racsarmyさんの「ハロー・レディ!」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

主人公の個性が強すぎてヒロインの魅力が霞んでいる。
過去の作品に比べて非常に文章が読みづらくなっているように感じました。ですが、冒頭から登場する謎を秘めた主人公が復讐という目的をもって行動していく様は物語に引き込まれていくには十分な要素でした。
だが、個別に入ってからのダレ具合が凄まじかったです。朔ルートをtrueとした本作品はそれに至るまでに他の3人を攻略しなければなりません。
主人公が復讐という目的に沿って動こうとするのは変わらず、始末すべき4人の敵が同じなため「また同じこと繰り返すのか」と思ってしまいます。
さらには文章の言い回しが独特です。特に戦闘描写が文章が長くなり読みにくくダレてしまいます。さらにハロー使用のための詠唱では、さっき詠唱したと思いきやまた詠唱。キャラによっては非常に長くオート派の自分としては辛かったです。
結局一度頓挫。間に2作品。コンプするまでに一ヶ月かかってしまい、そのため記憶が曖昧になっているところもありますが疑問点や納得できなかった点を挙げて行きたいと思います。

まず一番納得できないのが珠緒です。
今作も暁ブランド特有の異能バトルものであり、るい智と違い「ハロー」という概念が世界観の中で確立されており、その強さに応じてランクも定まっています。いくつもある階級の中の頂点として主人公を含めヒロインたちは座しておりエトワールと呼称されています。
そのエトワールの中で肉体強化のハローを有するのが珠緒なんですが、冒頭で何も能力を使っていない主人公にあっさり負けてしまいました。当初は密かに主人公が能力で干渉しているのかと裏を読んだりしていましたが、本当にただの体術のみの戦闘でした。
主人公は復習のためここに至るまで肉体を鍛え体術を会得したそうですが、珠緒の背景にも殺し屋の一族という血統書付(?)です。おそらく幼いころから技術を叩き込まれていたでしょう。且つ目にも留まらない速さで行動できるにも関わらず負けてしまうのです。
この主人公との会合シーンだけでは判断できかねましたが最終バトルの際でも特に活躍することもなく、格下や非能力者相手にTUEEするだけで本当に可愛そうな子でした。

ここで主人公について少し掘り下げるなら本当にチートです。
骨が粉砕した手での相手への正拳突きをする精神力は置いておき、主人公が会得した体術を用いれば壁蹴り跳躍、天井から相手を襲うことも朝飯前。一度戦った相手の技術を身につけます。
せっかくハローという異能力が存在し、身体能力に突出するハローをメインに添えておきながらそれを能力関係なく完封するのはどうかと思いました。珠緒が不憫でなりません。


そして一番の特異点、サイコ妹の瑠璃ちゃん。満を期してラスボスとして登場。
回想では可愛い笑顔を振りまいていたのは実は仮面で精神ぶっ壊れてました。
感動の再開なんて微塵も感じさせないままバトルに突入、瑠璃が学友を殺したことにより、主人公の復讐対象者が妹に変わります!・・・!?
今までの復讐はなんだったのかと言いたい。「成すべきことのために全てを犠牲にしてきた。これからも変わらない」的なことを散々繰り返しておきながら一般生徒、しかも男が殺されたことにより復讐誓うとかなんでやねん。
凌駕というハローを持つ瑠璃ですが超越ではないという言葉遊びによる敗北、主人公ではなく朔が更なる覚醒を遂げ瑠璃をやっつけます。そして大儀と共に去っていき、ここでも復讐は成し遂げられません。
なんというかいろいろ勿体無い。


大儀の連れていたメイドが瑠璃の量産型であった説明どこかにありましたっけ?
今にして思えばこれが瑠璃が生きていることの伏線だったのでしょう。

そして菱吾ルートがない・・・。
昔から豊満を備えた菱吾を主人公が身請けみたいな感じで救ったみたいだが、FDでもなんでもここは保管してほしい。一言言えることは、ヒロインとの出会い方を見ても間違いなく揉まれている(確信)。その描写がないのは非常に残念だ。きっとジト目で呆れながらも許容してくれるに違いない。
コミュでは出てくる女片っ端に食い物にして描写があるのに菱吾にないのはこれ如何に。そこは踏襲しておけよ。

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