I'm always close to you

I'm always close to you(ボーカル有り)
再生時間 00:05:04
初出日 2004年03月26日

音楽得点分布

得点度数グラフ
10016
90~994
80~892
70~790
60~690
50~590
40~490
30~390
20~290
10~190
0~90

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コメント(新着順)

聴くと泣けてくるので、アルバム聴くときはこの曲の順番にいつも悩む。アルバム中だと2曲目なんだけど、個人的にはラスト3番目に持ってくることが多い。(ラスト2番目はfayで、ラストは涙がほおを流れても)
岡崎律子さんらしいやさしい曲です。
提供されているゲームをクリアすることで、捉え方が変化するゲームソングは結構あって、この歌もその側面を持っているのだけれど、どちらかと言えば裏事情を知っているかどうかで捉え方が変化してしまうという側面を強く持っている歌でしょうね。

裏事情を知ってしまうと、『彼女』のことをほとんど知らない自分でも、非常に説得力を持つ歌詞を載せた哀しげなメロディーにより、感情を揺さぶってくる。少し怖い。
ただ、心が弱っている時に聞くと、不思議と活力が湧いてくる歌でもある。
薬みたいな歌。

また、個人的にこの歌の歌詞で下記の部分が1番印象に残っている。

I'm all right
I love you
I love my life
I'm always close to you

『彼女』は強い人だったのでしょう。私には到底出てこない言葉だから、衝撃を受けた。

なお、この歌の後奏は1分30秒以上と非常に長く、全体から見るとアンバランスな印象。
そのため、「何か歌詞を入れようとしたけれど、入れず終いとなってしまって、この歌は完成してなかったのでは?」という疑問を抱いたことがある。この疑義に対する回答を得られることは永遠にないけれど。
I'm always close to you 意味は「あなたの側にずっといるわ」でしょうか
これをクリスが作曲した(という作中の設定)なのは色々と切ないものがある。
 最初にプレイした時、私はこの曲の良さが分かりませんでした。
 確かにこの曲は『シンフォニック=レイン』の雰囲気全体を象徴していますし、冒頭でフォーニが歌っているシーンはゲーム世界へと強烈に引き込んでくれます。――ですが、その冒頭シーンですら、この曲はサビの僅かな部分しか流れないんですよね。その後もこの曲が聞けるのは、クリスが全ヒロインの誘いを断って1人孤独に練習している時だけだったり、そもそもこの曲はグラーヴェが「別れの曲」と評した通り、作品内で乗り越えられるべき楽曲という扱いだったりと、散々です。
 しかしゲームを終えて改めて聴いてみると、本当に、泣きたくなるほど良い曲です。雨が降って少し暇がある休日に、ふっと心に沸き上がってくる日々への感慨、後悔、それらを包み込んでくれるようです。私にとってこの曲は、人生…かな。
 じっさい冗談抜きで、岡崎律子さんはご自身の人生を総括してこの曲を作られたと思っています(※この曲は岡崎律子さんの遺作の一つです)。『シンフォニック=レイン』に提供された10曲の中で、作品内での位置づけ以上の意味を感じるのはこの曲と『いつでも微笑みを』『fay』なんですが、『いつでも微笑みを』は岡崎律子さんから生者への別れの歌、そして『fay』はきっと死を乗り越えた曲なんですよね。トルストイ『イワン・イリッチの死』の末尾「もう死はおしまいだ」「もう死はなくなったのだ」の状態。それは素晴らしいと憧れはするんですが、自分はまだそこまで悟れない、まだまだ生と死の中でもがいている。だから『I'm always close to you』が自分の実感です。
 さて、「岡崎律子さんの曲は綺麗過ぎて嘘っぽい」という批判を聞いたことがあります。じっさい『I'm always close to you』はさきほど挙げた『イワン・イリッチの死』の最終章に描かれる恐ろしい死の描写に比べて、あまりにセンチメンタルで、甘美であるとすら言えましょう。
 ですがこの曲を作っていた時の岡崎さんは、まさにイワン・イリッチと同じような苦しみの中にいたわけです。その中で甘く美しい旋律や歌詞を紡ぎ出すことが「嘘」とは、私には思えません。辛く醜いものを知っていながら優しく美しいものを描くのは、ともすれば辛さや醜さをそのまま描くよりもなお本物のように感じます。加えて、この曲から感じるそうした「甘さ」は、岡崎さんのように死を目前としていない(はずの)私でも実感に辿り着く脇の甘さ――もとい、懐の深さを加えてくれました。じっさい、この曲を知った当時、私は学業関係で結構追い詰められていたんですが、そうした心境の励ましになってくれたんです。
 ご存じの方も多いと思いますが、この曲には歌詞が2種類存在します。『シンフォニック=レイン』内の楽曲における「今がすべてとちゃんと知っていたはずなのに」と、岡崎律子さんのメモリアルアルバムに収録されたverにおける「今がすべてとそう思って生きてみるの」の部分です。前者はやや後ろ向きなニュアンスがあり、後者は前向きなニュアンスがありますが、私個人は両者にそれほど決定的な差異があるとは思えません。その後に続く一連の歌詞が岡崎さんの(そして私も共感する)生の実感で、それを後悔するのも、その中でも前を向くのも、その時々であることですし、どちらも生きるということだと思います。
 色々語りましたが、やはり原曲を聴くに越したことはありません。YoutubeのURLを張りますので聴こうという気になられた方はご利用下さい。
vo.笠原弘子版: https://www.youtube.com/watch?v=mg-47H2bzm0
vo.岡崎律子版: https://www.youtube.com/watch?v=shxPF38klyY

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