dovさんの「world rewinder」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

主人公がとってもいいヤツ。良くも悪くも子供っぽい幼馴染の感情をいつでも受け止めてやり、彼女に頼まれ事をされれば全力で応えてやり、彼女が苦しそうな顔をしていると心から心配してやる。競馬場で幼馴染に投げかける言葉も格好良く、こんなに素晴らしい主人公から大切にされている幼馴染に思わず嫉妬してしまった。
--目次-----------------------------------------------------------------------------
1. 感想(ネタバレあり)
2. 考察(ネタバレあり)
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1. 感想
 いわゆるループモノだが、「ループしているのは主人公でない」という点が特徴的。何度も何度もループを繰り返すとプレイヤーには段々全体像が見えてくるのだが、主人公である久賀は最後まで幼馴染である三野原の行動や動機を知ることができない。そんな設定上絶対に不可能な三野原の阻止を、彼女への想いだけで成し遂げてしまう久賀の格好良さに胸がきゅんきゅんさせられる。
 このゲームの凄さは「全く訳がわからない」初回エンドまでの約10分で実は情報が大半与えられていること。後は与えられた情報を頭の中で正しく整理できるかがクリアの鍵。整理し終えると「これだけ深い物語が隠されていたのか」と驚嘆すること必至。この点では私が知る限り唯一無二のゲーム。
 批判を受けそうなのが終盤の「当てずっぽう」だが、周回を記憶していなくても三野原がノートに「田籠」という名と電話番号らしきものを書いており電話した男をおそらく競馬で酷い目に遭わせていること、三野原の父が八百長疑惑で蒸発したジョッキーであり彼女がそれを気に病んでいることなどを考え合わせれば、当てずっぽうで十分言い当てられる範囲だろう。
 テキストも細かいところまで練られている。リングイーニのしゃべり方や変な律儀さに地球人離れしたところがあったり、三野原の父親に対する想いの強さ(彼女を捨てたのは父であるはずなのに怒りの矛先を絶対にそれ以外に向けようとする、『運動神経の良さは父親譲り』と自慢気に言う等)など人物の特徴も細やかに描かれていた。
 ただ、後述するが考察を深めていくとどうしてもモヤっとした部分が残るのがちょっと不満。もちろん作品のあり方として全てを描かないというのも当然アリだと思うが、私個人の感情として満足できないところが残る。
 ところで、久賀が三野原の何をそんなに気に入っているかは知らないが、エンディング03でクラスメイトに囲まれた時久賀を真っ先に頼るなど三野原の方が久賀に求めているのは明らかに「父性」なわけで(最後に復讐を諦めたのもガツンと言って貰えたからだろう)、この二人が恋人になれるかはちょ~っと微妙である。



2. 考察
 おそらくこの作品の出来事を時間順に書くとこうなる。

16年前、リングイーニが水晶をなくし、田籠直人に水晶探しを手伝って貰う
 ↓
リワインダーを利用して田籠直人が万馬券を当てた結果、三野原の父が八百長を疑われ失踪する
 ↓
リングイーニが学校で田籠を探す(おそらく異星人である彼は田籠が卒業し既に学校にいないことを知らなかったのではないか)
 ↓
興味を持った三野原がリングイーニに話し掛け、人捜しの手伝いを申し出る。リングイーニは三野原にリワインダーのキャップを渡す
 ↓
時間が巻き戻り、【二週目】の朝へ
 ↓
三野原はリングイーニにリワインダーの仕組みを教えられ、田籠捜しを依頼される
 ↓
三野原は久賀に田籠という名字の生徒の情報を求め、自分は図書館で16年前の事件を調べに行く(おそらくリングイーニから田籠捜しを依頼された時点でピンと来るものがあって、自分の想像が正しいか確認しに行ったのではないか)
 ↓
(三週目の朝のノートに馬券の連番らしきものが書いてあったことから、おそらくこのタイミングで『今日』の競馬の結果を知ったと思われる)
 ↓
時間が巻き戻り、【三週目】の朝へ
 ↓
三野原は学校の卒業生を辿って田籠の電話番号を知る(四週目の朝のノートに電話番号が書いてあったので、このタイミングで知ったと思われる)
 ↓
時間が巻き戻り、【四週目】の朝へ
 ↓
三野原は田籠に「復讐」を仕掛け、彼から何かを尋ねる
 ↓
時間が巻き戻り、【五週目】の朝へ
 ↓
三野原は電話で何者かに「リワインダー」「いい話」「資金」などの話をする
 ↓
リングイーニが警察に捕まりリワインダーを取り上げられる
 ↓
エンディング03

