dovさんの「幼馴染と十年、夏」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

枝梨ちゃんは可愛いしイチャイチャとしては素晴らしい。が、「幼馴染」と聞いたときに多くの人が想像する甘ったるさは1/3。
- 前置き(幼馴染について) -
 かつて「幼馴染」といえば萌え属性の頂点に君臨し、幼馴染にあらずんばメインヒロインにあらずと呼ばれた日々も今は昔、盛者必衰の理には抗えず今や幼馴染は有象無象の属性の一つに成り下がっている。
 きょうびのエロゲーを見渡して、確かに幼馴染という属性を持ったキャラは少なくない。だが、多くの場合彼女達は「主人公と仲良しである理由付けが不要なキャラ」として便利に使い潰され、ストーリーの本筋の外に置かれる。
 なぜこんな事態に陥ったのか。
 私見だが、ある属性がブームになりやがて人気を失っていく様は「成長期」→「爛熟期」→「衰退期」の3期に分けられ、幼馴染は今まさにブームの後の衰退期にあるのが理由ではないか。
「成長期」はおそらく最も属性の本質的な魅力に迫れる時期だ。というのも、この時期に作品を作ったクリエイターは売上のかさ上げを狙っているのではなく、「その属性が好きだから」書いている可能性が高い。例えば、現在に至るまで「幼馴染」のイメージに多大な影響を及ぼしている『To Heart』の「神岸あかり」はスタッフが『ときメモ』の藤崎詩織を見て「魅力的な幼馴染ってのはああいうもんじゃねぇだろ!」と発憤したことが原点だと言われている(この時期にエロゲーやってたわけじゃないから間違ってたらゴメンね)。
「爛熟期」は「この属性は売れる……!」と思ったメーカーが次々と二匹目のどじょうや三匹目のどじょうを狙い始める時期だ。段々ユーザーとメーカーとの間に共通の前提が醸成され、いわゆる「テンプレ」が生まれるのもこの時期である。
 このテンプレというものが厄介で、お手軽に属性を作れるが故に本質から遠ざかることがママあるのだ。例えば、本来「幼馴染」であれば慣れ親しんだ関係であるが故に恋人へのステップに大きな障害が立ちはだかっている。「実妹」であれば普通の兄妹から恋人に至るには幼馴染以上の心理的障害が立ちはだかり、更に周りに認めさせることや法的な障害はもっと厳しい。これらの問題は本来シナリオ一つを使い尽くすほど大きな問題であるはずだが、正面から挑んだ作品は驚くほど少ない(あったとしても『成長期』の作品である場合が多い)。そこで「テンプレ」の出番である。これは例として実妹の方が威力を実感しやすいだろうが、何となくメーカーとユーザーで形成された「妹だけど愛があるならいいよねー」的なお約束によって問題を回避してしまう。かくして属性は粗製濫造の準備が整う。
 この時期が末期に至るとかつて職人による一品料理の輝きを放っていた属性はテンプレによって形成された加工食品の呈を為し、加工食品特有のぼんやりした不味さにユーザーは辟易し始める。そして属性本来の魅力を知らぬ引き出せぬ加工食品メーカーは属性の値下げ競争に勤しんだり、属性をネタ扱いしたりと叩き売りを開始する。
 その末路が「衰退期」であることは言うまでもないだろう。幼馴染属性は叩き売りの津波を被り10年もの荒廃から未だに抜け出せずにいる。そのことに対する怒りから私は属性の加工食品はできるだけ買わないことにしている。

