Nus2014さんの「フローラル・フローラブ」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

トラウマ四重奏の家族愛に飢える主人公が天使に癒されるお話。序盤は方向性がよくわからなかったけど、最後までやると面白かった。七緒とあーちゃんが可愛い。
サガプラのゲームをやるのは金色ラブリッチェから遡っての2作目。

金ラブとどっちが好きかと聞かれたら金ラブだけど
こっちはこっちで一定水準以上には面白かった。

金ラブのほうがなんでいいかってのを1つあげるならコンセプトのわかりやすさ。
あっちは金色押しというわかりやすいコンセプトなのに対して、こっちはよくわからない。
始めてしばらく経ってもどういう方向性わからない。
個別をいくつかクリアして、ようやく「ああ、これはヒロインの癒しパワーで主人公がトラウマを克服する話なんだな」と察することができる。

今までやらなかった理由はヒロイン可愛いなあ以上のことはHPとか見てもよくわからんてのもあったので、
もっとこのゲームならではの押し要素があれば良かったと思う。




個別に関して好みで序列つけると
七緒≧あーちゃん≧Informal Note>こはねさん>夏乃>碧衣さん

元々は七緒目当てで始めたので、
お目当て通りのキャラだった七緒がヒロインとしては一番好きだけど、
出てくるだけで面白いあーちゃんも良かった。
この2人が2強。

碧衣さんのルートだけは主人公の行動に違和感しかなくて微妙だった。
最終ルートのために必須でもないので、このルートだけはやらなくてもいい気がする。

以下、各ルートについて。

・夏乃

天真爛漫なお嬢様と、ぶっきらぼうに見えて陰でお嬢様を守る従者という関係性は良かったんだけど、
序盤だけで終わっちゃったのが惜しい。

個別は話の構成で割を食ってしまった印象で、
七緒上げ夏乃下げの展開の後に夏乃か七緒か選ぶ形で分岐するので、どうしても夏乃の印象は微妙になる。

入り方がイマイチなのでルートの印象もなんとなくイマイチ。
ただ多数決の落としどこだけは良かったと思う。


まとめルートのヒロインは夏乃でも良かったんじゃないかという気もする。
莉玖の出番がなくなっちゃうというのは置いといて。
夏乃あっての柾鷹なんだし、夏乃にはもうちょっと最終的に報われてほしかった。


・七緒

ヒロインの中では唯一の普通人による普通なお悩みのルート。
主人公のトラウマに向き合いつつ、
七緒の将来や七緒母の交際相手との関係について等の
平凡な悩みを解きほぐしていく普通なお話。

元々フロフロやることにしたのは七緒目当てという贔屓目もあるけど、
ヒロインの中では主人公との関係性の変化が一番丁寧に描かれている子で、恋愛ルートとしては一番良かった。
やはり普通が一番良い。


・あーちゃん

ヒロインとしては七緒のほうが好きだけど、あーちゃんは出てくるだけで面白い。
一歩間違えたらお脳の病気を疑いたくなるような行動をしつつも、実は意外と物事考えてるという匙加減がうまかった。
キャラゲーとしてはこのルートが一番良かった。

他のルートではあれだけめんどくさかった主人公のトラウマが、このルートでは大して触れられないため、
ただあーちゃんと一緒にいるだけで癒されていくのが清々しい。



・こはねさん

あーちゃんルートではほとんど触れられなかったトラウマが再び掘り起こされて
めんどくさいなー柾鷹どんやっぱりめんどくさいなーと思ってたら
こはねさんにあっさり癒されてしまう話。
正直ちょろいなと思いました。

メインの話も割と地味めで、
感想としては、おっぱい以外は地味だったなあと。



・碧衣さん

唯一やらないほうがよかったなというルート。
関係がバレたら破門という、シスターの設定自体がそもそも扱いづらかったように感じる。

いろいろイマイチだったけど、
特に主人公がトラウマをダシにして口説くのだけはやってほしくなかった。
これまでのルートで悩んでたのはいったい何だったのか。

関係が外部にバレる前後の主人公の行動も残念過ぎて、
この辺は列挙してくときりがない。


ただ碧衣さん自体は別に悪くなく、むしろチョロ可愛くて好きな部類なんで、
その他の部分がいろいろ台無しになってて残念なルートだった。



・Informal Note

最後のまとめルート。
評価が難しい。全体としては良かった。

恋愛ルートとしては微妙だと思う。
莉玖については設定の兼ね合いもあり、共通での存在感が薄すぎるためどうにも愛着がわきづらいのと、
莉玖と柾鷹がお互いに好意を抱く過程がほとんどないため、「好きだ」と言ってもイマイチ感情が伝わらない。

良かったのは斉須親子(利成・柳蔵)。むしろ利成ルートだった。
これまでに他ルートで斉須利成にまつわることして断片的に語られてきた出来事が補完される形で回想される。

利成と幼馴染(あーちゃんの母親)はどういう関係だったのか、
利成はどういう思いでオーディションを受けたのか、
利成が死ぬ直前に抱いていた想いは何なのか。
斉須柾鷹の命をこの世につなぎとめたものはなんだったのか。

利成の不器用な生き方にひたすら感情移入させられる。
ギャルゲーであることを忘れて利成の部分だけ見れば、まとめルートとしては良くできてると思う。



・まとめ

序盤は方向性がわかりづらく
ニンジャやらトラウマやらいろんな要素が詰め込まれてて
どこに向かってるのかイマイチわからないんだけど、
最終的には綺麗な読後感の話に着地する。
なんだかんだで満足度は高かった。

ゲームとしての魅力はあーちゃんかわいい七緒かわいいという部分ではあるけど、
最終的に面白いと感じるかは斉須柾鷹とかいうめんどくさい生い立ちの主人公を受け入れられるか否かだと思う。





その他思ったこと

・///

文末の /// で照れを表現するやつ。
ヒロインがやる分には別にかまわない。七緒なんか何やっても可愛いからかまわない。
しかし柾鷹まで /// するのはやめていただきたかった。野郎には似合わないです。


・HP
コンプしてから改めて見てもヒロイン可愛いなあ以上のことはよくわからない。
ストーリー紹介なんかすごくつまんなそう。
こんだけ主人公要素強いんだし、キャラ紹介の片隅ぐらいに斉須柾鷹と斉須利成の場所を作っといてもよかったんではないかと思う。

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