マルセルさんの「カラフルアクアリウム」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

地雷上等歌姫しゃおんの初の歴史的良作……と、完璧に言い切れないのが痛し痒しであるが、今までの中で最高傑作だとは思う。しかし、パケから漂ってくる「安直安全安心幼馴染萌えシナリオですよ?」という謳い文句からは258℃ぐらい違うシナリオなので注意しよう。基本には忠実であるくせに、細かいところで目が三ついているような作品なのだ。特に幼馴染のアリサというキャラには要注意である。もう片割れの幼馴染の泉たんが天才だとしたら、アリサたんはヘンタイだというべきである。かなり「灰汁」が強く、そこから漂う負のオーラで気絶する人もいそうであるが、嵌る人が嵌ったら最高の幼馴染になるに違いない。ま、基本はそこそこよく出来ているので、ギャンブル目的に買ってもいいかも(シナリオB-:エロB-)
・システム
体験版からエンジンが少し変わっているのでそこらへん注釈。

(1)セーブ&ロードをするたびに2~6秒ぐらいのラグがでるようになりました。セーブふぇちには辛い仕様ですね。
(2)一部でちょい不評だった、テキストウインドウの不透明度が少し「濃く」なりました。体験版の時点では、
一部の環境でテキストの文字がテキストウインドウの色と同化して見え難くなっていたんですな。これを修正したと。

以上、特にどーってことない情報ですがまぁ一応ってことで。

・シナリオB-
★シナリオクリアまでのクリック数
全コンプまでの時間は約14~16時間ルートにもよりますが、初回プレイは4~6時間で、二週目以降は2~4時間になると思います
既読スキップ使用、テキスト速度ノーウェイト、 演出&エフィクトなしの環境下での測定で、基本的には1センテンス=1栗。
攻略にとちった記憶はないのでデカイ誤差はなしです。


初回・泉たん:16937C
二週目・トーコ:10156C
三週目・カスミ:8046C
四週目・アリサたん:9542C

なんか全体的に微妙に長めです。通常の萌えゲーの1.3倍程度といった感じでせうか。そしてまた共通と個別の割合も少し変です。
普通のゲームみたいに最初に共通ルートがあってあとに個別ルートが続くのではなく、エンド付近以外まで個別と共通が入り混じっているという、
ちょい珍しいフラグ構造になっています。言葉で言っても解かりにくいと思うので、図で表すとこんな感じです。

普通の作品
・前半………………………………中盤……………………終盤………………エンディング
プロローグ>共通>個別>共通>個別>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

カラアク
・前半………………………………中盤……………………終盤………………エンディング
プロローグ>共通>個別>共通>個別>共通>個別>共通>個別>>>>>>>>>>>>

これはどういうことなのか? 簡単に言うと、中盤から終盤の「共通」部分のテキストというのは、その個別ヒロインに関するテキストではなく、
あるルート全体の「共通物語」ということです。攻略するヒロインのテキストは違うが、その時の物語状況のテキストは全く変わっていないということ。
要するに、基本的な物語の状況は「共通テキスト」で、攻略ヒロインに関するテキストは「個別テキスト」だと思えば大丈夫です。
具体的にルートで言うと「泉」ルートはほぼオリジナルルートで、「アリサ、トーコ、カスミ」ルートは半分くらい中盤以降共通物語を使用しています。
だから、実際(テキスト量)は共通テキストがそんなに多くなくても、プレイした印象としては「共通ルート多めだなぁ」と錯覚してしまうわけですね。

