ヤチマさんの「幕末尽忠報国烈士伝 -MIBURO-」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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史実の質量に押しつぶされた主人公という名の操り人形
「史実の質量に押しつぶされた主人公という名の操り人形」



「歴史の読み物」としては、丁寧に作られている本作。
人物達は若干マイルドに描かれているが、誤差と割り切れれる範囲。

幕末に詳しくない方は是非、MIBUROを遊んで、時代に振り回された人間達の生き様を観ていただきたい。
識者の方も是非、女性化された新撰組を堪能できる数少ない作品の一つとして楽しんでいただきたい。
それなりに楽しめて、お勧めできる1本です。

一方、「創作物」且つ、「18禁ゲーム」であることに重みを置けば、
オリジナルの展開や、恋愛要素が物足り無いと感じることでしょう。
上記の容量は少ないうえ、平均して残念な仕上がりとなっています。
中でも締めのオリジナル√は、メイン√の余韻を打ち壊してしまう可能性も...

新撰組を筆頭に幕末の登場人物は、
忠臣蔵に負けず劣らず魅力的に描かれ、舞台内を躍動しています。
息吹きを感じさせる面々の掛け合いが、遊戯者の眼前に幕末世界を開造させる!!ドン
製作陣の熱意を感じる天晴れな作りこみとなっております。
そんな中、主人公の存在が足を引っ張ることになろうとは...


前作を賞賛した方でも、今作については賛否が分かれることでしょう。
力作であることは間違いないのですが。


以下、<<ネタバレ>>を含みながら、▽シナリオ,▽キャラクター,▽まとめ,にわけ、
批判:賞賛 = 7:3 くらいで、ダラダラと書きなぐりますので、お付き合いして頂ければ幸いです。




▽シナリオ
▼メイン-誠の道-土方偏
メインルートは史実の「教科書」に沿った一本道。
ifやアナザーも、基本的にはメインの途中から派生します。
過去を振り返りながらの浪士組上京~五稜郭まで。おおむね一般的な流れ。
多くの人が受け入れられるであろう妥当な線で、綺麗に纏められております。
また、独自解釈で物語に華を添える展開もあり、満足度は非常に高かったです。
人物の心情、振る舞いも、事象に合わせて綿密に描かれており、展開に溶け込んでいます。

物足りなかったのは、維新志士側の視点,登場人物の多くが、薩摩藩で占められいること(なぜなんでしょうニヤリ)。
個人的には長州藩と併せて、幕末騒乱の根源と題して「西洋の力学(特にイギリスやフランス)」にも着眼して欲しかったです。

中盤から重苦しい展開の連続で、胃がキリキリ、目に涙の場面も多かったです。
私は「死に様」に意味を見出す表現も好きなので、生存ルートがなくとも全く不満はありませんでした。

特に好きな展開,場面は
「芹沢の闇討ち」「山南さんの切腹」「近藤が死んでからラストまでの土方周り」「新八と左之助の掛け合い」。

逆に
「芹沢の制裁に対する近藤」「人斬り,記憶喪失,妹の存在等の設定の投げ捨て」「忠臣蔵面々のゲスト参戦(特に一魅の手紙)」「坂本竜馬と見田の掛け合い」「玉力」...
など、粗が目立ち納得出来ない表現も多かったです。

特に見田(主人公)が醸し出す「違和感」が終始作中に漂い、本作の数少ない「致命的な欠陥」になっていました。

「ん?なんだこの主人公?」と感じたかたも多いはず。


以下、見田という存在を徹底分析(批判)していきmaす。=======================












結論から述べますと、見田が醸し出す「違和感」の正体とは、
彼が主人公、そして「新撰組の隊員」どころか「幕末を必死で戦い抜いた人間(以下「幕末の住人」と称する)」に成
りえなかった結果だと考えます。

「幕末の住人」でないものが、幕末を躍動する新撰組や維新志士と肩を並べることが違和感の大本。
本作にとって見田は「異物」といっても過言じゃないのです。


では、なぜ「幕末の住人」に成りえなかったのか。
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①力への意思の欠落

