カラスさんの「リターニアの精霊使い -迷宮を征く者-」の感想

魔法少女リィの発展進化系………、だったら良かったのに。

だったら、良かったのになあ………。



・「リィ」と「リターニア」

ハクスラ系のエロRPGである本作は、何作か前の「魔法少女リィ」の発展進化系っぽく見せかけて、
進化の途上というか、なりかけみたいな感じの、やや残念な作品だった。
リィは、小品ながらもなかなか良く出来たRPGであり、ややシナリオが薄いきらいはあるが、
まあまあよいバランスとやりごたえ、そして、それなりに使えるエロシーン、と、
バランスのよい低価格エロRPGだったと記憶している。

特に、ヒロインが1人なため、エロシーンがそこそこ充実しており、
和姦であれ陵辱であれ、ひとつかふたつくらいはお気に入りが見つかるであろうと思われる。
ちなみに自分の場合は、メイド服でバックが、印象に残っている。

今作「リターニア」は、基本的にはリィと似た感じの作品だ。
薄いシナリオ、和姦も陵辱もあるエロシーン、そこそこ遊べるRPG。
ただしかし、全般的な完成度であるとか、質というものが、リィに比べると下回っていると感じた。

シナリオに関して言えば、リィのシナリオがどんなだったかすでに忘れているので、比較しようがないが、
リターニアもリィも、ほどほどに薄いシナリオであるという意味ではたいしてかわらないだろう。
この点に関しては進化も退化もしていないという感じで、相変わらず薄いなあ、という感想しか思い浮かばない。
ただ、シナリオが薄いというか、やたらあっさりしていることについては特に不満はない。
そういうタイプのRPGなんだろうと理解しているし、こういう作風なのだろうと、思っている。
従って、シナリオのあっさり加減については特に不満はない。



・ヒロインは魅力的

リィとの大きい違いといえば、ヒロインの多さだ、その数5人。
さすがにこのお値段で5人ものヒロインをぶち込むと、エロシーンの数に直接響いてくる。
それぞれ、和姦×3、陵辱×2、なわけで、まあ…頑張ったほうだとは思うけど、それでもやっぱ少ないよねって思う。
しかも、三番目の和姦エッチのCGは、一番目と二番目のCGを使いまわしているので、最大限好意的に見ても、
和姦エッチの数って2.5くらいだよね、ってなってしまう。
どうしてこう…、ロープライスなのに5人もヒロインを詰め込んでしまったのか、いったいどんな判断だ、と。
おかげで不完全燃焼感が半端ない、なまじ、声優と絵のおかげでヒロインが魅力的なだけに、
なおさら残念に感じてしまう、もったいない、と。

キャラクターは非常に魅力的で、5人のうち3人が好みだった、なかなかに打率が高い。
絵柄自体が好みというのもあるが、声優陣の演技がよく、それぞれ印象に残った。

パラディンのノルンは絵に描いたようなおしとやかな女の子で、職業とのギャップが萌える。
非常にストレートな王道的ヒロインで、ロングヘアが魅力的。
ノルン役のヒマリは異常なくらいに可愛らしい声で、俺の劣情を誘ってくれる。
ヒマリってこんな可愛い声出せるんだって、感心したね。

一見するとショートカットに見えて実はポニーテールの元気系ボクっ娘ヴェスタは、
虫取りが趣味で男の子っぽくあるものの、その半面妙に色っぽくて性的なのが良い。
胸がでかいのに、胸に触ってもなんとも思わないというのが、なんかいい。
ヴェスタ役の木多野ありの声は元気系なんだけど、元気なだけじゃない独特の可愛らしさが出ていて、
聴いているだけで彼女の事を目を細めて見守りたくなるような、そんな声だった。

黒髪ツインテールのエリスは、小悪魔的で少しだけ悪ぶっている感じが可愛くてよかった。
根っこは優しいんだけど、表面には出さない、見たいな感じ。
エリス役のサトウユキの声は、小悪魔系なんだけど妖艶なんじゃなくて、いい意味で軽いというか、
ちょっとばかしギャルっぽい感じが、可愛くてよかった。