※エンディング01の場合
【五週目】の朝
 ↓
三野原は電話で田籠直人にリングイーニに会うよう説得する
 ↓
田籠直人とリングイーニの再開を三野原は見守る
 ↓
エンディング01

 ここまでは自力で考えられたが、綾塚の行動の理由がさっぱり分からなかった。彼女が何らかの理由でリワインダーの存在を知っていることまでは推測できたのだが、彼女がリワインダーを欲しているのだとしたらエンディング02で壊す理由が説明できない。
 そこで他の方の考察( http://enpedia.rxy.jp/2nd/World_rewinder )を覗くと、以下の理由であるという記述があった。

綾塚はリワインダーの所持者で、それを利用して優等生の立場を手に入れている
 ↓
リングイーニがリワインダーを使用したため、デッドロック禁止機構が働いて綾塚は世界史の抜き打ちテストのためにリワインダーを使えなくなった
 ↓
三週目以降、三野原が綾塚に世界史の抜き打ちテストの答えを渡すのはそのため

 なるほど、これなら筋は通る。この説に立った場合の綾塚の行動と動機は以下のようなものだろう。

・三野原が綾塚に渡そうとするメモが世界史の抜き打ちテストの答えであることは、久賀がメモを見た場合に限り世界史のテストの内容に既視感のようなものを覚えることから間違いないだろう(しかし全クラスで同じテストを課すのはリワインダー抜きでもカンニング可能じゃねという疑問が残るが)
・エンディング02の場合、おそらく彼女はキャップを手に入れた後、ペンの持ち主であるリングイーニに近づいてペンも奪ったのだろう。二つ必要なものではないから、リワインダーを壊すのも納得がいく
・綾塚がリワインダーの持ち主を知らないことは、主人公が彼女に見つかってしまった場合財布を漁られることから明らかである。綾塚が三野原に近づいたのは三野原の行動が不審だったからだろう
・2周目に三野原と綾塚を接触させた場合三野原が勝つが、3周目の場合は勝敗が逆になるのは3周目の場合三野原がメモを渡したと思って油断しているからだろう。4周目はそもそも三野原が復讐中で学校にいないので2人は接触しない
・メモを渡すとなぜ授業中うろつかないかは、一応当面の問題が解決された以上授業中廊下を歩くリスクを負いたくなかったからだと推測できる
・彼女がエンディング01における5周目もうろついているのは、リングイーニがリワインダーのセットは解除していないからだと推測できる。彼の説明によれば「終点の時刻になったとき、私がペンに命じれば、時間の巻き戻しができる。そういう仕組みだ」とのことなので、5周目は「リングイーニはリワインダーをまだ動かしていたが、ペンに命令はしなかった」のだろう。

 だがこう解釈した場合一つだけ疑問が残る。エンディング02の場合彼女はテストの結果を知るために最終日リワインダーを使用するはずだが、その描写がない。神の視点である我々からは当然彼女のリワインダー使用も見ることができるはずである。これは作者のミスなのかちゃんと理由があるのか判断できない。 
 さて、綾塚以上に大きな疑問となるのが、競馬場前で三野原が言う「最後の仕上げ」だ。そもそも田籠を破産させたところで時を巻き戻せば意味はない。故に4週目で彼を破産させた目的は破産させた彼から何かを聞き出すことにあったと思われる。
 ここで三野原は田籠から何を聞きだしたのだろうか? 次の周でリングイーニを警察に逮捕させていることから、おそらくそれに関わることであろう。だがそれ以上はよくわからない。リングイーニを逮捕させた理由が父の復讐だとして(リワインダーを取り上げたいだけなら警察を動かす理由はない)、彼と父の事件の関わりが既に明らかなのにこれ以上田籠から何を訊く必要があったのか。そもそも、なぜ田籠から「何か」を聞き出す前に彼を破産させる必要があったのか。
 三野原が警察を動かせた理由も不明である。小娘の通報でそう簡単に警察が動くとは思えない。まさか「あいつにペンを盗まれました!」と電話で報告して逮捕しにぞろぞろやってきたわけでもあるまいし。
 これらの謎を解明しようと色々仮説を立てたがイマイチ上手くいかなかった。……どなたか教えてください。

