houtengagekiさんの「それゆけ!ぶるにゃんマンPortable ~とりもどせ!あいとせいぎときぼうのつにゃ缶~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

PC版からエロシーンとダークぶるにゃんマンを削除し、新キャラのめいにゃんマンとEXステージを追加したコンシューマ版。PC版同様、やや弾幕系の横スクロールシューティングゲームとして、爽快感はあるし点稼ぎは熱いし、出来はかなりいいです。ハードモードが更に難しくなっているので、PC版の難度が物足りなかったプレイヤーには嬉しい調整なのでは。ちなみにPSP版の限定版はサントラがついてるので価値が高いと思います。何しろこのゲーム、音楽がすごく良いですし。
 キャラの可愛い横スクロールシューティング。
自機であるぶるにゃんマンをはじめ、ボスキャラの女の子たちなどのキャラデザインはキュートで
雑魚キャラなどもファンシーにデザインされており、全体的に可愛らしいイメージですね。

 そしてシューティングゲームとしては、そんなキュートさとは裏腹に、なかなか激しい弾幕ゲーとなっています。
しかし理不尽な部分はほどんどなく、破壊する快感も、弾避けする快感もしっかり味わえる
出来のいいシューティングに仕上がっていまして、単純に遊んでいて気持ちの良いゲームです。
敵弾が自機狙い中心のものが多いためパターン化しやすく、やればやるほど確実に上達していけるような
良いゲームバランスをしていて、プレイ回数を重ねるほど着実に上手くなれて、
先のステージにどんどん進んでいけるのが、達成感を味わえて気持ちいいですね。
イージー、ノーマル、ハードそれぞれの難度は絶妙な分け方をされており、
ノーマルは実にほどよい難しさになっていて、とても遊びごたえがいいです。

 特徴的なのは敵を破壊した時に出る小判アイテムで、これを取り逃さず回収していくと
大きくスコアが伸びるので、これを中心とした点稼ぎがなかなか熱い。
大型の敵を破壊した際は、その近くにある敵弾を小判に変えられたりするのですが、
これを利用することによって、大量の小判をジャラジャラと回収でき、この瞬間はたまらなく気持ちいい。
このジャラジャラ感はやみつきになりますし、当然激しい弾幕ほど稼ぐチャンスでもあるわけで、
ギリギリの状況でうまく避けたり立ち回りながらの稼ぎはすごく興奮しますし、
おかげでスコア稼ぎがとても楽しいゲームに仕上がっていると言えます。
特に5面ボスはアドレナリンが出て大興奮するぐらい激しく稼げて、すごく楽しいw
ただ、ややボスで長時間粘って、ボスの攻撃をループさせて稼ぐのがメインになっているため、
慣れてくるとややダルく感じてしまう面があるのが欠点ではありますが。
まあでも、それほど稼ぎを意識しすぎずに遊んでも充分爽快なゲームです。

 ビジュアル面でも、ボスの女の子キャラは画面右側に大きく表示されていて可愛いですし
(攻撃が激しくてじっくり見ている余裕はなかなか無いけどw)
クリア時のちょっとしたサービスショット的なCGとか、
自機キャラにしても、ボムを使った時には大きなコスプレCGが表示され、
しかも使うたびに絵が変わるなど、萌え的な要素もいろいろ盛り込まれていて、見ていて飽きません。



●自機キャラクターについて

 PC版から続投しているのは、ぶるにゃんマンとすくにゃんマン。
PC版でボスを陵辱するなどのエロ担当だったダークぶるにゃんマンがいなくなり、
かわりに、メイドコスのめいにゃんマンが追加され、
続投の二人と合わせて自機キャラ数はPC版同様に3人。
みんな可愛らしくて、ストーリーもボム絵も見ていて萌えます。

 新キャラのめいにゃんマンは性能的にはかなり良く、
通常ショットのレーザーは、自機を敵弾に接近させた状態で撃つとホーミングレーザーになり、
慣れると雑魚処理がかなり効率的にできますし、
さらにオプションキャラは自機の周りを回転しつつ敵弾を消してくれる高い防御性能を持ち、
その上自機の火力も、ボタン押しっぱなしでの高威力ビームもちゃんと撃てて、
オプションのショットが強いので火力はむしろ他の2キャラより高い、
といった、なかなか穴のない性能をしています。

 PC版ではぶるにゃんマンは使いやすい標準機体、
すくにゃんマンは移動スピードの速さとショット範囲の広さによる点稼ぎの効率が良い機体、
ダークぶるにゃんマンは高威力ビームが撃てないかわりにR-TYPE風の防御性能の高さを持つ特殊機体、
ということで3キャラのバランスがなかなか良かったんですが、
今回はめいにゃんマンが上記3キャラの持つ長所をすべて備えている上に上位互換とさえ言える性能で、
例えれば『ストライカーズ1999』におけるX-36ばりの一強状態。
どうもキャラバランス的にはPC版のほうが良かった感があります。
そのかわりノーマルモードクリアのためのハードルは下がったのは確かなので、とっつきやすくなりました。



