くどいさんの「魔法先生ネギま! 1時間目 お子ちゃま先生は魔法使い!」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

麻帆良学園という箱庭の中で、主人公ネギくんとなって、女生徒たちといちゃいちゃしたり、魔法かけて裸にしたり、性格改造したり、コスプレさせるゲーム。
このゲームはキャラゲーなので、とりあえず原作である魔法先生ネギまを知らなくては話にならない。そんな前提条件があるから、人に勧めたり、ここで高得点をつけるのは非常に難しいゲームである。

しかもこのゲームシステムが非常にくせ者で、類型的に整理するなら「箱庭ゲー」とでもいうべきシステムである。

箱庭ゲーとは説明が難しいのだが、空間的に限定された3D域内(箱庭)で、AIによって右往左往してるキャラクターたちにプレイヤーが主人公を使って干渉するゲームである。自分で書いててあれだが、全く意味が分からん。

つまり簡単に言うと、「学校などの狭い範囲内だけの、他のキャラがみんなNPCのセカンドライフ」である。
セカンドライフってあれね。日本的には失敗って言われてる仮想ネット空間ソフト。

うっわ。セカンドライフかよ、つまんね。そう思う人も多いだろう。そうなのである。この箱庭ゲーって奴は、基本つまんないのである。
セカンドライフやった方は、あのつまらなさがMaxHeartで分かるだろうが、セカンドライフのつまらない一因に、ストーリーがない、というのがある。始めたはいいが何をすればいいのか目的がないため、途方に暮れてしまうのである。

このゲームも基本的にそれが当てはまる。ストーリーもあってないようなものだから、箱庭ゲーの楽しみ方を見つけないと、本当にこれはつまらないゲームである。


それでは箱庭ゲーの楽しみ方とは何か?
これもセカンドライフと対比させれば、説明しやすいかもしれない。

セカンドライフ→広すぎて人いねぇよ……。 
箱庭ゲー→限定空間だからたくさんいるし。

セカンドライフ→人に話しかけるの怖いです。
箱庭ゲー→NPCだからいつ始めても暖かく迎えてくれるよ。
     NPC相手だから何をしても良いよ……。

……対比させるまでなく、「何でもしていいNPC相手にいろいろする」というのが箱庭ゲーの楽しみ方である。一番近いのは調教ゲーかもしれない。
いろいろというのはつまり、女生徒たちといちゃいちゃしたり、魔法かけて裸にしたり、性格改造したり、コスプレさせたりすることである。
当然のことながら、裸にしたからどうしたとか、性格変えたからどうしたとか、だからなんだ、というものではない。自分で目標を設定して、解決して、悦に浸る、というのが箱庭ゲーの楽しみ方である。

NPCは何をしても良い存在であるが、簡単に何でもいうことを聞く存在ではない。具体的に言うと猫の知識並みのAIは搭載されているため、教え込むという作業が必要である。これがなかなか手こずるために、性格改造出来たときに達成感が生まれるんですね。分かります。わかんねーよ。っていうか、これが分かる人じゃないと箱庭ゲーって楽しめません。それにしても敷居の高いゲームです。


つまり箱庭ゲーとは、遊ばされる物ではなく、自分で遊ぶ物なのである。
正直これがお勧めできるかと言われると、難しいものがある。これだけ受け身で居るだけで楽しめる娯楽用品が蔓延してる世界で、わざわざ自分から楽しもうとしないと楽しめない作品をやるのは何だかな、といった感じもする。
自分からアクションするっていうのもかなり労力を使う。今日どこに飯くい行く? って聞かれて一番多い答えは、きっとどこでも良いでしょうしね……。


しかし、この箱庭ゲーの楽しみ方を見つけた僕からしてみて、このネギまはどうかと聞かれれば、これはやはり楽しい。と答えるだろう。原作を知っているので、キャラへの理解と感情移入もばっちりだし、そのキャラをいろいろいじれるというのもそそる。小話や幕間的な会話も原作の雰囲気を壊さないように配慮されているし、単純にネギまのキャラたちにネギ先生(を通した僕)大好き! になってもらえるのは楽しい。
外れの多いキャラゲーの中で、これだけの物を出してくれたくれたことに拍手したくなるくらいの出来はあると思う。

時々、暇になるとひっぱりだして、パラメーターいじくったりするのを楽しめるのも、箱庭ゲーの楽しみの一つだろう。


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