9791さんの新着コメント

9791

点数評価は70点を基準として、100・90・89・80・79・70・69・60・50・30・10の11段階。2005年12月以降、長文感想の投稿を停止しています。

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70さくらのさくころ (minori)
“想い出には手を触れない”という選択。純であるということは、必ずしも清潔な関係だけを指しはしません。純だからこそ、えっちなことも在り得るという話です。………教頭代理も、お茶目で子供っぽくてミステリアスで、何か憎めないのが、彼女の良いところ。下手に弄ってキャラクターイメージを壊すより、私はこれで良いと思いますね。
69LOST CHILD (たまソフト)
2項対立、とは草薙がこの世界の理として羅列した言葉の一つですが、これを人間関係として考えると、物語では何度も繰り返されて描かれていたことに気づきます。将路と藍、小崎と恠、文弥と霧子、颱斗と聖、嵩と惠。五組の人間とレイリアの絆、十者十様の男女模様。余計な設定を切り捨てると、この物語は、とある男の一人芝居。むしろ、そちらにしんみりしてしまう作品です。
70エーテルの砂時計 ~ANGEL TIME~ (DreamSoft(F&C FC03))
主な筋はラヴクラフト系。旧支配者の使い手を主人公に、ウルタールの猫をヒロインの一人に迎え、それに都市伝説と旧教系アングラを混ぜて、一つの物語にしたという感じ。ただし、主人公は女性受けはしても、男性受けはしないし、一人のヒロインに偏重した語り口と、基本的に力押し一辺倒の戦闘描写は、「朝の来ない夜に抱かれて」が楽しめた人じゃないとたぶん受け付けない。また、アニメーションによる立ち絵とHシーン、背景演出は、凄いことは凄いのですが、総じてグラフィックが眠いため、F&CらしいCGの美麗さを求めることもできない。どうにも、ちょっとコアなプレイヤー向けになってしまっているように思えます。
79Parallel Harmony ~月曜の扉は水曜の向こうに~ (C’s ware)
システムは何か重いような気がしますが、まぁ、いらいらするほどでもないので……。サウンドとかは、結構好きです。舞台が明治風(注)世界なので音楽もそれっぽく。これがやたら耳に残ります。時間もタレルことなく、各話30分程度で終わる。……ふと、再プレイしたくなる良作。
30L’Heure Bleue ~ルール・ブルー~ (F&C HARDCOVER)
“黄昏より沈みゆく蒼”が、“L'Heure Bleue”。そのイメージは決して、清純な女性像でも、爽やかな女性像でもありません。むしろ、この名はそれの否定であり、性的な意味における肉感的な女性像の方がしっくり来る香水の名を、この作品は冠している。だから、名は体を表すと言うならば、少なくとも、この作品は違えていません。でも、超展開過ぎるのはどうにもならんですね。
69鬼神楽 (Studio e.go!)
