HRsukiさんの「ボクの彼女はガテン系/彼女がした事、僕がされた事/巨乳妻完全捕獲計画/ボクの妻がアイツに寝取られました。」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

全シーンの約18%で、『ひ、避妊して…会田さんっ…中はダメっ!…また妊娠しちゃうっ!』と言います。
【美咲だけが悪いのか?】
ヒロインの美咲は魅力的な恋人ではあったが、結婚相手としては最低(不誠実な性格)で、彼女の罪が許せるかがポイントとなる作品です。
しかし、あえて美咲を擁護するならば、田中の気弱な性格が傷口を広げたということです。タイミングが合わずにSEXレスになったとしても、
それが意図してではないのなら、キスやハグぐらいは普通にします。そのことを突っ込めない程に、この夫婦の信頼関係は脆かったのです。
何度も気付ける場面はあったはずなのに、田中はその度に問題を先送りにしてきました。妻に言い出せないのは(美咲も同じなのですが)、
夫婦の絆が作られていないからです。嫌われるとでも思ってしまうのか、これまで本音で会話をしてこなかったことが伺えます。

しかし、それでも美咲は、気弱でも洞察力の鋭い夫を頼りに(第3章の会田との会話)しており、気付いてもらいたかったのだと推測されます。
下着を脱がされた後での一幕では、夫には頼れないと考えてしまう美咲の心情が見えてきました。しかし、子供を産んだ頃にはもう手遅れ。
美咲は後戻りできない程に「浮気」にのめり込んでいました。そう、本作は「寝取られ」ではなく「浮気」なのです。

【家庭を守りたいという詭弁】
美咲が愛しているのは夫であることは間違いないでしょう。これは一般的な、男が浮気する場合における「妻」の位置づけと同じです。
そして一番大切なのは夫でも間男でもなく、「帰る場所」だという点も、一般的な浮気と同じです。これまでと同じように帰る場所がある。
だから浮気であり、あくまで居場所は「家庭」なのです。美咲は、子供を見捨てておいて「家庭を守るため」という理由を使うわけですが、
これを「居場所」という意味で理解するなら、大将を頼る(新しい居場所にする)のは自然な流れだったわけです。

【美咲の罪 彼女は許されるか?】
夫が探し当てた時、美咲と大将との間には、本来あるべきはずの夫婦の絆がありました。これは、美咲にとって初の絆だったと思われます。
美咲は夫に対して「嫌われたくない」という気持ちが先行して、苦しみや悩みを打ち明けられなかったと推測されるからです。また夫にしても、
訊くことで嫌な奴と思われたくないと思っていたと推測されます。夫婦共に、相手のことを心配するよりも、自分を守ることが大切なわけです。
これが大将との関係の中で変わります。全てを失った美咲は、大将にだけは全てを伝える事が出来ました。性の対象として見られる心配がなく、
夫と違って関係が壊れる心配をする必要もなく、大将はまるで父親のような存在だと思っていたからです。

結局のところ、美咲には「見捨てられ不安」があったと推測されます。
フェラを強要された時、「夫に全てを知られてもいい。自分のことを信じてくれる」という発想にはならず、ジリジリと追い詰められていくのは、
「いつか自分は夫から見捨てられる」という不安があったからです。母親を早くに失い、父親も失った美咲には、夫しかいませんでした。
しかし、その夫とも心の深い部分で繋がることはできなかった。会田さんまで死んでしまうのは嫌!という気持ちがあったかは分かりませんが、
その後、本当のSEXを知った美咲にとって、それは全てを忘れさせてくれる麻薬のようなものだったのでしょう。

主人公は自問自答します。「手垢のついた身体、自分以外のチンポが入った性器を許せるか」と。しかし、美咲の罪はそんなことでしょうか?
母親としての自覚のなさ、自分に言い訳して逃げる性格、そんな腐った精神を許せるか?ということのはずです。しかし、これは主人公もです。
主人公は「何も出来なかったんじゃない、何もしなかったんだ」と言っていますが、自分も同じように言い訳して逃げてきたと気付いたからこそ、
妻を許すという選択が可能になってくるのでしょう。

