oku_bswaさんの「Kasumisan# -真夏のリフレイン-」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

短いながらもしっかりとまとまった良作ループ物。ループ物にありがちな同じ事象を何度も繰り返す事による飽きと中弛みが生じない点が好印象。また本作には単純なループ物には留まらないある仕掛けが施されており、それが他のループ物語との大きな違いとなっている。
普通ループ物といえばある時点でループが発生し、そのループから元の現実に抜けだそうと色々と試行錯誤する形で物語が進むケースが多い。
しかし本作の場合はある時点でループするのはもちろん、そのループから抜け出して戻るはずだった現実も実は創り物に過ぎないという秘密が隠されている。
この二段構えのような構造が他のループ物語との大きな違いだろう。

タイトル通り7月31日を何度も繰り返す形で物語が進んでいくが、周回ごとに上手く変化を生み出し、謎を解明していくので飽きや中弛みを感じることはなかった。
全体のプレイ時間もそこまで長くないのでサクッとクリアできる。おまけもかなり充実しているので満足度も高い。

メインヒロインのみのりは良い幼馴染。特に過去の回想で語られるエピソードにはほろりとさせられた。普段のやり取り含め、幼馴染ならではの共に過ごしてきた時間の重さが分かる描写ってやっぱり良い。本編では物足りないイチャラブ成分もおまけに存分に含まれているのでそこは心配ない。

しかしオチが予想しやすかったのはマイナス。死神や少女の正体はほとんど答えが丸分かりと言って良い。風呂敷の畳み方もやや勢いで押し切っている感があるし序盤のよく分からない謎からしっかりと考察メインでここまで物語を見てきた人は恐らく肩透かしを食らうだろう。
だがループ物とは思えない程の本作の雰囲気・ノリの軽さ(これはもちろん良い意味で)から分かる通り、この作品に対する厳密な考察は不要であるように自分は思う。最後は直之と実紀の二人が無事ハッピーエンドを迎えられたんだしそれで十分じゃないか。余計にあれこれ破綻している点や粗を探すのも無粋である。
あと最後の選択肢の演出が凄く良かった。

主題歌がまさにこの作品を表していると思います。ループ物あるいは心が温まる作品をやりたい人は是非。JUMP!JUMP!
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