houtengagekiさんの「麻雀闘士 真鷹 -MAO-」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

本作は、テックジャイアンの付録DVDに連載されていた脱衣麻雀ゲームを一本にまとめた物みたいですね。全12話構成で、各話でヒロイン一人と対局することになるわけで、ヒロインは12人ということになります。DL版の価格はDLsiteで1000円ですが、なかなかお買い得と言えるかも。様々なコスのキャラがいて、脱がし甲斐はあるし、全キャラとも、勝利時だけでなく敗北時のバッドエンドにもエロシーンがあるのが特徴的で良いと思いました。ただ、ストーリーが荒唐無稽すぎて真面目に読む気がしないのと、システム面がエロゲとして不親切であること、各ステージ内でのコンティニューが無いので難度的に少しキツイなど、難点も多かったのが惜しい。
 12話を一本の作品にまとめた物と言っても、もともと1話ずつ雑誌に収録されていたものですから、
このまとめ版も、各話がそれぞれ別々のフォルダになっており、
実行ファイルも各話のフォルダそれぞれ独自の物となっているため、
例えば1話が終わって次の2話をプレイしようと思ったら、1話を終了させて2話を新しく起動する、ということになります。
これは仕方ないのかもしれませんが、ちゃんと1つのアプリケーションで12話をいっぺんにプレイできるように
してほしかったですね、できれば。せめてランチャーとか付けて欲しい。
何しろ本作のバラバラ仕様だと単純に面倒くさいし、手抜き感も漂ってしまっていて、少し安っぽいですから。



●ゲーム内容、キャラクターの特徴、エロシーンについて

 内容は今時珍しいオーソドックスなイカサマ脱衣麻雀で、絵もなかなかに可愛くて脱がし甲斐はあります。
麻雀学園において主人公が勝負していく相手は、各部活の代表者などが多いため、
いろんなコスチュームの女の子と脱衣勝負ができるのはそそりますし、良い感じですね。
まあ、スポーツ系とかじゃなくて、何故かナースとか巫女さんとかシスターとか、コスプレ的なのが多いですがw
せっかく学園なのだし、スポーツ系コスの女の子とかがもう少し欲しかったかな、本音としては。
そういうのチアガールぐらいしかいなかったし。
で、各ヒロインとの麻雀勝負は3回となっていて、1回勝つごとに脱衣してくれて、3回目は脱衣に加えてエロシーンが見られます。
CG自体のクオリティはそこそこエロくて良かったですが、
CGに差分が一切用意されていないので、エロ度がイマイチになっているのが惜しいですね。せめて射精差分くらいは欲しい。

 ちなみに負けた場合でも、それ専用のエロシーンが用意されており、
その場合はヒロイン主導のエロシーンに突入し、その後バッドエンドになります。
ヒロインの多くは、単に女性上位のセックスをしてくるだけで、さほどマゾな人が喜ぶようなプレイを
してはくれないのですが、中には主人公に屈辱を味わわせてくれるヒロインもいて、
そういうキャラに敗北した時は、なかなか良かったです。
負けたあとどうなるかがしっかり描写されていると、女の子に敗北したという屈辱感を増幅させられるため、
良い感じにマゾ心をくすぐられますね。
勝負事で女の子に負けるということに倒錯的興奮を覚えるタイプの人なら、チェックする価値があるかもしれません。
特にいいのは5話のシスター。負けた主人公をひざまづかせて罵倒&嘲笑しながら足コキをしてくれる。
その後の主人公の末路も屈辱的なので、このキャラの敗北シーンはかなり良かったです。
あとは、2話の巫女さんや10話のメイドなども、主人公の全てを奪って悲惨な末路を遂げさせてくれるので、なかなかのもの。
負けた時の描写がちゃんとある脱衣麻雀ってあまり見ないので、この点に関しては希少価値があると言えるかも。
欲を言えば、もっと勝ち誇ってくれるヒロインが多いと嬉しかったんですが。



●ストーリーについて

 一応、話数が進むごとに主人公が麻雀学園の四天王や番長に迫っていくストーリーも
同時に進んでいくようになっており、各話には繋がりがあるのですが、
世界観や設定等は無闇に壮大で、かなり悪い意味で荒唐無稽であり、
ストーリーは真面目に読む気を無くさせてくれる出来です。
個人的には、変にエキセントリックなノリにしなくても、
普通に麻雀の学園で主人公が成り上がっていく話にしておけばよかったんじゃないかと思うんですけどね。

 まあストーリーを真面目に追わなくても、脱衣麻雀として楽しむ分には支障はないので、
とりあえず、導入である第1話や四天王やラスボスが出てくる終盤の話はともかくとして、
それ以外のキャラは、好みでなければ対戦しなくてもいいでしょうし、
話数の順番に従わず好みのキャラから脱がしていったりというプレイもできるので、
この辺は、各話がバラバラのフォルダになっている仕様の、数少ない利点と言えるかもしれません。



●麻雀部分のシステム、ゲームバランスについて等

 麻雀ゲームとしては、打牌テンポや麻雀の基本的なシステムは及第点で、それなりに快適に打てる出来です。
ただこのゲーム、負けた時のコンティニューというものが無くて、
各話とも、途中で負けると即ゲームオーバーなのがキツいですね。
この仕様は、気軽にプレイできなくなってしまっていると思うので、脱衣麻雀ゲーとしては減点です。
3回戦目で負けてしまうと、また1枚目から脱がさなきゃいけないのか、と徒労感も感じてしまいますし、
そもそも各話のキャラのやりとりをいちいち最初から見させられることになって面倒でもありますから。

 難度的には、主人公のイカサマ技とバランスを取るためか、敵のテンパイが結構速いことが多い。
特に一人目のキャラではそう感じました。
一応初心者向けのアシスト機能はあるけど、上記のコンティニュー無し仕様も合わせて、
初心者がプレイするのは、ややキツい難度だろうなあ、と感じました。
プレイヤー側は微妙に引きが悪く、リーチしても当たり牌がなかなか来ないことも多いですし。

 でもイカサマアイテムがサクサク手に入る上に強力なので、うまく使えばあっさり勝つこともできるので、
何度かやればクリアできるようなバランスにはなっています。
そこそこ手応えがあるけど、別に理不尽というわけではない、という感じのバランスですから、
脱衣麻雀ゲームに慣れた人なら、問題なく楽しめるでしょう。
個人的には、麻雀部分で明確に問題点と言えるのはコンティニューの件のみかな、と思います。


 ちなみにエロゲとしてのシステム面については、少し厳しい物があります。
まず、おまけモードにはCG閲覧しかなく、シーン回想が存在しません。これは抜きゲーとしての実用度に大幅なマイナス。
あとセーブデータの挙動が少し怪しくて、せっかくクリアしたデータが消えてしまうこともあるので、
各話クリアしたら、アプリケーションをシャットダウンする前に、CGは全部保存しておくことをお勧めします。
CGを壁紙として保存する機能が付いてるので保存は簡単ですし。



●まとめ

 まあ色々と難もありましたが、こういった、1枚ずつ脱いでいくという昔ながらのオーソドックスな脱衣麻雀は
近年では同人ですら絶滅危惧種ですし、なにげに貴重なのではないかと思います。
キャラが12人というのも、値段を考えると嬉しいボリュームですしね。
絵が好みで、ある程度コンピュータ麻雀に慣れていて、こうした脱衣麻雀に飢えている、
というプレイヤーの方なら、手を出してみるのもアリじゃないでしょうか。

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