているため、エウの売りであったキャラ同士の絡みやハーレム描写の魅力が大きく減退し大低国のチンポ総督状態に。その細かい物語変化コンプと戦略ゲーム性の食い合わせも悪く、「魔導巧殻」よりも「歪竜崩壊」が相応しいタイトルだろう。 → 長文感想(13652)(ネタバレ注意)
2013年05月14日

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tombi
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73創刻のアテリアル (エウシュリー)
「何か新しい方向性の作品を作れ」は何処でも何億回も繰り返されている主張であるが、しかし実際にメーカーが新しい方向性で作品をつくって、尚かつその作品があんまし面白くなかった場合には、そのような失敗作をガンスルーしつつ、前述の主張を繰り返すのがお定まりになっている。「神採り」で成功したエウが、この作品でやろうとしていたのは、基本的には前作からの批判を受けてだろう。萌え系ばかりだけで陵辱がないから陵辱ルートを入れてみたり、複数ルートをさらに拡大させようとした。しかし従来のエウ作品の魅力も損なうことなく、周回のアイテム集めやキャラ成長もふんだんに盛り込んで……と、大抵はこういうところで失敗は起きる。つまり、既存の作品構成では問題なかった既存作品の魅力が、新しい要素と組み合わさった途端に作品の重みになってしまうのだ。エウのこの戦いは魔導でも続いていたが、暫く休んで頭を冷やしたほうが良いのではないか。
2013年05月14日

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satp
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84GEARS of DRAGOON ~迷宮のウロボロス~ (NineTail)
九尾系列は数年まえから作品の完成度もメーカーの知名度も売り上げも上がり続けているが、今回の作品は良くも悪くもその総決算ともいえるだろうか。良い意味から言うと、九尾作品は難易度自由選択またはやり込みモード選択といった形で、ひとつの作品のなかでなるべく多数のユーザーが納得できる形を目指していたと思うのだけど、今作はかなり徹底している。やり方次第で序盤からLV最高に出来るような試行錯誤プレイの幅が本当に広いのだ。ストーリーモードでもストーリーを無視し、工夫して経験値稼ぎに邁進するようなユーザーには、これは最高の作品なのかもしれない。但し、そのゲーム性がストーリーに寄与しているかと言えばかなりの疑問であり、今回はストーリーとゲーム性が完全に分裂してしまっている。今回の売りであったカオスやロウもシステム的にも物語的にも大きな変化はなく、九尾の良いところと悪いところがクッキリ出た作品になってしまった。 → 長文感想(24692)
2013年03月19日

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hsuke
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70ナツユメナギサ (SAGA PLANETS)
個人的には去年の同時期に出た「5」を思い出してしまった。アレほど過激ではないけど、路線としては似ているところがある。基本的な出来としては、複数ライター制のわりには特に設定部分での齟齬もなく、どのキャラのシナリオもそれなりに面白い。前作でやや目立った複数ゲンガーによるそれぞれのキャラ絵の乱れもなく、逆に羊担当のゲンガーさんは相当レベルを上げている。エロテキストやエロCGもよく、前作が好きな人は楽しめた「かもしれない」作品だったのは間違いない。そう、この作品の弱点は「○○かもしれない」という、いわば可能性ファンタジーの欠如である。最初の1キャラをクリアした時点で主人公と世界に纏わる鬱ネタバレ部分が解り、それはトゥルーに至るまでずっと変わらないので、ユーザーは最後までその結論を抱いたままヒロインとの恋愛を見なきゃいけない。作品のテーマ云々以前に、蝉の交尾を延々と見せつけられるような構成は問題だ。
2013年03月02日

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shino_erg
dov
「蝉の交尾を延々と見せつけられるような構成」は言い得ている
yossi
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77デザイアダンジョン (欲望の塔(同人))
音声がSFC時代の「効果音的音声」でチープすぎるだとか、一日ちょいでクリアできるとか、今の商業ゲーに必要不可欠なシステム例えばバックログすらないといった「廉価同人ゲー」につきものの不満点を除けば、この手の「もんむす系エロRPG」初心向けとしてお勧めできる作品だとおもう。バトルファックと敗北逆レイプを世界観からエロテキストまでライト風にうまくアレンジしており、受けと責めは峻別されているが全体的に和姦オンリー設定で間口は広い。物理攻撃による普通のRPGバトルと、快楽攻撃によるエロRPGバトルを同時にミックスさせることにより、普通のPRGをやりながらも、不意打ち気味に繰り出される敵のお色気攻撃に主人公=プレイヤーも誘惑されるようなドキドキ感もうまく描けている。誘惑イベントやファックイベントごとにもんむすの台詞も細かく変化させ、バトルシーンをコミュシーン化させたもんむす萌えゲともいえるだろうか。 → 長文感想(12495)(ネタバレ注意)
2013年02月17日