これは基本的に、あまり褒められたフラグ構造とはいえません。序盤から中盤にかけての「ヒロインを選ぶ」段階ではいたし方のない構造ですが、
中盤以降の物語に取り掛かる場所で「既読スキップ」を頻繁に使うと、どうしてもテキストとシナリオに対するある種の集中度が低下するからです。
折角ノリに乗ってきた状態で「既読スキップ」が入ることぐらい、プレイヤーを萎えさせることはないでしょう。さらに「集中度」だけではなく、
シナリオとしての完成度もやや下がります。ぶっちゃけっていって、この仕様はどのルートでも「物語」は同じということを意味するのですから、
いくら攻略ヒロインが違っても、ある種のタルさが出てきてしまう恐れがあります。そして、ある部分ではこの作品、実際にそうなっています。

幾つかのポイントはありますが、全部挙げていたらキリがないので、代表的な二点だけ挙げておきます。一つは中盤以降に入る「文化祭」イベント。
「作者は文化祭なんか本当は退屈なのだ!」と主調しているのではないか?とバカなことを考えるくらい、退屈なイベントですが、それはテキスト云々というより、
それが「共通物語化」され、個々の攻略ヒロインには殆ど無関係なイベントだからです。このイベントに深くコミットするのはアリサぐらいしかいないのに、
その他ヒロインでもほぼアリサと同じようなテキストを平気で流す。これはややイタイ点ですね。第二点は、終盤付近のワールドネタ。
僕は単なる萌えゲオタなので、終盤に「トンでもない展開」を期待する人間ではありませんが、流石にこの部分を「共通物語化」するのはどうでしょうか?
部分的にちょっと違ったテキストがあるだけでもいいんです。全く同じ「共通物語」では「もしかしたら、こんなに変な展開があるかも……」という
ユーザーのはかない妄想の楽しみまで奪ってしまいます。実際、エンド付近では結構凝っているシナリオなのですが、そこまで共通物語というのが惜しいんですよ。


シナリオで言うと、以上の二つの弱点の影響を強く受けているのが「トーコ、カスミ」シナリオであり、逆にあまり影響を受けていないのが
「泉」シナリオと「アリサ」シナリオです。まずは前者からいいましょう。特に可哀想なのがトーコシナリオだと思います。体験版では一番お気に入りの
キャラだったのに、結果的には一番ダメなシナリオになってしまったという印象が強いです。彼女の魅力とはなにか? それはあのまさに「ぷくっ」と
頬を膨らませたふにふにしたくなる立ち絵と、無表情ボイスの中から突然出現する可愛い唸り声。これに限ります。
これが凡庸キャラである「無感動少女」という属性に、彼女しかないリアルな感情表現の魅力を与えていたわけです。逆に言えば、
体験版の時点ではそれぐらいの魅力しかなかったとも言えます。

しかし、このシナリオは彼女からその「(ぷくっ 」さえも奪ってしまいます。文化祭、後半のワールドネタのなかで、彼女はややシリアスな
状況におかれ(ぷくっ 」をやる暇がなくなってしまいます。つまり単なる「無感動少女」シナリオになってしまうわけです。
これは「(ぷくっ 」フェチの僕にとっては大きなマイナスです。それでは、その「無感動少女」シナリオが面白いかというと微妙です。
これがそのまま一つの個別ルートとしてあれば、結構面白かったかもしれませんが、なにせ間に文化祭とワールドを挟むので、元々印象が薄い
無感動少女シナリオがさらに印象が弱まってしまいます。前半の共通ルートのインパクトに比べて、後半の彼女は存在感が薄すぎます。
デレ後やエンディングのトーコたん実に良い味をだしていたのですが、如何せん大半のテキストがこれでは良い評価はつけられません。
シナリオ評価は「C」といったところでしょうか。体験版では輝いていたのに惜しいキャラでした。。

