katoriさんの「あかね色に染まる坂」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

伊織と優姫・・・何より主人公の差がそのまま前作との差となってしまった作品。
“秀樹は持ち上げ、準一は叩かれた”


前作“青空の見える丘”の主人公の秀樹と
今作の準一との差を表すのはこの一言で充分かと。
両者のゲーム内での扱いはまさにこの通り。



明るく、前向きで、ギャグを構して場を和ませる。
とても共通する部分が多い、この両者なのに、
現時点での他の方のレビューも見ても分かるように、
準一の評価は秀樹ほどに高くない。
しかし、このキャラはきちんと話を進めていくと分かるように
とても“いい奴”なんですよ。
“青空”の秀樹にだって負けず劣らずのいい奴です。
敗因は、その“負けず劣らず”がいけなかった事。



前作をプレイした者にしたら準一はただの
“劣化コピー”“2番煎じ”にしか映らない。
さらに、前作の伊織と秀樹の過去のような、
ユーザーが求める“格好いい主人公”のエピソードがない。
言うならば秀樹は“不言実行”タイプ(実際は喋るけどw)
準一は“有言実行”タイプだった。
伊織と秀樹のエピソードを知る者からすれば
どちらが格好良かったかは明白だろう。





少なくとも同じ学園物で勝負するのならば
進歩した“何か”を見せなければならない。
“ツンデレ”を前作同様押して登場した優姫はどうか?
POVを見ても分かるように、
伊織ほどパンチの利いたキャラではないし、
何より本人も言っていたが、あんまり「死ね」とか言うヒロインは
好かれないと思いますよ。






…さて、だからといって前作より劣ってるか?
…と言えば、そうでもないと思う。
なごみとの会話は個人的にはツボだったり、
湊のシナリオは、オチはともかく終盤の流れは
ほどほどに起伏があり楽しめた。
全体的な話の面白さで言えば青空よりは
向上したと感じられる作品ではあったのは確かだ。





ゆえに、注意点は

(1)準一&優姫が前作程には魅力的ではない
(2)代わりに対抗ヒロインの湊が魅力的
(3)シナリオレベルは若干の向上が見られる
(4)しかし、基本的には前回の2番煎じ




この点を理解して購入すれば、
前回同様、楽しめることだろうと思う。

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