minorityさんの「狭間の月」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

愛と狂気は紙一重
キャラが微妙。
主人公は流されるだけのへたれ。後のことを何も考えずに行動しすぎ。
空気も読めなさすぎ。特に祭りの件と月乃告白時の対応のひどさは、見るに堪えない。
鬼にされるけど、それまでの対応からして自業自得としか思えなかった。
鬼になった後の中盤以降は、タカがはずれて面白い存在になるけどそれまでがきつい。
真由は押しつけがましく、典型的なツンデレを履き違えた暴力キャラ。
月乃は言わずもがな怖い。
葵は人間側から見たらやばい人だけど、鬼側からみたらいい人で可もなく不可もなく。
さよだけが心のオアシスだった。
でも何故か攻略できないし、ほとんどのルートで死んでしまうという罠。

シナリオは微妙というか尻切れトンボ。
正規エンドは5ルートもあるけど、一周したら大半スキップで
未読部分が10分程度しかないラストだけ違うエンドばかりなのが痛い。
特に狭間の楽園1、2と狭間の者は最後のHシーン以外終わり方が一緒なので、
劇的にシナリオが変わるような展開がないのが残念。
あの3ルートを1ルートに絞って、さよルートいれてくれればよかったのに。
シナリオ的にも結構重要な立ち位置で、必要なルートだと思っただけになんでないんだろうかと首を捻った。
後、気になったのはさよの話や葵の豹変等、整合性が少しおかしいところがあったこと。
それと夢の話引っ張りすぎ。
鬼になった後の主人公が容赦なかったことは評価できる。
全体としてみると偽りの教室のようなサスペンス要素がなく
またぞくぞくする様な展開やクリックが止まらないという面白さがないのが残念だった。
ただ、人と鬼という決して相まみえない異種間同士の苦悩、鬼になった後の倫理観の変化、愛と狂気等、面白い着眼点の話ではあった。
まああまり深く語られていないので、底は浅いけどね。
盲目的に誰かを愛するということは、その対象以外は他の全てを捨ててもいいあるいは、
憎悪以上の狂気になり対象を殺してでも手に入れるということになるから怖い怖い。

以上

序盤から延々と続く怒涛のエロ展開で、シナリオに集中しづらいのが惜しい。
そういえばこういう異種間同士の話で、最初から最後まで共存が成立しえない作品というのは珍しい気がする。

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