トリハさんの「オーク・キングダム ~モン娘繁殖の豚人王~」の感想

絵やシステムは悪くないが、あまりに遅い速度がプレイを苦行にする。快適さとは真逆のプレイ環境。
牛歩レベルなプレイヤーキャラの移動速度、子作りにともなう無駄なエフェクト連発、ひたすら遅い戦闘。
とにかくあらゆる面でゆっくりとゲームが進行し、何度も繰り返すメインとなる探索や侵攻や娘狩りや子作りが全て無駄に時間がかかる仕様。
オプションに自動スキップ機能やエフェクトカット、戦闘速度調整や移動速度調整をなぜ導入しないのか本当に疑問。
一応移動速度に関しては「走る」という選択肢がver.アップで追加されたのだが、なぜか移動するだけでHPを消費するデメリットがわざわざ付加されており、実用性は低い。

はっきりいって他の快適プレイなゲームに慣れた人では序盤すら忍耐を必要とするだろう。
ちなみに俺はかなり序盤で耐え切れなくなり、速度調整フリーソフトで速度10倍プレイをしていた。
10倍でそこそこ快適にプレイできるという評価で元々のゲーム速度がいかに遅々としたものかを察してほしい。
まあ微妙な進路調整や娘狩りは加速状態では少し難しいのでそういうときは加速を止める必要があり、それも多少面倒だった。


とはいえ、システム自体はそんなに悪いものではなく、加速さえしてしまえばそれなりに快適に楽しめたと思うのだ。
…………「魔導学院」に行くまでは。


正直言って、俺はこのゲームの勢作者がまともにテストプレイしているとは思えない。
あれだけ忍耐を強いるゲーム仕様をそのままにしているのもそうだが、

そこにさらにver.アップであんな七面倒くさい『ギミック』を追加してくるのだ。


発売当初の本作のステージ構成としては、まず「砦」「商工都市」「修道院」が存在した。
この当時のver.は当然今にも増して駄作であり、使用できないのに大量に溜まるアイテム、分類だけあって該当モン娘が存在しない無駄なリスト、完結の気配も無い投げっぱなしストーリーとどう見ても完全な未完成品だった。
それを売りに出す神経もどうかしているとは思うが、一応ver.更新はあったのだからまあいいだろう。

とにかくそれで出てきたのがver.1.1とver.1.2である。俺は1.0のまま放置で1.2が出てからまとめて導入した。
これでアイテムが使用可能になり、「走る」が選択可能になり、そしてストーリーの続きが追加された。
敵拠点「魔導学院」の登場である。

それまで登場していた狩場やら敵拠点は必ず隠し通路が存在するものの全体的にはシンプルだった。
無駄なギミックはなく加速状態でなら進路調整に手間取る程度で攻略は苦行というわけではなかった。
しかし、魔導学院ではいきなり落し穴やスイッチ、不可視の道などギミック盛りだくさんとなり・・・・・・
・・・・・耐えられないほどに苦行と化した。

普通のゲーム速度であれば良かっただろう。もしかしたら攻略にやりがいも出たのかもしれない(ギミックのセンス的にそれも難しいとは思うが)。
しかしこのゲームは速度に激しく難を抱える駄目な子である。
ただでさえゲーム進行に無駄な時間がかかるゲームに、面白み皆無な無駄に時間のかかるギミック。
アホかと。
さらに加速することでなんとかこのゲームを楽しんでいた俺のようなユーザーからすれば、「加速状態では攻略できないダンジョン」の登場である。低速でないとギミックをうまく動かせず、穴に落ちたり逆走したりしてしまうのだ。
そして仕方なく低速プレイ。牛歩のPC、カタツムリ達の戦闘、踏むまで分からない落とし穴に落ちて何度もいくつも前の部屋からやりなおさなきゃならない落し穴部屋。

俺はゲーム画面をそっと閉じました。


このゲームを買おうか悩んでいる人に言おう。
やめとけ。

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