・エロについて

エロはまあ、まあまあ良かった…、かな。
可もなく不可もなくというか、そこそこよかった、一応抜ける。
前述したとおり、ヒロイン一人当たりのエッチシーンが少ないとか、CGを使いまわしているという不満はあるけれど、
エロそのものの品質は、まあまあという感じで、悪くなかった。

エロの傾向は「リィ」と似ていて、和姦はまともなのに陵辱シーンの一部は、
犯された後がやたら悲惨だったりするのが印象に残る。
触手で犯されたあと、触手に引っ張られて上半身と下半身が泣き別れになったり。
輪姦されたあと、内蔵をズタズタにされたり、とか。
といっても、そういった悲惨なシーンは、あくまでテキストで表現されるだけであり、CGで表現されることはない。
だから安心ともいえるが、リィの頃から疑問なのは、こういった作風がいったいどこに需要があるのか、という事だ。
リョナに特化するか、あるいは最初からそういった描写はなしで、快楽に溺れて性奴隷になる、とかの方がいいんじゃないかな、と。
まあ、どっちにしろ、エッチシーンの最後にちょろっと描写されるだけだし、
リョナCGはないので、たいした問題ではないかもしれない。

個人的に使えるというか印象に残ったエロは、まずノルンの敗北エッチのひとつ、
手を縛られた状態でオークにバックで中出し、がなかなか良かった。
終始嫌がりながらも中出しを決められて絶望、という感じで快楽系ではないんだけど、
その割には妙に抜けるというか好きなエロシーンだ。
やっぱこう、ノルンみたいな清楚で控えめな女の子が無理矢理ヤられてるのを鑑賞するという、
陵辱の基本に立ちかえったかのようなエロなので、そこがよかったのかも。

あともうひとつは、エリスの和姦騎乗位。
中出しを決めると、「気持ちいひぃいいっ」って言ってくれるので、
うんうん気持ちいいんだね俺も気持ちいいよって気分になることが出来て、良かったです。



・まとめ

そんな感じでエロはそこそこよかったので、買って損したというわけではないけれど、
RPGとして面白かったかと問われれば、やや微妙かな、と。
戦闘バランスはまあまあだけど、ダンジョンが単調なので、途中から作業感を感じてしまった。
序盤はちょっと面白かったんだけど、中盤あたりからダレはじめ、
後半あたりからは、めんどくせぇなと思いながらプレイすることに。
操作性も悪く、全体的にもっさりとしていて、メニューを開くだけで数秒またされたりとか、
一時間に一回ぐらいの割合で落ちたりとか、ダメな部分は結構あった。
なので、RPGとしての評価は結構ギリギリというか、かろうじて及第点といった感じかなあ………。

キャラは魅力的でCGも好みで、エロもまあまあだったので、総合的に見れば悪くはなかったな、って感じ。
特にノルンちゃんは声も含めてやたら可愛かったので、もう一度会いたいなあ~って思う。
別にFDを作れとまではいわないけれど、別作品にゲスト出演して、
エッチシーンをひとつかふたつ振舞ってくれればいいなあ、ぐらいは思ってたりする。
このゲームに限らず、ゲームそのものは微妙だけど、ヒロインはとても魅力的で印象に残る作品ってのはいくつかあって、
そういうヒロインたちを何らかの形で「救済」して欲しいなあって思うことがあるんだけど、どうなんだろう?
そこそこ需要はあると思うのだけれど。


あっ、書き忘れていたけど、この作品、なにげに、エッチシーンでの着衣率が100%の着衣ゲーでした。
これは嬉しかった、想定していなかっただけに。
陵辱だけでなく、和姦でもちゃんと着衣っていうのが良かったね、嬉しかった。
ここは、きちんとセールスポイントとして明記したほうが良いと思う。
俺みたいに、全裸はちょっと苦手って人もいるので、そういう人に対するアピールポイントになる。
それに、エロシーンにおける着衣率は、購入する際の重要なポイントなので、きちんと明記してくれると助かる。

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