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物体899
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80恋剣乙女 (eufonie)
「萌えも燃えもエロもイチャラブもシナリオもテンポも良い展開もありますよっ!」って感じの売りが数年前からの「ライト系エロゲ」のセールスポイントだが、これは典型的な「言うは易く行うは難し」である。例えば「テンポが良い」を重視すると、在り来たりなイチャラブを短く切り上げてすぐにシリアス展開に直行するブツ切り展開になりがちだし、萌えと燃えがあまりに離れていると糞シリアスだとか酷評されがちではある。この作品はそう言う意味でわりと上手くいった作品だろう。燃えバトル展開は前半の共通と一部シナリオだけに限定。ヒロイン個別ルートでは燃え設定を日常の萌え恋愛物語に転換させ、特に透子シナリオは燃え展開の伏線を最後までイチャラブを阻害しない形でうまい形で引っ張り綺麗に締め、ワンリリ好きならニヤリとできるオマケもついてくる。燃えが前面に出ている茜シナリオが一番微妙なのは不味いのだが、イブ様最高なので問題ないのだぁ! → 長文感想(22050)
2013年01月26日

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claydolx
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92大悪司 (ALICESOFT)
アリスアリスと昔の人が五月蝿いので「そんだけ言うなら、どんなモンかやってみようか」と思いたった人に是非お奨めするソフト。この作品が「詰まらない」と感じるのなら、ぶっちゃけアリスのSLGなんかやらなくていい。鬼畜展開がダメなら「大番長」でもいいが、やや完成度は落ちるし、鬼畜云々だけではなく物語の分岐によって「鬼畜にならざるを得ない」物語を描くのが、アリスSLGの魅力なので、出来ればこの作品からやるべきだ。大阪を舞台にした魅力的な世界観、物語の展開によって必然的な分岐をしていく臨場感溢れるシナリオ、純ゲームバランス的には決して「よい」は言えないが、大味な能力の設定がそのキャラの個性を引き立たせて「悪司と殺っちんを温存しておけば最後までいけるな」と漫画的に楽しめるような、キャラの個性を軸にしたゲームバランスが本当に良く練りこまれている。あくまで現時点で言えば、ひとつの最高のかたちを持った名作だ。
2012年12月17日

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Yan B. Kern
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72H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND- ()
「いじめ、カッコ悪い」と今流行の社会正義ネタで正統的にハァハァしたい人は是非やるべきソフト。陰湿な苛めの現場が無駄な執拗さをもって連続で描写されるシナリオは、見てて普通に気分が悪くなること請け合いである。特に素晴らしいのが先生の事なかれ主義的態度。「大人って汚いっ!」と冗談抜きに言いたい人はお奨めだ。やはりよき大人としては、苛められっ子のはやみたんを助け合法的にハァハァしたい。この娘はマジで可愛いですぞ。苛めに必死に耐え、救いの手を差し伸べようとする主人公を想って彼を拒絶し、彼を心配する理由を聞くと「あなたのことが全部気になる」と超絶的な天然萌え発言をする最強の苛められっ子ヒロインなのだ。彼女を救うべく、超サイヤ化する展開はベタだがナッパもいい感じにやられるし、ASの苛めっ子再会シナリオは、社会的な問題を個人化に還元していて、全く問題の解決になっていないオチが道徳の教科書みたいで萌え萌えだ
2012年12月03日

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カラス
道徳の教科書www
eleven
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78夜明け前より瑠璃色な (AUGUST)
最初は正直びっくりした。ブランド名がAugustからAngstに変わってしまったのでは?とは思うくらい、前作から内容が随分変わっている。前作同様のまったりゲーを期待する向きには正直微妙。感動ゲーとしてはそこそこ読めるものの、フィーナシナリオ以外は良作と呼べるレベルに達しているとは思わなかったし萌えにしてもフィーナと麻衣以外日常描写が削られ気味だったので、それ以外のキャラもやっぱり微妙。なんというか、前作よりレベルは上がっていると思うのだが、そのスキルポイントの配分を間違えたというか、器用貧乏になってしまった感じでウリが見出しにくい。まぁ個人的にはフィーナと麻衣は良かったし、エロは依然頑張っているのでこれぐらいの点数はつけますが。(シナリオC+ エロB-)、 → 長文感想(7712)(ネタバレ注意)(2)
2012年11月24日