(2012/8/13追記)
 書き忘れていたが、エンディング01の最後のやりとりも結構謎である。

> 「放課後なんて、もうずっと来ないんじゃないかって思ってた」

 と三野原は言うが、たった6時間×5周、しかも奔走しまくって相当忙しかった彼女がそんな風に思うのはおかしいのではないか?
 この言葉を受けた久賀の心情も変である。

> 俺には、まったく意味がわからなかった。たった1日の間に、三野原がこんな風に変わった理由も想像すらできなかった。

 と彼は思うのだが、よく考えれば彼は朝からずっと笑顔の三野原しか見ていないはずだ(ループ前の登校時や教科書を借りる時も普通に笑顔だった)。他の部分が大雑把だったら「作者のミス」と断定するところだが、これだけ細部に拘った作品となると、やはり意味があるのではないかと思ってしまう。
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dovさんの「world rewinder」の感想へのレス

dovさん こんばんは

私も最近プレイしましたので、自分の分かる範囲で幾つかお伝えします。


>エンディング02の場合彼女はテストの結果を知るために最終日リワインダーを使用するはずだが、その描写がない。

以下は、確実な根拠がないので想像に過ぎませんが、

綾塚が居る1組の歴史の授業は5時限目にあります。
その5時限目に、綾塚は授業を受けず、屋上で三野原と対峙するイベントが起きております。
歴史の授業後に、クラスに戻り小テストがあったことを初めて知ったような態度をして、
(昼休みに1組の子が歴史の小テストがあることを初めて知った描写があるので、綾塚が知らなかったと言っても変には思われないはず)
歴史が得意なクラスメイトに答えを教えてもらった可能性があります。


>そもそも田籠を破産させたところで時を巻き戻せば意味はない。
>「リワインダー」「いい話」「資金」の電話をしているのもよくわからない。学校から通話して良いのだったらなぜ4日目もそうしなかったのか?
>そもそも、なぜ田籠から「何か」を聞き出す前に彼を破産させる必要があったのか。

4日目は三野原が競馬の場外馬券売り場へ行った時ですね。
三野原が場外馬券売り場へ行く途中、住宅街で「リワインダー」「いい話」「資金」の電話をしています。
このときの電話の話相手は田籠で(五週目でも田籠に同様の電話をしており、これで五週目も破産させることに成功)、二週目で図書館のPCで調べた競馬の結果を教えて、田籠を破産させようと企みます。

最初田籠は三野原の言うこと(リワインダーを持っていることなど)をあまり信用していなかったと思います。
信じていたら、最初から馬券に全額投じていたはずですので。
半信半疑で三野原から得た情報で馬券を買ったら、大当たりが続いたので、
三野原の言うことを信じるようになり、「常識外れの大金」を投じることになったと推測しています。

田籠の破産した後の会話は、
16年前の三野原の父の事件が、田籠がリングイーニに貸してもらったリワインダーに因るものかを尋ねていたと思います。
(三野原がリワインダーを持っていると信じたので、答えてくれるはず。破産させた相手に回答することについては疑問に残りますが)

リングイーニの田籠を探して欲しいという依頼から、
リングイーニが父の事件に関係しているのではないか?という疑念を三野原は抱いたと思いますが、
その確認のためわざわざ場外馬券売り場へ行ったと推測しています。
田籠がちゃんと馬券を買って、最終的には破産する所を自分の目で確認する目的(というより自己満足な復讐)もあったと、個人的には思っていますが。
そしてリングイーニが関係していると確証を得たので、最後の仕上げに行動を移すことにしたと思います。


>三野原が警察を動かせた理由も不明

すみません。これは私もわかりません。
16年前の事件について通報しても警察が動くわけがないですし、
学校に朝からずっと正体不明の変質者が居る、と通報したのでしょうかね?


