U_itachiさんの「青い涙」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

65青い涙
本当に素晴らしい部分があるのは事実だが
場所によって質の出来不出来の差が激しい故に点数の評価も難しいところがある。
欠点の方が目に付き、統一的な完成度はあまり高くないというのが正直なところ。
完成度低くしている一因であるサブヒロインはルート毎削除し、分岐なしの一本道にした方が良かったように思う。
翻訳の問題という評もあったが、情を愛の上位に持ってくる価値観の差異は兎も角、仮にそうだったなら真回想以降も大した出来にはならなかっただろうと思われる
夢幻編の退屈さは兎も角、自己矛盾的なものやサブヒロインで随所に見られる唐突な展開までもが翻訳原因とは思えない。
従って自分の見解としてはシナリオそのものに根本的に問題があるという立場。
夢幻編の終盤などで文字が一瞬しか表示されない場所があるのも欠点


夢幻:20
日常会話が冗長、つまらない
バイクはまだ許せるが、さえかルートでしか有効活用されないゲーム機の存在が夢幻の世界観にそぐわない感じはある
致命的な問題として、各サブヒロインの最終盤で夢幻というのは傷ついた人々の避難所ということが明かされるが、それなら彩・ユリと初対面したときの泥棒・いじめっ子をどう解釈すればいいのか分からなくなる。
一応彩・ユリのどちらかが性質上望んだ存在という回答はあり得るが、設定にわざわざ穴を開ける自己矛盾の謗りを免れないだろう。

深淵(第二も含む):
短いので点数評価の対象とはしない

回想:40
真回想以降の感動にはこの視点も必要だが、これ単体ではミルカに感情移入(というか共感と言った方がいいか)しにくいという理由からあまり高く評価出来ない。
角について(時代が進むと人が失った理由など)やシトリエ階級から見た世界観の描写が真回想以降でもあまりなかったのが残念
価値観の差異(情が愛の上位)は賛同まではしないが、まあそういう価値観もあると理解はする。

回帰:50
漸くエンジンがかかってきたというところ。
勇介にストーカー的な嫌悪感を覚える人がいるのも理解するが、個人的には真っ直ぐさ故の好感の方が若干勝る。

彩・ユリ:30
このルートに限らないが、サブヒロインの掘り下げが足りない。
ユリならまだ理解できるが、彩とは圧倒的に交流が足りていない故に、あの程度では体を許す関係にならないだろうというのが正直なところ。
彩・ユリどちらを選んでも展開がかなり同じという問題もある。
後は、ユリの苗字的に片方の親(大抵の場合父親)が外国籍であろうことは分かってしまうので、自己紹介の時にそういう質問をされる=彩にしか国籍言わないのは無理があるだろうと思われる。
夢幻編よりは遥かに日常会話に面白さはあるが、強引な展開故に駄作の範疇を出るものではないだろう

雪江:40
やはり掘り下げが足りず、Hシーンへの持ち込み方が唐突。
茶番という評もあり、完全に賛同するものではないが理解は出来るというのが正直なところか。
マネージャーの態度がストーカーの襲撃において豹変したのが茶番扱いの理由と推測する。
自分の見解としてはそこより前は命をかけていた訳ではないので完全に危機に相対した訳ではなかったのだろう。
本当の危機(マネージャーにとっては自身の死)に相対した時にその人間の本質が出た。
対して勇介は(問い詰めるシーンは株を下げていたが)ここで株を上げた感がある。
終わりよければ全てよしとは言わないが、株を上げた結果としてラストシーンはそれなりに良い。

さえか:30
携帯電話を渡す辺りまではサブヒロインの中で一番上手く描いていたように思うが、それ以降がいけない。
そこからはさえか視点の描写(何を父親にされたか)も必要だったように思う(台詞として言わせるだけでは足りない)。
掘り下げの少なさや唐突感はやはりある。目覚めた後のラストシーンに至っては意味不明。
携帯電話を渡す辺りまでなら70点、そこから再度の夢幻までは30点、ラストは0点。
終わりよければ全てよしの真逆を行くシナリオ。

晴子:70
サブヒロイン(というか真回想・現実以外)で唯一及第点を付けられる。
唐突感を完全に消し去ることは出来ていないし、許すという展開になるのはおかしいだろうという評も理解するが、反省とか後悔のようなものは見えるので個人的には納得の方が勝る。

旅情:50
バイト先の人がいい人過ぎる。仮に主人公たちがお尋ね者だったらと考えると無理があるか。現代的な舞台設定だがそこから乖離しているところはある。
真夢幻/真回想への繋ぎに過ぎないと言えばそこまでだが、もう少し上手く処理する方法はあったのではないか。

真夢幻:60
夢幻編にのめり込めなかったが故に、個人的にはどちらのEDでも晴子ルートの方が良かったというのが正直なところか。

真回想/現実:90
真打登場。回想編と違って感情移入も出来るし、シナリオに唐突さとかそういう難点もあまりない。特に現実編ラストはBGMと相まって素晴らしい効果を上げている。
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