エストさんのコメントで投票されたもの

エスト

ノベルゲーとRPG好きの雑食です。
点数はジャンル別に他作品と比較しながら採点。作品に粗があっても尖って良い点があれば積極的に評価していく甘めのスタイルです。
あまり低い点つけたくないという思いもあり(辛口すぎるとプレイしているこっちも楽しくないので)基本的に採点幅は100~60の間、幅が少ない分1点の差を大きくして採点してます。
好き嫌い交えず作品を純客観的に評価できる気がしないので、点数はあくまで私的なオススメ度みたいなものです。そのため価格帯等も考慮要素にしています。(一概に点数が低い作品はつまらないという訳ではありません)
100~90:★6(傑作、特別な思い入れがある作品)
89~85:★5(秀作)
84~80:★4(良作)
79~75:★3(佳作)
74~70:★2(凡作)
69~65:★1(拙作)
64~60:★0(好きな人すみません)
※2018/6/17 点数テーブルを改定
85点以上の作品は厳選します。
テーマ性やメッセージ性の強い作品が好みなので点数が高くなる傾向あり。
作品間で相対的に評価を行っているため既に点数入力した作品でも同ジャンルの作品プレイ後に点数を修正する場合があります。

投票されたコメント

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75アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- (きゃべつそふと)
閉鎖された芸術都市でのクリスマスを描く伏線ゲー/構成ゲー。非常に良く出来た物語構造を持つ作品であり、プロットの出来の良さだけで見るなら文句なしに2018年度のNo.1はこの作品で決まりだと言いたくなるほどのレベルである。しかし、プレイして素直に面白かったかと言われると正直難しい。物語構造をこれでもかと作り込んだ一方、キャラクター性の作り込みは非常に弱い。終盤までは「可愛い」を記号化したかのようなテンプレートな萌えキャラ発言が目立ち、彼/彼女達の「想い」や「必死さ」がサッパリ描かれないし、伏線処理のために不自然な行動が必要となる場面が多くキャラが盤面の駒となってしまっていた。ノベルゲーの美学としてどこを重視するかという好みの問題ではあるが、「物語構造」「考察」といった要素よりもキャラ達の紡ぐ「ドラマ」を優先する読み手には評価しづらい一作だったように思う。
2019年01月01日

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amaginoboru
評判を聞いてプレイするか悩んでいたのですが、知りたかった要素が書かれていて大変参考になりました。ありがとうございました。
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90素晴らしき日々 ~不連続存在~ フルボイスHD版 (ケロQ)
この作品を初めてプレイした8年前の私の感想は正直なところ、「何が言いたいのか良く分からんけど、とにかく凄い事だけは分かる」というなんとも言えないものだった。後継作「サクラノ詩」を通じて作品全体テーマへの理解を深めて再読した今回でもやはり全てを理解するのは難しいが、それでも見えてくるものは当時と大分違ったように思う。相変わらず電波と哲学の境目が分かりづらく読みにくさの残る本作ではあるが、出来るだけ簡潔に本作テーマについて書き残せればと思う。 → 長文感想(13500)(ネタバレ注意)
2018年12月02日

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bitter_snow_fragment
ixented
drrr0303
gorira431
目から鱗でした。すごい作品です
laho123
yukeyyyyy
mizuho0911
コレまで多くの人が本作について考察してきたが、このコメントは非常に綺麗にまとまった文章として考察がなされている。
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75堕落ロイヤル聖処女 (夜のひつじ(同人))
最近流行りの異世界転生。多くの主人公たちは女を屈服させ、自覚の有無は置いといても、 酷く醜いその欲望をとても自分勝手に満足させて満たされてしまう。その「ひたすらに甘い堕落」の先に「救い」はあるのか?そういったことを描こうとした作品に思えた。多くのテーマ重視の作品はそんな身勝手な欲望を否定するショッキングな展開に走りがちだが、本作は貪欲で身勝手な感情を、ひたすらに俗的な幸福を求めるその姿に肯定的であったと思う。むしろ現実で死んだ目をして日々を過ごす人たちへ、卑俗で幸福な「愛」を求めることへの「許し」を与えたいといったような応援メッセージが私には感じられた。ほの暗い感情をとても穏やかに綴り続ける夜のひつじらしい一作だった。
2018年09月08日