個人的には綾塚がなぜリワインダーも持っているのか?が気になりましたが、
リングイーニの詳しい設定が明かされないことと同様に、こちらも明かされないだろうな、と勝手に完結しました。

P.S.
>この二人が恋人になれるかはちょ~っと微妙である。
どんな過程を経て恋人になるのだろう?と妄想するのも一興じゃないですか~
2012年08月12日21時47分58秒
ihaveさんこんにちは。
このゲームをihaveさんもやってたなんて助かりました。今回も役に立つ助言に感謝します。

> 歴史の授業後に、クラスに戻り小テストがあったことを初めて知ったような態度をして、
(昼休みに1組の子が歴史の小テストがあることを初めて知った描写があるので、綾塚が知らなかったと言っても変には思われないはず)
> 歴史が得意なクラスメイトに答えを教えてもらった可能性があります。
 ああーっ。その可能性があったか!
 恥ずかしながら全く思いつきませんでした。これで綾塚関連は「彼女がリワインダー(と、なぜかスタンガン)を持っている理由」以外はすっきりできますね。
 しかし綾塚といい三野原といい頭の回転が抜群にいいですね。三野原なんてリワインダーの存在を知った当日に復讐計画を立てて既に着手してる。私だったら最初の1,2周を無為に過ごしてしまいそうです。綾塚はそんなに頭良いんだったらリワインダー抜きで勉強しろよw

> 学校から通話して良いのだったらなぜ4日目もそうしなかったのか?
 こちらはごめんなさい。私の問い自体が間違っていました。後で消しておきますね。
 私の問いの意図は「三野原が競馬に行く周回で三野原はわざわざ住宅街で電話しているが、それほど警戒していたのにリングイーニが逮捕される周回では堂々と学校で電話しているのはなぜか」というものでした。
 そもそも「警戒しているから住宅街で電話」と考えるのが間違っていました。
 あれは単に田籠が競馬場に入るところを見届けるために、競馬場の近くで電話したってだけですね。

> 田籠の破産した後の会話は、
> 16年前の三野原の父の事件が、田籠がリングイーニに貸してもらったリワインダーに因るものかを尋ねていたと思います。
> (三野原がリワインダーを持っていると信じたので、答えてくれるはず。破産させた相手に回答することについては疑問に残りますが)
 んー。こちらはihaveさんの考えを聞いてもまだモヤッとします。リワインダー自体は騎手を落馬させる力を持ちませんし、単に田籠がリワインダーを知っているか否かだったら電話で「リワインダー」という単語に食い付いた時点で黒だと判断できると思うんですよね。
 また、ihaveさんも疑問に思われている通り、破産させてから訊くのがちょっと理解できません。どうせ時が巻き戻るんですから、大抵の質問の場合、儲けさせてやってから質問した方が答えてもらいやすいでしょう。破産させると得られる回答というのがよくわかりません。

> 三野原が警察を動かせた理由
 実は綾塚黒幕説というのを考えてみました。彼女は不思議が多いので何でもあいつのせいにしてしまえって発想ですが。
 彼女はリワインダーの能力で(また、リワインダーを持ってるのは王家というリングイーニの話もあったので、王家としての権力・財力で)実は警察をも動かせる立場にあった。そこで三野原は綾塚にリングイーニを逮捕させるよう持ちかけた(実際綾塚はこの日も4限5限に廊下を彷徨いている)。
 ……こんな説しか思い浮かばないです。この件に関しては。
 地球の常識に疎そうなリングイーニに罪を犯させること自体はそう難しくないと思うんですが、三野原の通報で即座に警察が動いてくれて、しかも三野原の指示通りに警察がペンを取り上げるってのはかなり異常に思えます。
 逮捕状取っての逮捕だとしたら、小娘の通報一つで逮捕状を取れるのがおかしいですし、現行犯逮捕だとしたら罪状がわからない。任意同行だとしたらペンを取り上げるのがおかしい。
 それこそ、この日の電話相手は田籠ではなくて警察上層部のリワインダーを知っている人物(笑)と考えたりした方が、警察の不可解な動きだけなら説明しやすい気がします。

> どんな過程を経て恋人になるのだろう?と妄想するのも一興じゃないですか~

 久賀に恋人ができたら三野原は間違いなく不機嫌になるでしょうから、恋の当て馬登場ってのがベタですかねー。
 エンディング02で綾塚が近づいて来たとき、久賀は一瞬鼻の下を伸ばしたと妄想しています。それに三野原がついイラッとして
> 「なんか裏表ありそうな女だよな」
> 「え、そうか?」
> 「お前みたいなのが、コロッと騙されるんだよ」
> 「そういう風には見えないけど」
 というやりとりに繋がったとか。

