isumiさんの「サクラの唄」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

だとすれば、それはなんて皮肉なセリフなのだろうか
得意なものも、人生の目標もない主人公、柊桜木。
楽観主義者で若干馬鹿の悪友、葉月秋五。
一部性格に難ありでギターをこよなく愛する悪友、水沢深雪。
シャングリラと名付けた廃工場に入り浸る毎日を送っていた。

穏やかな時間。だけど、どこか虚しさを感じていた。
いつもと同じように、高校3年の始業式をサボり、たどり着いた丘。

視界を覆い尽くすほどの桜の花びらの中、
一人の女生徒が桜の樹の下に座っていた。

「なにがあろうと、なにを失ったとしても、
いつかはきっと笑えるように、最後の最後まで生きていたい」

子供から大人へ。
幸福を探し求め、生きた4人の日々の記憶。

(以上、作品紹介ページより引用)

前作、前々作同様ちょっと鬱屈した、閉塞感のある雰囲気作りが絶妙です。
でもそれだけではなくうらやましいぜこんちくしょーな青春モノでもあり、前々作で感じたような金属のような冷たさはなく温かくグッと来る作品になっていました。
それはきっと登場人物の優しさ、温かさによるものなのでしょう。

何と言ってもこの作品の功労者は深雪と秋五でしょう。
色んな思いを抱えながら賑やかしたり時には主人公と桜を導いてくれ、鬱屈した空気のいいアクセントになっていました。
特に深雪のそれまでに決着をつけるシーン、ここは本作屈指の名場面であります。
晴れやかな笑顔のCGは一見の価値あり!
ただそれゆえに、本作のメインである桜木と桜のシーンが少し霞んでしまった部分もあるのですが。

鬱々しつつも、一生懸命で真っ直ぐな青春ものでした。
でも、だからこそなのかもしれません。
前作前々作プレイ済みであれば『それでも、俺は側にいる』、このセリフに何とも言えない感傷を抱いてしまうのは。

以下、疑問点(キミのための唄、ボクの唄のネタバレあり)

















・1作目で出てきた女性は深雪なのか?
・ボク唄では主人公の両親は駆け落ち同然でこの街に来たというが、桜の唄を見る限りどちらかと言うとそのような障害はないように思えるのだが……?
・むしろキミ唄時の両親の障害は桜の両親に当てはまるものであると思われる。
・改めてボクの唄の立ち絵を見ると某キャラクターはむしろ秋五に見えてくる

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