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Tyrant
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100サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- ()
テーマ描写を優先しキャラを駒として扱う印象の強いすかぢさんが、人との交流に焦点をあてた「反哲学的物語」を書くということでプレイ前は不安しかなかったが、まったく杞憂だった。本当にすごい作品だったと思う。物語性を損なわず「幸福」という大きなテーマの前に「他者の存在意義」「美」「芸術」「神」などのテーマが収斂していく様は圧巻の一言である。以下はテーマ考察 → 長文感想(8870)(ネタバレ注意)
総プレイ時間 : 100h / 面白くなってきた時間 : 10h
2018年08月01日
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79Summer Pockets(非18禁) (Key)
煩わしい事を忘れてただただ夢中になり駆け抜けた夏、忘れた頃にふと振り返ると輝かしい時間が過去にあって、そんな一夏に感じるノスタルジックな想いを形にした作品だった。全編一定程度のクオリティを保った安定感のある作品ではあるが、伏線等の処理よりもただ「泣かせるシチュエーション」に注力した作品なので、この作品を楽しめるかはいかにこの夏の雰囲気に浸れるかに依ると思う。いわゆる「雰囲気ゲー」としては完成度の高い作品だとは思うのだが、麻枝さんの言う「本当に泣ける作品」をサマポケが形に出来たかは正直微妙なところだと感じた。キャラの造形が今一歩だったり既視感漂う物語構成もそうなのだが、全ての根本としてキャラクター達の信念や心の叫びといったものが希薄で、読者を否応なしに巻き込むだけの力が足りなかったように思う。 → 長文感想(2980)(ネタバレ注意)(1)
2018年07月16日

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shn217
点数や感想に関してはほぼ同意なのですが、紬ルートだけはプレイしてる最中に絶対新島氏ではないなと感じました。むしろ鴎ルートは新島氏だと確信してたぐらいです。(掛け合いだけではなく鴎ルートの結末的にモロですし)
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95滅び朽ちる世界に追憶の花束を(非18禁) (郷愁花屋(同人))
8つの花束になぞらえた物語を追う短編集。この作品の根底に流れるのは根の深い自己否定感なのだと感じている。苦や辛を味わわざるを得なくて、何もかも上手くいかないと嫌になる自分がいて、それでも世界はこんなに優しくて綺麗なんだよという優しいメッセージが響く作品だった。物語構成も巧みで各短編には密接に繋がり合いがあり、その間で受け継がれる想いが「永遠」という作品テーマに見事に昇華されている。残酷な悲劇をこれでもかと優しく描いてくれる、本当に気持ちの良い涙をたくさん流せた一作だった。
2018年06月20日

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pudding
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76デイグラシアの羅針盤(非18禁) (カタリスト(同人))
ロジック重視の考察ゲー、サスペンスゲーでありエンタメ性の高い作品でありながら、物語全体を通して一貫した主張のなされるメッセージ性にもこだわった一作。深海における生物が眼を退化させ、地上の生物が眼を進化させたように、「最善」は状況環境によって姿を変える。なれば、未曾有の大災害・大事故の中で、それでも最善を目指し生き残ろうと「選択」を続けた彼らを非難する声にはどれ程の意味があるのだろうか?悲惨な「結果」だけを声高に叫ぶ声は、彼らの「選択」を無視しているのではないか?『進化論』になぞらえた批判的なメッセージングが新鮮かつ印象的だった。不満点としては、緊迫した状況下における日常会話が作品雰囲気にミスマッチしていたこと、閉塞空間で動きの少ない展開が長々と続く一方動的な展開は尺が短いため作品全体が小さく纏まってしまったこと等。構成の出来も良く隙のない物語だがプレイ中に感じる冗長さが気になる一作だった。
2018年05月19日