幕末とは生死動乱の波浪。
その渦中では「意思」の弱いものから脱落していくのは必然。
新撰組,佐幕倒幕派の武士達は、各々の意思を貫き、命がけで物語を動かそうと躍動する。
つまり、「幕末の住人」には「力への意思(何かを最大化させようとする力学)」が不可分である。

さて、肝心の見田(主人公)はというと、
初め「妹を守る」という小さきながらも「強い意思」目的意識を持っていた。
それが「新撰組」に在籍し続ける事由になるかというと、リスキーで、少々ご都合主義な展開。
ただ、明確な意思は持っていた。

が、「芹沢制裁」事件で「鞘の記憶」を失うと同時に、その目的意識も失ってしまう。

その後も見田は、新撰組を抜けずに戦い続ける。
中盤以降、戦は激しさを増し、負け戦の連続で仲間を失い続けながらも、土方と最後まで走りぬける。
簡単ではない決して誰もが出来ることじゃない。
では、その過程で新たな目的を「強き意思」を抱くことができたのか?というと、
描写は皆無で展開からも読み解くことはできない。

もちろん「仲間だから!助けるのがあたりまえだ!」と少年誌の常套句を持ち出せば、
既成事実として誤魔化せる物語もある。
しかし、この世界は幕末という名の地獄。見田は人斬りとも揶揄される新撰組の隊員で、土方の舎弟であり主人公だ。相応の「意思」を持つことが、その位置における存在理由なはずだ。

にもかかわらず、見田に「強き意志」が宿ることは無く、
そればかりか、日々の行動も基本受身で、誰かの命令に従い、誰かの意思に感化され終始流されつづける。
まるで見えない手によって動かされる傀儡のごとしに。


「何処にむかって走ってるんだ?」


わたしは明確な意思を持てなかった見田を、幕末に不釣合いな「異物」として認識しました。



②役割の流動

舞台役者と、演じる人物。2つは全くの別物。

見田の役割は無節操に流動する。
役割を切り替えるにあたって、明確な行動原理があるかというと、
描写から読み解くことは難しい(唯一、闇落ち時のみは、しっかりと描かれる)。
まるで、作中何役も演じる「舞台役者」に近い。

超能力を持ち妹思いの正統派主人公
⇔仲間を生贄にして闇落ちした人斬りダークヒーロー
⇔従順な新選組のペット
⇔敵にも愛想をふるまく気のいい奴
⇔感情の起伏の乏しい淡白な人
⇔復讐に燃える鬼 
⇔語り部,観測者
⇔未来の日本を救う時空系主人公
など

一貫性の無い存在を「物語中の人物の一人」と認識することは難しく、また舞台役者それ自身は物語の中に滞在できない。

本来、在りえない存在が中心となって、在りえてしまう舞台。これは違和感。



③思考の空洞化

事象をin(見聞触)すれば、out(行動)するまでに、無意識,意識下で「思慮思考」するのが人間。
それは千差万別色彩豊かな情景であり、その描写が作中の人物に血を通わせる。

対して、見田の思慮思考の多くはテキストで描写されず、
受け答え(行動も含め)も、テンプレート化している。

思い立ったら吉日   「いってみよう やってみよう」
命令されたら     「はい そうですね」
否定されても     「はい そうですね」
悲惨な展開の前には  「(まさかこんなことになろうとは このときぼくはし~)」
壮大な展望には    「それは凄い あなたは凄い」
隠されていた事実も  「そうだったんだ 納得」
人が死んだら     「とりあえず悲しい」または「許さない」

深慮や葛藤、思い悩んだり、後悔、反抗する描写は数少ない。
これではまるで、1bit脳、単純なスクリプト。
従順ともいえる姿勢と併せて、新撰組に飼われているAIBOの如し。