回収が面倒すぎるのをどうするかが、ポイント。Hシチュエーションに関しては、さすがに巫女さんモノで、総計46のHシーンで素裸なのは、風呂場でのHシーンただ一つ、という拘りを見せている。
80マブラヴ オルタネイティヴ (age)
誰を選ぼうとも、選ばれなかったヒロインは傷つかざるを得ない。“選ばれなかったヒロインは何を思うのか”・・・プレイヤーはそんなことも解らないで、勝手に萌えていた。王道的展開であるゆえに見過ごされた部分、その負の感情を容赦なく抉り取り、主人公もヒロインも苛烈な状況に追い込み究極の選択を迫る・・・よって“ALTERNATIVE”。何とも上手く名付けたものですね。 → 長文感想(5580)(ネタバレ注意)(5)
50Piaキャロットへようこそ!!G.O. ~グランド・オープン~ (カクテル・ソフト)
王道なのに、王道になれなかった『Piaキャロ』。キャラ萌え&シチュ萌えへの思いの強さ、そして、プレイヤーの忍耐力が試される。
70あえかなる世界の終わりに (キャラメルBOX)
あえかなるとは儚げな。人の夢の終わりにあるのは、幸せな二人だった。それが物語の“ECHO”―――と締めてみる。
79ToHeart2 XRATED (Leaf)
“与えられることが愉しみとなる”キャラゲーと“与えることが悦びとなる”エロゲーは違うということ。エロゲーでは最高クラスと思われるグラフィックでも、シナリオ不評が強いのは、萌えでOKなコンシューマーユーザーと、(良い意味でも悪い意味でも)甘いも酸いもかみ分けたエロゲーマーとの違いですし、もっと言えば、萌えとポルノは、突き詰めれば別物である・・・ということの証左、と言って良いのかもしれません。 → 長文感想(5501)(ネタバレ注意)(5)
79GALZOOアイランド (ALICE SOFT)
人外けもの娘さんオンリー・・・てか、それがメインなので、パッケージにピクリときた人のみがやるべき作品。Hシーンはえっちぃです。ストーリーではなく、キャラクターに特化する・・・という清清しい割り切り方、それによって生じるプレイヤーの萌え度によって難易度が変わってくるというプレイスタイルの提示。それは、RPGを作り慣れたALICEならではとも言って良いでしょう。 → 長文感想(3700)(ネタバレ注意)
70車輪の国、向日葵の少女 (あかべぇそふとつぅ)
正義を名乗った人間はロクなことをしていないが、この場合、正義を滑稽と感じている間はまだマトモであり、これが風刺と皮肉に晒されなくなった時がもっとも危険・・・・・・よって、エロゲーみたいな、肉体的・精神的な捌け口は必要なんだよ・・・・・・・・・とか、言ってみる。 → 長文感想(2396)(ネタバレ注意)(2)
70智代アフター ~It’s a Wonderful Life~ (Key)
人生への価値観は人それぞれだし、それを私は否定する気はない。一瞬の夢も見果てぬ夢も、その価値は経験した人のみが決める。智代がその人生において、あの五人で歩いた日々を、その朋也との愛を、「宝物」にしたならば、それはそれで素晴らしいこと。だが、そんな感動の陰で“その後”の彼女を思い浮かべてしまうと………。 → 長文感想(2030)(ネタバレ注意)(7)
60夜明け前より瑠璃色な (AUGUST)
要するに“主人公の逆玉の輿”をどう納得する理由付けにしていくか?……ということに力を入れている作品。フィーナに全肯定される、指針としての主人公。よって、達哉への共感如何が、この物語の好悪を決めるのは、ごく当然の結果になる。 → 長文感想(3858)(ネタバレ注意)(2)
60No Reality (UNKNOWN)
山場がないハードボイルド。ごく簡単に言うと、そんな作品。急展開らしき場面はあるのだけど、あんまり盛り上がらない――というか、盛り上がったら、すぐに終わるため、内容的に込み入った話にならないという変なハードボイルドでもある。 → 長文感想(1781)(ネタバレ注意)
