Lumis.Eterneさんの「ロリータシンドローム」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

俺得その3 ロリータシンドローム
ロリータシンドローム(ENIX)

この作品は、「あの」エニックスが作りました。
そう、ドラゴンクエストシリーズで有名なエ・ニ・ッ・ク・スです。
ところが、この会社はあろうことかこのゲームや私にとって大切な「女子寮パニック」なんかを、黒歴史として闇の彼方へ
封印しようとしています。当然、社史にも載せていないんではないでしょうか。

しかし、私はそんなこと許しません!
だいたいね、このネットが普及した世の中でそんなことできるわけがないんですよ。
と、いうわけで

エニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックスエニックス
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まあ、これくらい書いておけばいいでしょう。
あ、そうだ!ついでだから

光栄ナイトライフ・光栄オランダ妻・光栄は電気ウナギの夢を見るか・光栄団地妻・光栄の誘惑
光栄ナイトライフ・光栄オランダ妻・光栄は電気ウナギの夢を見るか・光栄団地妻・光栄の誘惑
光栄ナイトライフ・光栄オランダ妻・光栄は電気ウナギの夢を見るか・光栄団地妻・光栄の誘惑
光栄ナイトライフ・光栄オランダ妻・光栄は電気ウナギの夢を見るか・光栄団地妻・光栄の誘惑

光栄の野望も阻止しとかないとね。



このゲームは、いわゆる「ミニゲーム集」というタイプの作品です。
ストーリーなんかは特になくて、主人公が「メゾンロリータ」というアパートで、女の子を助けるのが目的です。
部屋は5部屋あって、そのうちの3つの部屋で女の子がひどい目にあっています。

  丸のこの部屋:部屋の中で女の子がベッドに縛り付けられています。
         そして、なんと!女の子のおなかに電動の「丸のこ」が迫っているのです。
         「丸のこ」ってわかりますよね、文字通り電気で回転する丸いのこぎりです。
         女の子を助けるためには、10個の鍵の中から正しい鍵を5個見つけなければなりません。
         どれが正しい鍵であるかは完全にランダムで、毎回答えが変わります。

  投げナイフの部屋:女の子が壁の前に立たされて、標的になっています。
           主人公は、10本のナイフのうち7本を女の子にあたらないように投げなければなりません。
           しかし、このナイフの中には何本か(多分2本)「はずれナイフ」があって、
           これを投げると必ず女の子にあたってしまいます。
           まあ、いわば「黒ヒゲ危機一髪」みたいなゲームです。
           これも、完全にランダムです。

  お医者さんの部屋:ベッドに病気の少女が寝かされています。
           あなたはお医者さんになって、この少女を診察しなければなりません。
           第一段階・・・カタカナで正しいコマンドを2つ打ち込む
           第二段階・・・3種類の薬の中から正しい薬を、3箇所のうちの正しい場所に
                  うつ。回数は4回。
                  結局、3×3=9で9通りの組み合わせのうち、正しい組み合わせを
                  4回以内に見つければよい。
                  これもランダム。

  野球拳の部屋:部屋には女の子がいて、この女の子と野球拳をする。
         女の子は7個の衣装を身に着けているので、スッポンポンにするためには7回勝たなければならない。
         ただし、一回でも負けるとそれまで脱いだものをすべて着てしまうので、結局全裸にするためには
         「7回連続」で勝たなければならない。
         はっきり言って難しいです。鬼ゲーです。

  写真撮影の部屋:これはゲームではありません。女の子の写真を撮って見るだけです。
          いわゆる「CG集」ですね。


このゲームのなにがすごいかって、容赦ない残酷表現なのですよ。
「丸のこの部屋」だったら、女の子の体が丸のこで切断されて血が吹き出るし、「投げナイフの部屋」だったら、
女の子の体にナイフが刺さっちゃうし。
「お医者さんの部屋」だったら、女の子が死んじゃうし。
ただ、グラフィックがそんなに緻密ではないので、「グロ」というよりも「残酷」という感じです。

この「女の子がひどい目にあう」というのは、制作者の意図からすればミニゲームに失敗した時の「ペナルティ」なんでしょうけど、
このゲームは運任せでかなり難しいのです。とてもではありませんが、1~2回で成功なんかしません。
ということは、プレイヤーは何度も残酷シーンを見せられるわけです。