もう一方のカスミシナリオも同じようなマイナス点がありますが、上のトーコほどではありません。中盤はやはり文化祭の悪影響を受けますが、
カスミたんのお話が単純な「頑張るぞ」話なので、さほど他のテキストの影響を受けません。というか、ぶっちゃけてロリキャラの彼女のシナリオが、
ある意味一番「ベタな」萌えゲシナリオですね。特に大した事件も起こらず、ただ学校の帰りにバイトのカスミたんを迎えに行って、
駅前の屋台で焼き鳥や焼きソバを食いながら散歩したり、川原で夕日を見ながら寝そべったりetcetc……後半の怒涛の展開を考えると、
まさに平和そのもののシナリオです。ちっちゃい頑張り屋さんのロリメイドを見て、自分もちっとはサッカーを頑張ってみようかなぁと主人公が思いなおし、
その微かな尊敬が恋愛感情に発達していくさまもきちんとかけています。お約束ではありますが、ここまでは堅実な攻め手と言っていいでしょう。

しかし、後半のシナリオが…………まぁ、ある意味「面白い」のですが、ちょっとインパクトが強すぎではないでしょうか?
ここで我らが最強幼馴染のアリサたんの電撃的なご登場です。「こなくていいのに……」という大半のユーザの声を無視しつつ、
後ろにビームサーベルを抱えたアホサブキャラ(マーベリック)を従えて、彼女は開口一番カスミに向かってこんなことを言う。

「あなたのものは私のもの、わたしのものは私のもの。つまり、カスミの一臣は私のものよっ」」

ジ、ジャイアン?。そ、そうだよね。声もちょっとおばさん臭いし……なんーて言っているうちに突然カスミに切りかかるマーベリック。
どうやらアリサたん理論によると反逆メイドはその場で惨殺らしいです。か、かっちょえー、アリサたん━━━━━━(´ω`)━━━━━━!!!!!
急いでその場から逃げ去る主人公とカスミ。慌てて逃げたもんだからお金もないし防寒具もない。季節はもうすぐ冬。
家はアリサ一派が占領しているので当然帰れない。知り合いの家も無い。暖をとる場所もない。希望もない。何もない。あるのはただ絶望だけ。
二人はフラフラになった足で冷え冷えとした夜の教室に駆け込み、自棄になって痛い痛いと喚くカスミの処女を奪う。
そして、その後、二人の姿を目撃した人はいない…………という悲しいお話でこのシナリオは幕を閉じます。

まぁ、上のは半分冗談なので、未プレイの人はあまり気にしないで下さい(笑)。しかし、このホームレスシナリオは本当です。
これ、ある意味でワールドシナリオよりも超展開でかなり面白く、また某桜シナリオよりも幼馴染(泉たん)が本当に優しくて結構感動的なんですが、
流石にこれはちょっとやりすぎですよね。アリサたんが単なるDQN以上の殺人未遂犯罪者になっている。真面目にご主人様とメイドの関係を
書こうとした点は評価できますし、カスミたんの成長シナリオという点でも評価できますが、もっと他にやりようがあったのではとは思います。
ま、楽しく読めたのは事実なのでシナリオ評価は「C+」ということで。


以上のサブヒロインと比べて、メインヒロインの幼馴染の幼馴染二人は、流石にこれといった大きな弱点はありません。
通常の意味で泉たんシナリオは、優れた幼馴染シナリオと評価できるし、また通常とは全く違った意味でアリサたんシナリオは、
「ある意味」優れた幼馴染シナリオとはいえます。この二人が気になるようなら、多分、買ってもそれほど損は無いと思いますね。
まずは「泉たん」シナリオからいきましょう。彼女の場合は一から十まで普通の「一般人」ですので、ワールド設定で揉め事は起こらないし、
また、文化祭シナリオでもそこそこ行事に関わるので、上記のマイナス点は発生しにくく、ストレートにシナリオを楽しめます。