89Fate/hollow ataraxia (TYPE-MOON)
この物語は、前作で描き切った“理想”から、現実へ回帰する。幻想への逃避を否定し、現実を認めて生き抜くことの大切さを説く。そこには結果などは意味はない。物語は、生きるという行動そのものが、“人の美しさ”であると、願いを叶えられるのは“自分の行動が起こした如何だけである”と、繰り返される四日間を通して描くのみ。そこに何を感じるか?………それは、プレイヤーによって大きく異なってくるだろう。 → 長文感想(6735)(ネタバレ注意)(3)
60美少女妖怪調伏伝 ぬばたま (Studio Ebisu)
巷でちょっと話題になった妖怪衆を“萌え化”してしまったチャレンジャーな作品。システムはオーソドックスなAVG。ただし、選択肢が「右へ」「左へ」だけ。清々しく手を抜いています。舞台に立つのは、総計19人+1の声優さんによる妖怪37種、濡れ場を演じる声優さんの好みを比較するのも楽しみ方の一つだろうね。・・・・・・ちなみにメインヒロインは、ぶんぶく茶釜。 → 長文感想(1579)(ネタバレ注意)
80鎖 -クサリ- (Leaf)
Leaf歴代作品の中、最小の世界と最短の期間を与えられた物語は、曖昧な正義観やキャラクター性で隠してきたLeafのもう一つの側面を露出させた。劇中の緊迫の薄さや、やや大雑把すぎるフラグの配置、時系列的なねじれ等を例に挙げるまでもなく、実験作であることは誰もが分かっている。それでも・・・・・・ → 長文感想(6306)(ネタバレ注意)
80あやかしびと (propeller)
惚れられる男は、惚れられるなりの理由がある。それは男だろうが女だろうが変わらない。リアリズムを追求した結果、捻りすぎた主人公が大手を振るう昨今で、propellerは、最も分かりやすく、最も“無邪気”な少年を主人公に当ててきた。人と妖怪と人妖と・・・その境を越えて、出会ったすずと双七には、幸せな想い出を。・・・制作陣は、その枠組みだけはどんなことがあろうと守ろうとした。その愚直さが、この物語に一貫したテーマを与え、物語に爽快感を見出させる。 → 長文感想(3519)(ネタバレ注意)
89つよきす (CandySoft(きゃんでぃそふと))
カニが超絶。・・・・・・姉しよも含めて、きゃんでぃそふと作品の真骨頂は、日常描写にあるわけで。キャラがやたらと生き生きしている。何でなんだろう?・・・って考えると、ヒロインキャラようなステレオタイプの人物像は最初から存在せず、露骨にキャラの“弱い”箇所を露出させ全キャラの弱点を丸わかりにしたからなのかも。・・・・・・「男が弱くなった」から始まり「みんな、頑張れ」で締める強気っ娘属性特化AVG。 → 長文感想(4334)(ネタバレ注意)
69SWAN SONG (Le.Chocolat)
全てが崩壊する震災の中で、人は正気を保てず狂っていく。この物語が描いたのは、その破滅までの過程だが、結局、何が怖いって、流される大衆だよなぁ・・・と再認識する。罪の自覚のない“モブキャラ”ほど最強である存在はいない。何しろ、こちら(=プレイヤー)から見えないのだから何も出来ない。・・・・・何となく、そんな偏執的な悪意と、そう描く制作者の心理状態の方が興味が出てきた。 → 長文感想(6531)(ネタバレ注意)(4)
30魂響 ~たまゆら~ (あかべぇそふとつぅ)
激突する妹たちの構図は、優柔不断な妹萌えが引き起こした・・・“妹”同士のバトルロワイヤル。最後の絶叫は、「自分を見て欲しい」というエゴに満ちる。家族愛、兄妹愛、恋愛・・・の枠を越えて、完全に我欲、独占欲、妄執愛のレベルに達した。妹達にとって、世界がどうなろうが、日常が崩壊しようがどうでもいい。ただ、兄に見てもらえさえすれば・・・。制作者に愛されないキャラクターは、どこまで行っても、不幸にしかならないと言うこと・・・その最も極端な事例。 → 長文感想(3070)(ネタバレ注意)(1)