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pudding
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78となりに彼女のいる幸せ ~Winter Guest~ (プレカノ)
キャラゲーは嗜む程度でその方面を専門にしておられる諸兄には経験も敵う筈のない私の感想ではあるけども、こと単発物ロープライスのキャラゲー特化型という条件下ならこのライターさんが今一番実力があるように感じる。ロープラ作品はシナリオの出来は捨てて可愛いキャラとのイチャラブに終始するものが多いが、結局短い尺のなかでキャラの魅力を引き出し切れずただの「エロシーンの連続状態」で終わってしまうものがあまりにも多い。その中で本作は日常の何気ない会話からヒロインの個性というか愛嬌を魅力的に描くことに成功しており、ちゃんと「キャラゲー」として成立していると感じた。テンプレから一歩踏み出したヒロイン独自の魅力を短い尺でちゃんと作り上げている。一作品ならまぐれもあるが前作に引き続きこれだけのモノが書けるならライターの実力と判断してしまっても良いと思う。これからもご贔屓にしたくなるヒロインの魅力あふれる一作だった。
2018年05月18日

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tgl
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77バタフライシーカー (シルキーズプラスA5和牛)
ミステリを得意とする海原望氏による3作目のミステリ作品となる今作。 前作は物理的に犯行が実行可能かを主題にする昔ながらのミステリ作品、所謂「本格派」の流れを汲む作風だったが、今作は加害者や被害者の属性に主眼を置いたプロファイリング系のミステリ作品に作風を移している。純粋な意味でロジック系の「推理モノ」ではないので注意。 ボリューム不足に加えプロファイリング系ジャンルの弱点(あくまで統計的な分析に止まり説得性に欠けることがある、大衆から犯人を割り出すため犯人がぽっと出になりやすい等) がそのまま目立ってしまい全体的にカタルシスに欠ける内容だったが、作り自体は丁寧で無難に楽しめた一作となった。
2018年04月01日

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pudding
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95ランス10 (ALICESOFT)
ようやく終わった…。本当にとんでもないボリュームの作品だが、周回必須で少なくとも2周はしないと第2部に辿り着けないゲームデザインなので、やっぱランスが好きなユーザーじゃないと厳しいと思う。ゲームバランスも勝てるか勝てないかの間を彷徨う絶妙なバランスなので、めんどくさい人にはめんどくさいと思う。手放しで褒められるかは分からんけど私は本当に楽しませてもらいました。願わくば第3部パッチとか欲しいけど、取り敢えずランスはここで終わりとのことなので、感謝の感想を残して終わりたいと思います。ありがとう、ランス。
2018年03月07日

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LSM224556
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86ニルハナ (ゆにっとちーず(同人))
多くの人々は挫折を経験しても、立ち上がり前を向いて歩きだして、「あの日々があったから今の自分がある」、なんて言う。苦難の蕾の時代を耐えて、見事花を咲かせた彼等を人々は称賛するだろう。では、その影でついぞ立ち上がれず、過去の暗澹たる記憶を拭えない人達はどうすれば良いのだろうか?花咲かせない人生は果たして悪なのだろうか?『咲かない花は、罪ですか?』 → 長文感想(3170)(ネタバレ注意)
2018年01月04日

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yknk_moi
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70アオイトリ (Purple software)
救世主や吸血鬼、悪魔といったファンタジー設定の扱い方を失敗してしまった作品に感じた。 この手の設定は明確なルールや枷を設け、「何でもあり」な状況を作らないからこそ意外な驚きや感動が生まれるものだと思う。 正直言って、本作ではこれらの設定が作者にとってうまい具合に話にオチをつけるための道具に成り下がっていた。 「何でもありな展開」を「救世主…etcはそういうものだから」の一言で終わらせても読者の納得感は低いし、物語にも厚みが生まれないだろう。 ちょっと厳しい言い方かもしれないけど、キャラ達にとって「恣意的」な設定を作者にとっての「恣意的」なものにしてはいけないと思う。 キャラゲー要素やグラフィック、エロ方面では間違いなく進化したのだろうが、パープルソフトさんはシナリオにも大きな期待を背負っているブランドさんだという事も考えると、 もう少し頑張りが見たかったかなと不満も結構残る一作だった。
2017年12月27日