不思議なもので、最初のうちは「女の子を助けるぞ!」とか、ペナルティがペナルティとして機能しているんですが、
何度も女の子がひどい目にあってるのを見ていると、だんだんと女の子がひどい目にあってるのを見ること自体に面白みを感じて
しまうんですよね。このような、倒錯した感覚というのが、このゲームのすごいところだと思うのです。
しかも、このゲームの女の子の絵柄ってかなり可愛らしいのですよ。ですから、まさに

  可愛い子ほど、苛めたくなっちゃう

っていう、思春期の男子にありがちな「屈折した心情」を直撃するゲームになっているのです。
ただし、エロゲーの最初期の作品にしてはいきなりハードすぎますけどね。
なんか、SM初心者がムチもロープもすっ飛ばして、いきなりチンコの先にピアスされちゃうようなモンですよ。

私が、このゲームを初めてやった時のゾクゾクするような感覚というのを考えると、小説や映画の世界で言われている

  死はエロスである

とか、

  エロスには常に死の匂いが付きまとっている

という言葉を思い起こさせるものだと思います。
もしそうだとするならば、このゲームの制作者はエロスの本質というのを見抜いていたのかもしれません、ってそんなに大げさなモンじゃないと
思いますけど。

ちなみに、先日亡くなった映画監督の大島渚さんの主要なテーマの一つが「死とエロス」でした。
氏の代表作の一つである「愛のコリーダ」はまさにそうですね。


しかし今から考えると、あのエニックスがよくこのゲームを作りましたよね。
もしかすると、今頃制作者は後悔してるのかもしれませんけど、私はあえて言いたいです、

  後悔なんかする必要はない!堂々としていろ!!

ってね。



さて以下の文章は、1982・1983年ごろのゲーム・アニメを巡る状況についての話です。
ですから、そういうのに興味のある方だけ読んでいただければ幸いです。
できれば、気楽な読み物として。



日本初の美少女ゲームといわれる「ロリータ」が発売された1982年や、この「ロリータシンドローム」が発売された1983年というのは、
実は同人文化やオタク文化においても一つの転機となる年だったのです。
そして今から考えると、これは偶然などではなく、彼らを取り巻く全てのファクターが1982・1983年の大ブレイクに向かって整っていった結果
であることがわかるのです。

そこで、当時の状況を知っていただくために、かなり大雑把ではありますが年表を作ってみました。



  年   月   オタクに関連する出来事

  1974  10   宇宙戦艦ヤマト放送開始
          アルプスの少女ハイジ放送開始 → 同人界では世界名作シリーズが一定の人気を継続させていく(*1)

  1975      宇宙戦艦ヤマトが放送終了後にブレイク → ヤマトファンからの「ハイジバッシング」が盛り上がる。
                                → ハイジが裏番組じゃなければ打ち切られなかったのに!

      12   コミケット1開催。 → 以降、同人カルチャーが急速に拡大していく。

  1976  8   某市内の書店で宇宙戦艦ヤマトの登場人物の古代とデスラーの
          ホモネタを扱った同人誌が発見される。また、森雪もいろいろやられちゃってる。
  
  1977      家庭用ビデオデッキが普及し始める。
          マックロード(VHS・松下)  
          ベータマックス(Beta・ソニー)

  1978  4   未来少年コナン放送開始 → アニメファンがビデオデッキを買う。
            → 未来少年コナンの同人誌が数多く作られる。              
              → 名作同人誌「ラナちゃんいっぱい泣いちゃう」が発表される。
                → ラナが元祖ロリ巨乳としてプチブレイク。

          うる星やつらが少年サンデーで連載開始。
            → うる星やつらの同人誌が作られ始める。

  1979  4   起動戦士ガンダム放送開始(*2)  → アニメファンがさらにビデオデッキを買う。
            → ガンダム系の同人誌が作られる。特に、セイラ・フラウ・マチルダ・キッカなどがいろいろやられちゃう。
              → アニメファンの間で、ガンダムのお宝映像の収集がブームになる。特に、セイラ・マチルダの入浴シーンや           
                キッカ・フラウのヌードシーン。
                → また、一方でモビルスーツ系のお宝映像も収集されるようになる。 
                  → ソフトガンオタ(H系)とハードガンオタ(モビルスーツ系)に分派
                    → 両方の派閥のメンバーの多くが重なっていたため、ほとんどが融合。
                      → だが、一部がガンダム原理主義者としてミリタリーを追求し、H系を敵視するようになる。