90narcissu(非18禁) (ステージ☆なな(同人))
生きても死んでも、死は死。前向きだろうが、後ろ向きだろうが、足掻こうが、諦めようが、死は死。・・・結果は同じ。生きることは、最終的には死に繋がる故に。そんなキャラクターの死の行程を描いて、プレイヤーの生を作品が追認する詩情的文章。・・・・・・これがゲームと言えるか否かはともかく、心は・・・殴りつけられたように痛む。 → 長文感想(2279)(ネタバレ注意)
70朝の来ない夜に抱かれて -ETERNAL NIGHT- (DreamSoft(F&C FC03))
互いの利益のために対立したから“敵”であって、この物語の登場する“敵”達に、善悪はない。おそらく、主人公とヒロインにもない。彼らは、ただ、その力を自分たちのためにしか使わない。だからこそ、この物語は、その伝奇系の設定すら人物関係の味付けに使われ、見事なほど最終章で際立つ。 → 長文感想(3254)(ネタバレ注意)
69塵骸魔京 (NitroPlus)
物語を悲劇に終わらすことが悪いのではなく、物語が解決しないことに不快感がある。物語が曖昧に終わることが視聴者のカタルシスを削ぐのではなく、物語が語ってもいないことへ、“さも話したかのように”言及することに、人は、物語の不完全性を見る。幾ら世界観を作り込もうが、格好いい主人公“だけ”では燃えられない。・・・人外ロリ。やはり、Nitro+には、人外ロリしかないのか?・・・と、微妙にNitro+の行く先に不安を覚えだした一作。 → 長文感想(5483)(ネタバレ注意)
70カルタグラ ~ツキ狂イノ病~ (Innocent Grey)
「ツキ狂イノ病」から「恋獄」へ至る物語。「普通に生きるのが一番なんだ」・・・と、タコ焼き屋の親父は言う。この物語で秋五が幸福になるためには、秋五自身が“普通”の世界に足を踏み入れなければならなかった。秋五の贖罪・・・こそ、この物語の裏にあるテーマなのだろう。 → 長文感想(2795)(ネタバレ注意)
70ガジェット (BLACKRAINBOW)
ちょっと変わったシナリオ構成をしていて、ストーリーが継続して綴られるのではなく、一つ一つの独立したエピソードの集合体になっている。そして、問題は、そのエピソードがかなり短いこと。小話ごとに登場人物が入れ替わるは、それぞれの舞台が変化してしまうため、AVGとしては煩雑な感が否めない。だが、少しずつ積み上げてきた“家族”と学校での関係を、たった一つの狂気で破壊するというカタルシスは、幼少編・学園編をやってきているからこそ、引き立つ。 → 長文感想(1827)(ネタバレ注意)
80処女はお姉さまに恋してる (キャラメルBOX)
キスするたびに倒れる・・・妄想して鼻血噴く・・・生粋のお嬢様・・・可愛い後輩と意地悪な幼馴染み・・・という・・・もう、ベタもベタ。使い古された王道をやっているのに、女装主人公とお嬢様学校の設定のせいで新鮮に感じてしまう演出。既存作品の影響が強いとしても、物語の要所要所を締めるのが、結果的に、女装主人公である瑞穂の“男性的強さ”である点で、捻りがある。瑞穂自身が男性と女性の境目で悩んでいるので、単純な流され型主人公にならないのは、上手いシナリオの見せ方だと思うし、シナリオとキャラクターだけ・・・純粋な物語で勝負してきている。 → 長文感想(3876)(ネタバレ注意)
79Tears to Tiara ~ティアーズ・トゥ・ティアラ~ (Leaf)
マス目を廃したハーフリアルタイムSLGにして、萌えゲーの殻を被った“燃えゲー”・・・それが言い過ぎならば、萌え絵で描いた“漢”たちの物話。これだけ、男たちが熱く自分を語るエロゲーは久しぶり。ただし、導入部を含めたエロゲー描写としては、Leaf史上最低クラス。ヒロインたちには性格的なハジケぶりがたりず、男性キャラに対して明らかに力負けしている。エロゲーなのに“ヒロインを魅力的に描けない”というのは、エロゲーメーカーとしても、萌えゲーメーカーとしても、致命的ではないかと思う。エロゲーメーカーたるべきか、コンシューマーメーカーたるべきか・・・Leafの迷いを象徴する作品。 → 長文感想(4223)(ネタバレ注意)
