dakuryuさんの「さくらシュトラッセ」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

体験版からの変更で主人公の印象がだいぶよくなった
体験版から(不評だったであろう)主人公の台詞、モノローグが改変。
(収録済みであろう)ボイスの部分に変更がないのもうまい。
こういう例って貴重なんじゃないかな?他メーカーもやって欲しい。

どこが違うかというとマリーの魔法料理を見たときの反応がかなり違う。
主人公の怒りが言語化されて、プレイヤーにも(おそらくマリーにも)通じやすく。
主人公のモノローグもへたれ感想から一本筋が通ったものに。
魔法に負けないよう特訓しようとしたり、マリーに感謝することを忘れなかったり
かなり共感しやすくなった。

例:マリーの魔法料理を見つけた夜、自室でのモノローグ
体験版
これから、どうしようか?
アイツのやり方は認めたくなかった。
今の状況だと仕方がないことだと分かっていても、
俺には認めることなどできそうもなかった。
「だとするならば……」
意地でもあいつを追い出すか、それとも---
「店の都合もあるからなぁ…」
いっそのこと、単なる役立たずの俺のほうが出て行くか。
「……ああ、もおっ」
何が正しいのか、分からなくなってきた。
「………………」
自分でも、思考がロクでもない方向に流れていくのが分かってしまう。
しょうがねえなあ、こういうときは---
「寝よう」
……別名、ふて寝という

製品版
「美味しくなあれ、か。」
何かがおかしいとは思っていた。
昨日の夜と、今朝の試食とお昼ご飯。
あいつの魔法料理を食べたのは、その3回だ。
どれもこれも美味しかったけど、
どこか画一的で……何が美味しいのか分からなかった。
まるで、化学調味料でごまかされているみたいな---
いや、きっとそうなのだろう。
マリーのあの反応からして、無理矢理魔法で『美味しい』
という要素を付け足したに違いない。
「……美味しければ、それでいいのか?」
いいだろう、と店のことを考えるならば思わなくもない。
けれどもそれは、それではあまりにも---
「……何もかも、惨めじゃないか」
無力な自分。せめて、守りたいと思ってがんばってきたこと。
俺は確かに、今も無力なままだけど---
『魔女』に全てを委ねてしまう、そんなふんぎりなんてつけられない。
「……でも、マリーには謝らないと」
アイツは『かもめ亭』の為にやってくれたのだ。
それは分かっている。
「……なのに」
許せない。どうしても許せない。
そう思ってしまうのは、どうしてだろう?
「俺が…、わがままなだけなのか…?」
ゆっくりと目を閉じながら、俺は呟く。
「自分の力で、何とかしたいなんて…」
このままでは、父さんのアップルソースの香りが---

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい1396回くらい参照されています。