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ihave
的確な批評
tell
a103net
okojo
hakufu
agj2qzdil1skp
mi-na
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85LOVELY QUEST (HOOKSOFT(HOOK))
hookというのは難しいメーカーで、一方ではまったりゲーメーカーとして不動の位置を占めながら、つねに謎の「新システム」によってその不動の位置を崩していたわけだが、今作に限って言えば「hookの純愛は完成した」と言っても決して大袈裟ではない。hook過去作品のアイデア「恋愛授業」「メール機能」「ヒロイン視点の定期的な挿入」が「これってマジhook作品?」と思わず呟いてしまうほど手際よく取り入れられている。最初から最後までヒロインと少しずつ仲良くなるだけの小鳥のようなキスを繰り返す日々が語られ、ヒロイン視点によってヒロインの甘く緩い心の声によって脳髄を破壊されながら、ときどきヒロインのメールに「愛しているよ」といった選択肢を自ら返しているだけでもエロゲは成立してしまうのだよ。ミニマルな快楽の反復だけで萌え転がれるなんて、これは「純愛の探求」ではなく「純愛洗脳の追求」の傑作だと言わざるをえない。 → 長文感想(37338)
2012年10月16日

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khjkjhjk
porcelain
37338............
t_h
mamakoso
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82仏蘭西少女 ~Une Fille Blanche~ (PIL)
昨今のエロゲの作風に真っ向から対立する作品、と思っていたが「アンチ○○」レベルを超えた「怪作」になってしまったようだ。NTRや輪姦があるとかそんなレベルじゃない。そもそもこの作品は構造的に「ハッピーエンド」や「トゥルーエンド」といったものが存在しないのだ。物語的に幸せなエンディングはあるし、不幸なエンディングもある、だがそれらの量が膨大で「死んですぐ終わり」的なバットエンドだけではなく、それぞれのエンドまでに異なった長いシナリオがあるから、膨大なエンドがそれぞれ正しく見えてくるのだ。迷宮の「出口を探す」物語ではなくて、ただ「迷宮の内部をもっとよく知るために」物語の内部をさまよい続ける作品、といえば正しいか。その為「攻略フラグ」にユーザーの注意が向かい「物語」の印象が弱まりがちな嫌いがあり、普通のエロゲ好きにはお奨めしかねるが、普通のエロゲに飽きている方ならこの迷宮を堪能できるかもしれない。 → 長文感想(20368)(ネタバレ注意)
2012年09月27日

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ban_07
cafe_artful
elbereth
irtelish
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80幻想世界マインディア ~ドキドキ誘惑マインドバトル~ (ネイティファス(同人))
「今のところこのゲームでしか味わえないエロがあるっ!」で評価するならば軽く90点は逝ける作品であるが、それ以外の諸バランスを考えると65点ぐらいにはなってしまう、まぁ、見方によっては「これぞ同人ゲー!」と言える斬新な魅力とユーザーに斬身を要求する作品だ。まずこのゲームの売りである「誘惑」部分については、わりと不満に感じられる部分は多いものの、それを補ってあまりある破壊力に満ちあふれている。ペニスを直接もんむすっ娘の尻尾で扱いてくるようなエロしーんを求めている人には合わないだろうが、ロリサキュバスが尻尾をフリフリしておにいちゃぁんぼくといけないあそびをしよおぉと媚びた声で誘ってくるようなエロしーんが好きな人なら堕落する準備はOK?街のお色気イベントから発生する誘惑シチュも素晴らしく、ファミコン時代を彷彿とさせる超不親切仕様でさえも幼少の頃のエロ目覚めを思い出させるぜ!と言う人は迷わずやれ。 → 長文感想(83508)(ネタバレ注意)
2012年09月24日