      9   NECがPC-8001を発売。
            → しかし、グラフィック機能が弱く(160×100・デジタル8色)エロゲーは作られず。

      12   ルパン三世カリオストロの城上映
            → クラリス大人気。
              → クラリスがオタクたちから大切なもの(お金)を奪っていく。

  1980  11   めぞん一刻連載開始
            → 音無響子処女非処女論争勃発。 → 「高橋留美子ファンは論争好き」の噂が立つ。 
         

  1981      富士通からFM-8が発売される。

          この頃からCAI(Computer Asisted Instraction)の教育への応用が始まる。
            → SEIKO(時計の会社)や学研がパソコンを置いた塾を展開する。
              → 子供たちの間でパソコンが認知され始める。
                → SEIKO CAIには、なぜかフランチャイズのオーナとして下着会社のワコールや俳優の勝新太郎さんの
                  元マネージャーも参加していた。
            
      2   風の谷のナウシカ連載開始
            → ナウシカがラナに続く巨乳アイドルとして注目され始める。
              → 宮崎駿監督が「ナウシカのおっぱいは、お母さんのおっぱい」と、発言する。

          NECがPC-8801を発売。
            → グラフィック機能が強化され(640×200・デジタル8色)エロゲー製作の基盤ができる。
                                                         
      10   うる星やつら放送開始。 → アニメファンの間でビデオデッキがバカ売れ。
            → アニメファンが、うる星やつら第一話の「ラムの乳首ポロリ」を堪能するために、一時停止ボタンを押しまくる。
            → 同人界隈で空前のうる星やつらブーム。
              → ラム派としのぶ派の間で抗争が勃発。(*3) → 一部の過激なファンがコミケで暴れる。
                → 冬コミ漫画家襲撃事件発生。(*4)
                  → 某漫画家が「系図がある以上、しのぶの勝利は確定してるんだ!」と発言し物議をかもす。
                    → 系図論争勃発。(*5)
                      →「高橋留美子ファンは論争好き」が実証される。
 
          ゼネラルプロダクツ(ゼネプロ)が活動開始。(*6) → オタクビジネスのさきがけ。 → のちのGAINAX。                                    

  1982      富士通からFM-7が発売される。 → PC88に近い性能でありながら、価格はおよそ半分という実にお得な機種だった。

      3   魔法のプリンセスミンキーモモ放送開始。(芦田豊雄監督)
            → ミンキーモモがロリコン魂に火をつける。
              → 特に、キシリア様が「ピピルマピピルマ~」とか言ってることに衝撃を受ける。
                → しかし、後に彼らは「ヒロインの死」というあまりの驚愕展開にデカダンスに陥る。
                  → もしかすると、これがエロゲーにおける陵辱・残酷指向へとつながっている・・・わけないか。

      4   光栄が日本初のアダルトソフト「ナイトライフ」を発売。
            → ただしこれはゲームではなく、「正しい夫婦生活の仕方」のようなHow to物。グラフィックも線画で、しょぼい。

      5   おちゃめ神物語コロコロポロン(吾妻ひでお原作)放送開始。
            → ミンキーモモで火をつけられたロリコン魂に、さらに油が注がれる。
              → ペドとロリの境界が曖昧になる。

      8   WARMACHINE(ゼネラルプロダクツと関係が深いサークル)が伝説の同人誌「激走グルメポッポ」を出版。
           → オタク界隈でミンキーモモブーム。特に「ミンキーモモは玄人受けする」との評価。

      10   超時空要塞マクロス放送開始  → アニメファンが、マクロスのミンメイや未沙のデカルチャーな映像を収集し始める。
            → マクロスファンのミンメイ派と未沙派が対立 → うる星オタクのようになるんじゃないかと周りから心配される
                                     → うやむやのうちに未沙派の勝利みたいな感じになる
                                       → ミンメイが勝手にこけたという説が有力

          NECがPC-9801 を発売。
            → この機種は、グラフィック性能は十分(640×400・8色)だったが、値段が高すぎたため
              ホビー用とは見なされず、当初はエロゲーは作られなかった。
              → ただし、PC-9801の登場によってPC-8801(*7)が徐々にホビー向けにシフトしていったため、
                PC-8801でエロゲーをはじめとするゲームが作られやすくなる。

