cyokin10wさんの「まいてつ」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

ロリゲーという触れ込みからはとても想像がつかない程真面目な物語を展開するのが Lose クオリティ。本作も、過去の遺物となりつつある「蒸気機関車」をテコにした地方創生の物語を真摯に真面目に紡いでいきます。超クオリティの e-mote 演出と、クリエイターの方々の登場人物たちへの優しいまなざしに支えられた暖かい物語を、まったりと堪能しましょう。


双鉄「人は、きっと憧れるのだ。
   ただ、まっすぐに伸びゆくものに」






登場人物それぞれの

誰かに対する
何かに対する

暖かくまっすぐなまなざし

そのまなざしの中から生まれた発想や成果を見た他の誰かが
そこへ向かって手を差し伸べる

そうして出来た繋がりの中で

事故で傷ついた双鉄やハチロクの心が癒されていき
御一夜の街が活気を取り戻し

九洲全土を巻き込んだ「ナインスターズ」が生まれる


《優しさ》の相乗効果


そのとってもとっても幸せな過程と結果を描いた作品

それがこの『まいてつ』という物語

しかもその幸福な連鎖はまだ終わりではないと、双鉄たちは語ります

九洲から日ノ本全土へと
その繋がりを拡げていこうというのです

ナインスターズ第一号として発車する 8620
『まいてつ』という物語の終わりに高らかに鳴り響く汽笛は
次の物語の始まりの合図でもあるのです


これからも続いてゆく彼らのまっすぐな歩みの先にどうか、輝かしい未来が待ち受けんことを




出発、進行!


















8620 蛇足 8620



・まぁ、その暖かさや優しさを優先させたが故に、物語としての盛り上がりには欠けてしまったんですけどね。

 何せこの作品で一番ハラハラドキドキした場面は、物語冒頭の8620脱線転覆事故のシーン。
 これに匹敵するような衝撃や緊迫感は、ついぞ訪れませんでした。

 章の途中に何がしかの問題が発生してさてどうしよう…………で、その章が終わり
 次の章が始まった時にはその問題がどう解決に至ったかを語っている

 この手法が頻繁に使われていたのを見ても
 物語としての盛り上がりよりも、プレイヤーが安心して暖かい世界に浸れる雰囲気を優先したのかなと思われます。

 その方向性自体は決して失敗していませんし
 ワタクシなんかはこの雰囲気がかなり好きだったのですが
 比較的長い作品だということもあり、途中で飽きてしまった方もいるのではないでしょうか。



・発表直後から話題となっており公式でも e-motionノベルと謳うほど売りとなっていた e-mote

 これに関してはもう、恐れ入りましたとしか
 
 困り顔で首をかしげる
 おっぱいが揺れる!
 会話の内容に応じた方向へ、会話中に自然に顔や目を向ける
 ゆっさゆっさ揺れる!!
 ヒロイン同士が話すときはお互いにそちらの方向を向いて喋る
 日々姫やふかみの大きさでも揺れる!!!
 CGの中でさえじっとしていないキャラクターたち
 日々姫やふかみより大きいはずなのに頑なに揺れない稀咲のおっぱい(!?)

 キャラクターの魅力を見事増幅させていたのではないでしょうか



・ただ、ここまでやっていただいて文句を言うのも何なのですが
 ワタクシの好みから言いますと画面内が少々忙しない(ぇー)
  
 特にHシーンでああいう感じに動かれてしまうと、、、、、、
 落ち着かない上に、乗り物酔いのような気分の悪さを覚えてしまいました。
 
 ALcotやすたじお緑茶の、人形劇のような立ち絵芸は好きなんだけどなぁ……
 年、かなぁ…………(悄然)



・システム周りの快適さはおそらく業界トップクラス。

 痒い所にバッチリ手が届いているし動作も早い。

 文句なし!、、、、、、と言いたかったのですが
 ワタクシのPC(windows8.1のノート)ではプレイ中に強制終了喰った回数が二桁に乗ってしまったのが残念。

 起ち上げなおすと普通に突破でき、致命的では無かったのですが
 PCのスペックは足りてるはずなので惜しい部分でした。



・ハチロクの気品溢れる物腰・佇まいの素晴らしさ!

 エロゲの世界には数多くのお嬢様キャラが存在しますが
 ハチロク以上の気品を感じたキャラクターは過去に存在しません。

 上品な口調・上品な所作というのはああいうのを言うんですよ!(バリボリ音を立てて石炭を貪るハチロクから目を逸らしながら)



・そしてそのハチロクの上品さを支えているのが桐谷華さんの声ですね。
 この方の演技礼賛は『ソーサリージョーカーズ』や『枯れない世界と終わる花』の感想でさんざっぱら行ったので割愛するとして
 もう御一方印象に残ったのが凪役の早瀬ゃょぃさん。
 ネイティブの隈元弁に詳しくないので方言が上手いのかは正直良く分かりませんが
 なんかもう、すっごい自然。
 方言を意識して演技している感じが全くしないと言いますか
 標準語喋ってる感覚のまま方言を話せていると言いますか……
 上手くない方言演技って悪い意味で耳に残ったりするのですが
 とにかく自然に心地よく耳に響いてくる感じの、とても気持ちの良い演技でした。



・コン CV:小倉結衣 で吹いたワタクシ。

 だから時々妙に色っぽい声で鳴くのかこのキツネ…………



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