asteryukariさんの「ひよこストライク!」の感想

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お話のボリュームが結構あり、それでいて中身もある。可愛ければいいかなくらいの認識で読み始めた自分としては嬉しい誤算だった。あるヒロインのお話なんかは自分の好みと合致していて、喜びと感謝の気持ちを抱いた。ただ、中には不快な話もあったわけで...。
SD絵が可愛いという点に惹かれプレイしたわけだが、ただ可愛いだけでなくお話もそれなりに読ませるものになっており、またそのボリュームというのも中々のものであった。しかも共通部分が長いというわけでもなく、きちんと個別に力を加えているから驚きだ。

そしてその中には気に入るお話があったりなどまさに思わぬ収穫といったところだろうか、いやぁ嬉しかった。しかしまあ嫌いな話というか勿体無いなと感じた部分も大いにあったわけで…。まずは良い部分について話していこうと思う。

良かったのはずばりウタカタ√だ。始めからキャラクターの設定が好みで、性格も可愛らしい、とても好印象な女の子だった。しかもその性格を話の中で生かしてくるものだがから、それはもう好きにならない理由がない。

学園生活を通して少しずつ、少しずつ仲を深めていく二人。あったら声を掛けるくらいの認識だったのに、いつの間にかお互いがお互いの支えになっていたのだ。そしてそれを如実に表してたのは弁当を分ける場面や看病のシーンだろう。ああ、いいなぁとため息すら出た。

「真で良かった、あたしのこと見えるの…あたし、生きててよかったな…」

彼女の心の底からの喜びを聞くことができたよう。

そこから男女の関係となり、主人公にデレデレくっつきっぱなしのウタカタちゃんは凄まじい、可愛すぎるだろう…と何度思ったことか。付き合ってから明らかに立ち絵に笑顔が増えた。見ているだけで幸せだ。

そして来たる別れの場面もしっかりと別れてくれて、締め方も綺麗で、ああ私好みだな、でも帰ってくるパターンも見てみたいかなと優柔不断な気持ちでいたところに最後のスクランブルだ、もう嬉しくて仕方なかった。



本作において私が残念だと感じた部分、それはちよ子の扱いである。私はこのクラスメイトAもとい姫宮ちよ子という女の子の事を一目見た時から気に入っていて、それ故に残念だな、勿体無いなと感じる場面が多くあった。

自身の√ではずっと憧れを抱いていた主人公と結ばれることでとても愛らしい反応を見せてくれる。もうその時の彼女の可愛さといったらない。主人公に恋人になってくれと言われて感激のあまり泣き出してしまったり、付き合い始めてからもこんな地味な自分でいいのか(めちゃくちゃかわいい)と悩んだり、まあ例を挙げればきりがない。

そんな純粋無垢で乙女さんな彼女を相手に主人公は何を考えていたかというと…コンドームのこと…。いや、大事だがそうじゃないだろう。あんなに必死になってデートのことばかり考えている彼女を尻目になんて奴だ、挙句の果てには体を密着させようと近づき拒絶される。まあ当然な話で、そこまではまあちょっとした失敗だった。

だが、それで彼女が謝ることに加えて結局シてしまうのはいかがなものか。全然反省してないなこいつと、とてつもない憤りを感じた。まあ私がちよ子というキャラクターに夢中になり過ぎてしまったのも大いに影響しているのだが…。

そこから失敗を乗り越えて本当の意味で恋人になっていくというのが本√の魅力なのだろうが、やはりマイナスのウェイトが大きすぎた。

また、雛√での扱いなんかは露骨に酷い。雛自体は可愛かったのに、あれのせいで完全に好きになれなくなった。もし仮にちよ子が本当に彼女達の邪魔をしていたり、倫理的におかしい行動を取っていたのだとしたらまだわかる。だが、ただ主人公と喋るだけ、顔を合わせるだけで追い払おうとするのは流石に度が過ぎている。当然お兄ちゃんが好きで好きでたまらないという気持ちはわかるが、あれはやり過ぎだ。まあこれも私がちよ子を…。

一部のお話は好きなキャラクターと出会ってしまったが故に楽しむことが出来なかったのだが、ウタカタ√は本当によかった。良い意味でも悪い意味でも記憶に残る作品になった。
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