kusakusaさんの「ワールド・エレクション」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

不満点も多いけど、軽快なテキストとキャスト陣の魅力もあって賑やかな作品ではあった。
主人公を総ツッコミ役にして、ヒロインを行動力のある天然か、高慢系にしてからかってくるのが近江谷シナリオの定番のキャラ配置ではありますが、
軽快で楽しいテキスト描写は相変わらず上手いなと思いました。

ただ世界観を広げすぎた割には、各陣営ごとの差が上手く伝わらなかった感じが。獣人のファウラのみ種族としてのキャラ造形も含めて良かったと思います。
発情=交尾=妊娠出産ってのもスムーズにつながった感覚。この辺、後の「猫忍えくすはーと」に生きてきてますね。
設定や世界観よりもキャラクターを描くということが上手く出来ていた「初情スプリンクル」にも影響が見える辺り、10周年記念作としては意味のあるものと
なったのではないでしょうか。

共通シナリオのクルル誘拐パートあたりまでは本当に筆走ってるなーと感じました。
ただテーマである選挙が個別以降ではほとんど意味を成さなかったのと、主人公とヒロインが互いを好きになるまでの描写が浅かったせいでいまいち
感情移入できないのもありました。

それでもメイン5人・サブキャラ7人、合わせて12人分のHシーンと、小粒ながらもストーリーがあったのは満足。
ラストバトルはベタだけど結構好きですよあの展開。

最後に。主人公の敬は自らの能力『贋作師(ダミーメイカー)』を、「何にでもなれる力だけど、誰かがいなければ何も出来ない」と言いました。ヒロイン5人の各エンディングで敬はそれぞれ彼女らに寄り沿った職業に就いています。
グランドエンドがある作品ではありますが、マルチエンディングを描くことを是としたエロゲーとしては結末として、またその力の到着点として悪くない着地の仕方に思えました。

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