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dualalice
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82夜巡る、ボクらの迷子教室 (SAMOYED SMILE)
世間と折り合いがつかず社会のレールから外れてしまったヒロイン達と教師の紡ぐ絶望と成長の物語。各ヒロイン達の「いかに生きるべきか」という葛藤の切実さがひしひしと伝わってくる良い作品だった。pororiさん、画用紙さんと不条理や絶望を数多く書いてきたライター陣の筆力にけん引され、ヒロイン達の抱える孤独、苦悩、生き辛さが迫力をもって描き出されている。特にきな√のトチ狂ったようなヤケバチ感、絶望感はかなりの迫力を感じた(ほぼ確実に画用紙さんの担当√だろう)。個性が光り過ぎるライター陣だからこそ文体や主人公像の統一には難を感じる場面も多いが、負の感情から目をそらさず真正面から向き合った、この制作陣だからこそ作れる意欲作かつ良作だったと思う。失礼な話だがこんだけライターが多いと捨て√が出てくると思っていたがそんなこともない。総合力の高い一作だった。 → 長文感想(3698)(ネタバレ注意)
2017年12月16日

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76421
私も、りこルートはpororiさんだと思いました。
avtomat714
tutumg
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80Making*Lovers (SMEE)
色んな意味でSMEE10周年に相応しい、SMEEらしさと挑戦が詰まった作品。 情報公開時の印象は、スマホ用にデザインされた良い意味でエロゲらしくないお洒落な専用ホームページ+ ヒロインと主人公の2人だけの関係を重視してヒロイン同士の掛け合いギャグを捨てるコンセプト、などマンネリ打開への「挑戦」を感じた作品だった。 ところが蓋を開けてみれば、いつも以上にギャグに勢いもあるし快活なSMEE主人公も健在、ヒロイン勢も全員面白可愛いと、 ブランドファンがSMEEに期待する要素も十分盛り込まれていた。シナリオ展開が強引な所とかは相変わらず散見できるけど、ギャグと萌えを楽しむのがSMEEの楽しみ方だと思うのでそれでそれは良いのかなと。 新しいコンセプトを入れつつもブランドらしさは忘れない、SMEEの底力が伺える良作といってよい一作だったと思う。
2017年12月03日

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tgl
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81ChronoBox -クロノボックス- (NO_BRAND)
誤解を恐れずに言うなら「Maggot baits」的に「Re:LieF ~親愛なるあなたへ~」を作り直したような作品だった。 一本筋の通ったテーマを軸にして設定が練られており、グロテスク/ゴア表現を多分に含むホラーサスペンス要素と数多の伏線張りによる考察ゲー要素が読者を物語へ引き込む。 その伏線を重ね続け物語の進展が見られない構成故に展開が穏やかな序盤~中盤の引き込みが弱く、能動的に物語を読み解いていく必要がある(恐らくこの作品自分で謎解きをせず単に眺めてるだけだとそこまで面白くない)など弱点も感じたが両作品のうちどちらかがお気に入りならやってみて損はないのではないかと思う。 作り込みも緻密で素直に面白かった言える一作だった。 → 長文感想(3308)(ネタバレ注意)
2017年06月04日

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kubikiri
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79千の刃濤、桃花染の皇姫 (AUGUST)
演出、CG、シナリオなどに今までのAUGUSTが培ってきた技術を出し尽くして作られたシリアス路線作品。傑作クラスの突き抜けた感はないですが全体的に高クオリティの一作です。AUGUST流「忠義」をご覧あれ → 長文感想(2313)(ネタバレ注意)
2016年09月27日

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arearea
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90素晴らしき日々 ~不連続存在~ (ケロQ)
シナリオの出来が非常に良かったです。ただ、作品のテーマを理解しないとやる価値は半減なのに、『論理哲学論考』を読んでないとおそらく理解不能なのが残念。これ表面的にストーリー追うだけだと面白くないしとんでもなく人を選ぶと思うんですけどもね。しかしこれが評価されてくれる事に嬉しさを感じてしまうような、エロゲならではの良い作品だったと思います。以下終の空Ⅱを中心に考察備忘録(2015/12/01大幅に加筆改訂) → 長文感想(5531)(ネタバレ注意)
総プレイ時間 : 30h / 面白くなってきた時間 : 10h
2016年02月06日

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akabane1224