50Fifteen ~すくうるがあるずデジタル読本~ (LIBIDO)
擬似インターネットブラウジングゲーム。今のVNやAVGに慣れたプレイヤーだと、多分、何をしたらよいか分からないだろう・・・そんな作品。ゲームとしては、新機軸だったし、試みとしては面白かったと思うが、その面白さを伝えるユーザーアビリティの要求度合いが高すぎて、LIBIDOのマイナー性を象徴する一作と言える。 → 長文感想(2956)(ネタバレ注意)
70ゆのはな (PULLTOP)
「子供を残したまま、青少年の時代を迎えてしまった人たちが見つめる自分探しの道」「旅立つ前の・・・旅立つ理由を見つけるまでの過程」「ゆのはな町という、現代社会のスタンダードから離れた地で、小さな神様が巻き起こす騒動と、その中で、自分の方向性を見つけるヒロインと主人公の恋」・・・何と書いても良いし、あんまり深読みは必要がないと思う。純粋ってコトバが似合う人たちの・・・その純粋を愛する人たちのための物語。 → 長文感想(8421)(ネタバレ注意)
90Kanon (Key)
「kanon(κανων, canon)」とは、追復曲。複数の声が、同じ旋律を異なる時点から、各自開始して演奏する様式。異なる音、異なる旋律を持ちながら、最後は一つへ調和する。描きたかったのは、そんな“愛”という一つの結末へ向かって、奇跡へ収束していく五つの物語。・・・恋をすることで、“幸せ”な風は辿り着く。 → 長文感想(5028)(ネタバレ注意)
70地っ球の平和をま~もるためっ!!Vol.4 (C’s ware)
Vol.1~Vol.4の四つに分割、二ヶ月から三ヶ月ぐらいの間隔、一年ぐらいのスパンをかけて発表された・・・ちょっと変わった販売方法が採用された作品。時事ネタ使いとしてのライターの面目躍如だが、終盤に至っても、特攻野郎が出てきたり、ギャバンが出てきたり、マジメとお気楽の兼ね合いが絶妙。あんまりお堅い方には向かず、あんまり萌え萌えな方にも向かない・・・そんなコアな物語。・・・その最後、怒濤の力業で物語をねじ伏せるVol.4。 → 長文感想(2008)(ネタバレ注意)
70地っ球の平和をま~もるためっ!!Vol.3 (C’s ware)
Vol.1~Vol.4の四つに分割、二ヶ月から三ヶ月ぐらいの間隔、一年ぐらいのスパンをかけて発表された・・・ちょっと変わった販売方法が採用された作品。時事ネタ使いとしてのライターの面目躍如だが、シリーズ名に相応しく、プレイヤー置いてきぼりの急展開。・・・だもんで、SFファンの皆様、お待たせしました・・・とゆーコアな物語。・・・その新たな展開ってゆーか、急展開しすぎなVol.3。 → 長文感想(2540)(ネタバレ注意)
70地っ球の平和をま~もるためっ!!Vol.2 (C’s ware)
Vol.1~Vol.4の四つに分割、二ヶ月から三ヶ月ぐらいの間隔、一年ぐらいのスパンをかけて発表された・・・ちょっと変わった販売方法が採用された作品。時事ネタ使いとしてのライターの面目躍如だが、特撮モノに萌え成分が混入・・・だもんで、双方に耐性がある両刃使いの方々へヒットしそうなコアな物語。・・・その起承転結の承であるVol.2。 → 長文感想(1756)(ネタバレ注意)
70地っ球の平和をま~もるためっ!!Vol.1 (C’s ware)
Vol.1~Vol.4の四つに分割、二ヶ月から三ヶ月ぐらいの間隔、一年ぐらいのスパンをかけて発表された・・・ちょっと変わった販売方法が採用された作品。時事ネタ使いとしてのライターの面目躍如だが、ノリ自体が、特撮モノなので、そちらが好みで、尚かつ、エロゲーマーでもあるとゆー、非常に限定された方々へヒットしそうなコアな物語。・・・その最初のVol.1。 → 長文感想(1374)(ネタバレ注意)
