MGNさんの「感染催眠ウイルス ~ただいま精液で拡大中~」の感想

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ノアールソフト」というブランドや類似する一連のブランドの作品は『当たるとでかい』ということを改めて認識した一作だった。自分は某廉価版ブランド作品を好んでプレイしているが、こちらは『ポテンヒット』や『渋いヒット』と評するのが妥当なのに対し、本作は『8番バッターの三塁打』と評したいほどの意外性のある仕上がりだった。例によってシステム上の問題を抱えてはいるが、もう少し評価されて欲しいブランドである。決して真新しい設定ではないが最後のストーリー展開が見事だった。
いつものライドオンワークス系列のミドルプライスの抜きゲかと思いきや、本作はストーリー展開が意表を突いており、ご都合主義の世界観を逆手にとっているかのようなところが痛快だった。

ある日主人公は通学路で車にはねられてしまう。その車は医療関係の輸送車であり、主人公は特殊なウイルスを全身に浴びてしまいウイルスに感染してしまうのだった。
本作は催眠術モノであるが、主人公が持っているウイルスは精液を介して(セックスした相手に対してのみ)うつされるものであり、そのうつした相手にのみ催眠術が通用するという設定である。
そして、選択肢での「催眠ウイルスのワクチンでこの体質を治したい」を選択するか「他の女の子たちに催眠ウイルスをうつしたい」を選択するかで作品の方向性が変わるのである。

共通ルートで主人公は3人のヒロインをレイプして強引に催眠ウイルスをうつすが、前者のルートでは選択したヒロインに対してこの体質を治したいと本当のことを話すのである。しかし、催眠術のかかり方には個人差があり、主人公はヒロインから逆に催眠術をかけられて逆襲されてしまう展開が存在する。
後者のルートでは、催眠術を使用してヒロインに対して常識改変・肉体操作を重ねていくが、主人公は性欲解消に段々飽きてきたほか、ヒロイン側が記憶の矛盾に違和感を覚えるようになり主人公を疑ってくるのである。そして主人公は「最終的な目標を考えるべき時が来た」と決断するのである。
主人公がヒロインに対して「お前はビッチであり不特定多数とセックスすることに抵抗が無い」という催眠術をかけて、ウイルスの感染者を増やしていくのである。そして感染者の男は他の女とセックスをして感染者が増えていき・・・。

この前者と後者のルートでヒロイン3人を攻略し(6ルートのエンディングを見る)、最初からプレイし直し、前者のルートを再びたどると「沢山の女の子にウイルスをまき散らしたい」という選択肢を選ぶとハーレムルートへ行ける。
そして、このハーレムルートは単なるおまけではなく、前者のルートで登場する布石の回収ルートでもあるのだった。
意表を突いた展開、意外に圧巻なストーリーと、ちゃんと作品が作られていて感心してしまった。
とは言え、万人にすすめられるパーフェクトな出来ではないのだが、予期せぬ良作なのである。
なお、HなCGは立ち絵とは別人になっている絵が多く、特に智実を除くふたりがひどかったが、Hシーンは多いので全体的には許容範囲だった。

声優は
●九条 智実(くじょう・ともみ、ギャル風茶髪ロング) CV:唯香
●卯月 朱音(うづき・あかね、女子大生寮母さん) CV:星空ユメ
●向井 陽鳴(むかい・ひな、赤髪ベリーロング) CV:汐路美晴
だった。
個人的には唯香以外は(以下略)

最近のライドオンワークス系列作品に共通することだが、テキスト表示が遅い・テンキーのEnterキーがSkipとなっている(マウス使用が前提か)・テキストウィンドウの濃度変更不可などのシステム上の問題がある。この点はどうやら改善する気が無い様子である。
また、Hシーンの射精音が自動販売機のような音なのも共通している。
最近は慣れて来てしまって困ったものである。



・立ち絵+CG    15点/20点
・設定(システム、作品世界観) 18点/20点
・シナリオ      18点/20点
・音楽        15点/20点
・声優        13点/20点
●合計79点

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