では、彼女のシナリオは何を語るのか? 粗筋紹介をみると「再開型幼馴染VS同居型幼馴染」というプロットが想像され、
そして、前半もそういう方向で進むことは進むのですが、これがちょっと違うんです。そして、そこがまた魅力なんです。
正確に言うと、泉たんはゲーム開始直後では「同居型幼馴染」ではないんですね。アリサたん達がやってくることで、家事の面倒を
もっと集中的に見なくてはならなくなり、そこで泉たんは主人公の家に長くいすわることにことになる。つまり、言い換えると、
アリサたんの面倒を見るという名目で、泉たんは主人公に今までよりももっと近づくことができるようになる。目覚まし当番は勿論、
今までは作っていなかった主人公の弁当も「朝食のついでに」作るようになり、「一々家に帰るのが面倒だから」夜には家に帰っていたのをやめて、
母親の了承を得てアリサ達と同居生活を始めることになる。ここらへんの気持ちの変化が、とっても自然で健気で萌えるんですよ。

さらに、上は別に「名目を借りている」ということだけではなく、マジで泉たんはアリサたんのことを心配している「部分」もあるんです。
アリサたんが例の癇癪を起こして、泉たんの弁当を教室でぶちまけ「私悪くないもん悪いのは泉だもん一臣が泉をひいきばっかするんだもん」と
小学生レベルの我儘を言って学校をエスケープしても、泉たんは殆ど怒らないし、夕食の席で「泉の作ったごはん、不味いからいらない」
と幼稚園児レベルの発言をしても、泉はあたふた心配するだけで怒りの一つも示さない。まさに天使のような幼馴染です……といえばそうでもなく、
アリサのことを構いだす少し不貞腐れた反応を示すし、仲間ハズレにされると少し寂しげな表情を主人公に見せてしまう。これはどういうことか?

つまり、簡単に言うと「アリサたんに対する友情」と「主人公に対する思い」の間で泉たんは葛藤しているわけですね。
これがこのシナリオの基調となります。アリサたんを心配しながらも、でもやっぱり主人公の事を諦め切れなくて、
ちょっと主人公に優しくされただけで、本当に嬉しそうな表情を見せてくれる泉たん。この切なさの中に含まれる恋愛感情が非常にイイです。
アグミオンはこの手のキャラを演じさせたら天下一品ですね。自分はアリサの為に主人公と結ばれてはいけないのだと想いを抑圧しつつ、
それでも自然に零れてしまうような嬉しさと悲しさがとても自然に表現されていて素晴らしい。まさに嵌り役でしょう。
ラストのアリサとの対決シーンも見所です。ネタバレなるので詳しくは語りませんが、そのアリサたんの無残な罵詈雑言と見るに耐えない激情の爆発は、
長い時を越えて再び動き出した幼なじみ3人の時間の、どうしても戻せない時の長さを痛ましいほど感じさせ、幼馴染フェチなら結構ぐっとさせます。
個人的にはかなりいい幼馴染だと思ったので、評価は「B」ということで。再開型幼馴染と同居型幼馴染のコントラストがよく表現されていました。


さて、最後はなんだかんだ言って、ケチョンケチョンに貶されている最強最悪の幼馴染アリサ=エクスレバンです。
彼女の今までの罪状を軽く纏めてみましょう。まずは泉ルートのでの聞くに堪えない罵詈雑言の数々と、あけるりの達哉よろしくの弁当ぶちまけ事件。
さらには、カスミルートで部下のロリメイドの殺人未遂事件にも関わっていますね。これほどの罪にまみれた幼馴染も珍しいものです
多かれ少なかれ、攻略ルート以外では「確実に」マイナス印象を与えるヒロインと言っていいでしょう。まさに歩く凶器&狂気。
ライターはその点をきちんと理解していたのか。まさにこんなヒロインは皆から見捨てられて精液奴隷になるしかないといった感じで
アリサシナリオの序盤で、ネコミミに首輪をつけられたペットアリサたんとの妄想ご主人様プレイがあるのがなんとも笑えます。
溜まりに溜まったアリサたんに対す鬱憤をここで晴らしてくださいということですね(笑)。