- この作品について -
 結論から言うと、この作品は幼馴染の美味しいところを大分取りこぼしている。
 シナリオはよく出来ているし、上で書いたようなテンプレを使った粗製濫造とまでは言えずむしろ姿勢自体は真摯だが、「幼馴染」に対して多くの方が抱くであろう欲求には残念ながら応えられていない。具体的に書いていく。
 まずH11年(小学5年)から。ここで問題となるのは「枝梨と葉人がただのクラスメートでも普通に話が成立するんじゃね?」ということだ。気になるクラスメートである枝梨を庇ったら葉人もイジめられ、そのことを気にした枝梨ちゃんが遊びに来て一緒に勉強したり風呂に入ったりする――私にはこれでも十分成立すると思う。多くの方の怒りを買うことを覚悟で書けば、この作品は『クラスメイトと十年、夏』と呼んでも差し支えない。
「幼馴染じゃなくても成立するからと言って、幼馴染としてシナリオが良くないとは言えまい」とあなたは思ったかもしれない。その通りだ。だが、ここで問題としているのは枝梨と葉人との関係に「馴染んだ」感じがないことである。
 現実がどうであるかはともかくとして、「幼馴染」と聞いたら我々はそこに「馴染んだ」関係を求めてしまう。例えば『Kanon』では祐一が幼馴染の名雪にどれだけ迷惑をかけてもイチゴサンデーを奢ることで許して貰える。もちろん、これは単にイチゴサンデーの代金を支払ってハイ仲直りというわけではなくて、名雪にとっては祐一と二人で大好きなイチゴサンデーを百花屋で食べる時間が特別な意味を持っているのだ。幼馴染というのは、そういう二人だけの時間があって、二人がどこかで繋がり合っていて欲しい(例えばイチゴサンデーを奢るといった喧嘩しても仲直りできる『儀式』があって欲しい)という方は多いだろう。
 ところが枝梨と葉人は確かに設定上幼馴染ではあるものの、そういった繋がりを何も持っていない。彼女のゲームの上手さを知ったのはH11年に入ってからだし枝梨がよく寝ることを知ったのはH16年だ。葉人は枝梨のことを全く知らないのである。
 また、H3Oさん( http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/memo.php?game=17496&uid=H3O )はこの作品についておそらく肯定的な意味で「結婚の約束をした、などと言った幼馴染のお約束的で安易な設定は特に無」いと述べているが。これもちょっと待って欲しい。
 確かに小さい頃「結婚しようねー」と約束するというのはベタで安直であるかもしれない。しかし王道には王道たる所以があるわけで、あのシーンはまだ「自分」というものが出来上がってなくて「好き」という感情も色々なモノが混ざっているそんな時期の子供だから示せる、べちゃっと全人格を相手に預けるような絶対的な好意を意味しているわけだ。
 その子は唯一絶対にして永久不変の「好き」を「結婚しようねー」に込めているのだろう。しかしその子は成長と共にやがて唯一絶対だと思っていた「好き」にも色々あることに否応なく気づかされる。永久不変だと思っていた相手との関係を引き離す残酷な現実の力があることに否応なく気づかされる。我々はそれを知っているからこそ、幼子が放つ「結婚しようね」にまだ汚れない魂を見いだし、これから汚されていく悲しみを覚えるのだ。
 もちろん、「結婚しようね-」は今や手垢にまみれているのかもしれない。ならば、「結婚しようね-」に変わる新たな描写を生み出すのが職人気質というものであろう。単にベタな表現を避けていくだけで良い作品は生まれない。
 やや脱線気味になったが、つまりこの作品では小さい子同士でべちゃーっと「すきーっ」って感じではなかったなぁ、と。
 そんなわけであるから、当然H11年からH14年に至る断絶が私にはとても受け容れられなかった。これはH11年以前の1年についても言えることだが、何となく距離が空くのは構わない。しかしご近所さんという強烈な地理的拘束が働いていて、学校も同じなのに完全な没交渉というのは随分なことだ。何らかのカタチで二人は腐れ縁を続けていて欲しかった。
 H14年では初Hを終えて即シナリオが終了したことも印象が良くない。「幼馴染らしさ」というのは、むしろ初Hを終えた後の時間に溢れているのではないかと。
 さて、ここまでは批判してきたがH16年は素晴らしい。ありきたりを感じていた相手がおめかししたら美人だったなんて最高のシチュエーションだ。ここで描かれる関係こそまさに「幼馴染」である。ああ、これはいい。このシナリオがプレイできただけでこのゲームは十二分に素晴らしいと言える。願わくばこの関係がH11年時点で描かれて欲しかった。もしくはH16年シナリオだけ20倍の長さで描いてフルプライスで売ってくれないかな? 絶対買うよ!
 え、それじゃ起承転結が生まれないだろって? 幼馴染の関係に起承転結なんて必要なんですか?