「幕末の住人」どころか、「人間」として描ききれていない。



④人間と人形の御遊戯

幕末を必死に生き抜いた人間達の姿を、本作は如実に描写できている。
インレの手によって、 生気に満ちたキャラクターによる「人間の世界」が創造された!!ドン

一方、彼らに対峙する主人公は「お人形さん(①②③より)」。


人間世界で、人間を装う人形を人間として扱うのは、非常に不気味である。
とても違和感。

悲しいことに「登場人物 対 主人公」の作りこみの差が、主人公を「幕末世界」から追い出そうとする。

いや、追い出せないことが「悲劇」であり、人間と人形の掛け合いは、良質な演劇をも御遊戯と錯覚させる。



⑤客席からの野次

客席から舞台に野次を飛ばすのは、前作からのゲスト一魅。
その茶々に反応するのが、主人公である見田。

「新撰組!!」を演劇中に、外野の声に耳を貸してしまう。
演技を一旦とめて、舞台の外に出て話を聞く。
従順な見田はアドバイスを聞き入れ、台本には無いアドリブを入れる。
最終的に滑る。

実はそのアドバイスは、次回作についてだったらしい。


一魅に連れ出されることで、「新撰組」とは別の演目が出現する。
2つの舞台は見事融合するのかと思えば、全く別世界のお話だった(アナザーで融合??する)。

単に見田は幕末という舞台において、「歪」な属性を付与された結果となる。



⑥不必要の力、不必要な存在

極めつけは見田が持つ「玉の力」の必要性。

物語において、何が人物を「主人公」たらしめるのか。
定番なのが物語の中核を担う、「絶対的な能力」である。
本作でいうならば孝明天皇をも用いて箔をつけた「玉の力」がそれに当るはず。

「玉の力」があれば見田は主人公であり、
例え歪な存在であっても、この物語には必要な人物であったはずだ。

では、本作において「玉の力」は、世界にどういった影響を及ぼしたのか。

・新撰組の助力にすらならい。土方がいれば事足りる。せいぜい見田の身を守るくらい。
・薩長の攻撃材料として重宝される。
・次回作へのつなぎ。
・見田に華をそえた。

つまり、本作においては「絶対的な能力」は存在せず、
「玉力」は「在っても無くてもいい設定」として描写されているのである。
もし、不必要な「玉力」に依存していた人物がいるのであれば、
その人物も不必要な存在であったいえるであろう。





①②③④⑤と続いて、唯一<<主人公>>としての役割も失った見田。
「幕末の住人」としての滞在は許されないと帰結する。

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では、なぜ①②③④⑤⑥のような描写をしてしまったのか、作り手側のメタな視点で考えてみる。


A.初期構想を製作半ばで急遽変更せざるおえなかったため、見田の役割,性質が修正困難な程、大きくぶれた

人斬りダークサイド面,記憶喪失,妹の放置などから読み取れる。
背骨が折れたら、全てが崩れる。そんな状態で、筋の通った人物は描けない。
急変更したとして、「理由」はなんだろう。

B.前作からの繋ぎ、そして次回作への展開,設定のねじ込みに無理があった
それの媒介となった見田は、無理した反動を一身に受けて、歪な存在となった。

前作と次回作に重みを置きすぎたんじゃないかな。
前作を踏襲、次回作を前提で主人公を作りこむのは難しいだろうに。
そもそも本作に全く関係ない設定に縛られる主人公って...。
MIBUROを踏み台にされるのは少し残念。
(反面、別の部分では本作に対する製作陣の思い入れを強く感じて、余計に??なんだよな)

C.道具として主人公を登用

見田をバランサーや引き立て役、語り部など補間道具として多用した。
それには際立った個性や意志は邪魔なんで、見田が「人形化」したのは設計通りだったってこと。
舞台装置では幕末の住人にはなれない。

D.幕末という熱量,質量を見誤った

DはABCのメタで、
製作陣が<<様々な意味>>で「幕末を嘗めてかかった(かかっていた)」ことが根源な気がする。
それでも、主人公やオリジナル展開以外は、素晴らしい完成度でしたよ。



