比翼れんりさんの「はにデビ! Honey&Devil」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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悪魔のようにエゴイストな私 君に満たされたいの
これはキャラゲーなのか、それとも抜き要素に特化した作品なのか。結論は出ない酷く中途半端な出来に感じました。

物語のスタートがボーイミーツガールなのは、ある意味必然的なものではありますが、なんというかぶっとんだ始まり。淫魔のせいでエッチなヒロインが~というのは、元々のベースですし、それを理解してプレイしているのは確かなのですが、なかなか強引。そもそも淫魔とは何なのかが語られず、そもそもヒロインたちがこうなった経緯が粗く、主人公はじめ作り込みの甘さが目立ちます。よくこれでフルプライス作品を出そうと思ったなと、逆に感心します。

遙花は、ヒロインの中心であり、物語のスターター。個別ルートの大まかな流れはどのヒロインでも同じなので、彼女らしいところを見つけると、やはり大きなグループのお嬢様であり、自らもやり手なんていうところ。主人公と親密になるきっかけが曖昧で、それでいてラスト、パーティーで主人公を認めされる(?)のが山になるようですが、話が話としての体を為していなく、個別ルートの意義さえ見失いました。

葵は古風な剣持ち黒髪巨乳という、テンプレートの中のテンプレートというヒロイン。せめて性格やストーリーに「これ」と思わせる何かがあれば違うのですが、それもなく…… 元々好かないタイプであり、期待もなかったのですが、個別ルートは、淫魔の影響もありながら、自分に気付けない、素直になれないワタシというものが出ており、序盤はまあまあの感じです。が、ストーリーはやはり淫魔が中心であり、ラストの急に来た感は半端なく、周りを巻き込むことなく、一過性の山に見えました。

薫子は見知った仲……のはずが、それを主人公に気付いてもらいたくてモデルの仕事をするという、彼女らしい設定が結局はエンディングに繋がりますね。各個別ルートで唯一、ストーリーは淫魔が軸になるも、エンディングを違うカタチで持ってきた構成です。単調で飽きのくる作品にあって、個人的にはこれでいい気がします。淫魔とのラストも他3人と違いが見られいいと思います。ただ、淫魔からのモデルという繋ぎかたは雑かなと。

瑠璃はヒロインとしてみると一番安定さがあり、ルートの導入や中盤の可愛さは抜けていたように思います。が、退魔がメインになる他のルートとは違い、ここでは厳格な父を説得する…ということに話がシフトしていきます。確かに読書家で、4人の中でブレインの役割を果たす瑠璃のバックグラウンドはなるほど知ることができますが、流れとしては唐突。ルートが短いこともあり、掘り下げる暇を与える間もなく、淫魔のことを告白し、認めてもらえ、めでたし………めでたしか?

4人攻略後、ハーレムルートが解放されますが、内容的にはハーレムのIFストーリーというよりは、作品内容を補完するわりと意味のあるルートです。各個別ルートよりも内容があり、これを他の要所でも見せてほしかったところ……


総じると著しくクオリティが低水準。キャラを立たせる話題があるわけでもなく、ひねられたストーリーがあるわけでもない。ただエッチを繰り返しエンディングするだけ。抜きゲーとして見られるなら視点は変わるも、そのレベルでもない。コンプは信条も、今回ばかりは結局何も良さは見つからなかったように感じました。

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