 それからこのゲームとは関係ありませんが、ihaveさんのレビューを見て『幼馴染と十年、夏』がかなり気になっています。このサークルさんが委託してくれるかちょっとわからないんですけれども、委託したらプレイするかもしれません。
2012年08月13日10時39分05秒
dovさん、こんばんは。
レスありがとうございます。そして返事が遅れてごめんなさい。(はつゆきさくらの投票コメントの更新もありがとうございます)

最初に今作の話を1回整理させて下さい。

1週目
・リングイーニが三野原に田籠という人物(本当は卒業済みだが異星人のリングイーニはその辺りがわかっていないと推測)の捜索を依頼。三野原にリワインダーのキャップを渡す。
・別のリワインダーを所持してると思われる綾塚が歴史の小テストの存在を知り、リワインダーを使って良い点数を取ろうとするが、自分のリワインダーが動かないことが分かり、行動を起こしていた。その行動の一部は主人公に目撃される。



2週目
・三野原は主人公に田籠という生徒が学校に在校するかを依頼する一方、三野原は図書館へ行き、過去の雑誌で16年前の事件で一儲けした生徒の名前(田籠直人)と、その日の競馬の結果を調べて、双方をメモ。
・調査の結果、田籠という生徒は現在在校していないことがわかる。
・5限目の時、屋上で三野原が綾塚に絡まれる。主人公が介入しなければ、三野原は綾塚を撃退する。

3週目
・綾塚の存在を厄介に思った三野原は、主人公に歴史の小テストの答えを綾塚に届けさせることを依頼。リワインダーを持っていることがばれないようにするため、内密にすることも主人公に伝える。
・三野原は卒業生をあたって、田籠が卒業した年の卒業アルバムを見せてもらった。その時、田籠の写真を見て、彼の電話番号をメモしたと推測。

4週目
・綾塚の記憶は保持されていないので、3週目と同様の依頼を三野原が主人公に行う。
・三野原は競馬の場外馬券売り場へ行く。行く途中、誰かに電話をする。「リワインダー」「いい話」「資金」などの単語があった。
・田籠が場外馬券売り場に到着。三野原が容姿を見て田籠本人と確認。田籠は高い倍率を当て続けたが、最後に外して破産。その後、三野原が田籠に何かを尋ねる。そして彼女曰く「最後の仕上げ」へ。

5週目(エンディング03の場合)
・最後の周回になるので、三野原は綾塚を放置することに。
・1限目が終わった休み時間の時、三野原が電話をしているのを主人公が目撃。「リワインダー」「いい話」「資金」などの単語を聞く。
・6限目に校門にパトカーが来る。三野原が警官に何かを訴えていて、リングイーニが警官に取り押さえられて、ペンを取り上げられて、パトカーに乗せられて連れて行かれた。

5週目(エンディング01の場合)
・1限目が終わった休み時間の時、三野原が電話をしているのを主人公が目撃。「古い友達が旅立ち前に会いたいと言っている(後略)」を聞く。
・6限目に校門でリングイーニと田籠が対面。少し離れて三野原がそれを眺めていた。

以上になると思います。何か違っていましたら、教えてください。



まずdovさんは、三野原の電話の相手が警察で、リングイーニを捕まえるため、と述べられていますが、
①4週目でいつ田籠に連絡して競馬の結果を教えたのか?ループ後の1限目が終わった休み時間から三野原を尾行し続けた主人公が、彼女が電話しているのを目撃したのは1回のみ。
②4週目にリングイーニを捕まえるために警察に連絡したと仮定しても、彼女の「最後の仕上げが残っている」というセリフ(おそらくリングイーニへの復讐)と矛盾する。
③4週目と5週目(エンディング03)の会話から聞こえる単語が同じだから、電話の相手は同じ。
④5週目(エンディング03)にも田籠に連絡しないと彼に復讐ができない。
のため、私は電話の相手は警察ではなく田籠と考えています。
また、三野原が3週目で田籠の電話番号を知ってから彼女の電話をする行動が発生しているため、電話の相手は田籠と考えるのが自然ではないかと思います。




続いて、三野原が警察を呼べた理由についてですが、綾塚黒幕説も面白いですが、
あれから考えた結果、もっと単純に考えて「リングイーニをペンを使って盗撮を行っていた痴漢として通報した」はどうでしょうか?

