3id3k5kdさんの「黄昏の君 ヴォルフィーネ ~真昼の国と月の国~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

 ゲーム+壁紙集のセット、パケとDLで別CGだからとりあえずパケ買って半額セールでDLを買うのが一番と思ったグラフィック&ムービーで彩るファンタジーノベルと冠したファンタジー×ロボノベル「ほんとうの物語シリーズ」新作、劇場版がコンセプトで前作と比べるとかなり短め  ムービーは一本の長さが長くなった様な気がするのと背景まで描写されるようになったので進化している  前作にも増してファンタジーよりな作風で巧みな文章表現と伏線や展開の上手さは健在  システムはlivemaker製で前作と一緒  修正パッチあり
 前作「リズベルルの魔」はとにかく長くて圧巻の大作だったがこっちは短編~中編
 ただ内容は前作より難解に思える
 と言うのもこの作品はぱっと見「良い話だな~」系のファンタジィなのだが、実は終わりの始まり的な話っぽい
 この辺を見抜けるか、どう受け取るかで評価ががかりと変わる恐れがある

 以下ネタバレありの感想・考察

 まずこの話のメインストーリーだが「真昼の国のお姫様であるフィモシーが国を救う為に頑張る」と言うものでとにかく話がサクサク進む
 出会う人出会う人皆が皆フィモシーに好意的で助けてくれる
 何故かと言うとひとえにフィモシーの人徳ゆえと言うか、とにかく純粋な少女なのでそうなってしまう
 で、冒頭
 何故か過去形
 そして極めつけは最後の神殿で出会うもう一人の(未来の)フィモシーの台詞「貴女が私になったなら思い出して」
 要するにこれはフィモシーの純粋さが出会う人の心を癒す話で、その癒される人の中にヴィルヘム、シェイダ、エルデイルに加え未来のフィモシー自身も含まれており、未来のフィモシーは皆に助けてもらえる純粋な少女では無くなっているのでは?という事だと思う
 この考察は最後まで保留

 以下前作込みでのネタバレ考察↓

 この話は単体で見ると完全にファンタジィファンタジィしたファンタジーとして描かれているが、「リズベルルの魔」を合わせてみると逆転してSFになる仕掛けがある
 ずばり言ってしまうと「黄昏の君ヴォルフィーネ」は「リズベルルの魔」の続編
 舞台となる世界の名称は出てこないが注意深く読むとエンダージェン国のなれの果てである事がわかる
 ただし前作舞台のエンダージェン国では無く、虚無側のエンダージェン国の方
 一度滅んだ虚無側のエンダージェン国が前作の戦いを経て再生し、砂漠化した土地で少数の人間が暮らしているのが「黄昏の君ヴォルフィーネ」の世界
 おとぎ話の中にジン、ノルアード、リズベルルの事っぽい話が出てきて、どうやらこっちの世界ではリズベルルは戦死したらしい(これは前作でもちらっと触れられていた
 「黄昏の君」の正体は前作ラスボスだった黒ヴィルフォーナで、砂漠の国である真昼の国が超豊かに発展しているのは前作で無敵の超時空戦艦だったソルエルデイルがエネルギー供給をしている為(つまり真昼の国はコロニー内にある統制された都市
 そのAI的存在エルデイルはこの世界では女神として崇められており、他にも細部で様々な事柄がリンクしている
 例えばフィモシーが挑戦する儀式、これはもともと10歳になったフィモシーに課せられた義務
 (話がサクサク進むと言ったけどこの旅自体は世界を救う為の旅ではなく、乗り越えて当たり前的な面があるからサクサク進むのも当然か
 で、これを乗り越えた王族は楽園の言葉を知る
 この楽園の言葉とは何なのか?という事は完全にファンタジィとして描かれているのだが、よくよく考察してみると要するにエンダージェン国の機能(ヴィルフォーナやソルエルデイル)を利用する為のパスワード的なものなのでは?
 それから狼、これも多分前作で敵だった虚獣(小さいやつ)の正体という事でリンクしていると思う
 あと封印球はリズベルルの鍵の球か、それに近いもの?
 とまぁ探し出すときりがないくらいリンクしているので、「黄昏の君ヴォルフィーネ」はストーリー自体は単品で完結しているけど世界観まで深く理解する為には「リズベルルの魔」もプレイした方が良いと思う

 以下は次回予告の考察↓

>いきなりレイプ目のフィモシー「死にたい」(!?
>真昼の国と月の国がまた戦争している?
>エルデイル似のキャラは背景に月が写ってるから多分月の女神で、前作のユフィーユ?
>いかにも悪人風なヴィルヘム(お前改心したんじゃないのか)と辛そうなエレシー、新キャラ
>暴走するヴィルフォーナ?
>飛び去る太陽の船
>新キャラ(敵?
>リングの向こうに見える地球
>奴隷みたいな格好のフィモシー
>最後はヴォルフィーネと月の国の軍団(真昼の国と戦っている?

 で本編と合わせて予告を考えてみると、第二部ではフィモシーが国を追われる貴種流離譚になるのでは?
 その過程は第一部を考えると全く想像出来ないが
 国を追われて自殺しかけたフィモシーが第一部のフィモシーと出会って癒される、と言う感じであそこに繋がって来るのではと予想
 
 その根拠と言うか伏線だと思うものがあって、それは娼婦のエンリユイの正体
 本編ではあまり触れられていないけどおまけCGに書かれている事をよく読むと彼女はさる王族に連なる女性であることがわかる
 なんで王族の娘が娼婦をしているのか、家宝っぽい剣をフィモシーにあげたのか、この辺が第二部のフィモシーと重なって来るのでは無いかと思うわけ
 でこのゲームは内容の割にR-15でフィモシーの裸体CGが多くある、これがエロというより少女の無防備さという感じの使われ方をしているが第二部でフィモシーが娼婦落ちする前ふりのような気がしないでもない

 と偉そうに書いて全く外していたら恥ずかしいのでこの辺で
 第二部をプレイしたらかき直します
 

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