imotaさんの「魔物娘たちとの楽園 ~蜘蛛と鳥と◎と~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

「女三人寄ればかしましい」というが、 魔物娘三人寄ればどうなるかって?・・・モウムリデス、コスッテモナニモデマセン。父上、母上、モニターの向こうの楽園に先立つ私をお許し下さい。
おはこんち Vanadis言える うれしさよ

同志魔物娘スキーが本当に増えているのか、今回の種族選択は吉と出るか凶と出るか、不安を抱きつつ召喚されたimotaです。
どの種族も結構人間部分が多く、エッチのプレイも前作より幅が狭そう・・・少し期待値を下げるべきかもしれん。
最初は正直そういう気持ちで始めるも、えらく力の入った歌付きOPムービー、各ヒロインとの一巡目の夜伽を見て不安はなくなりました。
うん、価格以上に製作者の地力が上がっている。うん、俺はちんこ丸出しで心置きなくキャッキャウフフすればいいんだ!

しかし、主人公は現代日本から召喚されたのに、我々の分身としか思えない適応力の高さですね。
今作こそは人外への葛藤があるかと思ってたので、その点は肩透かし。多分、影花氏は意識してとっぱらっているのかも。
人間と魔物が戦争中の世界にも関わらず「話が通じるのなら大丈夫」と異形の姿に動じない俺を、彼女達もお気に召した様子。
かくして、和風な魔物娘三人とのバトルロワイヤル(性的な意味で)な日々が始まったのです。

小鬼たち「びびー!(陰日向に頑張る俺達を忘れるなー)」


アラーニェ
スレンダーな上半身と蜘蛛な下半身のアラクネ娘。話し方が古風なので女郎蜘蛛といった方がしっくりくるかも。
「妾は暇じゃ!何か面白い事をせい」と傍若無人な姫様だが、結局ブーメランや地雷に自分も振り回されてる。
豪放なだけでなく、意外と情に脆く、主人公とは飲兵衛同士として意気投合。早く粘糸で全身をロールミープリーズ!

ルピュア
黒羽で乳女なハーピー娘。アラーニェの付き人で根っからの苦労人故、同じく苦労性な主人公と意気投合。
◎メインだった俺には大穴ヒロイン。スピード狂、武器マニアなどスイッチが入ったギャップも悪くないが、何といっても情事でのエロさがヤバい。
熱を帯びた囁く様な口調で、羽や口で優しく愛撫される新境地がクリティカルヒット。imotaのちんこがはねられた!

スィーク
少女体型な一つ目鬼っ娘。だが実は最年長。でも種族的にはまだ少女。マイペースにいつもご飯を食べていて、親愛の証におにぎりをくれる。
意外に少女的で魔物的な残酷さがあるのもニッチ向け。影花氏がスタッフを説き伏せて捻じ込んだ、冒険キャラ。いいぞもっとやれ!
でもサブヒロインだから、最初に攻略しようとしても特別エンディング講座行きなの。


こんな感じに個性的な彼女達と騒がしい日常を過ごしつつ、美味しいご飯を食べ、夜は床を共にするのが前半の共通部。
「今夜は誰と寝るのじゃ!」「寝るんですか!」「寝るかのなの?」と毎度選択を迫られるのは嬉しくも心苦しく、俺まで苦労性になりそう。
八方美人な選択をしてると、案の定エンディング講座に。魔物娘の愛を勝ち取るには一途さが必要なのです。

てか何でこんなに簡単に知り合ったばかりの男とエッチな事するんだよ!
という疑問はもっともだが、魔物娘にとって好意と性行為の垣根は限りなく低いのです。そして和風故、昔の性に大らかな日本に近いのかも。
そう納得できる雰囲気があるので、前作の楽園よりもエロへの導入はむしろ自然に感じるかと。そもそも、色事が嫌いな魔物娘なんていません!

