owatanさんの「アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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良シナリオゲー、終盤の怒涛の伏線回収が本当に凄かった
私が凄く思い入れのある作品はエロゲ初心者の時にプレイした原画梱枝りこさん (絵柄が好き) + 主題歌佐倉紗織さん (声と歌が好き) の
「学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-」「Magical Charming!」なのですが、特にマジチャはかなり面白かった記憶があり、
それとほぼ同じメンバーで創られたこの作品には期待しかなく即予約をしてしまいましたが、実際に期待以上の作品でした。

それはさておき、プレイした感想です、順は章数通りにプレイをしました。
(順序が変えると特に何も変わるわけではありませんが ; 一部でテキストの変化を発見したくらい。
「これをこうするとどうなるかな ?」と思って実践してみると本当にそうで、よくできている。)


まずはキリエ、演技モードに入ると凄くなる、というのは体験版時点から判明していましたが、
実は彼女の代名詞である爆破好きというのも演技、これには本当に凄く驚いた。
言われてみれば確かに、自由というワードが何度も出ていたな、と。

> ヨウジ「要らない配役くらい......あるだろ。今回のもそうだし、前回のだって」
> キリエ「違うな。要らない役目なら、そもそもキャスティングする必要も無いんだ」
> キリエ「物語の一員として、真に必要と認められた者だけが映画という舞台に上がる。そこにいいも悪いもない」
> (略)
> キリエ「でも映画は違う。その中で、登場人物たちが成長していく過程の上で、なくちゃならない存在だけが "役" になる」

これがまさにこのタイトル「アメイジング・グレイス」のことであり、皆が皆にきちんと役目があり、
本当に無駄のある配役が無かった。まさにキリエが創った作品なのかなとも。


次にサクヤ、サクヤがメインキャラの中では一番物語に関係がある人物でした。
今考えると、彼女の絵画の選択肢「ひいらぎ飾ろう」も彼女の名字にかかっていたのですね。
ループ1週目の 12/04 のかまくらのシーンで何故かかまくらが崩れることを予知していたり、
意味深なセリフを発していたりしていて疑問に思っていましたが、それは18回も同じ1年を繰り返していたら
そんな気持ちになるわな ... という同情しか無かった。
304日のベッドでの告白シーンもそうだし、ラストの告白シーンもついついウルッっときて泣いてしまいました。
現に感想書くためにテキストを流してましたが「運命を受け入れない」サクヤの反応は反則だよ ...

サクヤ√で衝撃 (というほどでも無いですが) なシーンといえばシュウが最後の審判を見ている時にリリィ先生がこう言うところ :

> シュウ「えっ......本物はこれより大きかったんですか ?」
> リリィ「はい。本物は縦14メートル、横12メートル近くにもなりますから (以下略)」
> (略)
> 地の分 "リリィ先生の説明におかしなところなんてなかったはずだ。"

冒頭部分でシュウが高さの単位がダヴィデ像が基準となっているのか、というシーンがありましたが、
後でテキストを流して居る時にそれを見つけ「おお?!」となって、全てのトリックがわかった今だと
「無文字社会なのにメートル表記の単位を知っている」リリィ先生はなるほど確かに、外の人物だな ... と
わかる瞬間なのでした。


続いてコトハ先輩、おっぱいぷるんぷるん!
コトハ先輩がシュウくんをひん剝いてデッサンしていましたが、彼そのものの部分のみをデッサンしていたのは、
どこか RIDDLE JOKER のあやせを思い出さずにはいられませんでした。
コトハ√では11章からの伏線回収パートのための準備という感じで、特筆すべき点はあまりありませんが、
亜空間に帰る前の母性や優しさにはママ~~!!と言わざるを得ないのでした。


からの11章からの伏線回収パート。
私もシュウが町にやってきたのが11月前後だと思っていましたが、実はそれよりもかなり前で、
事実眠らされていた、というトリックには本当に驚きを隠せませんでした、上手いことつくってる ... 。
キリエ√が終わった後に「そういえば冒頭のシーン、聞き覚えがあるな ...」と思ったらなるほどそういうことで。
下からサクヤのおっぱいを見つめてるシーンは正直たまらんかった ... おっぱいおっぱい!

12/02 でリンゴが降ってくるシーンのリンゴも使わずに、終盤でリンゴを使ったトリックには
本当に驚いたし、驚愕したし、目から涙が出てきてユネぇ ... となった、ユネちゃん救われなきゃ本当にかわいそうだよ ... 。

からの壁画のあのトリック、それまでの私達の前提がひっくり返されたことにはライター凄いな ... としか。
私達が常識と思っていることが町では常識でない、本当に上手だな、と。
(あの CG が出てきた時に若干想像ついてしまいましたが ...)

クリスマスにサクヤの思いの丈を込めた回想と告白シーンは本当に涙なしに見られなかったし (BGM のアメグレも本当に良い味を出してた)、
ユネが文字 (と音声) で別れを告げるシーンも涙なしには見れなかった ... ひたすら泣いてるな私。

ラストのユネの告白はキリエの映画と本作でモチーフとなった「時を巡るアンナ」そのもので、
タイムリープものということを序盤にプレイヤーに示唆しながらも、それできっちり閉めている 、
そして別れと対比となる「メリークリスマス、シュウ ーー ただいま」反則です、涙腺崩壊しました。


本当に良い物語でした、久々に大満足した作品でした。
あめぐれが「終わってしまう」のが怖くて、まだアフターはプレイできていませんが、楽しみです。
(「終わったら」それも踏まえて追記します。)


-- 以下、追記および重箱の隅をつつくようなアレ --
公式のキャラ紹介で各キャラの身長や 3サイズを書いてるけど、一体誰が測ったのだろうか ...
学王みたいに「お尻が大きいモデル体型」「ロリ体型」とかで誤魔化してよかった気がするし、
公式サイトも伏線として使えていたら面白かったのかも。

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