cyokin10wさんの「プラマイウォーズ」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

顔芸キャラが一番可愛い……だと?コンセプトで自縄自縛気味になった前作とは違い、コンセプトを都合良くつまみ食いして喜多家神宮家双方の可愛さをそれなりに引き出していたと思います。ただやはり、ギャグが炸裂するたびに萌えをすり減らしていく自爆上等の笑いの取り方は、ちょっと自分が萌えゲーに求めているモノとは違うなぁと、ため息をついてしまったのでした。





藍咲は可愛いです。
でもこの笑いの取り方をしている以上、この藍咲の可愛さが限界だったとも言えるかなと。

攻略対象ヒロインに、顔芸を筆頭とした汚れも辞さない笑いの取り方をさせる。

それこそがアサプロの真骨頂な訳ですが
でもそういう笑いの創り方はやはりお笑い芸人の方々がやるものであって
萌えキャラとは微妙に喰い合わせが悪いように感じます。

藍咲は恋愛絡みになると途端に女の子し始める、ギャップ可愛いヒロインです。

しかも個別で唐突に表現し始めるのではなく
ゲーム序盤からそういう態度や表情をチョコチョコと見せることで、質の高い萌えを実現しています。

ですがデートやキスやHシーンで彼女がそういった『可愛い』を振りまくたびに

下品なことを言って親指を立てている彼女が
巴に吹っ飛ばされて濁った悲鳴を上げている彼女が
調子に乗って顔芸かました挙句すべっている彼女が

どうしても脳裏にチラついてしまって。

安心して萌えに浸っていることが出来ないのです。


喜多家の二人は品行方正(実際にはそこまででも無いのですが)を売りにして
素行の悪い神宮家をある意味踏み台にしながら
《いい子》であることのプラス面を強調できていますし

神宮家の娘達も
堅苦しい喜多家の面々のおかげでその自由さや柔軟さ
ふとした拍子に見せる真面目な態度からのギャップ萌えなどを
上手い具合に強化して表現することに成功しています。

ですから藍咲のみならずヒロイン全員、そこそこ可愛い!というところまでは来ているのです。

ですがその《そこそこ》可愛いから上へ行こうとすると

今まで行ってきた体当たり芸が
笑いを取るために行ってきた諸々の行為が

足を引っ張ってしまうのです。

だから個別√に入ってイチャラブが始まっても如何せん可愛さが伸び切らない。
まして《可愛い!》を表現している最中にも笑いが差し挟まれて萌えをブロックしてくるのだから困りもの。


もちろん、アサプロは『バカゲー・ギャグゲーブランド』であって
『萌えゲーブランド』では無い、と開き直ってしまえばそれまでです。

ただ例えそうだとしても、笑いを取る際に犠牲になる萌えの分量が度を超す一歩手前まで来てしまっているように感じてしまい

これはあまり好ましくないバランスだなぁというのが
今回のワタクシの感想なのでした。









……以下蛇足になりますが、同ブランドの次々作『かりぐらし恋愛』への言及があります。

致命的なネタバレとかは特に書いたつもりはありませんが
今後プレイ予定のある方は、ここまでで引き返していただくのが無難かもしれません。























































+-+ 蛇足 +-+



・…………そしてこれから2作後にこのブランドが『かりぐらし恋愛』を創ったというのは、何とも感慨深いものがあります。

 だって笑いの取り方が変わってるんですもの。

 『かりぐらし~』では
 顔芸や汚れといった体当たりギャグな部分をある程度以上ヒロインの家族たちに担当させることで
 笑いを取るたびにヒロインの可愛さが減少していくという事態を防いだのです。
 
 しかもそうすることで笑いの威力が落ちないように
 会話劇を磨いて面白さをも確保し続けたのは特筆に値するでしょう。
 (まぁそれが故にまだまだ、笑い>萌えな創りになってはいますが、本作より遥かにバランスが良くなっています)

 ひょっとしたらブランドの方でも
 笑いの方が強すぎる、萌えと笑いのバランスの綱引きの塩梅には
 内心忸怩たるモノを感じていたのかも、、、、、、とか思ってしまいました。




・ここまで書いておいて何ですが
 この感想と点数は少し『プラマイウォーズ』にフェアでは無いかもしれませんね。

 お気付きかとも思いますがこの感想
 『かりぐらし恋愛』をプレイしていなければ出てこないですから。

 『プラマイ~』の方を先にプレイしていたらもっと違った感想になったかも知れない。
 その場合、もっと好意的に作品を捉えられたかも知れない。

 そのことは、心に留めておこうと思います。

 
 まぁもっとも

 この2つに限らずプレイ順の妙と言うのはどんなところにもあって
 それをいちいち気にしていたら感想など書けなくなるので

 心に留めつつも、あまりそれには囚われないようにするつもりではありますが。




・中の人の演技ではやはり三代眞子さんでしょうか。

 まったくイメージに無い声で驚きましたというか喉大丈夫ですか?www

 だってこの方ソーニャ(@ラブパピ)ですよね祐佳(@Berry's)ですよね
 そして何より小木曽雪菜(@WHITE ALBUM2)ですよねぇ。

 こういう演技を聴くたびに、声優さんって大変だなぁと、感謝と共に感じる cykin10w なのでした。





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