何せ、魔物娘にとって男の、とりわけ気に入った男の精はご馳走に他ならない。
力では全く敵わずに押し倒されて、不覚にも勃起して、立ち上る精の匂いを嗅いだ彼女達の、何とも艶やかな表情であることよ。
魔物娘にとって精液は飲んで良し、浴びて良しの万能薬なので、前戯だけで互いが満足できるという、受け好きには理想的すぎる関係。
もちろん魔物娘故、一発だけで満足して止めてはくれませんが。早漏をちくちくと指摘されるのもポイント高いです。


エロは各種族ごとの特色はあるが、それ以上に各ヒロイン個人のキャラクターを生かした感じになっている。

アラーニェは、「愛い奴よのぅ」と蜘蛛糸で絡めつつ、こちらの反応も期待するような、愉しむ情事。
ルピュアは、「慰めて差し上げますから…」と羽毛で愛撫しつつ、世話好きが熱情に転化した、しっとりと包む情事。
スィークは、みつどもえの三女さんの如く無邪気に行為に没頭しつつ、こちらへも甘える情事。

以前の私ならば、相変わらず受け寄りな和姦中心な事に、何らかの意見を言ったかもしれない。
しかし、もんむす・くえすとというドMホイホイな魔物娘ゲーが出た以上、Vanadisの今の路線は良き対比になっていると思う。
魔物娘を凌辱したい!という更にニッチな方は、ケンタウロス本を出したとこの触手娘本を買うが良いよい。

しかし、魔物成分抜きでもオーラル関係のエロさは異常。相変わらずぶぶづけ氏は良い仕事をしてくれます。
下品すぎないアヘやひょっとこ、多彩な表情変化、和服らしいエロい半脱ぎ、なるべくモザイクを減らそうとする工夫。
今のぶぶづけ氏が普通の人間ヒロインを描いたら、十分受けそうな気もしますが、俺はVanadisを信じている!

魔物娘スキーが単体シチュ云々で購入検討するとも思わないが、オーラル以外で目立ったものも一応紹介しとこう。

アラーニェは、あっさりだが姫様のお小水ごくごく、糸の噴出孔&の菊座で蜘蛛ックス最高! 最後はフェラ&逆アナル弄りも良い。
ルピュアは、温泉で玉舐め⇒アナル舐めご奉仕、アナルセックスの刺激で二人の愛の結晶を出産! ラキスよりも踏み込んでるなぁ。
スィークは、足袋コキや角ペロペロ程度だが、人外とロリ属性を兼ね備えた完璧超人の俺様には何ら問題なかった。


うーん、シリーズものだし感想も短くなるかと思ったら、そんな事なかったか。
それじゃ、そろそろ後半個別ルートについてネタバレを避けつつにざっと書いて〆るとしようか。

アラーニェとのマジカルラブレッスン。主人公側の事情でバタバタするのが多いのはちと微妙。まあ殊勝で照れまくる姫が見れたから良いか。
ルピュアとの剣術レッスン。ビシバシしごきとエッチな慰労の飴とムチに俺、調教完了。戦争中な世界に関わる、一番シリアスなルートかと。
スィークは、今まで描写しなかった、異なる種族がいつかぶつかる壁を直視。あれ、おかしいな。二つ目から汗が止まらないよ。

エロコメディ⇒互いに意識⇒何らかのシリアスな問題が起こる⇒悩む主人公⇒困難を乗り越えて真の恋人や夫婦に
という萌えゲーのデンプレを踏襲した展開は変わらず。前作のアヴェスほど前向きでない主人公には、結構やきもきするかも。
抜きゲーに余計な話はいらんという意見も分かるが、困難や葛藤がないと歯止めなくバカップルになって胸焼けするなの。

今作はサブで支えるヒロインが常に二人いるおかげで、シリアスやバカップル時のやきもきを緩和してくれている。
前作でも2.5人みたいなものだったが、「三人寄れば文殊の知恵」な感じが強くなって好印象。
小鬼たちはシリアス時に支えてくれる訳ではないが、いつもと変わらず「びびー!」と励む姿に癒される。

そして、何度も賢者タイムに邪魔されながら、ようやく辿り着いたエンディング。
…おお、スタッフロールが流れてる! 自分の要望が通った訳ではないだろうが、やはり作品として締りが良くなったと思う。
そういや、次回作は和風な魔物娘を!と切望していた同士もいたし、スタッフはユーザーの声を聞いてくれる人なのかも。


全キャラクリア後は、お楽しみのハーレムアフターストーリー。
ルピュア&スィークのダブルフェラ3連戦は、ちんこに負担が大きすぎるよ!
4P本番は特殊技を使わない普通のハーレム。

最後にこの世界で学舎をつくる事を決意した主人公を見て、ようやくアヴェスとは別の男らしさを感じました。
「ほう、これは魔物娘との学園な次回作のふらぐじゃな、くくく・・・」と姫が言ってたけど、実現したら本当に楽しみなの。
各シリーズ種族の子供が大集合しても面白そうだし、主人公同様にいつかその夢が現実になる日を、気長にお待ちします。
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