taku0114さんの「CROSS†CHANNEL」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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これを商品として売り出すには、あまりに作品として締りが無さすぎるように感じる。がしかし見里√に限って言えば、あまりに美しすぎて自分の言葉では語れないほどの魅力があった。
正直、情報を小出しにされるといちいち覚えてられないタチなので印象に残っている場面も少なかったように思う。それはこちらの落ち度ではあるけれども、この作品に読者を引き込む力が弱く感じられた感も否めない。どうもこのクロスチャンネルは結論ありきで進んでしまっているような気がしてしまうのは、それは私の錯覚?
黒須太一は、普通になりたいと願う異常者として語られていた。だからこそ、人の感情には敏感であったし、また、それについて博識でもあった。故に、ヒロイン一人一人を説得できてしまうため、太一の心の葛藤が無かったことが、結論ありきで進んでしまったように感じた要因かもしれないが、私にはどうしてもお題に対する作者の回答をあらかじめ用意していたように感じてしまい、ディスプレイ越しの少年少女たちから遠く感じてしまった。もしこれから、この作品を買おうと思っている人はそういうタイプの作品ってことを分かっていた方がいいのかもしれない。

上記のことは、田中ロミオ作品に通じる傾向だとも思うため合う合わないは仕方のないことかもしれないけど、この見里√については。。。素晴らしすぎて言葉にならない。新感覚ともいえる境地に達しました。
どこが素晴らしいかって?見里を説得するシーンですよ。。。

太一は普通を渇望していた。そしてまた見里も普通を渇望していた。どっちも似たもの同士なんです。だからこそ理解しあえる部分があったから、太一は説得もストレートに伝えた。

「人間、本質的には気になるか気にならないかだと思います。あとは全部後付けの理由に過ぎないって。」

この一文はすごく記憶に残りました。こういう空気感を出せる作家は田中ロミオさんしかいないと思います。ここら辺は読んでて、視点が高くなりすぎて、エロゲでもない、小説でもない、あらゆる文化媒体にも属しない何かに酔いしれました。この気分を味わえただけでも買ってよかったなと思いました。
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