【信頼関係の構築】
罵られるほど醜くても、バッチイ身体になっても受け入れてくれた。この夫の愛情が、美咲の不安を払拭し、力を与えたのは明らかです。
主人公の詰問に対して、ズレた回答をする美咲。美咲が抱える「夫との信頼関係の不安」を考えるなら、離婚届の話など理解できる話です。
また、DV夫へと仕立て上げられる数々のENDも、美咲の証言なしでは有り得ないわけですが、心境を考えると発言したと思えてしまいます。
(犯されていなくても)自分なんかと一緒にいたら不幸になると思ってしまう、不安症を抱える彼女にとって、当然の決断だったのです。
そして、改めて夫婦生活が始まり……
相手の上辺だけでなく醜い部分にも目を向け、そこを受け入れていく。そんな当たり前にあるはず夫婦関係が、ようやく構築されていきます。
これまは何かと遠慮して言えなかったと推測されるわけですが、(性癖のことだけではなく)色んなことが話せるようになったと思います。


【エロシーンについて】
会田は最初のレイプでも出産後のSEXでも、避妊はしませんでした。つまり、美咲は常に中出しされていたと推測されるわけです。
しかし、美咲は黒川とのSEXの時に言います。「中に出される…も、もういや…っ」「やめてっ、やめてっ、妊娠したくないっ」と。
これはどう解釈するものでしょうか?「会田との子供ならOKだが、黒川との子供は嫌だ」という意味でしょうか?これは無いです。
美咲は愛する男との子だけを望むはずですから。むしろ、美咲からすればピルを飲んで、純粋にSEXを愉しみたいと思うはずです。
しかし、妊娠の言葉からするとピル服用の可能性は無く、「もういや」の言葉からは、会田から何度も中出しされていたと伺えます。
つまり、会田はピルを飲まないよう命じていたのです。理由は、夫から心を奪うために孕ませたかったから。

そんな素晴らしい設定のはずなのに、何故か妊娠を拒むシーンが2つしかありません。あと、塩原の中出しは意味不明でした。
(妻への中出しはNGだと言っているのに、自分は中出しするとか理屈としておかしい。それと、美咲が妊娠の心配をしないのも)


得点88点の内訳

【デッサン及び構図】:25/40点
【演技力及び悲壮感】:5/5点
【シチュの分類】B2 18/100点
【危険日の有無】:なし 0/15点
【妊娠への不安】:イベントなし 0/15点
【妊娠条件】:排卵日に寝てる間に中出し 30/40点
【妊娠報告の有無】:妊娠過程の描写なし 0/5点
【アニメの有無】:ALLアニメで、膣内射精時は部分動画です 10/20点
【事後ピルの服用等】:なし 0/5点

注意
・全体に占めるA2・B2シーン(受胎嫌悪)の割合は、下記集計を用いています。
・腹ボテの数、シナリオ、BGM、システム面については評価対象としていません。
・危険日の数は、A2・B2シーン(受胎嫌悪)のみのカウントです。


●「な、中には出さないでっ!赤ちゃんできちゃうぅっ!」など、受胎嫌悪:2シーン
●「中はいやぁ!お、お願い…それだけは許してぇ!」など、中出し嫌悪:1シーン
●「もぅ、こんなに出して…できちゃっても知らないから…」など、受胎不安:0シーン
●「イヤぁ!」など、他(絶叫・快楽嫌悪・描写の弱い中出し嫌悪)の嫌悪:1シーン
●「だ、出してっ!あなたのザーメンミルクで孕ませてぇ!」など、受胎肯定:0シーン
●中出しに抵抗が無い(相手を受け入れている、抵抗を諦めている)SEX:8シーン
●妊娠の可能性が無い(卵の植え付け、アナル、外出し、ゴム使用)SEX:2シーン
●妊娠中(あくまでも妊娠発覚後であり、腹ボテは要件ではない)のSEX:3シーン

受胎嫌悪率:2.5/14=18%(全体) 2.5/12=21%(外出し・アナル・ゴム使用を除く)

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