xianxianさんの「二酸化テルル」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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1周20分もあれば終わるフリーゲーム。創立記念日に登校した主人公は、当直の憧れの理科の先生と会います。二人だけの学校で、ワクワクを探して「優しい時間」をすごす2人の物語です。音楽、テキストともに柔らかく、優しいイメージでほっとする良作です。
選択肢は「空想する」「科学する」という形で示され、ふつうの日常の中に「ワクワク」を見つけながら、憧れの先生と過ごす心地よい時間をすごします。
テキストが柔らかく、私の好みのテキストです。
本当に些細な日常でありながら、丁寧で、ワクワクできる文章です。中学生の爽やかな恋愛感情がうまく出ています。
重要な場面で使われる台詞回しがうまいと思います。なぜ、タイトルが「二酸化テルル」なのかとラストにハッとさせられます。
「空想する」ことも「科学する」ことも対立することではなく、心の中で両立する健全な精神が主人公を通して感じられます。
「常識」で選ばれた「答え」だけが「正解」でない「日常」が許される時が描かれています。

ちなみに、私は1回目は「酸欠エンド」だったので、本当にうまくいくエンドは「奇跡」という印象でした。

音楽は数少ないですが、優しいイメージで上手に使われていい曲です。
個人的に気に入ったのは「冒険の始まり(原題:バルコニーの風)」。バルコニーから吹く柔らかな風が、新しい空気をもってきて、日常の「冒険」という新しい始まりを告げる印象でピッタリです。

(後書)
・美術室(CG鑑賞)/6枠
・音楽室(BGM鑑賞)/5曲
・エンディングリスト(「科学エンド」「空想エンド」「中道エンド」「酸欠エンド」)
・エピローグ(複数エンドを見た後に、見ることができるエンドの後のお話)
・後書き(ライター後書き)

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