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vostok
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83妹スタイル (C:drive.)
偉大なる毛沢東主席は、西欧の核兵器に中国は対抗できるのかと聞かれ「我が国には広大な国土と10億人の人民がいるっ!」とムスカ様も痺れる台詞を吐いてくださったが、まぁ確かに「圧倒的な量」がある種の「質の変化」になるのは事実である。正直な話、僕はいま自分のやっている作品が本当にエロゲーなのかと何度か自問自答してしまった。個別ルート分岐後30分ぐらいでエチシーンに入るのは珍しくないが、その後も大きな起伏なく主人公である「お兄ちゃん」と妹たちは甘い日常を繰り返しながらチュッチュするばかりなので、日常シーンとエロしーんの区別すらつかないまま永遠の現在が描かれるばかりなのだから。しかし、この作品の本当の恐ろしさは、苺花ルートや柚奈のように、いっけんイチャだけに見えるテキストのなかで、お兄ちゃんと妹とのジグザクな成長物語がきちんと描かれているところだ。エロゲの「シナリオ」の意味を考えさせれる逸品でもある。 → 長文感想(24738)
2012年09月03日
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--イモウトノカタチ (Sphere)
(GiveUp) 呪いじゃ。未完の庭をここまで放置したツケがついに回ってきおった……トノイケダイスケのチンカスをカフス本社に埋めてしまったチン罰がついに下されたのじゃぁぁ!……いやだってねぇ、僕は祭りは嫌いだし、わざわざ戯画ゲー買って戯画マインと言いだす被虐趣味もノーサンキューなんですが、しかしパケの中心に堂々と載っているヒロインが普通に攻略不可ってそりゃアンタけんちゃんラーメンが実は新発売じゃなかったみたいな詐欺商法じゃないですかと。あやかクリアしてよぉし一発抜いてからミータに逝くぞ!って回想モードみたらミータの項がなくまさかまさかっ!といろいろ調べて今ここで発狂しているオレぷーちんっすよ。まぁメーカーの今後の対応を含め(何のコメもなく突如FDと言いだしたら脱糞しちゃうぞ☆)評価は様子見保留ってことにするし、ミータイラネって人にはソラ抜きのヨスガよりはいいと思うんで、好きに買えばいいんじゃないのド畜生ぉ!
2012年09月01日

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deathruin
521220
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80遥かに仰ぎ、麗しの (PULLTOP)
ナルシスティックぽえみーことモノローグ健速氏と、ダイアローグの馬鹿野朗、ギャグの為なら俺は死ねます丸谷氏の競演ということで、二人からどんな奇形児が生まれてくるのかワクワクしながらプレイしたものの、「1+1=2」な結果に終わってしまいやや残念。とはいえ、両者とも以前の作品より確実に面白くなっててこれはメッケもの。正直に告白すると、健速氏の作風ってパンを一枚焦がした程度で嗚呼これは僕の罪が焼き付けられているのだと鬱になりGo to玉川上水しそうな「繊細さ」がカッコ良すぎてどうもダメだったが、今回はさらに女性視点が追加され、もうなんか繊細な俺を慰めて主人公篭絡シナリオになっているのが凄い。金正日もパンツを脱いで平伏するほどの主人公マンせーっぷりであり、ここまでやってくれると文句のつけようもない。丸谷氏も投げっぱなしが改善され持ち味を充分に発揮している。ほなにー級の怪物が不在以外、文句がない作品だ
2012年08月31日

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dov
独自の視点に笑ってしまいつつ言い得てると納得せざるを得ない
hadaly
satp
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80神がかりクロスハート! (ういんどみる)
処女作である「結い橋」あたりの原点回帰を目指した作品だとメーカーは言っているけど、確かに物語の外側は結い橋っぽく纏めようとはしているのだが、物語の内側はどちらかというと「魔法とHな関係」あたりを彷彿とさせる内容だ。基本的に随分と思い切った構成をしている。作品の外側を整える神様関係のネタは共通ルートと個別ルートの中盤あたりにだけにとどめて、個別ルートの残りはひたすらヒロインだけのイチャラブに当ててしまい、残った伏線は全部最後のトゥルーに任せているんだから。そのぶん、個別ルートはどのシナリオも引っかかりの少ない恋愛シナリオを堪能できるし、特に聖と杏子は傑作級だ。ただ、トゥルーの伏線解消シナリオを読んでしまうと、その隠し設定や世界観をもっと個別ルートに生かせたら、結い橋以上の傑作ができたかもしれないと言うような勿体なさも否めない。まぁここらへんのB級っぽさもどみるの原点回帰なのかもしれないが。 → 長文感想(23958)
2012年06月17日