69SEVEN-BRIDGE (Liar Soft(ビジネスパートナー))
心を読むが故に自棄となった青年と、心を無くした少女の邂逅を描く、鉄道旅行AVG。だが、この物語の前では、“配役”も“言葉”も“信仰”も・・・“名前”も“血脈”も“世界”すら、等しく無価値であり、無意味。劇中のキャラクターが、多言語を“自覚”“自認”しているという・・・非常に面倒臭い設定を持つが、その描写方法が、ボイスとテキストの不備から中途半端となり、さらに、深い設定・暗い背景を持つキャラが多かったはずなのに、それに全く言及することなく物語が閉じてしまう。こんなのは、作り込みが甘いとか言うレベルではない。“意図的”に作り込んでいない。・・・制作陣によって“主題が切り捨てられた”哀れな作品。 → 長文感想(8359)(ネタバレ注意)
90家族計画 ~絆箱~(家族計画 ~追憶~) (D.O.(ディーオー))
物語が描くは、寂しい人間が描く“理想の家族”。だが、それは寂しい人間が書く故に、不器用な人間達の不器用な愛情表現のカタマリにしかならなかった。物語は、制作者が“こうあれ”と願ったシチュエーションの集合体。それでも心を拍つところがあるならば、その人は、きっと、自分も寂しいと思っている人なのだろう。長々と描写される日常生活・・・他人同士の家族ごっこが生み出す、登場人物達の“弱さ”の美しさを感じて欲しい。 → 長文感想(2052)(ネタバレ注意)(7)
69DUEL SAVIOR (戯画)
ジャンルは、2Dアクション+AVG。「救世主」を巡る「破滅」との戦いが千年毎に繰り返される世界における、主人公・大河とその妹・未亜の物語であり、その戦いの始まりから結末までを、六人のヒロインたちの物語を通して描く。とりあえず、サブキャラの扱いが酷い。このシナリオをまとめた人は、どうやら、ヒロイン一人を活躍させるのが精一杯で、他のキャラに目を向ける余裕が無いような書き振りが見える。 → 長文感想(5721)(ネタバレ注意)(3)
60グリーングリーン2 恋のスペシャルサマー (GROOVER)
微鬱な「つなぎ役」として作られた物語。性格が立ちまくっているはずの野郎キャラの使い道といい、主人公とヒロインのその後といい、ここまで前作(1)と次回作(3)に遠慮してしまうと、作品としては不幸でしかなく、面白さも感じられなくなってしまう。日常の馬鹿テイストと終盤のシリアスの落差を楽しむには、もう少し、そこに至るまでの心情を多彩に描いて欲しかった。一人クリアすれば、他ルートの先が読めてしまうのは頂けない。 → 長文感想(2641)(ネタバレ注意)
60姉とボイン (G.J?)
「姉」を謳っているが、その立ち位置は、Hへのシチュエーション以上の意味を持っておらず、内容は、姉萌えでもホームコメディでもない。十人十色の「パイズリ→本番」必出のシンプルな「抜きゲー」。ヒロインは数いれば良いものでもなく、ボインが溢れても、その見せ方が単一であれば飽きる。テキストがそれなりでも、システムが面白くとも、ゲームとして纏められなければ、低評価になるしかない。「姉」オンリーで描くには、メーカーとしての構成力不足が露呈した作品。 → 長文感想(2616)(ネタバレ注意)
79姉、ちゃんとしようよっ! (CandySoft(きゃんでぃそふと))
総計「姉」6人。それ以外は、透子さんといるかちゃんしか出てこない(この二人も年上、さらに前者は女教師で××、後者は実弟持ち)完全「姉属性」志向の作品。初めから終わりまでHで構成されたエロゲーらしいエロゲー。ヒロインは「姉」であることが前提であり、そのためには、Hシーンすら姉の性格付けのために利用している。 → 長文感想(2974)(ネタバレ注意)
70てこいれぷりんせす! ~僕が見えない君のため~ (propeller)