しかし、残念なことにというか意外なことにというか、このアリサシナリオでは彼女に対する怒りがあまり溜まらないのですよ。
というか、多分アリサたんのシナリオだけやった人は、何故彼女がここまで叩かれるのかさっぱりワケワカメでしょう。
何故なら、このシナリオのアリサたんは普通に良い子だからです。勿論、泉たんとの揉め事は多少増えるますが、
泉たんは元々良い子なのである程度は抑えるし、アリサも主人公が味方についてくれると、普通の物分りのいい幼馴染に変身してしまいます。。
あ、ありえね~っと思いながら先を進めると、もっとあり得ないことにアリサたんが「自分以外の人の為に」弁当を作るという、
ノストラダムスでも予測不可能な仰天イベントが発生。しかもそのCGが何か滅茶苦茶可愛いんです……

これ、一種の大掛かり的な「ツンデレ」フラグですね。そのルート内の中でツンデレが発生するのではなく、
攻略ルートという大きな構造のなかでアリサたんのツンデレは作られている。攻略ルート外ではツンツン街道一直線。
あらゆる暴虐の限りを尽くしユーザーの胸に嫌悪の念を植えつけますが、その反面攻略ルートではデレデレロードを猛驀進する。
そのギャップときたら凄まじいです。不良が頭を丸刈りにして優等生になったなんてクラスじゃないです。
いたる画伯が急にみさくらなんこつ的画風に変化し、武藤氏と組んでショタ調教ゲーを作り出すような「革命」に近いですよ。

これが僕には凄い効果でした。我ながら単純だなと思うのですが、一発でアリサたんにやられてしまいました(*´Д`)ハァハァ
いや、攻略外ルートでのアリサたんは最悪ですよ。しかし、だからこそこの攻略ルートでのアリサたんは萌えるんです。
何故なら、アリサたんが今までDQNだったのは「主人公の愛情に飢えていた」ということになるじゃないですか。これが凄くいい。
攻略外ルートでアリサたんが暴れれば暴れるほど、攻略ルートでのアリサたんのニコニコ顔がとても愛しいものに見えてくるんですよ。
「ああ、こいつは主人公と結ばれないと碌な人生送れないんだな……」とある種の責任感すら覚えてくる。

そして、また肝心のシナリオを結構いいんです。どのルートでも持て余し気味だった「文化祭」イベントが、このルートでは有機的に生かされているのがいい
本来のカリスマ性というか大衆先導性をフルに発揮したアリサたんが、縦横無尽の活躍を見せて、今までアリサを子供だと認識していた主人公が、
途端にアリサとの距離を感じてしまい、自分の気持ちに悩む。そこでアリサたんがやってきて実は自分も……というお約束な話なわけですが、
これをきちんと「再開型幼馴染」の「過去と現在の差異」という基本テーマに当てはめていて、話の流れがスッキリしています。
さらには終盤も中々の出来。最後まで溜めていた「昔の約束」というネタをここぞというタイミングで取り出し、そこから少しずらした上で、
ハッピーエンドを進んでいくやり方は実に見事。ラストは完全に主人公屁たれヒロイン主導のアリサマンせーシナリオと化していて、
「これがあの消防ヒロインなのかっ?」と思わせるほどの成長っぷりを見せてくれます。ここ、笑っちゃうほどいいシーンでした。

ま、僕が萌えたのは攻略ルート内のシナリオ云々というより、先の構造的ツンデレの効果の方が高いと思われるので、
シナリオ評価は「B-」としておきますが、再開型幼馴染シナリオとして結構良いシナリオなので、アリサたんにムカついている人も
騙されたと思ってプレイしてみると面白いかもしれません。憎さまあって可愛さ100倍という言葉もエロゲ世界にはあるんですよ?