      12   PSKが日本初の美少女ゲーム「ロリータ〔野球拳〕」を発売する。

  1983      MSX規格が発表される → PC88よりも、もっと手軽にエロゲーができる可能性が生まれる。

          コラムニストの中森明夫が「おたく」という言葉を、コミケに参加するコアなアニメファンやSFファンに対する
          多少侮蔑的な言葉として使う。(*8)
            → それ以来、一部のアニメファンやSFファンが多少自虐的な意味を込めて「おたく」を名乗るようになる。          

      3   PSKがロリータⅡを発売。 → 美少女と陵辱が融合される。

      4   ななこSOS(吾妻ひでお原作)放送開始(*9)
           →「セーラー服の美少女が変身して悪と戦う」という、のちの「セーラームーン」の原型
            「セーラー服の美少女が触手などでいたぶられる」という、後の「触手陵辱」の原型
            この、二つの原型が作られる。また、ななこは初期型の「天然キャラ」。まだ他にもあるかもしれない。

      7   任天堂が「ファミリーコンピューター」を発売。 → 俗に言う「裏ソフト」の出現。

          魔法の天使クリーミーマミが放送開始(*10)
            → ただし、ヒロインであるはずのクリーミーマミが、そのケバ過ぎる外見(紫髪・真っ赤な口紅など)から、
              どちらかというと不評で、人気は主に変身前の小学生である森沢優(10歳)に集中する。
              しかし、なぜか女性の同人作家(蘭宮涼さん・猫島礼さんなど)はクリーミーマミ本をよく出していた。
              女性には好かれるのだろうか?

      10   ENIXがロリータシンドロームを発売。 → 美少女と残酷の融合。

          銀河漂流バイファム放送開始。(キャラデザ:芦田豊雄)
            →同人界でバイファムブーム。この作品の人気の最大の要因は主要な登場人物が全て子供で、
             しかも数が多いこと、そのためロリ・ペド・異星人・電波、はてはショタからBLまで、男女を問わず
             様々なニーズに応えられたことであろう。もちろんストーリーも良かったよ。
               → ただし、視聴率が振るわず途中で打ち切りが決定されるも、ファンの署名嘆願によって10話延長される。
                 → 最後の「紙飛行機のシーン」はアニメ史に残る名場面だと思う。



注) *1 このあとも、プチブレイクした作品がいくつも現れる。
      フランダースの犬 → 不幸少年萌え  赤毛のアン → 百合ネタ
      ポリアンナ → よかった探し     小公女セーラ → 不幸少女萌え・SMネタ
      私の記憶では、「小公女セーラ」が最も同人界隈では盛り上がっていたと思う。

   *2 これ以降、サンライズアニメ(特に富野監督作品)が同人界で、一定の勢力を維持するようになる。
      特にブレイクした作品としては、

        伝説巨神イデオン(1980) → 戦闘メカザブングル(1982) → 聖戦士ダンバイン(1983) → 重戦機エルガイム(1984)
      
      などがあるが、共通する点は「三角関係」と「鬱」であろう。
      特に、エルガイムにおいては、敵味方ともに三角関係が存在するという、「マルチトライアングル」を導入し、注目を集めた。
        主人公側:アム → ダバ ← レッシィ    敵側:ポセイダル(仮) → アマンダラ ← フラット

      また「鬱」については、富野監督のリアル志向の表れと言えるであろう。
      特に、イデオンは「全滅シナリオ」とまで言われ、ファンの間でも評価が分かれた。
      またその後、「ダンバインは全滅シナリオか否か?」という議論が巻き起こった。

      ザブングルでは、主人公のおよそ主人公らしくない容姿がアニメファンの共感を呼び、「俺たちのヒーロー」と言われた。

   *3 今で言う、「しのぶ派=草食系」、「ラム派=肉食系」という側面もあるのではないか。
      つまり、この頃は意外と肉食男子が多かった、ということなのかな?