「伽遠のキャラ設定」+「荒川の会話回し」+「さいろーのエロ描写」・・・その結果としての「A-10の変態絵」。笑いネタは、普通の10代の方には意味不明な上、元ネタの対象年齢は20~30代。自虐他虐ネタが楽しめなければ、この物語には全く価値が感じられないからこそ、“大人のためのバカゲー”に相応しいと言える作品。 → 長文感想(1799)(ネタバレ注意)
60プリンセスブレイブ! ~雀卓の騎士~ (130cm)
「PRINCESS BRIDE」の続編。一枚のプリンセスカードが切られた状態から継続された物語。どうにも「恋愛モノ」としては現実感が無かった前作に対して、「一人を選ぶ」ことを主人公に強制しなかった分、物語の筋が気にならない。ぶっちゃけ、ヒロインたちの掛け合い漫才が魅力的なのだが、キモの麻雀が微妙。 → 長文感想(1209)(ネタバレ注意)
69PRINCESS BRIDE (130cm)
五人連続ファーストキス&五人同時プロポーズから始まる物語。絶対にありえない状況から、意外と真面目に「愛し愛される」理由を描く。ただし、前提が突飛な上に、そのフォローがされないため、どうにも「恋愛モノ」としては現実感が無かった。単なる友情に留まらない、少女たちの「淑女協定」下における鬩ぎ合いの描き方、小道具の使い方は評価できる。 → 長文感想(1187)(ネタバレ注意)
79らくえん ~あいかわらずなぼく。の場合~ (TerraLunar)
今、普通に「一般人」気取って、密かにエロゲーやっている「隠れエロゲーマー」だとか、さらに、密かに同人関係に手を染めたりしている「隠れヲタ」だとか・・・には、ちと、身につまされる気がする作品。「楽園」は神が創るのではなく、人が造るモノだ・・・と徹底させられると、ここまで居心地悪いシロモノになるんだな・・・と、ハッキリと思い知った気がする。 → 長文感想(2438)(ネタバレ注意)
90Phantom INTEGRATION (NitroPlus)
必要のある人が求めるなら、惜しんで拒まず、与えよ・・・とは、新約聖書のよく知られる文章の一つ。この作品の奇異さは、与えるべき者は、強制された者であり、与えた技術は殺人術であること。ヒロインによって「生きる意味」と「強さ」の対比を行い、「凶暴で無法な世界に芽生える純愛」を演じていく物語。「日常にあるからこそ、忘れてはならない、その脆弱さの戒め」を、裏社会における愛憎劇を舞台に、劇的に描く。 → 長文感想(9241)(ネタバレ注意)
69傷モノの学園II ~case of saint spica~ (RaSeN)
エロゲーの本道・・・官能小説から派生した陵辱描写、その本流の系譜に位置づけられながら、異端である皮肉。陵辱系、しかも、VNでありながら、Hシーンの描写が中途半端という矛盾。それでも、“複数対複数”OK・“寝取られ”OK・“精液描写過多”OK・・・という趣向が限定されながら、何とか設定を破綻させず、物語を纏めきった一作。 → 長文感想(1997)(ネタバレ注意)
69メイドさんしぃしー (Le.Chocolat)
メイドさん躾AVG。その実体は、尿療法協会―――(因みに実在する)―――推奨みたいな「メイドさん×おしっこ」メインのバカゲー。Hシーンの全編が放尿シーン付、かつ、漏れ・出し・飲み・掛け・・・あり。放尿シーンのインモラルな面、嫌悪感・・・排泄を連想させる部分を、多彩な羞恥Hのシチュエーションを通して、明るく「おバカ」なノリにすり替えた作品。 → 長文感想(2496)(ネタバレ注意)
90腐り姫 ~euthanasia~ (Liar Soft(ビジネスパートナー))
物語は、「蔵女」という不可思議な存在を軸に、果てなく・・・哀しく・・・愛欲に塗れて・・・ヒロイン達の女としての悦びを執拗に浮き彫りにする。主題となるは“相互に愛し合う”男女の「本質」。それは、女性としての・・・吐き気がするほど愛欲的で、怖気たつほど恐ろしく、純粋過ぎる心として描かれる。・・・“同じ経過は二度と描かない”ことに意味があり、“同じ経過を二度参照すること”にも、意味を持たせて紡がれた物語。 → 長文感想(10468)(ネタバレ注意)(1)