Skyさんの「はぴねす! りらっくす」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

どのストーリーもキャラクターの魅力を引き出しており、本編以上にそれが楽しめる。またユーザーの期待や思いを的確に汲み取っている。「萌えゲー」としても「ファンディスク」としても役目をしっかりと果たしていますし、何よりファンに楽しんでもらおうと期待に応え提示してくれたメーカーへ非常に好感が持てます。
前作ではその「人物の魅力」を削る要素があり、それが魔法であったように感じる。伊吹がメインとなったシナリオでも彼女を苦しめるものでもあり、またヒロインたちはそれによって争うことになる。萌えゲーとして一番必要なものはおそらくキャラクターの魅力であろうし、それを今作は重視していますし、魔法だとて“幸せにしてくれたもの”と位置付けされています。『幸せ』という穏やかな時間の中、人物たちの素顔、素直な想いが描かれている。

伊吹がそれを一番物語っているように感じる。「式守家」という自己を縛るものなんてありませんし、あるのは普通な恋愛に憧れる女の子。彼女の変わりようが一番印象的かと。またこのシナリオでは雄馬とふたりでデートという内容を見ていて思ったのですが、彼女はヒロインの誰かと一緒にいて“いぢられる”ことで魅力が増すキャラでしょうね。すももと一緒にいるほうがどこか楽しめます。


春姫は感情豊かなところや、可愛いものが大好きといった「優等生」という殻ではない姿が面白くそれが彼女の魅力でしょう。時より壊れるところは非常に良かったです。イチャラブというものがそういった春姫を表しているのがまた良かったと思います。

杏璃はお調子者で、トラブルによって暴れたり空回りしたりすることで性格が活きるキャラなので、ドタバタな展開が一番あっています。パエリアがロリ嗜好というのは笑いました。それによって雄馬が欲情していくところがかなり面白かったです。

小雪シナリオでは相変わらずどこか掴めないところやぽわぽわしているところがあるので、ゆったりとした時間が似合いますね。実はこの人ものすごく腹黒いのでは(笑)

すももでは耳としっぽが生え、それを隠そうと悪戦苦闘するのは天真爛漫である彼女には合っていますね。ただもう少し設定が活かされていればより良かったとも思います。

沙耶は内気で恥ずかしがり屋なところがあり、一歩引いてしまうので、みんなでその背中を押してあげるといった温かい話ですね。また信哉の暴走を一撃で沈めるところとかが私は好きだったりもします。

といったキャラクターの魅力を的確に表していますし、楽しめました。


そして今作が発売となった原動力がおそらく準でしょう。様々な期待があるなか、準をどうするのかが注目されていましたが、その期待以上のものを描いたと思います。あのシナリオがこのファンディスクという「楽しませる」という気持ちが一番伝わるように感じます。シリアスといっても、恋に悩む純粋な想いですし、たとえ準を救う道から逸れても、幸福を与え続けます。あの世界は主題でもあるhappineuu【幸せ】を最もよく表しているように思います。まさにLove&Peaceの体現者といえるのでは。

不安要素として男か女かどちらで攻略させるかが気になっていたところですが、どちらも選択可能という配慮もされていますし、文句なしですね。また雄馬との過去を描いているのも良いと思います。


ユーザーの期待や思いを的確に汲み取っており、何よりファンに楽しんでもらおうと期待に応え提示してくれたメーカーへ非常に好感が持てます。まさにファンを楽しませるためにある「ファンディスク」といった内容ではないでしょうか。素晴らしかったと思います。

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい346回くらい参照されています。