boningenさんの「天秤のLa DEA。 戦女神MEMORIA」の感想

欠点ばかりが目立ち良いと思えるところが見当たらなかった。世界観を補完する意味だけで手を出したのは失敗でした。


まず最初に注意点として、今回の作品では戦闘部分に堪えられず全てのルートを回収出来ておりません。よってプレイ時間も相応に少ないものとお考えください。
以下に進捗状況を記す。
 ・到達したEND
  ・使途
  ・アビルース
 ・未攻略
  ・ロカ
  ・カチュア
なおサブイベントに関しては2周で回収可能な限りの全てを回収済み。
CG回収率:85% シーン回収率:88% AP1とAP2は実装済みの値であり、戦力不足のためAP関係のイベントは全て未回収。






・シナリオ

プレイ時間は50時間。
恐らく全てのルートを回収するのであれば80時間前後となるかと思われます。

まず大前提として本作品は戦女神シリーズに連なるものであり、シリーズ処女作となる「戦女神」のリメイクとなる作品です。
処女作なのでこれから始めればいいだろうという安易な考えから手を出したわけですが、これは大きな間違いでした。
ランスのように発売順が時系列に沿っているのではなく、かなり前後しているので戦女神シリーズをこれから始めるという方はしっかりし下調べをしておくことを強くお勧めします。

内容についてですが、物語の流れ自体はそこまで悪いと言うことはなかったが、主人公の性格が無機質に過ぎて感情移入することが出来なかった。
設定上そのように意図的に作られているのだとは思うが、物語についていくことに四苦八苦していた身としては致命的でした。
人間味に欠け過ぎている。

さらに輪をかけて酷い点としてイベント発生条件の複雑さが挙げられる。
周回前提でプレイしていたとしても攻略サイト等での下調べ無しには不可能とさえ言える程に面倒な発生条件が多過ぎる。

唯一評価できる点としては、前回プレイした「神採りアルケミーマイスター」とは異なり陵辱などの重い描写の多い作風となっており、戦時下の余裕の無さや逼迫した状況を良い具合に表現出来ていると感じた。






・戦闘

よくあるRPG方式となっている。
MAPを歩き回り戦闘やアイテム回収等を行っていく形となるが、エンカウント率が高すぎる。
MAPそのものも広大なものが多い上に一度訪れた場所に印が付くようなシステムも搭載されていない。
戦闘をする度に女神ゲージというものが減少してゆき、減少すればするほど弱体化してしまうのでエンカウント率の高さやMAPの無駄な広さとの相性は最悪といえる。

戦闘そのものはオート機能があるのである程度の楽は出来るが、戦闘演出スキップをONにしていても大して掛かる時間が変わらないのはいただけない。
Ctrlキーを押し続けていれば倍速となるが、戦闘の度に押し続けなければならないのは苦痛でしかなかった。
MAPでの移動速度にしても通常の歩く速度では遅過ぎて、こちらも同様にCtrlキーで倍速にするしかないのだが、設定でそれを固定化することは出来ない。
この辺りを固定化する設定は最低限欲しかった。

最も面倒だと感じたのは迷宮の謎解き要素の多さか。
幾つかある程度なら問題ないが、これは多過ぎる。
謎解きに苦戦するとMAPを右往左往する羽目になり、無駄に高いエンカウント率とも相まってストレスだけが一方的に溜まる仕組みとなっている。

RPGが好きだという方には歓迎される要素なのかもしれないが、私のようにあまり複雑なものは面倒という観点から求めていない種類の人には向かないシステムとなっている。





・音楽

そこそこ良いと感じる曲が二つあるだけで、他は可もなく不可もなく。

 ・吹き荒れる戦風 宿命の旅arr.ver
 ・轟け、飛燕の力 戦士arr.ver





・声

本作品で唯一評価している項目。

こういった作品ではほぼ見かけることのない萌花ちょこや遥そらどころか、そもそもの出演作品が少ない百瀬ぽこや歩河みぃなまで参加しているのには驚いた。
男性陣もしっかりと声が付いているだけでなく有名所ばかりとなっているのも素晴らしい。
勿論どの配役も声質とよく合っており、演技も素晴らしい。





・システム

相変わらずエウシュリーのシステムでは全画面化に難がある。
何故全画面化させると強制最前面となってしまうのか、その必要性を一切感じないので理解に苦しむ。

テキスト表示速度もあまり細かい設定は出来ない。
最速表示の0では誤って文章を飛ばしてしまう危険性があるので、出来れば使いたくない設定値なのだが、表示速度を1にしても遅過ぎるので0にせざるをえなかった。

キーボードでの操作に対応していた点だけは評価できる。
ゲームパッドが無くともWASDでの移動がキーボードだけで行えるのは大きい。
欲を言えばキーボードのショートカット割り当ての変更が出来れば良かったのだが、残念ながらその機能は実装されていない。















・総評

物語では感情移入の難しい無機質な主人公に苦労し。
戦闘では無駄に多い謎解き要素や高いエンカウント率に苦しめられる。

戦女神シリーズが好きな方ならばプレイする価値はあるかもしれないが、それ以外の方には一切お勧めすることの出来ない作品となってしまっている。







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