・エロB-
CG枚数とエロ回数も記載しておきます。CGは差分抜きカウントです。

:泉たん(エロB-)全CG枚数/エロCG枚数:17/8・エロ回数:4回
:トーコ(エロC)13/5・エロ回数:3回
:カスミ(エロC+)14/5・エロ回数:2回(回想欄には三回と水増し表示アリ。水増しはめーですよっ?
:アリサたん(エロB-)16/8・エロ回数:5回

まずはエロCGについて。うーむ、ちょっと色気が足りないですね。この原画家さんって、
立ち絵や漫画チックな多彩の表情の作りはすごく上手いんですけど、静止絵になると途端に魅力が下がるような気がします。
「可愛いくみせるには動きが必要な絵」といいますかね。動きがないと、どうもハニワっぽい生々しい形体が表情の中に見え隠れしてしまい、
個人的には結構萎えます。アリサ、泉あたりのエロCGはその問題が少ないから大丈夫ですが。

エロ内容についてはトーコはシナリオ同様イマイチです。二回目のチャイナ服えちぃはどうみてもさやかさんレイプですし、
尺も短いから使い物になりません。まぁ、なにせ僕は(ぷくっ)萌えの人ですから、あの膨らんだほっぺたにおちん○ん当てたいな~
とバカなことしか考えてなかったので、あまり当てになりませんが、無感動少女がだんだんエロくなるのが感じられなかったのが残念です。
一方、カスミは二回というハンデを抱えながらも、なかなか頑張っています。一回目は入れるのも難しいロリキャラのえちシーンなのに、
回数の都合半ば強引にエロキャラ化するのが効果的でよろしいです。あんな無垢な幼女が俺の腰の上で……なんていう犯罪者気分を合法的に味わいたい人はお奨め。
野上さんの炉利ボイスでは今年一番タイーホ度が高いので、何かの都合で自首したい人は、このソフトを持ってお近くの派出所に向かうと幸せになります。

さて、メインディッシュのお二人はそれぞれに対照的なエロ傾向を持ったお二人です。泉たんが繊細な「技」で精液を吸いつくすとしたら
アリサたんは力技で精液を絞る取るといった感じでしょうか。泉たんの得意技はなんといっても「キス」。
正直喘ぎ声テキストよりもキステキストの割合が多いんじゃないか?と思うくらい主人公の唇を舐めつくしていきます。
日常描写でキスに対して異常な羞恥心を描写しておいて、いざ本番になってたらちゅっちゅっしまくりですからね。これはエロいです。
「アグミオンはフェラが下手だ」という一般見解があり、まぁ僕はフェラシーンで抜けないのでその「ヘタウマ」の基準がさっぱり解からないのですが、
このキスヴォイスはかなりきました。処女喪失シーンでも、主人公にキスされるとだんだん気持ちよくなっていく泉たんはエロいし、
そのあと徐々にキス魔するしたりするもんだからハァハァが止まりません。これはじつにいいエロシーンでしたね。

一方のアリサたんはもうなんといいますか、ブルドーザーで森林を伐採するようなエッチシーン。つまり直接物理攻撃肉体派です。
初回の妄想ネコミミ奴隷エチシーンは軽い前座みたいなもので、尺が短いのが残念ですが、アリサ氏ね派の人にとっては陵辱的に使えるでしょう。
体験版に入っていた処女喪失シーンも以降の伏線みたいなもので、あれがエロ薄だからといって回避するの勿体無いです。
三回目のブルマえちぃ辺りから、アリサたんの抑圧された性欲が徐々にその姿を現し、シナリオの急展開と共に4~5回目で積極的に
主人公を求めていていきます。このアリサたんはマジで可愛いです。そりゃ孕ませエンドも納得だぜ……と言わんばかりの勢いで、
四回目にいきなりバキュームフェラをぶち負かし、すかさず主人公の腰の上に跨って精液を絞りつくすアリサたん。あまりの必死に多少引きますが、
そうしうシナリオだし、元々アリサたんはかなりの寂しがりやなので違和感よりも先に萌えくるでしょう。
泉よりも尺がやや短めなのが残念ですが、ストレートなエチシーンが好きな人は此方の方が使えると思います。

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