   *4 1981年12月に東京の晴海にある東京国際見本市会場で行われた「コミケット19」において、「しのぶ派の重鎮」を自負する
      漫画家が、「ラム派の急先鋒」別名「単なる鉄砲玉」に襲撃されたとされる事件。
      目撃者の証言では、「腰にタックルされた」・「馬乗りになって殴られていた」・「あたりに同人誌が散らばっていた」など
      情報が錯綜し、「なんか得体の知れない怖さ」だけが一人歩きした側面もある。
      もしかすると、当時のコミケットの急速な拡大による殺伐とした状況も関係しているのかもしれない。

   *5 「系図」というのは、うる星やつらの最初期の月刊少年サンデーに掲載されたエピソード(面堂終太郎が登場する前)。
         系図:あたると自分の未来を確かめるために、ラムはタイムマシーンを使って未来へ行く。
         しかしそこにいたのは、あたるとの子供を連れたしのぶの姿だった。
         ラムはショックを受け、現代に戻ってくる。

      このエピソードからわかるのは、うる星やつらという作品はもともと
         しのぶ = 正ヒロイン    ラム = あたるとしのぶの間に割り込んでくる「おじゃま虫」
      という構図だったということである。
      しかし、ファンの間でラムの人気が盛り上がったために、ラムが正ヒロインに昇格し、しのぶがサブキャラに降格された
      ということがわかる。
      
      この時の議論では、やたらに「タイムパラドックス」とか「パラレルワールド」とかいう言葉が飛び交った。
      ちなみに余談であるが、ファンの間では「しのぶ = 作者の分身」という説が根強くある。
      筆者も、ファンのイベントで高橋先生を間近に拝見したことがありますが、「メガネをかけている以外はしのぶそのもの」
      だと感じました。

   *6 一時「オタキング」を自称していた岡田 斗司夫氏が作った。
      後に日本のオタク文化を牽引する人材も数多くかかわっている。
        例:芦田豊雄氏・赤井孝美氏・庵野秀明氏・みんだなお氏など
        作品:プリンセスメーカー・電脳学園・ナディア・エヴァ・トップなど数え上げたらきりがない。
      
   *7 PC-8801ⅡSRで、この傾向がはっきりする。
      以降、多くの同人ソフトがPC-88プラットフォームで作られることとなる。

   *8 中森明夫氏が「おたく」という言葉を使った正確な理由はわからないが、筆者はよく同人誌即売会などで
      コアなアニメファンやSFファンが「おたくさ~」とか「おたくからしたらそうかもしれないけど~」、
      「今度おたくにも書(描)かせてもらいますよ~」とか言っているのを度々目にした。

   *9 この作品によって吾妻ひでお氏は「SFの帝王」の異名が定着する。
      ちなみに、このSFというのは、
        Science Fiction(サイエンスフィクション)とSeeraa Fuku(セーラー服)
      のダブルミーニングである。

   *10 以降「ぴえろ魔法少女シリーズ」として、4作放送される。
      同人界隈での盛り上がりは、第3作の「魔法のスターマジカルエミ」で最高潮に。
      作品自体の評価もマジカルエミが一番高かったと思う。
      ただし、このあと第4作の「魔法のアイドルパステルユーミ」で、「変身しない魔法少女」という
      斬新過ぎる設定が不評を買い、25話で打ち切られる。
      だがこの作品は、後に再評価の動きもあった。



上の年表を見ると、当時のオタクを取り巻く状況がみごとに1982・1983年のロリコン大噴火に収束している感じがしませんか?
やっぱり、1982年と1983年というのはロリコンにとっては特別な年だと思うんですよ。
つまり、1982年にわが国初の美少女ゲームが作られたというのは、決して偶然ではなかったのです。
そうして、こういう流れが1984年の日本初の美少女アニメ「くりいむレモンパート1 媚・妹・Baby」の発売へとつながるわけです。
当時この作品は大きな話題を呼び、ヒロインの「亜美、とんじゃう!」というせりふが局所的に流行語になりました。


2013/12/15 追記

上の文の最初の方で「電気羊」と書いてしまいましたが、これは当然「電気ウナギ」の誤りです。
謹んで訂正させていただきます。

どうしてこのような間違いが起こったのかというと、SF小説をお読みになる方だったらお分かりかと思いますが、
アメリカのSF作家である「フィリップ・K・ディック」の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という作品と
ごちゃごちゃになってしまっていたのです。
そもそも、光栄の「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?」というタイトル自体が、ディックの
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のパロディーなんですけど。

いやあ、まいった。
この間違いに気付いた時、思わず頭を抱えてしまいました。
謹んでお詫びと訂正をさせていただきます。

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