ざーっと、思いつた可能性を羅列してみた。
まぁ、何か一つの役、方向に徹することで最低限、幕末世界の住人にはなれたと思う。


そろそろ「見田に親でも殺されたんか?」と言われそうなので、感情的になってきた主人公批判はここまで。==











if,アナザーは簡潔に記述。
▼メイン-if沖田編
沖田と結ばれるまでの過程に、もう少し長い時間を配分していれば、感情移入しやすかったかも。

史実通り死んでしまうが、武士として最後を迎えた沖田。対して憎悪を膨らませ西南戦争に特攻する見田。
見田君、そんなキャラだったの?うーん、ここは何か違う気がする。


▼メイン-if斉藤編
戊辰戦争の会津周りから西南戦争まで。
会津に白虎隊に遥拝。白無垢和装の斉藤の一枚画が美しいです。


▼メイン-if近藤編
武士という概念に縛られていた近藤が中将によって開放される話。
酒井の身代、近藤の思考の移り変わり等、賛否が分かれる描写もあるが、
容保との掛け合いが誠に素敵な一場面だった。


▼アナザー-山南編
山南さんの切腹を回避して、庄内藩で一緒に暮らす話。
この√で山南さんは死ない。MIBUROにも救いはあったんですよ。
庄内藩 最強説がこの作品で拝めるとは。


▼アナザー-藤堂編
省略。


▼アナザー-新八編
捨て子を長屋で育てるという心温まる話。
橋の上で左之助を想い嘆く新八に涙。左之助の生存が確認できる救いもあり。

アナザーの中では一番好き。


▼アナザー-光の道-土方編
誠に後付けな蛇足√。ワクワクした方ごめんなさい。

以下、感情的に書きなぐります。=======================================================



日露編に繋がると思われる土方生存√。
生存√は救いのはずなのに全く嬉しく無い。
一魅がちょいちょい横槍をいれていた事由が「次回作のため!!」。
芹沢を殺した記憶が戻ったはずなのに
「土方ぁぁぁぁ!!んぁ?あ、そういう背景だったんですねー なるほど」
描写としてはこれで終わり。
力技で次に繋げ様とした結果、色々おかしくなってます。
特に以下の点が気に食わない。

見田と玉力で児玉になる??笑
今作で無能であった玉力で未来を救え??

魅力が無い主人公の続投を素直に喜べませんし、
そもそも、まがりなりにも新撰組であり、最後まで土方と並んで走ってきた者が、
「次回、長州閥(非主流派であるとしても)で大活躍!!」って急展開。
日本を憂う者に過去など派閥など関係ない、と言われればそれまでだけどさ...。
土方が生存していたとして、「フランス行きに納得できる展開」を、無理なく落とし込めるのかも疑問。

下手するとMIBURO-幕末で表現した内容が、ただの踏み台となってしまう。

日露で史実の人物として扱うために、あえて主人公(見田)をぼやけさせ、後付け可能な人形にしたてあげたんですか??と邪推もしてしまいます。

見田の違和感の原因を、光の道に照らされことで垣間見ることができる。
いや逆だ。幕末に光の道を敷くために、見田は犠牲になったんだ!!
つまり歴女が元凶だ!!もう出禁にしたほうがいい!!笑


幕末は幕末。日露は日露で閉めていただくことを、切に願います。



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▽シナリオ評価順
誠の道-土方>>>>>>>>>>>>>>if斉藤>>>アナザ-新八>アナザ-山南>if近藤>if沖田偏>>>アナザ-藤堂

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>アナザ-土方編




▽キャラクター
<芹沢さん>
狂知美醜を内包する濃厚なキャラクター。
圧倒的な演技で、立ち絵も素晴らしく、動き回る姿をもっとみたかったです。
芹沢さんの粛清から何か物足り無いと感じる方も多かったのでは。


<土方歳三>
血気盛んな演技は芹沢さんと張るくらいに素晴らしかったです。
長かった分、土方には深く感情移入しました。
聖人君子とはいえなくとも、MIBUROの主人公はこの方です。


<松平容保(会津中将)>
新撰組を除いた中では出番が多く、忠義ノ人(愚直ノ人)としての雰囲気が良く表現されています。
立ち絵のかわいさと、雰囲気のギャップが最大の魅力。


<勝海舟>
MIBUROの勝海舟は良い味だしてるおっさんでした。
坂本竜馬が浮いていたのと対比して、勝海舟は説得力ある存在でした。
土方との掛け合いは何度も見返したいです。