 ……と、幼馴染作品としては厳しめの評価になったが、男の子と女の子が仲を深めていく作品としては良作と言って良いだろう。文も描写が丁寧で(地の文の俯瞰視点と主人公視点の切り替えがやや唐突に感じたが)、男女が近づいていくドキドキ感がよく描かれている。
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dovさんの「幼馴染と十年、夏」の感想へのレス

投票ありがとうございます!!
呼ばれた気がしたので失礼します。

力の入ったレビューお疲れ様です。

幼馴染の王道パターンについては、呼び名が「いいんちょ」から「よーちゃん」に戻っただけで幼馴染として満足してしまったので、dovさんと語り合う術を知りません。
dovさんの幼馴染愛に圧倒されるばかりでございます。


ですが、H11年の枝梨が幼馴染では無くただのクラスメイトですと、2人は夏休みにあそこまで近づけたかな?と疑問も残ります。
夏休み中の葉人は枝梨に対して受け身で、積極的に動くことはあまり無かったので、戸惑いつつもおっかなびっくり手探りで接近し、再び仲が良くなっていく過程には、事情知ったる母親の後押しが確実に必要だったのではないでしょうか。

果たして単なる息子のクラスメイトに対して、ラジオ体操に連れ出すように葉人の尻を叩いたでしょうか?
両親が不仲な枝梨を気遣い、家に帰さずに昼食をご馳走したでしょうか?
また、幼い頃の2人を知らずに一緒の入浴を自然に勧めたでしょうか?

よそ様の家庭の事情などは知らずに、枝梨に対して暖かい目を向けることは無かったのかもしれません。
昔から息子の幼馴染である枝梨をよく知る葉人の母親だからこそ、枝梨の境遇を心配して気遣えたし、それが枝梨にとっても葉人の存在だけではなく、葉人の家自体を居心地の良い空間にしていたので、枝梨も遠慮することなく葉人の傍に居られたのではと自分は考えます。


甘いと思っていた料理がやや甘だった、大甘だった、辛かった、と、真剣に分析した参考になる批評ではなく、単純に食べた料理が旨かった、不味かった、鼻から噴き出したぐらいしか言えない、大雑把で節操の無い口の雑食家の考えなので、見当違いのことを言っていたのならすみません。
2012年09月05日15時59分45秒
 H3Oさん、丁寧な感想レスありがとうございます。
 正直なところ「こんなこと書いてしまったら全国1億3千万人の幼馴染ファンの誰かが激怒して怒鳴り込んで来るのでは」とヒヤヒヤしていました。
「【ErogameScape】長文コメントへレスがつきました」のメールが届いた時には「うわー、怖ぇ、怖ぇよ」とドキドキしながら感想レスを覗いたわけですが、蓋を開けたらH3Oさんの冷静なレスで救われた気分です。ありがとー!

 本題に入ります。
 まず、議論の前提として触れておきたいことをひとつ。
 この感想で私は、
> この作品は『クラスメイトと十年、夏』と呼んでも差し支えない
などとキャッチーに過ぎることを口走ったので、もしかしたら「枝梨ちゃんは幼馴染じゃねえ!」と主張しているように受け止められたかもしれませんが、そういうつもりではありませんでした。
「どういう存在が幼馴染か」というのは人によって様々な考えがあると思うのですよね。初対面が小学五年生でも「幼馴染だ」と思う方もおられるでしょうし、それはダメだという方もいる。遊んでいる期間がたった数日でも幼馴染と認める人もいれば認めない人もいる。こうした定義論争になってしまうと宗教論争に近くなってしまうので、私は自分の定義を押しつけるつもりはありません。
 さて、そう考えながらも私は「クラスメイトと変わらないのではないか」と書いてH3Oさんから「枝梨ちゃんと葉人は幼馴染だからこそH11年にあれだけ近づけたのではないか」というツッコミを受けたわけですが、H3Oさんの指摘は一々もっともだと思います。二人は幼馴染であるが故に母親の後押しを受けてH11年編で描かれる関係を構築できたわけで、二人が幼馴染であることは物語の重要な要素となっている、それは間違いありません。ですが、私が気になったのは、枝梨に対する葉人の心の動きにそれまでの関係の蓄積が感じられなかったことでした。
 例えば、冒頭のアメメダカのやりとりで葉人は枝梨に対しこう思います。

