daga_masaさんの「超電激ストライカー」の感想

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無印では燃えゲーの皮を被ったコメディゲー的な何かだったものが、追加シナリオが加わることでようやく燃えゲーとして仕上がったのではないか
以下、無印未プレイでの感想です。
無印分の感想から順に書いていきます。


はじめの方はOPや公式サイトを見て燃えゲーをやるつもりでいたはずがコメディゲーをやっていました状態でした。
間違いなく私のプレイしようとしていた電激ストライカーはコレジャナイ的な。
では何故ここまでコメディ色が強く見えたのか。
それはストライカー零とバルボラ帝国軍が同じアパートの、それも隣同士に住んでいてご近所付き合いもしててまったく両者気付かないという設定にあります。
日常シーンから仲良く敵同士絡んでますし。
章の最後の方では敵の本拠地はお隣!?なんだってー(棒)的なノリ。
バルボラ帝国軍なんてストライカー零の時に戦った容姿同じなのに気付かない主人公の目の節穴っぷりはどうかと思いました。
せめてバルボラ帝国軍として登場する時くらい普段と違う姿(服だけじゃなく)にして欲しかったです。
これではバンキンマンの変装に気付かないアンパンマンの登場人物みたい。
というか完全にそれ以上です。
まぁある意味それが売りなのかもしれませんが。
では、結果としてこのコメディ要素は良かったのか悪かったのか。
私としてはこれはこれでアリかと。
純粋に楽しめましたし。
素で笑えた場面もありましたからね。

が、肝心の燃え要素、ヒーロー部分が酷い。
(ただし、ここでは無印段階でのことを書きます。)
無印分の終わらせ方(空の章)が何これって感じの内容でした。
まさかの天の章の続きで、倒したはずのカーチスがパワーアップしてラスボス化、う~ん、なんと言う予想通りの王道展開。
ですが、俺TUEEEEEEしておきながらミラー相手にあっさり負けてますし、完全にかませでした。
加えて、カーチス最終形態のキャラデザがダサイってレベルじゃないです。
しかもこれで終わりですか。
みんなで一致団結して倒す展開とか期待してたわけですがこれはないかなと。
せっかくさやかがストライカー天になったのに特に出番無しとか笑う他ない。
仲間についたバルボラ帝国軍の人たちも特に目立った出番なし、意味ねー。
最後にミラー一人でカーチス倒しちゃうところは許せなかった。
せめてストライカー零と二人で倒せばいいのにと。
後、はるな(両者)が不遇すぎますね、ポジション的に。
オリジナルの方は子供時代のヤマトが助けたという意味では救われたと言えるんでしょうけど。
無印だけで言うと、空の章よりも零の章の方がちゃんと締められていたと思うんですが。
それくらい微妙な終わり方をしていました。

という具合に無印だけだと残念だったわけですが、超電激ストライカーで追加された部分はどうだったのか。

愛の章、これは先に書いたコメディをいかした良シナリオでした。
主人公とバルボラ帝国軍が隣同士に住んでいるという設定がいきていた。
なんかもう、電ストはこの方向のシナリオでよかったんじゃないかと思えてきたりしましたね。
それくらいしっくりきました。
重要設定が何も絡んできませんから気楽に楽しめました。

鋼の章、これが私が電激ストライカーに期待していたものです。
零の章からの続きということで日常のコメディ要素も継ぎながらも、零の章で失った仲間の弔い、自分たちは架空の人物であるという認識、今残っている仲間の団結、そしてストライカー同士が力を合わせて悪に立ち向かう戦い。
零の章で失った物、そこから新たに得た物、主人公の成長が見れました。
零の章の続きだけあってストライカー零として、ヒーローとしての重みが強かったです。
無印で足りない要素だった「団結」というものも出来上がってたという点も大きい。
さらにストライカー同士の団結にリンも加えたところを評価したい。
決めのストライカー零とストライカー烈の協力技とか、こういうの展開を待っていたんですよ。
笑い有り、シリアス有り、燃え有りとなかなかの良シナリオだったんじゃないでしょうか。
この作品の中では一番満足の行く章でした。

最後に光の章、「電激ストライカー」「ヒーロー物」としての締めが出来ていました。
子供ヤマトとストライカー零との対面、全員協力の最終決戦、ラストにふさわしいシナリオでしたね。
もう出てこないかと思われたバルボラ帝国軍の近所のみなさんたちを再び見ることもできましたし。
最後の最後で復活というご都合主義も悪くないです。
ヤマトとストライカー零の対面でこれまでの内容を踏まえて「ヒーロー」物としてまとまっています。
ここは共通、零の章、鋼の章と通してきたからこそ、重さがあるというものです。
二人のヤマトの存在というのがこの電激ストライカーでは核となる部分であり、始まりの部分でもあります。
結果として子供ヤマトがオルレアン大将を倒し、国の平和を救い、彼はヒーローになれたのではないでしょうか。
そしてその最後のアニメーションが熱すぎる!
最後の最後にストライカー零がいいところもっていきましたね。
無印部分では、微妙ってなるも光の章で燃えゲー、ヒーロー物として終われていて良かったです。
「ヒーローってのはな、自分で道を切り開くもんだ」


そういや、あれだけ無印で女みたいなこと臭わせておきながら結局ジャックは攻略対象外どころか正確に性別すら分からないとか。
たぶん女でしょうから新キャラ出すより先にこっちのルート作って欲しかったところはあります。
全体的に見ると戦闘での活躍はストライカー零よりも上でしたし、なんかただ忍者というだけで終わってしまった。
最初から最後まで活躍しますし、良キャラだっただけに残念に思いました。

次にシナリオ以外での無印と超を通しての不満点を2つ。
1つ目、スキップしないといけない部分が多すぎる。
鋼の章をプレイするのに共通~零の章までほぼスキップとかさすがに長いです。
無印の空の章もタイトルに空の章が出たのですぐにプレイできるのかと思いきや共通フルスキップですし。
2つ目、戦闘演出がダメ。
超電激ストライカーで演出強化とのことでしたが、強化されてこれ?って感じ。
アニメーション以外での戦闘がイマイチなにやってるのかわからないんですよね。
動きが把握しにくいというか。
逆に言えばアニメーションはよく出来てますが。
本当にどのように戦っているのかが伝わりにくいところが多いのが残念。


古いヒーロー物のようなシナリオで、つっこみどころは沢山ありましたが退屈はしない作品でした。
ああだこうだ言える部分が多い、でもそこまで不快に感じなかったということはそこそこ楽しめていたんじゃないかと感想を書いてて思いましたね。
超電激ストライカーの追加分が全て良シナリオなだけあって無印分が評価を下げる原因になっているのでもったいない。

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