ERSRさんの「木洩れ陽のノスタルジーカ -Raggio di sole nostalgico-」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

SFプロットに対する説明と理屈のカタマリであるテキストと、構成出来なかったシナリオが致命傷となった残念な作品。でもフロゥは良いよね。
フロゥの可愛さと一姫の魅力はさすが、嵩夜あや氏だとは思うんだけど
とにかくテキストの8割が説明的。説明的過ぎて不自然で読みづらいし、
読み進めるだけの意欲を感じられないのが残念。

声優さん的にも豪華で、のり太氏の美麗な絵も凄い。
SF設定に沿ったUIもいいと思う。
でも作品としてこの起伏の無さはどうなのか。

しねまを復旧させたい、という主人公たちの意識と
ふーんそうなの?というプレイヤーの意識の乖離。

メトセラというプロットとか好きだけど、人類にどれだけ
浸透しているのかが、言葉で説明されるだけなので
読者としてはすっきりと認識しづらい。
「2年戦争」も同じで、どうも理解がしづらいかな。

さらに悪いのは、主人公がどういう人間なのかが伝わって来ない点。
普通の真面目な優等生。
欠落や目的が無いため、で?という感じ。

フロゥ√で機械嫌いのクラスメートにキレた時だけ、
何となく人柄が伝わって来たような。

高松さんのエピソードとか悪くないし、一姫の親父など
場面場面での人物描写は良いと思うんだけども
シナリオに接点が無いのが致命的なのかなと思う。

「英国王のスピーチ」も「世界最速のインディアン」も
悪くない映画だけど、人を変えるような
力のある傑作ではないと思う。

主人公がシナリオに絡まない点が最大の失敗かな。
ニトロプラスを見習え、とまでは言わないが
期待していただけに残念で、
人には勧められない作品かなと。


長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい49回くらい参照されています。