> こいつはどこまで本気なんだろうと思う。この"ごっこ遊び"はいつまで続くんだろう

 このモノローグに象徴されるように、葉人は枝梨をよく理解できておらず、あしらい方を心得ていません(関係が深まっていればこんな疑問を抱くこと自体ないのではないでしょうか)。もちろん幼馴染だからといって相手のあしらい方が上手であるとは限らないでしょう。ただ、「幼馴染」とタイトルに冠してヒロインと主人公の関係もそうである場合、どうしてもユーザーとして期待する要素は存在するわけで、私を含め一部の方が求めるであろう「馴染んでいる感じ」といいますか、関係の安定感といいますか、そういったものはH11年(とH14年)で描かれていないと思います。
 具体例を重ねるならば、感想に書いた「ゲーム好き」「よく寝る」に加えて葉人は「枝梨の足の速さ」も知らないし、彼女がずっと日直を続けていても中々気づかなかったことが示唆されています。シナリオが始まるまで彼女が全く意識の外にいたことが窺えます。
 更に枝梨と一緒の風呂に入るときは彼女のパンツを初めて見たかのような反応を取ります。小さい頃からいっぱい遊んでいるならふとした弾みで見たことがあるはずではないでしょうか? 「昔は気にしなかったけど今は……」といった描写があるのなら良かったのですが、この辺の描写からも「二人の関係の積み重ね」が見えてきません。
 長くなりましたが、私が問題としているのはこういう点です。H11年編及びH14年編において「二人の関係の積み重ね」が感じられなかったことを指して「これではクラスメイトと変わらないのではないか」と書きました。
 もちろん、二人の「幼馴染」としての積み重ねはH11年から始まるんだと考えることもできますし、また「幼馴染」であることにそもそも積み重ねなど必要ないと考える方もおられるでしょう。そうした考えを否定するわけではありませんが、ごく個人的に(ただ、同様の考えを抱く方は少なくないと思っています)は、クラスメイトでもない、ある日出会った少女でもない「幼馴染」にはそうした「二人の関係の積み重ね」があって欲しかったなと思ったことを書きました。
 H3Oさんの喩えを借りるなら「出てきた料理は美味しかったけど期待と違った」というところになるでしょうか?

 私の考えはこんなところです。
 もし説明不足等がありましたらなんなりとご指摘下さいませー。
2012年09月05日18時55分26秒
ご期待通り、右派系幼馴染党の俺が乗り込んできてやったぞ、オラァ!

のっけからすいません、dovさんはじめまして。imotaと申します。
私の感想は見て通り主観に入れ込んだ物語紹介なので、一歩引いて問題提起したdovさんの感想は興味深いものでした。

確かに幼馴染というには、葉人は枝梨の事をよく知っていないという指摘には頷けます。
同時にH3Oさんが言うように、単なるクラスメイトやご近所さんでは、自然に一緒にお風呂に入る展開とか起こらなかった気もします。

ただ、私自身の子供時代を振り返ると、毎日一緒に遊んだ相手の事をどれだけ分かっていたか、今思うと全然だったのではないか。
自分がガキすぎただけかもしれないけど、顔馴染みというだけで楽しく遊べて満足していたのではないか。
そんな訳で、素直にブヒブヒ萌え転がっていたのでございます。

porori氏が当初構想していたH7年が、軽いエピソード程度でもあれば、幼馴染への見方が変わっていたに違いなく、
私みたいなロリコンは、更にブヒブヒ言ってたに違いない。

しかし、そうでない現状、二人の馴れ初めは読み手の想像に委ねられており、このように反応が分かれるのはやはり面白い。
dovさんの蜜壺感想でも思いましたが、マイナーな作品で別意見の刺激を得る事自体がうれしいのです。

あとこれは私の想像ですが、porori氏が二人の距離感を意識して調整していた節もあります。
『親友が美少女になって帰ってきた。』では、たった二言三言で長い付き合いを感じされる描写をしてたのですから。
まあ「それがどうした。幼馴染に起承転結はいらねぇ!」と言われりゃそれまでですが。

こう書いていて、結局は立場の違いを確認しただけな気もしますが、それだけでも有意義な感想でした。
これからもdovさんのガッツ斬り込み隊長ぶりを楽しみにしています。
ではでは。
2012年09月05日20時58分02秒
(´・ω・`)・ω・`) キャー
/  つ⊂  \