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LolotteRK
レビューに感動しました
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81さくらシュトラッセ (ぱれっと)
[ネタバレ?(Y1:N0)]長文感想(24601)(ネタバレ注意)(3)
2012年06月13日
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76恋妹SWEET☆DAYS (Parasol)
実に困った作品だ。強いて言えば、はぐれメタルの剣と盾と兜まで装備しているのに鎧が真性包茎一丁というような、ちょっと常人には理解しにくいセンスを持った作品と言えるだろうか。CGは相変わらず絶品揃いであり、ロリゲンガーとしてはそして伝説へと化した画☆と並び、もはや天空の花嫁の域に達した完全無乳の清冽に研ぎ澄まされたロリボディを自由自在に創造するちこたむ嬢はまさに女神。ボイスも中の人の通常の作品以上に素晴らしく、特に葵のSカワ系小悪魔的お兄ちゃんあまぇ弄りのむちょエロ感とか、恵那の恍惚えへぇぇトリップフェラボイスはファンなら絶対に射精すべき逸品であり、そこらへんの極上CGと極上エロボイスを堪能させるくらいにはテキストのほうもそんなに悪くはない。ただシナリオがねぇ。症例としてはなかなかに興味深いのであるが、ビアンカと結婚しておいてフローラにフェラさせながら、最後はフツーにビアンカエンドってどうよ? → 長文感想(28058)(ネタバレ注意)(1)
2012年06月09日

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dair
もう感想がある種の作品ですね
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80初恋 (RUNE)
[ネタバレ?(Y1:N0)]
2012年06月01日

投票した方々

えび
別のおんなとくっつていてようじょw
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75CAFE SOURIRE (CUFFS)
行きつけのカフェに行ったら今日は店長が休みですと言われたんだけど、まぁ良いだろと思いいつもの注文を頼んだら、運ばれてきたのはコーヒーではなく黒豆茶だったよーな「なんか違うよなぁ」を感じる作品である。コーヒーには幼女のおしっこシロップが必要だろう?というツッコミだとか、トノと比べたらテキストがなんたらかんたらみたいな話も措くとしたら、「連れ子は結婚できない」みたいなテメぇ戒律を勝手に作り出し、Hしたヒロインをやり捨てするような展開が大好きな人なら良い作品なんじゃないっすかね。SOURIREはフランス語で「笑顔」という意味なのだが、この物語は「笑顔になる喫茶店」ではなく「笑顔にさせられる喫茶店」を描くわけだ。自分達を犠牲にしてまで家族の笑顔を守らなきゃいかんと、笑顔の真綿で首を絞められてゆくポポポポーン雰囲気を味わいたい人は是非。まぁ、美百合の家族逃避エロイチャ展開はええのでプラマイゼロかな。 → 長文感想(20914)(ネタバレ注意)
2012年04月30日

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bokoprin
Systam
his_brother
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87同棲ラブラブル (SMEE)
僕は通常このような言葉をあまり好まないが、この作品に限って言えば、この言葉を使うのが最も適切だと思われる。即ち「この作品は人類が踏み出した偉大なる妄想の第一歩」であると。イチャラブがどーだとかの、そういった俗説に惑わされてはいけない。なるほど、前作に比べるとデレ時の糖分はマイルドだろう。けれども、この作品はイチャラブゲーではなくイチャ嫁ゲーなのだ。前作の恋人なりたての興奮と好奇心はその純度をいっそう高め、今作では何事にも揺るがない不動の熱愛と信頼感へと昇華しており、もうことさらにイチャイチャ描写を強調しないでも、ふたりのご飯の会話をみているだけで、最初から最後まで結婚への散歩道を楽しそうに歩んでいるふたりをみているだけで幸福感に包まれる。結婚をここまで描いたエロゲは空前絶後。むろん、その全ては花穗よっていったん否定され、そして、花嫁を越えた永遠の妹への愛によって力強く肯定されるのであった。 → 長文感想(25707)(ネタバレ注意)(1)
2012年02月04日