警察にリングイーニの容姿を伝えて、ペンみたいな物で女子のスカートの中を撮っていたのを目撃した、もしくは女子更衣室の盗撮をしていたと言えば、来てくれる可能性はあるのではないでしょうか?
(教師が登場しないのが気になりますが、校門にパトカーが来ても行動しないような教師ですので。)

 身体検査をしたらペンが見つかった
→これで盗撮か?と警官に疑われてペンを没収
→リングイーニが警察に連れて行かれる
→その後、ペンを調べても写真の機能はなかったが(分解されてリワインダーの機能が無くなればさらに良し)、リングイーニが正体不明で怪しいと疑われ、警察から解放されず

このような流れは如何でしょうか?




そして、4週目で破産させた田籠に三野原が何を尋ねたか?ですが・・・

まず私が前のレスで書いた、
>>田籠の破産した後の会話は、
>>16年前の三野原の父の事件が、田籠がリングイーニに貸してもらったリワインダーに因るものかを尋ねていたと思います。
ですが、ごめんなさい、私の記述が悪かったです。

まず16年前には、以下の事が起きたと思っています。(enpediaにもある程度載っていますが)
①16年前リングイーニが形見の水晶を失くす
②田籠と一緒にリワインダーを使って探して、なんとか水晶を見つけた
③三野原の父の落馬事故も同時期に起こっており、田籠は繰り返す時間の中でその情報を入手・利用して一儲けした
(もしくは田籠が手伝ったお礼として、リワインダーを使わせてくれるようにリングイーニに頼んだ、という可能性もあります)
④田籠が大金を入手したことでニュースとなり、田籠が落馬を知っていたから大金を入手したのでは、という考えから三野原の父が八百長を疑われて、その後三野原の父は失踪

それで私が書いた文で意図したのは、
田籠が16年前に万馬券を当てたのは、リングイーニが所有していたリワインダーを利用したから、かどうかを三野原が尋ねた
ということでした。私が書いたあの文では、全く汲み取れませんね、すみません。

三野原が田籠から何を知りたがっていたのか?を考えると、私にはこれくらいしか思い付かなかったです。

ただdovさんも述べられましたが、破産させた後ではなく当てている時になぜ聞かないのかがわからないのがネック・・・でしたが、
あの後調べたら、場外馬券売り場(ウインズ)は未成年入場禁止でした。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%AB%B6%E9%A6%AC#.E5.85.A5.E5.A0.B4.E3.83.BB.E9.96.8B.E9.96.80.E3.83.BB.E6.8C.87.E5.AE.9A.E5.B8.AD)
そのため、制服姿の三野原が馬券を当てている状態の田籠に聞きに行けなかった、と思われます。
田籠が破産した後、彼がウインズから出て来た描写があるので、そこでようやく三野原が田籠に尋ねに行けたということでしょうかね。



あと追記部分ですが、

>エンディング01の最後のやりとりも結構謎である。
>「放課後なんて、もうずっと来ないんじゃないかって思ってた」

可能性としては
①三野原の主観では長かった
②何かの比喩
でしょうか。
②について何か案を出せれば良かったのですが、思いつきませんでした、すみません。

>俺には、まったく意味がわからなかった。たった1日の間に、三野原がこんな風に変わった理由も想像すらできなかった。

私は、三野原がどんな風に変わったのかがわからなかったです。
長い付き合いの主人公がそう思うならきっとそうなんだろう、と勝手に処理してしまいました(汗)



以下は雑談寄りです。


>しかし綾塚といい三野原といい頭の回転が抜群にいいですね。三野原なんてリワインダーの存在を知った当日に復讐計画を立てて既に着手してる。私だったら最初の1,2周を無為に過ごしてしまいそうです。綾塚はそんなに頭良いんだったらリワインダー抜きで勉強しろよw

ゲーム内での無駄を減らしたことが原因ですね。
変わり映えのしない内容を何回も見せられても、中弛みするだけですし。
といいつつ、私も最初気付いた時は戸惑って何もできないだろうと断言できますがw