すれ違いまくってますが何気にこうして直接やりとりするのは初めてな気がします。
はじめましてー。ヤサシクシテネ。

> 私自身の子供時代を振り返ると、毎日一緒に遊んだ相手の事をどれだけ分かっていたか、今思うと全然だったのではないか
いや、もうこの指摘は全くその通りでして、「リ、リアルとリアリティは違うんだいっ(震え声)」と嘯くしかありません。
じっさい枝梨ちゃんと葉人の関係はこの作品内ではきちんと説得力を持って成り立っていると思っています。
が、それは、それは僕が求めていた「幼馴染」と違うんだ-! という作品の外からの感想、言い換えると萌え豚ブヒブヒな感想で申し訳ない。

> porori氏が二人の距離感を意識して調整していた節もあります。
これも同感です。
他の作品を私はプレイしていないのですが、この作品だけプレイしてもH16年の描写はかなり萌え転がりました。
これぞ俺が求めていた幼馴染! サイッコウだぜ!
でもなんで、なんでH11年時点でそれをやってくれなかったんだー!!!!
この作品はimotaさんが指摘される通り「物語としての起承転結」「枝梨と葉人のイチャイチャ」がジレンマになっている気がしますねぇ。
大抵のシナリオ作品はそうである気もしますがw

ところでエロ漫画も嗜むimota先生に一度お聞きしたかったんですが、エロ漫画ってどうしてあんなに近親相姦が多いんでしょうね?
体感4割近くが近親相姦(兄嫁等義理含む)な気がします。
萌え系エロゲもあれくらい近親相姦だらけ(妹に限らず)になれば素敵だなあと秋の日に思うdovであります。
ではまたどこかでー。
2012年09月05日21時52分07秒
失礼致します。

こんばんは。中途半端な幼馴染スキーの者です。
投票ありがとうございます。

ただdovさんが本作品を幼馴染ものとしてはそれほど楽しめられなかったようで残念です。


まずは前半の前置きですが、
この作品とあまり関係がないので、ここで書くべきことかどうかの是非がありそうな気がしますが、それはさておき、
dovさんのご意見に賛成です。
ホントどうしてこうなったorz


さて、これからが本題です。

>「幼馴染」と聞いたら我々はそこに「馴染んだ」関係を求めてしまう。
昔は仲が良かった時があったけど、何かしらかの理由で現在は疎遠になっている幼馴染ヒロインがいて、その状態で物語が始まる作品があることはご存知だと思います。
それが本作のH14年編にあたると私は考えています。そして関係が戻るのがH14年編の終わり、その後の恋人としてのイチャイチャがH16年編になると思っています。

そして本作は、それより昔にあたるH11年編で、あまり馴染んでいなかった二人が仲良くなり(+意識もして)、ある事で疎遠になってしまうという展開を描いています。
簡潔に描いた作品は、過去にあったと記憶していますが、本作のように丁寧に描いた作品は自分にとって初めてでした。
(似たようなのが過去にあって、それを自分が知らないだけの可能性がありますが)

つまり何が言いたいかといいますと、本作は疎遠なタイプの幼馴染モノとして十二分に楽しめる作品だと主張したいのです。

ただ、おそらくdovさんがタイトルから想定された、ずっと昔から隣にいるタイプ(例えば、さくらむすびの圭ちゃん&紅葉みたいな関係でしょうか。そういえば紅葉ルートだけプレイして積んでたな・・・)を期待すると、肩透かしを喰らってしまうのでしょうかね。
それを注意することを自分が本作の感想で書きこぼした事が反省点です。

また、dovさんが本作を幼馴染モノとして楽しめられなかったなら、疎遠になるタイプの幼馴染シナリオはあわないのかな、と思ってしまっています。
それとも最初からそうだと知っていれば、また違うのでしょうか?


ところで、dovさんがH11年編の二人とKanonの祐一と名雪を比較しておられますが、ちょっと自分にはしっくりこなかったです。
その理由ですが、Kanonでは、

祐一&名雪が幼少の頃に遊ぶ(厳密にはちょっと違う気もしますが)
→祐一が引っ越す
→再会して物語スタート

という再会するタイプの幼馴染であるため、タイプが違う上に、馴染む前の二人と比べられてもなぁ、というのが本音です。



最後にこれだけ。

>H16年シナリオだけ20倍の長さで描いてフルプライスで売ってくれないかな? 絶対買うよ!
>え、それじゃ起承転結が生まれないだろって? 幼馴染の関係に起承転結なんて必要なんですか?