<さのすけ>
MIBUROの癒し。演技も冴えてました。
史実ではデブなおっさんだったはず。


<源さん>
顔,服装,性格,声色,演技,新撰組内での立ち位置、これらのバランスが絶妙なんです。
完成されたキャラクターですね。


その他、久坂、山南、秋月、新八、島田、多くのキャラクターに魅力を感じました。
近藤、坂本、半次郎については、別方向の描写を期待していたので、少しだけ残念です。

個々の持ち時間は前作、忠臣蔵のそれよりも少ないですが、個人的には忠臣蔵の面々よりも、記憶に残るだろうと思います。




▽まとめ
忠臣蔵を題材に、見事な創作を表現してくれたインレであっても、幕末の前には大人しくするしかなかったのか。
完成している物語をリスペクとして忠実に事を進める方針だったのか。

個人的には史実になぞっていただいた部分は大満足です。
独自解釈による展開も、見事に融和できていました。
地図や豆知識などのオマケ要素も充実しており、取材は大変だったことと思います。
幕末ファンに対する気遣いを所々で感じました。

反面、逆の方向に突き抜けてしまったのが、主人公をはじめとしたオリジナル部分の多く。
それは、丁寧に作り上げた舞台を、みずから汚していくようなもの。そして最後に爆破解体!!
if,アナザー√の作りこみ(密度や本編との整合性)も甘かったと感じます。


題目にも記述しましたが、
「史実の質量に押しつぶされた主人公という名の操り人形」。
本作における数少ない失敗は<<様々な意味>>で「幕末という質量」を軽んじてしまった結果ではないかと考えます。


誠に残念な良作。
出来る事なら「インレの手」で、もう一度作り直していただきたい!!
それは無理な願いでしょうから、FDでは血の通った主人公(いっその事、新主人公でも)と新撰組の小劇場を希望します。


歴史改編について=================================================================

一魅さん。明治以降の時代に干渉出来るのなら、<<原爆>>という最大の悲劇の回避がゴールじゃないですかね?(大戦で勝てとまではいわない)
江戸幕府延長なんていう気はないけど、明治維新前後でテコ入れはじめないと。
次が日露前まで飛んじまうなら、「莫大な借金」を回避するのが前提の一つ。
ならば見田は前線(児玉)じゃなくて、裏方の高橋是清になってもらったほうがいい。
資金調達における対外積の比率を極限まで減らすことに尽力する「勝負師伝説 健」という演目。
「玉の力」を「鈺の力」に進化させて、徳川埋蔵金という種銭を泣く泣く徴収する所からスタート。
金玉アルゴでモルガンやリーマンを手玉に取り、世界恐慌なんのそので、最終的には大東亜日乃本経済圏確立。
ついでに日銀大蔵に巣食う間者どもをサクッサクッと。
名ばかりの勝利などロシア帝国にあげよう(どうせ誰かがロシアを止める)。臓器不全を起こす満州はいらない。
最後の仕事は、二・二六事件を回避し丸く治める。
回避不能な太平洋戦争(相当な戦争)の開始を少しでも遅らせるのが重要。

児玉の活躍は画になるとしても、日露戦争(勝利)という栄光の架け橋は、最大の悲劇への架け橋ともなるのだから。

あれ?「光」の道ってもしかして。。。。

歴史改変を許さないラスボスの一味に一魅さんもいるんじゃ(名推理)。

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創作の創作はさておき、芹沢,さのすけ,中将,秋月,源さん√があればFDは大満足です。


楽曲について書き忘れていたので。
悲劇に「一陣の風」、活劇に「刀風」
そしてEND 空燃ゆ先へ -天目月-
MIBUROに馴染んだ良曲でした。


点数は適当につけたんですが減点方式で

シナリオ(メイン) -4
オリジナル展開 + 主人公 -15
画 -1
キャラクター(素晴らしいが、さらなる向上を期待して) -1
楽曲 0
= 79

といった所でしょうか。
初投稿で基準となる作品なので、少し厳し目に。


睡眠を挟んでの一気読みだったので、時間を作って、もう一度遊んでみようと思います。



以上、駄文長文、失礼しました。

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