●PC版からのゲーム部分の変更点について

 新キャラと新ステージが最も大きな変更点で、それ以外の部分は基本的にはPC版を踏襲しているのですが、
実際遊んでみると、パターンの変更があちこちに見られます。
1面に新しい地上物が設置されていたり、6面道中で1UPアイテムが出るようになっていたり、
3面の中ボス幽霊撃破後に出る大量の幽霊の量が増えていたり、細かい部分がいろいろと。
あと気のせいかもしれませんが7面序盤の画面四隅に出てくる硬いネズミが、出現と同時にビームを至近で
撃ちこめば問題なく倒せていたものが、今回は後方から出てくる2匹がかなり倒しにくくなっていたり…
 演出の面では、最後にあるステージHellが、音楽が新規のものになっていて(OPのアレンジみたいでしたが)
背景グラフィックにも多少手が加えられていて、新鮮な感覚で遊ぶことができました。
あとHellというステージ自体、気のせいか長くなっていた気もします。
で、これらの調整は、7面のものは微妙ですが、ほとんどはプレイ感覚を爽快に
してくれていたり、良い方向に働いていてナイスだったと思います。

 しかし上記の物はすべてささいな変更にすぎず、PC版ユーザーがそれのために新しく買う理由にまでは
ならない程度のものですが、非常に大きく手が加えられた点がひとつあります。
それはハードモードの難度が大きく上昇しているということ。
PC版では、敵弾に接近すると弾のスピードが減少するという要素が、ハードモードでは発動しないという程度で、
あと弾がやや高速化してるほかは、基本的にノーマルと同じような感じでしたが、
今回はそれだけでなく、弾幕自体があからさまに激しくなってます。
雑魚もボスもノーマルモードよりも濃い弾幕を放ってきて、本格的な弾幕系と化してます。
正直PC版のハードモードと同じつもりでやっていると難度の上昇ぶりに面食らう。特に5面ボス、6面と7面の道中、
そしてラスボスの姫様はかなり難度が増しており、弾幕シュー好きならば挑戦しがいのある難しさでしょう。

 個人的には、PC版ではハードモードも簡単にクリアできるようになるまでやりこんだのですが、
今回のハードモードは避けるのがものすごくキツイ弾幕も多くて、
オプションが弾を防いでくれるめいにゃんマン以外ではかなり苦労を強いられました。
これはPC版の難度が物足りなかったプレイヤーには嬉しい調整なのではないでしょうか、
実際かなり、攻略しがいがあって楽しかったです。
ことに姫様の最終形態は、PC版では楽勝だったのに、今回はラスボスにふさわしい強さに変貌していて面白かった。
全体的にも、違うパターン構築をする必要があるから、PC版の経験があっても新鮮に遊べてよかったですしね。
そして弾が増えているということは、当然スコアもPC版よりも伸びやすいため、点稼ぎの奥深さも増していましたし。

 それにしてもクリアといい稼ぎといい、今回は効率的にやるならめいにゃんマン一択って感じですね。
正直言って、既存の2キャラ、特にぶるにゃんマンには少しくらいUP調整を入れて欲しかった気がします。
何か他のキャラにはない特徴が。せめて火力はめいにゃんじゃなく、ぶるにゃんマンを一番にして欲しかったかも。
キャラバランスがPSP版唯一の不満点かな。


 あとは、EXステージの追加も大きい要素ですね。
ステージ自体は短いですが、ボスキャラクターが、メーカーのマスコットキャラでもあるキュー子になっており、
これがなかなか鬼畜な攻撃をしてくるので、これまた撃破しがいのあるボスになっています。
というか間違いなく全ボス中ナンバーワンの強さじゃないかと思いますw
キュー子に思い入れがあるのなら、見る価値のあるステージと言えるかと。



●まとめ

 このゲームは、とても遊びやすくて面白い、佳作のシューティングゲームだと思います。
易しすぎず、難しすぎもせず、それでいてやりこみがいのある弾幕横シューということで、
そういうものが好みなシューターなら、萌え系が好みでなくても、手に取って損はないゲームと言えます。

 また移植という面で見ても、ノーマル以下のモードはよりとっつきやすく、
ハードモードはよりハードに、という良い調整が加えられていて、
基本的にはPC版と遊びごたえは共通していながらも、新たにPSP版を買う価値も感じられるような
なかなかに良い移植になっていたと思います。
シューティングゲームとしての面白さ、奥深さはPC版よりも増していました。
ちなみに音楽がとても良い感じなので、購入するならサントラ付きの限定版を強くおすすめ。

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