inuguma275さんの「サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

全体的に難しい内容だと思いましたが、少なからず感じられたものもあったと思います
Ⅴ章までは内容が難しいと感じていましたが、Ⅵ章をプレイすることで少なからず伝わるものもあったと思います。

〇良かった点
・作品を作る話が面白かった
直哉が作品を作るⅡ章、Ⅲ章雫ルート、Ⅴ章、Ⅵ章は盛り上がり面白かったです。これらの章だと特に直哉の思いが感じられたのも良かったと思える点です。

・脇役がよい
長山、明石、片貝の三人はこの作品では天才ではない才人や凡人にあたる脇役です。だからこそ、彼らの考え方が身近に感じられてとても魅力的だと思いました。特に長山は身の程を理解しつつも自身を信じている。自身を愛している。そうして執念を燃やし続ける姿はとても良かったです。

・長めのエピローグであるⅥ章
年月を重ね非常勤として学園で働く直哉。そして周囲を彩る新しい人物たち。そして当時から縁のあった人物たちとのやりとり。それらを通して「幸福とは」ということについて少なからず感じられたと思います。特に片貝、若田、藍とのやりとりは印象的でした。目には見えないからいつが幸福なのか、そしてその状態が当たり前ではないという幸福について言葉として再認識させられるのは良かったです。


〇イマイチに感じた点
・序盤が退屈&面白くなるのに時間がかかる
私はⅡ章、Ⅲ章雫ルート、Ⅴ章、Ⅵ章が面白かったと感じたのですが、逆にそれ以外のルートはイマイチな話が多かったです。特にⅢ章真琴ルートにつきましてはかなり退屈でした。このルートでしか語られない情報もあるので作品上必要ではあるのでしょうが、話としては面白くありませんでした。また、このルートは絵画ではなく陶器が出てきますがそのビジュアルがほとんど出てこなかったことも残念でした。

・主人公である直哉が知っている素振りをとるがその情報をなかなか明かさない
読み手であるプレイヤーと物語を進める主人公である直哉との間に知っている情報量に差がありすぎました。もちろんそれ自体を否定するわけではありませんが、知っている素振りをよくするにも関わらず、その場で明かさずルートの終盤にならないと明かさないというのがかなり不満でした。

・一途設定
直哉は「草薙のものは一途」というようなことをよく言っていました。しかし、どのルートでも基本的にあっさり結ばれるので一途とは全く思えませんでした。個別ルートがある作品上仕方がないとはいえかなりモヤモヤしました。


総評としては、全クリに意味がある作品だと思います。私自身、Ⅲ章真琴ルートが退屈で一度プレイをやめるほど序盤は退屈でした。ですが、終盤はとても楽しめたので頑張ってプレイするのもよいかと思います。

ただ、やはり序盤が退屈なので個人的には手放しに賞賛できるわけではないです。

刻ではノノ未くんとのやりとりに期待したいです。
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