Predawnvagabondさんの「お姉ちゃんが「なんでも」してあげちゃう?」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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同人の良い部分と悪い部分が両方出ている作品だった。
個人的には同人の良い部分の一つは、商業ブランドでは諸々の理由により、やりたくても出来ないようなことに挑戦することが出来ることだと思っており、そういう意味では本作は同人の良い部分がしっかりと現れていた。
一部のHシーンだけとはいえ、同人音声作品では流行りのバイノーラル録音をADVに取り入れており、その効果も如実に体感することが可能で、特に耳元で囁かれたり、耳を舐められるような場面の臨場感は、これがもっと一般的になればE-mote以来の革新になるのでは無いかと個人的には感じたが、ヘッドホンが必須ということを考えると一般化は難しいかもしれない。
しかし、バイノーラル音声を前面に押し出すためか、その使い方が必ずしも適正とは言えず、例えば、フェラチオやパイズリのようなシーンでも何故か片耳からだけ音声が聞こえ、時折左右が入れ替わったりと違和感があったので、もう少しシチュエーションや構図を練る必要があったのではないかと思う。

逆に同人の悪い部分としては、基本的な部分が疎かになってしまう傾向にあることで、本作の場合はテキスト速度などの基本中の基本の項目ですら満足に設定出来ず、最速設定にしても表示速度が遅いので、プレイしていてストレスを感じることが多かった。
また、マウスホイールで文章を読み進めることが出来ないのも問題で、ホイールは上下どちらに回してもバックログが表示されるため、クリックもしくはEnterキーでしか文章を読み進めることが出来なかった
更に悪いことに、普段はホイールで読み進めることが多いので、癖でホイールを回してしまわないように右手をテンキーのEnterに置こう考えたのだが、テンキーのEnterでは読み進めることが出来ないという謎の仕様だった。


本作のシナリオは非常に単純明快なもので、突如旅行に行ってしまった親に代わって両隣の幼馴染のお姉ちゃんに(主に性的に)お世話してもらうものとなっている。
選択肢は全くなしの一本道で、基本的に二人のお姉ちゃんは一日交代で面倒を見てくれるので、プレイヤー側は苦渋の選択に迫られないのは良かった。
おしとやかで家庭的な藍と、アクティブで主人公をからかってくる咲という二人のヒロインは、好対照な性格をしているが、低価格の抜きゲーなので二人の違いが活かされた内容の日常シーンは無かった。
反面、Hシーンに関しては二人の違いが活かされており、咲の方がより積極的で、藍の方は誘い受けな傾向があったが、基本的には二人共Hなことには積極的なので、逆転することもあったりと、低価格なのに飽きないバリエーションがあったのは素晴らしかった。

CG枚数に関しては28枚+4枚となっており、4枚に関しては本編中では使用されておらず、おまけフォルダにセリフ付きのCG集として収録されている。
価格から考えると破格とも言えるボリュームで、それぞれのクオリティも高かった。
また、数が多いだけでなくアニメーションありのCGも複数あり、動き自体は比較的単純だったものの、不自然さ等は無くなかなかのクオリティだった。
Hシーンは全部で16回でヒロインが7回ずつと3Pが2回と、こちらも値段を考えると多めのボリュームとなっている。
尺も特別長くはないが標準程度は用意されているので、本作は値段以上に楽しめる作品だと思う。

ヒロイン二人の巨乳、爆乳っぷりを見れば何となく察しがつくかもしれないが、本作はおっぱいに対して並々ならぬ執着が感じられ、おっぱいを使ったシーンが非常に多い。
爆乳さしすせそ(搾乳、授乳、パイ’ズリ’、おっぱい’洗体’、挿入(縦パイズリ)、今適当に考えた)の内、縦パイズリ以外は網羅されているので、大きなおっぱいが好きなら満足出来ると思う。
特に母乳が出る藍に関しては、授乳手コキ、搾乳機による搾乳だけでなく、牛柄のビキニと牛耳、角を生やしたコスプレしながら乳搾りをするシーンまで用意されていた。
コスプレに関して言うと、上述のおまけフォルダに入っている4枚は全てコスプレHのCGとなっている。
ラフ画だったりするわけではなく、本編にそのまま使えるCGだったので、「そんなCGが用意されてるなら本編に入れてよ・・・」と感じた。

本作のもう一つのウリとして、いつでも膝枕(Hシーン以外で)という機能があり、メッセージウィンドウ上の膝枕アイコンをクリックすると膝枕してもらえるのだが、最初から最後まで台詞は全く変わらないという残念な仕様となっている。
アニメーション制作やバイノーラル録音をしている内に力尽きたのかもしれないが、面白いシステムとはいえ、この完成度ならいっそ省いてしまった方が良かったのではないかと思う。

コンフィグ周りに関しては上述した通りで、遅すぎるテキスト表示速度とホイールクリックで読み進めることが出来ないのは、プレイ時間が短いことを考慮してもストレスだった。
また、再生中の音声停止のタイミングも設定できず、音声停止タイミングは次の音声で停止の設定に固定されている。
自分の場合は、普段から次のボイスで再生中の音声停止に設定しているので何の問題も無かったが、設定できるに越したことはないと思う。
また、既読未読の判定もなくスキップは全てスキップしてしまう仕様となっているが、そもそも一本道なので同じ文章を読む機会が無いため問題は無かった。
本作はどういうわけか、エロゲーとしては非常にマイナーだと思われるUnitiEngineを使用して制作されているようで、同人でも比較的プレイしやすい作品が増えている中で理不尽なまでに不便な本作の仕様は、もしかするとその辺りに理由があるのかもしれない。

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