激しく同意ですw


P.S.
前から疑っていたのですが、
dovさんの好きな作品とプレイ作品、そしてこの前書き部分から判断するに、
あなたの好きな属性はずばり
「妹」「幼馴染」(ついでに「ロリ」も)
でしょう!

・・・間違っていたらごめんなさい。
2012年09月06日22時34分34秒
 こんばんは。
 ご紹介ありがとうございました!

> dovさんが本作品を幼馴染ものとしてはそれほど楽しめられなかったようで残念です
 本当につまらなかったら短文感想で済ませちゃうんで、気に入ったゲームを「ここさえ良ければなー」と言うノリで楽しく文句を言っていた、という面はあるんですけどねー。

> 前半の前置き
 本当にどうしてこうなったorz
 今「実妹」が爛熟期真っ盛りで間も無く衰退期に入りそうなのが更に泣けるorz

> あまり馴染んでいなかった二人が仲良くなり(+意識もして)、ある事で疎遠になってしまう
 名雪……。

> 疎遠なタイプの幼馴染モノとして十二分に楽しめる作品だと主張したい
 そう思います。
 この作品の見所は甘酸っぱいBoy Meets Girlにあったと思います。その点では非常によく出来てましたよね。

> 紅葉ルートだけプレイして積んでたな
 さくらむすびは紅葉だけのゲームじゃないぜ。3人全員が魅力的なんだ!
 ……などといいつつ自分もさくらむすびの感想を書き終えてませんがorz
 眠たいって意見をよく聞くんですが、あの作品は全体像が把握できると一行一行に全部深い意味があるトンデモナイゲームなので、いつか説明できればと思います。

> 疎遠になるタイプの幼馴染シナリオはあわないのかな、と思ってしまっています。
 疎遠になること自体は問題ないです。
 厳密には幼馴染ではないでしょうが、主人公と一度仲良くなって疎遠になるClover Pointの稲森真星シナリオはエロゲ史上最も優れたシナリオの一つだと思ってます。
 名雪も疎遠系幼馴染ですが本編では祐一とイチャイチャしまくりなので、ぜんぜんおっけーだよ。
 このゲームの場合、幼馴染的イチャイチャ成分が期待よりも少なかった、という点がネックになりました。
 H16年でかなり補給できましたが、なにぶんH16年はシナリオ自体が短い! H16年シナリオが80時間続いたらきっと神ゲー認定していたでしょう!!

> H11年編の二人とKanonの祐一と名雪を比較
 名雪と祐一を持ち出したのはかの二人を枝梨ちゃんと葉人に対比したかったワケでは全くなくて、「二人が疎遠になっても喧嘩しても通じ合っているものが欲しかったよね」という具体例を出す意図です。関係の底付き感と言いますか、幼馴染はやっぱり揺るぎないものが欲しいと思ってしまうのですね。
 H16年も含めて枝梨ちゃんと葉人は喧嘩したり上手く行かなかったりしたらそのまま別れてしまいそうな危うさをまだ感じるんですよね。もちろん、作者さんは二人のこの先を考えているので最終的には決して離れない関係になるのでしょうが、それはどうやらまだ先のようでこの作品内では描かれませんでした。

> 20倍
 本当に出て欲しいです。期待してます。

> P.S.
 え、え、ええー!?
「幼馴染」はともかく「妹」「ロリ」は一体どこで見破った!?
 あ、アレー? そんなに妹ゲーやロリゲーに偏ってプレイしてる自覚なかったんだけどなー。おっかしいなー(カウントしてきましたが妹が出てくるゲームのプレイ率は約30%、一般にロリゲーと呼ばれそうなゲームは『さくらむすび』『○学生のセックス三昧七日間戦争』『いたいけな彼女』『ものべの』『すきま桜』『少交女』くらいしかないはず!)
 ……いい妹ゲーと幼馴染ゲーとロリゲー見つけたら教えて下さいね☆
2012年09月07日00時52分44秒

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