>> どんな過程を経て恋人になるのだろう?と妄想するのも一興じゃないですか~

> 久賀に恋人ができたら三野原は間違いなく不機嫌になるでしょうから、恋の当て馬登場ってのがベタですかねー。
> エンディング02で綾塚が近づいて来たとき、久賀は一瞬鼻の下を伸ばしたと妄想しています。それに三野原がついイラッとして
>>「なんか裏表ありそうな女だよな」
>>「え、そうか?」
>>「お前みたいなのが、コロッと騙されるんだよ」
>>「そういう風には見えないけど」
> というやりとりに繋がったとか。

おおーなるほど。エンディング02のあれが、二人の未来の伏線となるわけですか。
確かにベタですけど、それが一番可能性が高いですかね。
それでも作中の二人の関係を見る限り、恋人になるとしてもそれは相当先だとは思いますが。



>『幼馴染と十年、夏』について
拙文を読んで頂きありがとうございます。(少し修正しましたが)
甘く評価しすぎたかなとは思っていますが、幼馴染スキーの自分に非常に合っていましたので。
他の方も述べられていますが、起伏はあまり無く二人の関係にニヤニヤする作品であり、dovさんの肌に合うかは分かりませんが、少なくとも心情描写のテキストの丁寧さは保証いたします。
HPを見ると委託はされそうですね。
・・・ステマではありませんよ(笑)

以上、長文失礼致しました。
2012年08月17日21時00分52秒
ihaveさんこんにちは。
度々のレス感謝です。

・『はつゆきさくら』について
 コメントにも書いたとおり、このゲームについてはihaveさんの感想が今回の追記も含めて最も私の感想に近いんですよね。殆どそのものと言ってもいい。
 だからと言ってシロクマの件を許す気はありませんけどねー。

・ihaveさんのタイムチャートについて
 完璧だと思います。少なくとも私が見る限りミスが見あたらない。

・「リングイーニをペンを使って盗撮を行っていた痴漢として通報した」説について
 任意同行説ですね。さすがに電話一本で逮捕状が取れるとは思いませんし、リングイーニは現行犯逮捕できる行動もしてないでしょうから。
 ただ、この説の問題は前回のレスにも書きました通り、任意同行じゃ身体検査や身柄拘束は行えないんですよね。警察のやってることが違法捜査になってしまう。
 もちろん私が書いた綾塚黒幕説(笑)や警察幹部黒幕説(笑)はihaveさんも指摘されている通りツッコミどころだらけなんですが、「こうとでも考えないと警察の不可解な動きが説明できないYO!」と頭爆発した結果生まれた珍説です。
「作者が警察の捜査権限についてよく知らずに書いたんじゃねーの?」という最もあり得る可能性には一応目を瞑っていますが。

・「田籠が16年前に万馬券を当てたのは、リングイーニが所有していたリワインダーを利用したから、かどうかを三野原が尋ねた」について
確かにihaveさんの仰る説も成り立つんですが、そんな面倒なことをするくらいなら初回金儲けさせてやって、次の周回で破産させればいいとも言えます。
また、電話でも「田籠がリングイーニと接していたこと」は教えて貰えるので(エンディング01の描写より)、それでリングイーニは黒と判断できるのではないかと。
論理的には「田籠はリングイーニと接してリワインダーを貸してもらいながら、別のリワインダーを使用した」可能性が残りますが、無視してよい可能性だと思います。リングイーニに返さなくて良い別のリワインダーがあるなら田籠が落ちぶれるはずがありませんし。
ihaveさんの説はもちろん間違いではないと思いますが、「他に色々選択肢がある中で、なぜあの行動を選んだのか」までは説明できず、やはりモヤッとします。

>俺には、まったく意味がわからなかった。たった1日の間に、三野原がこんな風に変わった理由も想像すらできなかった。
1日の間に、とありますから田籠とリングイーニを引き合わせてから三野原はすっげーいい顔をし出したことになりますよね。
しかしユーザー視点だと教科書を貸す時点で既に三野原の機嫌が良く見えるんで、分からないですよねー。

・作中の二人の関係を見る限り、恋人になるとしてもそれは相当先だとは思いますが
間違いない(笑)。

・『幼馴染と十年、夏』
ほんとだトップページに27日委託って書いてありますね。

以上、再度のレスありがとうございます。
2012年08月18日07時33分08秒

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