emiyさんの「アイカノ ~雪空のトライアングル~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

2人の女友達のどちらかを選んで恋愛するゲーム。三角関係モノではない。
【キャラ・CG】
攻略できるのはしづり(すごく世話焼きな幼馴染)、小春(気さくで明るい しづりの親友)の二人。
どちらも主人公大好き状態からスタート。
二人とも恋愛には奥手で、主人公にアプローチしようとしては失敗して色々な表情見せてくれるのは良かった。

原画:小龍先生・・・身体の描き方や 立ち絵の多彩な表情などが良くて結構好き。

SD原画:てふん先生・・・こちらも可愛くて良かった。
・Hシーン含めた通常CG18枚に対し、SD画が(確か)5枚もあるのは多過ぎる気もしますが
・メインイベント(ファミレスでカップルデザート頼むシーン等)はSD画じゃなくて通常CGで見たかった。
・SD画もCG鑑賞モードに登録して欲しかった

また背景も良かった。
布団のシワだったり、小物がたくさん描かれていたり、と細かく書き込まれていてすごいと思った。


【シナリオ】
(ストーリー 公式HPより引用)
 学園生活三年目になる前に。バレンタインデーに、他の誰かに先を越されてしまう前に。
 二人は告白をしようと決意し、想い人である隼を呼び出す。
 それは偶然、同日、同時刻、そして違う場所。
 隼はどちらの呼び出しに応じるのかー
 そこから始まる、不等辺三角形な恋模様。
 先に告白した彼女と隼、そして出遅れた彼女との三角関係。

このあらすじだけ読むと・・・二人とも主人公に告白し、主人公の奪い合いで親友同士がぎくしゃくする、
という三角関係の物語に見えますが実際には違う。

二人のヒロインはそれぞれが主人公を好きであることを元から互いに薄々察しており、
片方が先に告白した後、筋を通すためにもう片方にそのことを報告する。
それを受けてそのもう片方は親友の幸せを願い、告白することすらなく早々に身を引くことを決めてしまう。
つまり三角関係に発展しない。どちらかと言えばアシスト役に回ることになる。
・・・作品コンセプトが「三角関係」であり、告白前は「絶対に諦められない!」と言っていただけに、正直に言えば肩透かしを食らった気分になる。

残るのは・・・選んだヒロインが奥手なりに主人公の気を引こうと頑張る恋愛物語。
それほど長いシナリオではないがロープライスでヒロイン2人攻略できるのは悪くない。
ちょいちょいヒロイン視点の話に入るのも良く、告白がうまくできなくて悶えているシーンなどは可愛らしくてすごく良かった。


【システム・攻略】
普通のアドベンチャーゲーム。
上記シナリオにある どちらの呼び出しに応じるのか のところで選択肢1回のみ。
そこで選んだヒロインのルートに分岐する。


【Hシーン】
ヒロイン2人のため、一人当たりのHシーンは少ない。また本番回数も少なめ。
 つづり:本番2回、シックスナイン1回、悪戯1回
 小春:本番2回、手コキ1回、パイズリ1回
CGは三人称視点で主人公の顔や体が大きく映ったものが多く、個人的な意見としては「絵はすごく良いけど、おかずとしてはいまいち」。
ヒロインだけを映してくれたCGがもう少しあれば嬉しかった。


【総評】
素材はすごく良かったが、「三角関係」のコンセプトを外してしまったことが非常にもったいない作品。
キャラ萌えゲーとしては良作なので、三角関係に発展しないことを理解したうえでプレイするには悪くない。
(とはいえ三角関係モノではないので・・・やはり手放しで人には勧めにくい作品)


【その他 感想】
起承転結の「起」「承」の部分は本当に楽しめました。
ヒロインがいちいち可愛くて、個人的にSMEE作品並にキャラ萌えできて良かったです。

それだけに「転」「結」の部分がぱっとしなかったのは残念でした。
あらすじから連想されるとおりに
「転」:ヒロイン二人が本当に三角関係になりぎくしゃくしてしまう
「結」:そんな三角関係の中、主人公はどちらを選ぶのか?そして選ばれなかったヒロインとはどうなるか?
といった感じの展開にしてくれていたら良作になっていただろうな、と思います。

あるいは三角関係に匂わせず、「雪空のトライアングル」ではなくシンプルに「雪空の恋模様」などといったタイトルであれば、作品内容ともマッチしていたのではないかと思います。

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