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a103net
「晴れときどきなずなとお天気セックス」に笑ってしまいました。
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79Coming×Humming!! (SAGA PLANETS)
ハニカミよりもエロくて、かみぱみよりもコンパクトで、この中では一番立ち絵が微妙にショボかったりするのが、このComing×Hummingことカミハミである。複数ライター&複数ゲンガー作品ってことで、原画家によって塗りが違ったり、攻略ルートに攻略ヒロイン以外が殆どでなかったりと、表面的な統一感が全くないのが球にキズだが、個別ルートシナリオでみるべきヒロインは多い。美海シナリオはキャラクターと声優の嵌り具合が異常だ。まるで初めてエロゲボイスを聴いたときのような新鮮な気分で、のめり込むように声に聞き惚れがら一気にプレイしてまった。シナリオもエンディングへと緩やかに加速する物語の上昇が快く、安心して読める内容だ。鈴香シナリオはダメ主人公シナリオと見せ掛けた、正統派的な幼馴染シナリオ。露骨に屁タレな主人公が幼馴染を鈍感に泣かすシナリオに苛々しちゃう人は、この作品をやって是非に癒されてほしい。 → 長文感想(10276)(ネタバレ注意)(5)
2012年01月21日

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artoneish
minami06
dvorak
521220
MiKAMi
コメント最終投票日
85MAID iN HEAVEN SuperS (PIL)
なんだかよくわからない理由によって昨今の秋葉にはリアルメイドさんが徘徊しているのだが、なんだかよくわからない理由によって10数年前の鬼畜&調教ゲーではメイドさんが調教されており、そのような状況を一発で変革したのがなんだかよくわからないこのバカゲーだ。「メイドはご主人様によって調教されるべきだ」を語るのが以前の調教ゲーだとしたら、この作品はメイド自身が「ご主人様はわたしを調教するべきだ」と訴える。これにより調教ゲーの基本原理である「単純反復調教による心理又は性感の性奴隷化」といった巨人の星は無効化されてしまう。だってハナっからメイドがやる気マンマンで、基本的にどんな行為も受け入れちまうんだから、数々の調教行為は何らかの目標を失って、ひたすらバカカップルの終わりなきバイブをくるくる回し続けるしかない。天国とは意味なしで幸せになれる場所であり、メイド・イン・ヘブンの扉は今ここに開かれたのだった。
2011年12月26日

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highcampus
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72Strawberry Nauts (HOOKSOFT(HOOK))
HOOK史上最大にエロい作品ではあるが、これがHOOK作品であるかどうかは大いに疑問の余地がある作品だ。オマケシナリオを含めれば各ヒロインのエロは八回もあり、絵のエロさとテキストの質については体験版の通りに上々。しかし「PIT」がかなりの問題であり、これ自体はエロゲにおけるモブキャラ勢の嫉妬台詞を2ch形式で表現しているだけなのだが、この「オチスレ」的なテキストが本編の日常描写を完璧に吸収してしまっている。hook伝統のどーでもいい日常描写は、全てPITのモブによって表現され、hook伝統のキャラ同士の密接な繋がりもPITによって炎上のネタになるだけである。残るは50クリックほどのエロコメ風味のブツ切りイチャラブシーンの残骸が量産されているだけで、エロゲーのイチャラブでハァハァするより、匿名モブイチャ馴れ合い空間でワラワラ朝まで炎上フィーバーをしたい人には自信を持ってお奨めする逸品である。 → 長文感想(43732)
2011年12月04日

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AKERU
コメント最終投票日
73relations sister×sister. (Aile)
去年とほぼ同じ時期に出た「でにけり」を思わせるような作品。まず客観的なところから言えば、各個別ルートは4000クリック前後であり、普通の萌えゲーの半分程度のボリュームしかない。そこで容易に予想されることではあるが、共通から個別に入るとググっと主人公とヒロインの性格とまでは言わないが態度が変わり始め、共通は鈍感主人公とそれなりに落ち着きのあるヒロインたちの和やかな生活が描かれていたのに、「直ちに影響のない」何らかのフラグが突如目覚めラブが発作し、惚れたピンタの直情径行展開に突入。まぁCGが無類に美しく声優さんの演技も嵌っているので、ちーちゃんとか静ちゃんとか個性の強いキャラルートは、こんな茶番劇も結構楽しめるものの、旅行イベントを10クリックで済ますといった作り込みの甘さも目立ち、全体としてシナリオの安っぽさは否めない。もちっと時間と空間に余裕と気品があればええ雰囲気ゲーになれたのになぁと。
2011年11月18日

投票した方々

highcampus